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2001年 4月の食べ歩き

4月29日( まるみ@鹿嶋/横浜ラーメン@北浦/黒竜@下妻/香月@下館
4月22日( 三水@つくば/大勝軒@佐貫/二郎@赤羽
4月15日( てつじん@小山/まつせい@小山/元町家@宇都宮
4月08日( 味一@箱根/十三@小田原 ・・・HP開設2周年を祝し(?)家族で箱根へ「お花見」に
4月01日( 美浦@茎崎/美春@北松戸/からいけん@中野/ろくあじ@経堂/二郎@堀切

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> ちなみにこの月に食べた地元の店は以下の通り ≫ 『食べ倒し日記 2001/04』

4月30日(月)麺屋せんり@東多賀
4月25日(水)満福@ひたちなか
4月20日(金)ちゃいなちゃいな味香@那珂
4月19日(木)みそ家りき丸@笠間
4月18日(水)支那ラーメンヤッコ@水戸・石川
4月18日(水)えぞっ子@水戸・東前
4月14日(土)スタミナラーメン清華@ひたちなか・田彦
4月12日(木)とんこつ家@ひたちなか
4月11日(水)スタミナラーメン清華@ひたちなか・田彦
4月05日(木)とんこつ家@ひたちなか
4月05日(木)九州ラーメン@水戸駅南

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 4月29日()まるみ@鹿嶋/横浜ラーメン@北浦/黒竜@下妻/香月@下館
単独行動の日曜日,連休を前に遠出と言うわけにも行かないので平日にはちょっと遠く,休日にはちょっと近すぎる県内の店をまわることにする。これで永年の「宿題」がだいぶ片付く・・・。
まず「まるみ@鹿嶋」へ。

まるみ@鹿嶋 :鹿島市須賀1249 月休(祝日なら火休) 11:30〜20:30(スープ切れまで)

僕自身は視ていなかったのだがTV東京の「愛の貧乏脱出大作戦」に出た店だそうだ。年輩の他の店の主人2人と一緒に北海道の有名店「むつみ屋」で修行するという内容。2回目の「後日談」の放送をたまたま視ていて,ここの若主人の「教えられたスープの味」をかたくなに守ろうとする熱血ぶりが,印象に強く残っていた。鹿嶋サッカー場あたりから分岐する新・51号バイパスを南下し,鹿島神宮駅そばの「厨台交差点(陸橋)」を北浦方面に北進。1km程先の(道がまもなく狭くなる)Y字路を左に入り300mほど右側の黄色い縦長看板が目印。丸に「み」の字で「まるみ」だ。築20年以上と言う感じの中途半端に古い店舗の外壁に一部板を張り,黄色と赤の塗装でアクセントをつけた感じだが,あまりいいセンスではない。店内は左手にカウンター席,右側が畳席でテーブルが4台。もちろん店内奥の壁には番組の司会者「みのもんた」との写真がしっかり飾られていたが,思ったほどTV出演は強調してないようだ(番組が番組だけにそりゃそうかもしれないが・・・)。TVで見たままの坊主頭の若い店主。素朴な感じだが,それでもピアスしているのが今の若者か?妙に気になった。メインメニューは「しょう油らーめん・600円」と「チャーシューめん・800円」のようで,黒に赤丸で綺麗に塗られた板の中央に並べて書いてある。「この2種のみで勝負」と言うのが番組の意図だったのかな?そのまわりに「みそらーめん・750円」「しおらーめん・650円」「春豊(塩)700円」と言った貼り紙がべたべた貼ってあるのがバランスが悪い。地元の人の要望でメニューを増やしていったというところだろうか。その脇の貼り紙にはこの店のスープが「無化調」で,高血圧・便秘・糖尿病に効果がある中国の果実「羅漢果」を使い,「コラーゲン」を多く含んでいると言った趣旨の蘊蓄が書いてある。ちょっとわかりづらい表現だった。「しょう油」を注文。しっかり茶濁のスープはトンコツ醤油プラス魚介類の味。かなりのインパクトだ。サラリとしているがコクがあり,これでも無化調?と思うくらい旨味を感じるはっきりした味のスープ。麺は黄色みの強いものだが,味がありかなり固め。以前,東京の笹塚で食べた「むつみ屋」のイメージもこうだったかもしれない。具は手の平大の肩ロースチャーシューがどんと1枚。あと,あっさりした味付けのメンマに刻みネギが多量。そして海苔が一枚。スープと麺にかなり特徴があって僕自信は好みだが,単純に「テレビに出た」と言う噂だけで来た人の好みは別れると思う。この手のスープに慣れていない年輩者には拒絶されるかもしれないが,若者受けはするのではないか。問題は立地条件か。とにかく地味な場所なのだ。祝日の午後2時過ぎ,先客は3人,僕の後からは2人来ただけだった。

次も「愛の貧乏脱出大作戦」の店。「横浜ラーメン@北浦」だ。放送直後の2年前に一度来ている(>『横浜ラーメン@北浦』)がその時はとんでもない大混雑で,なんと「売り切れ」で食べられなかった店だ。「霞ヶ浦大橋」の東側にある「玉造町」とさらに東の「北浦町」を結ぶ国道354線,小貫小学校東側カーブのところ(南側は一面水田)に手書きの看板がある。「北浦工業所」の看板も目印だ。なんでもない坂を上がり,何にもない畑道を1kmほど。左手にある大きな駐車場(と言うか「空き地」)の奥の「全く普通の民家」がこの店。奥の建物(倉?)の1階部分を覆うように建てられた「横浜ラーメン」と大きく書かれた青いテント看板がやけに目立つ。店そのものは民家の普通の土間の部分に強引にカウンターと調理場を詰め込んだような構造。左側の4帖半の「茶の間」の部分が畳席と言うことになる。しょうゆラーメン・550円を注文。今日は奥さんがひとりで作っていた。地元の製麺所に粉の配合とか指定していると言う加水率の高いにゅるっとした麺は独特の食感。だがしっかり醤油色のスープは思いっきり和風。旨味も強い。奥さんに聞けばやはり味を変えたそうだ。厚めのチャーシューはけっこうしっかり作ったもの。それにあっさりした味付けのメンマ。あと海苔。先客がいなくなったので奥さんとちょっと話が出来たのだが,例のダンナさんは「雷電ラーメン」と言う軽トラ屋台(庭に置いてあった)で深夜0時までの屋台営業を始めたそうだ。だから昼間は店には出てこない。しかもその屋台に追突されて今は「ムチ打ち症」だそうで,TV出演前に逆戻りしたような運のなさ。深くため息をつく奥さん。ちょっと心配になることは,前回来たときと変わらなかった。余りにものどかな風景。まばらな人家。商売的に難しすぎる場所。やはり「貧乏」はそう簡単には脱出できないと言うこと?。水休で8時頃まで営業だそうだ。もはや絶対に行列も売り切れもないだろう・・・。
石岡を抜けて125号線で「黒竜@下妻」へ。どんぶり会議で話題になった店である(>「黒竜@下妻」)。

とんこつらーめん 黒竜@下妻 : 下妻市南原28-1 月休 11〜14/17〜22<0296-45-1520>

木の外壁に間接照明のチェーン店っぽい華やかな外観。店内は左奥にカウンター席,左手前と右側にファミレス風のボックス席が並ぶという立体的な構造。奥の壁の『らーめん最高云々〜』と毛筆体で書かれた蘊蓄が目をひく。黒竜とんこつラーメン・480円を注文。他にとんこつしょうゆ480円・とんこつみそ480円・黒竜チーズとんこつラーメン580円といったメニューがあった。スープの最初の一口目の印象は「博多と熊本(まぁ僕の場合「桂花」のことだが)の中間」と言う感じ。ニンニクが利いている。麺は細麺だが博多ほど細くない。細切りのキクラゲに糸状の柔らかいメンマが特徴的。半熟の味付玉子に,薄切りだがしっかり味付けされたチャーシューが一枚。あと万能ネギ。けっこう白いところも多い。スープ自体は粘度の低いサラッとしたものだが,味自体は濃い目。このボリュームでみそもしょうゆも480円と言う値段設定は立派だろう。店もキレイで若い店員には元気もあり,もうすっかり地元に根づいたという感じだろうか。いい店である。

最後は「香月@下館」。HP開設時からの宿題の店で(>『宿題のラーメン』・茨城)ずっと気になっていた店だ。

手造りラーメン・餃子専門店 香月@下館:下館市二木成字鎌田1820 火休 11:30〜15/17〜21(30分前にオーダーストップ)

下館市市街地の南部,合同庁舎の東南側を南北に走る幹線道路沿いにある。周りは何もないガランとした交差点。「手造りラーメン餃子香月かづき」と言う大きな看板がよく目立つ。店内は広く,低いカウンターからは調理場全体が見渡せる。「手造りらーめん」は500円(消費税もとる)。味は醤油のみ。『豚骨・地養鶏ガラをベースに厳選した素材からとる』と言うそのスープは,独特の強烈な香辛料(メンマの味付けの影響かも?)を使っている点が好みの分かれるところだが,「ラーメン」で勝負していると言う「想い」は十分に感じることが出来る。『良質の小麦粉を丹念に打ち上げた』と言う麺は平縮れのびろびろ麺。製麺機があったから自家製麺なのだろう。けっこう固め。煮しめたような濃い色と味のメンマも手作り。厨房で奥さん(?)が手でちぎっていた。お土産でも売っているようだ(500円)。あとふちがピンクの香ばしいチャーシューが1枚。鉢巻きをした体格のいい店主が元気よく店を仕切っている。餃子・チャーシューからラー油まで自家製手造りというこの店,下館を代表するラーメン店と言っていいと思う。県西地区が手薄になってしまった今回の「ラーメン本」に是非入れたかった店だ。

>1999年当時のカメさんの詳細なレポートも参照していただきたい

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 4月22日()三水@つくば/大勝軒@佐貫/二郎@赤羽
今日は単独行動。まず,ちょっと「どんぶり会議」でもめている(?)「三水@つくば」を目指す。午後2時過ぎで満席。けっこうな人気である。掲示板用のネタをそろえる。結論はさっそく投稿。この手の店を「美味いかどうか」と論じること自体が間違っていると思うのだ。
さて,次は久々の「大勝軒@佐貫」。中休みがないことを確認して3時過ぎに到着。もりそば(今は「つけめん」と言うそうだ)にするかラーメンにするかギリギリまで迷ったが今日はラーメン。待っている間に,最近愛用しているドコモのポケットボードにデータ入力(PCに送ればそのままテキスト文になるからラクなのだ・手帳にこそこそメモしているより目立たないし)。まず気になる色紙の文句。並んで撮った写真にある「大勝軒@東池袋」のご主人山岸さんの自筆のもの。「浩ちゃんへ 『東池に 旨いものあり特もりの 忘れられないそばの味』 池袋大勝軒」。もう1枚は何故か「努力と根性」。日付は12.12.27になっている。あと「おかげさま」の額。手書きメニューは「四年ゆう」(娘さんだそうだ)に署名がグレードアップ。「つけめん650円 らーめん630円 ちゃーしゅーめん950円 中とろちゃーしゅーめん1150円」後半は「中とろちゃーしゅう500円 めんま200円 たまご100円 のり200円」。間に「当店のおすすめもりちゃーしゅう」との貼り紙が2枚。でもまだ頼んだことないなぁ。正面左側には「茨城初の大勝軒のもりそばはまだ佐貫の皆さまにはなじみのない味だと思いますので三回はたべてみてください。本店より酢をおさえてありますので食べながら加えてみてください」との注意書き。客がとぎれたのでご主人とちょっと話すことができた。もうすぐ発売になるスペリオールのことが気になるようだ。昨日仕事の後「三水」・「六国家」に食べに行ったそうな。何故今になってとも思ったが,実はこのご主人,東京(新宿)出身だそうで,茨城のラーメン事情にはとんと疎いみたい。「三水のあのつけめんは美味しいんですか?」と真顔で聞いてきたのにはタイミングよすぎて笑ってしまった。満席なのが不思議そうなのだ。夏頃から本店と同じかんすいを使えるようになるそうな。まぁこう言う情報はともりんさんに任しておこう。
とりあえず東京に向かうわけだが次の一杯のイメージがわかない。ホープ軒系,大勝軒系と来たのだから次は「二郎系」だな,とふと思いつき,そう言う理由付けする自分に苦笑い。問題はどこの二郎かだ。亀戸に出来たという情報も入っていたのだが,ちゃんとした「二郎」を食べたくなって「赤羽二郎」へ。日が暮れて急に肌寒くなり,風も吹いてきたので行列はそうでもないかなと思っていたら甘かった。午後8時過ぎで店外に16〜7人の行列。でもめげることはない。1人なら順番を飛ばして先にいれてくれるのだ。前の人は15人飛ばし,僕は10人飛ばしで中に招き入れられる。もっとも店内にも4,5人待ち。ラーメン650円(高めかな?)の券を買う。前回と同じカウンターの左手前端、トイレのとなりだ。ここは伊丹幸雄(古いなぁ・・)に似ている店主の手元が良く見える。厚手のダンボール箱に粉だらけの麺。中には麺が一玉ごとではなく山盛。それを適当に両手ですくい上げて茹で鍋に。だいたいの量をいれてるのではないだろうか。柄杓で湯をすくい何度もかき混ぜている。狭い調理台にどんぶりを4つ並べ,さらに重ねてあとひとつ。まずチャーシュータレを適当にお玉で入れる。次に割らないままの割箸で白い「粉」をザッザッといれ,最後は目の粗いザルで背脂を漉しながらスープを注ぎ入れる。量はどんぶりに半分ほど。ちょっと少な目の感じもしたが,ザルであげた一杯目の麺は「おぉ」と思うくらい「山盛」。それを入れたらどんぶりは麺で一杯になるからちょうどいいのだ。「大盛り頼んだ人がいたのかな,かわいそうに」なんて思っていたら,次もその次もそのくらいの麺の量。「あれは自分の分も入っているのか〜?」さて麺で平らになった上に茹で野菜(もやしがメイン)を乗せるわけだから普通盛ですでに小高い山。大盛りだのダブルだの頼むと,まさにかき氷状態。見ていてあっけにとられるくらいの量である。彼女を連れてきて驚かしたら面白いだろうな。となりの若いアベックもその量だったのだが,その量に驚くことなく平然と受け取っている。むむ,かなり手強い。「ニンニク入れますか?」と店主。「お好みは」と聞かれると思っていたのでちょっと戸惑ってしまった。麺は粉の味がする超固めのもの。これなら丼ぶりに入れてから時間がかかっている事なんてどうでもよくなる。さて,この日の「3杯目」に「二郎」をもってくること自体そもそも無茶なわけで,9割方平らげたところで「限界」がくる。あとわずかの麺がノドをとおっていかないのだ。やばい状態。あえなくリタイア。でもそれなのにうんざりするわけではなく,今度は体調整えてこようなんて思ってしまう。二郎は麻薬。やはり「二郎は二郎という料理であってラーメンではない」ことを実感する。
さすがにもう一杯という気力はない。帰り道は河島英五のCD『文明』を聴きながら・・・。実はラーメン食べ歩きを始めた頃(1978年頃),よく似ていると言われたことがあるのだ。だから当時も今も僕の十八番は「酒と泪と男と女」。そんなわけだから,先日48才の若さで彼が亡くなったことはショックだった・・・。惜しいと思う。もっと唄っていて欲しかった。フォーク小僧だった頃のこと思い出しながら,その頃のことHPのネタにできないかなと考えながら帰ってくる。そんな時間がけっこう楽しかったりする。
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 4月15日() てつじん@小山/まつせい@小山/元町家@宇都宮
今週も家族で。目的は『ろまんちっく村@宇都宮』。R50を西へ。笠間〜下館〜結城と過ぎてまず小山。ミカミさんの「栃木のラーメン食べ歩き」で見つけた「てつじん@小山」。R50からR4に入ってすぐ北側の「向野交差点」を西進してすぐにある(小山高専北側)。低いカウンターで調理場は丸見え。かなり賑わっている。「東京ラーメンと九州ラーメンの中間を狙った」と言うそのスタイルは(なづけて「東九こだわりラーメン」と言うそうな)いわば豚骨醤油+背脂。麺はやや平べったい縮れの強いもの。かなり太目。この組み合わせはちょっと珍しく,見た目かなり期待させるタイプである。メニュートップの「てつじんラーメン」(600円)は,もやし・ニラ・ニンジンの炒め野菜が多量に乗せられたもの。炒め野菜に特に味付けはないようで,炒めた鍋に元スープのみを入れて煮込むタイプ(タレは丼にある)なので,食べ進むうちに全体の印象が水っぽくなるのが残念。なんかもやしばかり食べてる気がしてくるのだ。他に具はないから余計そう感じる。普通の「ラーメン」の方が麺やスープの特徴がよくわかると思う。モツの入る「鉄もつラーメン」(700円),「みそてつじん」(650円)があったが,隣の人の「つけめん(ねぎ入り)」(600円)が小どんぶりのつけ汁にチャーシューゴロゴロ入ってうまそうだった。次回はそれで行きたい。
次は「まつせい@小山」で連食(妻と娘達は向かいのキンカ堂でお買い物)。看板に「御食事処」「とんかつ・らーめん」と書いてある外観同様,店内も「食堂」と言う雰囲気。テーブルは座敷の分も合わせると大小12台で50人近くが座れることになる。醤油ラーメンは450円(消費税をとる)で,わずかに醤油色の透明なスープに,「自家製特製麺」と言う貼り紙通りのふぞろいのやや平べったい麺。固め。値段通りの出来あがりで,麺以外はそれほどの特徴はないかな・・・。豊富なご飯物と組み合わせると満足度が高いかもしれない。
さぁ,娘との約束通り「ろまんちっく村@宇都宮」だ。小山からは40kmほど(けっこう遠い)。「ロマンチック温泉館」のクア施設の温水プールで家族4人で2時間以上じっくりと泳ぎ,しっかりカロリー消費(笑)。1kg減だったが・・・(施設の詳細は>>「『ろまんちっく村』をからめて家族をよろこばす方法」参照)。
さぁ夕食だ。妻の希望はお気に入りの「どる屋@宇都宮」。すぐ近くの「花の季@宇都宮」を横目で見ながら(満席だった)市内に向かう。が,市役所北側にの店にたどり着くと,なんと今日まで「昼のみの営業」の貼り紙。それではと「元町家@宇都宮」へ。今回は「中華そば」を食べてみようと思ったのだが,午後8時では「売り切れ」。ラーメン(650円)を中盛(100円)で。娘は「つけめん」(780円・ちなみに「つけそば」は細麺だそうだ)を。酒井製麺の固めの麺に,ワイルド系の家系スープ。絶妙の柔らかさのチャーシュー。どる屋の代わりだったが,充分に満足する。笠間を抜けて1時間半ほどで自宅着。
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 4月08日()味一@箱根/十三@小田原 ・・・HP開設2周年を祝し(?)家族で箱根へ「お花見」に
お花見のこの時期,毎年とりあえず箱根に行くのは我が家のここ10年来の恒例である。芦ノ湖スカイラインでヤギと戯れ,芦ノ湖湖畔の遊覧船の前で記念写真。「雲遊天山露天風呂」でゆっくりとくつろぎ,もちろんここでもラーメンを絡める。「ラーメン伝説」掲載の2店をチェック(>味一@箱根十三@小田原)。大行列だったが,2店とも大満足だ。>>>「桜満開の箱根・日帰りで温泉とラーメン
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 4月01日() 美浦@茎崎/美春@北松戸/からいけん@中野/ろくあじ@経堂/二郎@堀切
久々に単独行動の東京なので未食の「宿題の店」をチェックしたい。まず「茨城ラーメン本」掲載の「美浦@茎崎」へ。実は初めて。そこそこ背脂の浮いたそのスープは,はっきりした味付けで醤油ダレの味も背脂の甘味もよくわかる。全体としてはかなりしょっぱめ。「香月@恵比寿」のイメージかな(麺はやや太めだけど)。熱くキリッとしているのだが,背脂抜くと平凡になってしまう気もする。もっと背脂を強調した方が特徴出るかな。
次は「美春@北松戸」。畑もあるけっこうのどかな住宅街のはずれにあり,「西山製麺」の幟が目立つ賑やかな外観。店内はけっこう狭い。特製みそつけめん(750円)。丼ぶりに半分ほどのつけ汁はかなり濃厚。しょっぱい。でも複雑な味わい。麺はやや平打ちの縮れ麺。色は思ったほど黄色くなく,固めでいい食感。さすがにこのつけ汁は,そのままでは飲めない。スープ割りできるのかなと思っていたら感じのいい奥さん(?)がいいタイミングで出してくれた。このつけ汁,ちょっと割るだけで普通の味噌ラーメンのスープの味わいになる。味噌スープの加減はは微妙と言うこと?。。
久々に秋葉原で時間を潰し,都心を抜けて「からいけん@中野」へ。カウンターのみの店でけっこう狭いにもかかわらず,手前に鉄板焼きのスペースまである店。茶髪に白タオルのお兄さんが一人(と言うか調理場は一人で目一杯)で切り盛り。まわりの客が生ビールを飲んで談笑している中,「激辛つけめん」(680円=並)を注文。100円刻みで麺は増やせるようだ。中太の麺を冷水で完全に冷やす。つけ汁は煎りゴマにラー油の浮いた醤油味。チャーシューがなければほとんどこれは冷やし中華のノリ。冷蔵庫から出してきた付け合わせのゆでキャベツも完全に冷えていて,これに糸状のキュウリとオニオンスライスが加わる。これが唇がシビレルほどの極辛つけ汁にぴったり合うのだ。なんか健康的な感じ。「辛さ大丈夫ですか?」と聞いてきたが,どうやら「もっと辛くしますか」と言う意味合いらしい。麺をするする食べ終わったら片手鍋から温かいスープを注いでくれた。これで違う味わいを楽しめる。二の腕にタトゥーのみえる茶髪のお兄さんだが,意外に応対はとても丁寧。テーブルにはしっかりおたふくソース。メニューには焼きそばやお好み焼きもある。いや,そちらの方がむしろメインかもしれない。ここはそういう「広島」を感じる場所なのだ。
環七を南下し「ろくあじ@経堂」へ。天井の高いスッキリした店内。部分的に木材を壁に使って落ち着いた雰囲気。調理場に誰もいないと思ったら,テーブル席にいたオヤジさんがカウンター内に入り,煙草の火をもみ消しておもむろに作り始めた。和味(なごみ)しおラーメン(650円)は思ったよりライトな感じだ。でもダシはよく出ている。ツルツルプルプルの麺はかなり秀逸の出来。奥に「製麺室」の手書の札が打ちつけられた部屋があったから,「自家製」なのだろう。他に「香味〜」「室蘭〜」等々ラーメンメニューは多種ある。六つの味だから「ろくあじ」だそうな。雰囲気はオヤジが客と酒を飲む,「地元の常連の店」と言う印象。そう言えば「はるばるてい@経堂」もそう言う感じだったな・・・。いずれにせよ「和やかな店」だった。
さて最後は安心して食べられる店と言うことで「二郎@堀切」。新店で食べても味はわからないもの。今日はつけ麺ではなく普通のラーメンを食べてみた。5杯目を楽に食べられてしまう自分が怖い。でも満足
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