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水戸周辺の店/食べ倒し日記 2001/04

ここでのコメントは僕自身がその日に食べた「印象」であり,あくまで僕個人の「感想」です。
参考程度にとどめ御自分の舌で判断されることを希望します。人の好みは人それぞれですから・・・

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2001年4月の食べ倒し日記 < > 2001年INDEX

☆日付はその日の日記,店名はさらに詳細な内容にリンクできる。

4月30日(月)麺屋せんり@東多賀
4月25日(水)満福@ひたちなか
4月20日(金)ちゃいなちゃいな味香@那珂
4月19日(木)みそ家りき丸@笠間
4月18日(水)支那ラーメンヤッコ@水戸・石川
4月18日(水)えぞっ子@水戸・東前
4月14日(土)スタミナラーメン清華@ひたちなか・田彦
4月12日(木)とんこつ家@ひたちなか
4月11日(水)スタミナラーメン清華@ひたちなか・田彦
4月05日(木)とんこつ家@ひたちなか
4月05日(木)九州ラーメン@水戸駅南

> ちなみにこの月の遠征は以下の通り ≫ 『食べ歩き日記 2001/04』

4月29日( まるみ@鹿嶋/横浜ラーメン@北浦/黒竜@下妻/香月@下館
4月22日( 三水@つくば/大勝軒@佐貫/二郎@赤羽
4月15日( てつじん@小山/まつせい@小山/元町家@宇都宮
4月08日( 味一@箱根/十三@小田原
4月01日( 美浦@茎崎/美春@北松戸/からいけん@中野/ろくあじ@経堂/二郎@堀切

2001/04

4月30日(月)麺屋せんり@東多賀 : 日立市東多賀町2-9-3 月休 11:30〜14:30/17:30〜21:30 <0294-38-6670>

先月末に食べたとき(>「せんり@東多賀」)のつけ麺の印象がすこぶるよかったので期待を持って再訪。月曜だが祝日だったので営業していた。今日の目的は普通のラーメンを試すこと。玉子入り手もみめん(中太)使用の「せんりしおらーめん・800円」を注文。普通のしおらーめんもメニュー右側にあるのだが,「せんりつけめん・800円」レベルの差別化を期待しての注文である。が,どうやらスープは同じのようで,麺が手もみになり具が増えたというのが800円という値段の理由らしい。その「具」とは,茹でタマゴ半分にチャーシューが2枚,コーン,もやし,メンマ,海苔,きぬさやにホウレン草と言ったもの。個人的には「揚げネギ」とか「半熟味玉」とか入れて,値段相応の「有り難み」が欲しいところである。期待が大きかっただけにちょっと拍子抜けしてしまった。肝心のスープと麺も,全体としては店売りのシマダヤの「タンメン」に似ていると正直思った。僕自身,自宅で作って旨いと思う生麺はこれだけだから,手打系の「しお」は結局この味に行き着くのかもしれないが,やはりこれでは有り難みに欠けるかな。「つけめん」を食べた時のような感動はなかった。残念。

この店発見のきっかけになった「よみうりタウンニュース・2001/3/15」(発行部数215000部だそうだ)掲載記事のコピーが置いてあったので,ここで紹介しよう。・・・『常陽銀行河原子支店の裏の通りにある。製麺業に携わっていた店主の藤田安夫さん「まねのできない自分だけの味を」と,満を持して開店した。売りは,経験を生かして自分で製麺するオリジナルめん。青竹手打ち(太)、卵入り(細)同手もみ(中太)そば粉入り(細)の4種,具だくさんの「せんりらーめん」には卵入り手もみを使う。加水率を高くし,低温熟成で仕上げためんは,口にすればしっかりしたコシとつるりとしたのど越しを感じる出来。豚骨と鶏ガラをベースに13種類の野菜,カツオ・サバ節を加えて作る天然ダシの無添加スープも甘味のある上品な仕上がりで,幅広い年齢層に受けている。「めんも手掛けることで,より自分の思い描くものに近付けるはず。家族連れの全員が満足するラーメンが理想です」と。』

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4月25日(水)満福@ひたちなか・・・深夜11時過ぎでも営業していた

勝田駅東口の常陽銀行のある大きな交差点を東海方面に曲がりセイブの信号の手前右側。コーヒーのサザの向かいの角。中華料理と書かれた黄色い看板とノレンが夜はよく目立つ。古い店を改装したばかりのよう。レイアウトは古いままだが、イス・カウンター・壁・・・みんな真新しい。壁に貼られたメニューは中華食堂系のメニュー揃い踏みと言う感じ。ラーメン450円。具はメンマ・ワカメ・チャーシュー・ナルト。スープは醤油色は薄いものの,旨味はかなり強い。これで麺がやわだと最悪なのだが,ザックリした感じでけっこうコシがあり,麺も固めだから助かる。素朴な感じの店主が1人で切り盛りしている。とり立ててラーメン自体に特徴があるわけではないが,これはこれで近所にあると助かる店だろう。食べても飲んでも庶民的だし高く付かない。<TOP>

4月20日(金)ちゃいなちゃいな味香@那珂・・・木休 21〜22時頃まで営業とのこと。

水戸市内からR118を北上し常磐道をくぐった先,右側の店。店内は広く10席ほどのカウンター席に4人掛テーブル席が6台,赤いカーペットの座敷にテーブルが4列と言ったところ。「当店おすすめ」と言う「デッカイ肉らーめん(大肉湯麺)880円」を注文。スープは醤油味で「自家製麺」というその麺は細麺。繊維(?)が透けて見える。黄色いストレート麺で固めでいい感じ。けっこう大きめの肩ロースで,てんぷら粉で揚げたような衣が付いている。脂身が無い分,熱いし噛みきるのにちょっと辛かった。写真と異なりカイワレの代わりにチンゲンサイがのっている。あと白髪ネギ。甘味・酸味・辛味のスープ(具の影響だろう)だが雑な感じはしない。食べてるうちに衣が溶けて,てんぷらソバと同じような感じ(甘さ)になってしまった。本来のスープの感じがわからない。柳麺(500円)にすればやはりよかったかなぁ。大きいカニらーめん(1380円・からつきずわいがにのタマゴ入りでしお味)。味香特製麺(1380円・エビ,イカ,カニ,ホタテ入りのしおらーめん)。四川味噌のザージャンメン(700円)。この時間,女性が作っているみたいだった。基本的に中華料理の店のようで,でもラーメンもちゃんと作っているという感じがした。

4月19日(木)みそ家 りき丸@笠間 11〜翌1年中無休

日曜に笠間を通過した時に気になった店。50号沿い笠間警察署の西側,「壱福家@笠間」に曲がる信号のちょっと先である。チェーン店っぽい外観だが個人営業のようだ(と思ったら同名店が那珂町にもあった>2001/05/24)。駐車場は十分。夜10時過ぎでもけっこうにぎわっていた。メニューは「自家製オリジナル味噌使用」と言う「みそ系」がトップで、みそらーめん580円・ネギみそ580円・熟成チャーシュー830円と言ったところ(大盛り100円増し)。他に「しお系」 500円,「とんこつ系」(しょう油ベースの「りき丸風」とか)600円,懐かしい味と言う「しょう油系」500円,「スペシャル系」としてあさりバター鉄鍋(みそ味)830円等々かなり多い。「具が茹でもやしにコーンだけ」と言うこの手の店によくあるパターンでは辛いので,「熟成チャーシューみそ」を注文。小ぶりの黒いドンブリで運ばれてきたそれを見てちょっと驚く。みっちり入っているのだ。野菜山盛。キクラゲの入ったもので,程良く炒めたシャキシャキもやしがメイン。それに1センチ近い厚みのある手のひら大のチャーシュー2〜3枚隠れている。これがホグレルやわらかさ。スープは旨味の強い(アサリの味もした?混ざった?)ガツンとくる濃い目のもの。ニンニク系でいわば「くるまや」風。それに縮れのある黄色い太麺。この組み合わせ自体は特別目新しいものではないのだが,量・味とも「詰まった」感じで,空腹時にライスと一緒にガツガツ食べたりすると満足度は高いと思う。チャーハンもけっこうしっかりした感じで,セットメニューで食べるといいかも(850円くらいだったような)。<TOP>

4月18日(水)支那ラーメン・ヤッコ@水戸・石川

夜もちょっと所用があって水戸まで行ったのだが,深夜0時頃になるとほとんど店はない。「じゃんがら」くらいしか思い浮かばないのだが,R50を赤塚方面に走っていて「支那ラーメン」の赤い看板が目に入る。一昨年暮れ(1999/12/04)に食べたときちょっと気になっていた「あっさりしならーめん」(500円)を注文する。あっさりと言うより「薄い」という印象。油だけを抜いたと言うことかな。そうなると,「からくち」(550円)は唐辛子でも入れるのかな?具はチャーシュー・メンマ・ほうれん草・海苔と極めてオーソドックス。麺は縮れ麺(今日は「チキンラーメン」のような感じがした)。メニューはあとギョーザにホルモン(600円)のみ。日休だそうだ。しかしこの店で食べてると自分の「人生」を感じてしまう。黄昏れた気分になるのだ。<TOP>

4月18日(水)えぞっ子@水戸・東前・・・大洗に新店ができそう

昼休みに大洗へ。R51の大洗インター出口あたりに「たまごにんにくラーメン」と言う大きめの店が出来るようだ。24時間営業のようなので楽しみである。5/10開店だそうだ。さてそのちょっと西側の「えぞっ子」だが,目の前にスーパーの「カスミ」や「ガスト」(だったと思う)が出来てずいぶんと華やかな場所になった。改めて聞いたら(初めて確認したのだが)営業時間は「11:30〜13/17〜18 月休」だそうである。夜の部が5時に始まって6時に閉まる店なんて聞いたことないなぁ・・・。<TOP>

4月14日(土)スタミナラーメン清華@ひたちなか・田彦・・・4/11に続き再訪

一応「スタミナ冷やし」(600円)をチェック。熱いあんに冷たい麺の組み合わせ。甘じょっぱさが強かったが,まぁこのラーメンはそう言う大雑把なものだしこれはこれで・・・。具の量は充分,麺は固めだったが柔らかめよりはいいかな。いずれにせよ水戸〜ひたちなかで深夜(午前0時を過ぎても)に「スタミナ」を食べられるのは貴重。ただカラオケには客がけっこういそうだったが,店には他に客はいなかった。広く明るい店内がガランとしている。大丈夫かな?<TOP>

4月12日(木)とんこつ家@ひたちなか・・・「こってり」じゃない方をチェック

「どんぶり会議」で質問があったので早速確認に行って来る。今日は「こってり」ではなくふつうで。やはり2年前とは違う。濃度(粘度と言うべきか)も十分で,けっこう本格的な「博多ラーメン」だと思う。タレの加減のせいか,マイルド家系とでも言うべき「とんこつ家@水戸・平須」のスープに似てくるのが面白い。かたや「家系」,かたや「博多」・・・でも結局は同じとんこつと言うことか。違いは麺。4/05に不満に思ったその麺も,「いくよ〜」と言う感じで麺上げした後,二人で手順良く具を乗せすぐ運ばれてくるためか,固めでいい感じ。細さもちょうどよく思えてくる。チャーシューはかなり小ぶりだった。平日昼2時まではセットメニューがあり+チャーハン・+野菜炒め&ライス・+餃子&ライス(各850円)と言ったところ。チャーハンセットを頼んだのだが,みっちり1人前で食べるのにちょっと苦労した。ドリンクバー(飲み放題150円)があるのが珍しいが,そんなにゆったり出来る所ではないかな。<TOP>

 4月11日(水)スタミナラーメン清華@ひたちなか・田彦・・・ずっと気になっていた店

国道6号・下田彦南交差点(ジョイフル山新・田彦店のところ)北側の上り線側にある店。カラオケ店(歌えもん)とは店内からもつながっている。深夜2時まで営業(3〜5は中休み・火休)。夜は居酒屋にもなるようだ。店内はゆったりしている。スタミナラーメンは600円。大盛りは650円で2玉だと700円(消費税をとるので注意)。もちろん「冷やし」もあるが今日は「ホット」で。かなり太めの麺。モチモチした感じはないが,固めのいい食感だ。具の「スタミナ」(> 【スタミナラーメンの系譜】)は真似ではなく本格的なもの。その甘辛あんかけの具にはレバーがコロコロたくさん入っている。あとお約束のカボチャ・ニラ・ニンジン・キャベツ。甘辛のあんの味ははっきりしていて,しっかり醤油色のスープの熱さと相待って,汗が吹き出てくる。満足。「スタミナ好き」なら要チェックの店だろう。すぐ北側の「寅さん」とは関係無いようだ。「松五郎」と聞いても反応しなかった。独学だろうか?<TOP>

4月05日(木)とんこつ家@ひたちなか・・・平日深夜に地元で珍しく2杯

よせばいいのに深夜0時をまわって連食。勝田・高場の斉藤自工の交差点から東海方面に向かい100mほど右側のこの店,あまり交通量はないのだが,何故か深夜1時までポツンと営業している。午前12時30分,先客は2人ほどいた。が,もう店じまいの準備中。らーめん(博多ラーメン・500円)をメニューの指示通り「こってり」で注文。脂の膜が表面を覆った,このあたりでは(茨城ではと言ってもいいかもしれない)かなり珍しい「どろどろ系」とんこつスープ。かなりくどいがこの手のラーメン好きな人にかなり貴重。東京の人気店(御天金太郎・最近では2/4,12の田中商店)もこのタイプだ。もう一段麺が細くて固めならいいセン行くと思う。実はこの店も,開店当初に行ったとき(2年前)にもの足りなくてこんなこと書いている。あまりにスープの印象が違うから,経営者が変わったのかなと思い会計の時聞いてみると,厨房の若い女性の方(オーナー夫人?)が「同じだけど開店当初と味は変わっています」とのこと。正常進化していると言うことかな?とろとろのチャーシューにきくらげ,それに大きめの海苔がどんと1枚。壺に入った「辛子高菜」も本格的なもの。ネギ(白ネギ&万能ネギ)が多量に入っている点は好みが分かれるかもしれないが,僕的には好みの味である。<TOP>

4月05日(木)九州ラーメン@水戸駅南

どうも最近平日のラーメンがめっきり減っている。今一歩気力がわかないのだ。と言うわけで,仕事の関係で水戸に出たついでに「とんこつ家@水戸・平須」を目指すも午後10時20分で灯りが落ちている。さてどうするかと考えて出た結論が「九州ラーメン@文化センター交差点」。先週,前を通ったときに看板の「うまかもん」が塗りつぶされていたのが妙に気になっていたのだ(チェーン店から抜けたとか?)。入ってみると前と同じく券売機でメニューも同じ様な感じ。ファイバー入りの麺というのもそのままだった。やはりとんこつ臭もない。さらったとした白濁豚骨スープ。でも旨味はかなり強い。辛子高菜(&紅ショウガ)を気前よく入れて一気に食べるのが正しい。替え玉も出来る。こってりとんこつ好きにはもの足りないが(このHP開始時期にはこんなこと書いている),2年経った今もなお水戸にはこの系統の店が無い以上,これはこれでもいいのかなとも思う。朝6時まで営業(水休)しているし・・・。そう思いながら車に乗ったところで「とんこつ家@ひたちなか」を思い出す。<TOP>

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