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水戸周辺の店 INDEX 《那珂町》 

ここでのコメントは僕自身がその日に食べた「印象」であり,今現在の味を表すものではありません。
参考程度にとどめ御自分の舌で判断されることを希望します。人の好みは人それぞれですから・・・

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《那珂町》

味無限@菅谷いせ@中台いちばん@菅谷梅喜@後台おとおラーメン@菅谷ファミリーラーメン華林@堤げんき屋@菅谷げんこつや@豊喰コツコツラーメン@那珂町【閉店】コタロ〜@杉叙楽園@後台宝や@那珂町ちゃぁしゅう屋@那珂町ちゃいなちゃいな味香@那珂点心亭@かしま台なかラーメン@飯田日本一ラーメン@後台 むつみ屋@菅谷麺屋一徹@福田ラーメンビッグ@那珂町藍藍飯店@木倉りき丸@後台

 《那珂町》

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 味無限@菅谷 :那珂町菅谷竹之内25-1  水休(祭日を除く)11:30〜15/18〜23:30 <029-353-0500> 

茨城のうまいラーメン2】(2002/12)掲載店

2000年9月08日(金)店前に駐車スペース有

正式の名称は『こくうまらうめん 味無限』。相変わらず水戸近辺のネタは少ない「どんぶり会議」での,げいちさんの貴重な新店情報により知った店。「味無限」と言う店名の響きに「ラーメンマニア」の血が騒ぐ。午後7時半の投稿を8時にチェックして,10時に仕事が終わると同時に即出発。23時30分までの営業だからたいへんありがたい。水戸から国道349号を北上,那珂町のジャスコやバーミャン・ガストのある「原前」交差点の信号を左折。太田バイパスはよく通るのだが,ここを左折したのは初めて。最初の交差点の左手前の角地にある。こう言う場所の店は,なかなか偶然には見つけられないので情報はありがたい。入口には白い暖簾,その左には「こくうまらうめん」の垂幕。和風のすっきりしたきれいな店内・外で,茨城の個人の店としては実に「今風」。木が葵基調の店内で,東京〜東葛の話題の新しい人気店,「大喜@湯島」や「奥村屋@松戸」に似たところがある(こちらの店の方が敷地面積が広い分,濃縮した感じは薄れるが・・・)。いずれにせよ,最近の地元の店の「食べ倒し」の中では「見た目」一番のヒットだろう。店内は正面にカウンター,右側にソファ型のボックス席が4つ並ぶ。そのカウンターの奥にはヒゲのちょっと怖そうな店主がひとり。ボックス席の,若い馴染み客らしいグループとカウンター越しに談笑していたが,黙っていると多分貫禄ありそうだ。店名には「こくうまらうめん」と言う冠がつく。ちょっと気になる。「初めての店ではメニューの一番最初のシンプルなラーメンを食べるべし」というセオリーを無視して,右から3番目の「こくうまらぁめん・650円」を注文。黒い深めのしっかりしたどんぶりで出てきた。油が浮いたスープは,「煮干し+ゆず+にんにく」と言った感じ(たぶん)。茨城(特に県央〜県北)ではとても貴重な正統派の今風・醤油味だ。味わってうれしくなるスープ。あぁ茨城にもこう言う「こだわりを感じさせる」店ができるんだ・・・。麺は「ひがの製麺」,やや細めのストレート麺で,外側は一瞬柔らかめだがかなりコシがある麺だ。そう言う「狙い」なんだと思う。具は海苔,ナルト,キクラゲ,メンマ,そしてほぐれる柔らかさのチャーシュー。しっかり味のしみ込んだ煮玉子が丸ごと1個デフォルトでのってくる。これがのって650円だから,まぁ妥当な値段だろう。「ラーメン」も「こくうま」も,東京で今流行りの「塩」が選べる。これは興味ある。次は塩を食べてみたい。「温もりめん」と言うのも気になる。

2000年9月11日(月)

今度は家族で。ラーメン(醤油)・ラーメン(塩)・こくうまらうめん(しお)・温もりらうめんを注文し,食べ比べてみる。今日は元スープの薄さを感じてしまう。その分味付けの濃さを感じた。

2000年10月05日(木)

こくうまみそらうめん・700円をいただく。黒と橙の洒落たドンブリ。スープには油が浮き,スープそのもの濃度は思ったより低いものの味(旨味)は強く感じる。麺はやや太目のストレート。固めでいい感じだ。具はワカメ・メンマ・チャーシュー・キクラゲ,それに油で炒めたしゃっきりモヤシ。最後まで熱々でいただいた。「こくうま」と名付ける以上,僕的にはもっと濃度(味ではなく粘度)があった方がいいと思うが,これは好みの問題なのかもしれない。高菜,鮭という炒飯が気になった。

2001年1月23日(火)

炒めもやしの「こくうま(塩)600円」。中太の麺が固めでうまい。ちょっと気になった炒御飯(600円)も頼んでみる。鮭or高菜を選択するようなので鮭で。洒落た柄の平皿に盛られる。濃いめの味付けだが,味の輪郭がぼんやりしている感じがした。セットではなく単品で注文したわりには,ちょっと期待はずれかな。

2002年4月06日(土)

昨年末に発刊された「みと食事典」の中でこの店が紹介され,「02年初頭からメニューを一新する予定」と書いてあったのでずっと気になっていた。メニュー構成がだいぶ変わったようで「極旨麺」醤油と塩が600円,味噌が650円,極辛麺と温盛り(つけめん?)が750円(醤油or味噌)と言ったところ。今日は「極旨麺・醤油」を注文。茶色の凝ったドンブリが印象的だ。スープの端に広がる黒い物体が目についた。「刻んだワカメ?」と思ったら「岩海苔」。とんこつ系にはよくあるが,醤油系ではこの組み合わせは珍しい。チャーシューの上の茶色い粉末はニンニクチップの模様。それに歯ごたえある固めのメンマ。ひがの製麺所の麺は固めでやや縮れのある中細麺。この店オリジナルのものだろうか?スープは魚系がどんと出ているが、トンコツ系は抑え目でサラッとしている感じ。油も普通程度。劇的な変化と言うほどではないが,進化したとは言えるかな?貼り紙で麺が1.5倍になったと書いてあったが,それほど多い気はしなかった。客の入りはそこそこだった。

※2002年春より,麺は「渡辺製麺所」(「えぞっ子」で使用している製麺所)の真空たまご麺に変更されたようである。この時点ですでに麺は変わっていたのかもしれない。

2003年1月17日(金)

珍しく妻と2人で行き極旨麺の醤油と塩(600円)を注文。手頃な値段なので炊き込みご飯(200円)も一緒に。メニュー的には極辛麺・温盛麺(醤油・味噌・各750円)もある。トッピングのメンマキ・クラゲは50円で,味玉・ねぎ・海苔は100円。大盛り150円で小盛もある(50円)。メニュー的には以前よりだいぶすっきりした印象を受ける。麺をえぞっ子と同じ「渡辺製麺所」に変えたようで,縮れ太麺に存在感が出て好印象。スープにゆずがきいているのが特徴的。塩は具にきくらげが入り味はマイルドな印象。チャーシューは縁が焦げたタイプで油っぽくなくて美味い。

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 いせ@中台:那珂郡那珂町中台744-18 <029-295-0755>

2000年 10月17日(火)

最初にお断りしておくが「ラーメン屋」ではない。「てんぷら屋」だ。何かラーメンと関係しているわけでもない。何となくたまにはラーメン以外のものをと,  エミーさんの「水戸食べ歩記掲示板」で話題になったこの店に,昼休み,妻と出かけてみたのだ。前に来たのは結婚した頃だから10年前くらいか。R349・太田街道を水戸から北上し,旧道との分岐点のある坂を上り陸橋が終わるあたり左側。分離帯があるので上り車線からは入れないので注意が必要。「いせ」と書いた白い看板があるだけの地味な外観。普通の民家をその敷地のレイアウトのまま改装したような感じだ。駐車場の入口も狭い。まず入口の貼り紙に注目。「子供禁止・しつけに自信のある方は可」みたいなことが書いてある。もちろん我が家は無理だろう(笑)。玄関から靴を脱いで入る畳の店内。右奥に調理場がありその前にカウンター席(椅子は箱形の畳敷きのもの)が8席。その手前に座卓が3つ並ぶが,基本的にカウンターでいただき座卓の方はそれを待つためのスペースのようだ。もちろん客の回転によって座卓にも運ばれていたが,昼時なのにてんぷら定食が1400円。松は1800円。天丼なんてなかった(と思う)。ひょっとしたら「松」の場合はカウンター席に行くのかもしれない。この際だからと「松」を注文した僕たちはカウンター席に移動。何でもない平日のお昼に夫婦二人で3600円・・・ラーメン何杯かなぁと考える僕は思いっきり庶民的(笑)。さてそのてんぷらはご主人がひとりで目の前で揚げていくもの。目の前におかれた角皿に揚げたてを盛られ,それを次々とありがたくいただくわけだ。そりゃうまいわな。最後にでてきた思いっきり厚めのかき揚げが圧巻。ぷりぷりのエビがぎっしり。衣はカリカリ,でも中は程良くしっとりしたそれを,ハフハフといいながらいただく。赤出汁のみそ汁におかわり自由の茶碗のごはん。値段相応の満足感はあるとは思う。店の形態も話のタネになるだろう。でも値段を考えれば当たり前?やはり食べ歩くならラーメンだよな〜(と妻に聞こえるようにつぶやいた)。

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 いちばん@菅谷:菅谷5462-1 月休  〜23頃まで <029-295-3759>

2000年7月26日(水)

那珂町菅谷の北部,R349(太田街道)バイパス沿い・那珂警察署隣にある。ラーメン550円。具はしっかり「煮豚」のチャーシューにカイワレ・ナルト・メンマと言ったところ。麺は細縮れ麺。オーソドックスに醤油ラーメンを食べる。おっと思うような感動があったわけではないが,平日の1時半過ぎでもかなり賑わっていたので,ご飯物を含めメニュー全般を丁寧に作って地元の人に支持されている店という印象を持つ。メールでの情報によると,50代のマスター(店主)がつくる時がより美味しいそうな。次の機会には味噌バターラーメンを試してみたいと思う。ランチタイム(〜13:30)は半ライスがサービスのようだ。他のメニューはみそ650円・塩750円と言ったところ。もちろんご飯物(定食物)は多彩である。

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 梅喜@後台 : 那珂町後台2728-1 無休 11〜14/17〜22

2000年7月18日(火)

ここも以前のラーメン本掲載店。未食だったので確認のため行ってみる。勝田田彦から那珂インターに向かう幹線道路沿い,旧太田街道(R349旧道)の西側になる。店舗自体は一軒家と言う感じで駐車場も広いのだが,外観が蕎麦店という感じで地味目。白いラーメンという看板も控えめで通り過ぎてしまいそうだ。一方店内はまさに居酒屋。焼酎の緑の瓶がずらっと並び,カウンター上の壁には短冊に書かれたメニューがずらっと並ぶ。酒の肴の一品物が多いようだ。ラーメンは550円。濃い醤油色のスープにざくざくした固めの麺(日向野製麺のようだ),大振りなチャーシューがどーんと2枚入るのが特徴的だがあとは今の時代では平凡かな。店の雰囲気からいって,夜の「居酒屋」の方に経営がシフトしているのだと思う。煮しめたようなメンマも印象的だった。 

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 おとおラーメン@菅谷:那珂町菅谷1941-303 <029-298-9391>

1999年8月06日(金)

国道349号バイパスを北上すると,菅谷あたりで左側にスナック等の店が集まった地域がある。夜になると,その一帯だけ妙ににぎやかだ。その中で一番目立つのが赤地に白い字で書いた「おとおラーメン」の看板。19:00〜3:00AMの営業だから,完全に飲み客相手の店である。入って正面にL字型の高めのカウンター8席,その奥が厨房。店名からすれば意外にもきっちりした感じの50代の店主と若い男性(親子か?)が調理場にいた。仕事はテキパキとしている。動きが和食の職人風である。右側の座敷には6人掛けのテーブルが2台。深夜だったので,ビールを飲む客で満席だった。クーラーの効きが悪く,蒸し暑い。メニューの和風ラーメン(鰹節味)なんてのも気になったのだが,まずは基本をとラーメン500円を注文する。甘めのスープ,固めの細縮れ麺,チャーシュー・メンマと海苔,それにナルトとサヤエンドウがのる。店の立地条件通り,「飲んだ後の一杯」というラーメンという印象は否めないが,やわらかいチャーシューといい「こだわり」は感じられる。深夜遅く(午前3時)までの営業なので,へたなチェーン店に入るくらいなら,この店まで来た方がいいと思った。次は「鰹節味」というのを試してみたい。

1999年10月21日(木)

ふと11時過ぎに友人と出かけることになったのだが,開いてる店がない。で,友人に紹介する意味も兼ねて那珂町のこの店まで来た。前回(8/6)初めて食べたとき気になっていた「和風・鰹節味」ラーメン・500円なるものを食べてみる。う〜ん「うまみ成分」がかなり強い。「ほんだし」みたい。一緒に行った友人が食べたのは味噌・700円。具だくさん(ラーメンに比べてだが)でいいのだが,これまた「うまみ成分」が強い。やはり「飲んだあとの一杯」かなぁ・・・。

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 ファミリーラーメン華林@堤 : 那珂町堤435-15 <029-295-3777>

1999年9月07日(火)

国道6号孫目十字路から那珂ICに向かう県道の途中にある。水戸の根本町にもあるがこちらが本店のようだ。もっと大きなどこかのチェーン店かと思ったが,この2店だけのようである。水戸店で食べたことはない。街道沿いのこの店は喫茶店のような外観,入って右にボックス席が3つ,左に2人掛けテーブルがゆったりと3組並び,左奥に座敷(テーブル3台)と壁に向かったカウンター(5席)といったレイアウトである。メニューは写真付き印刷の豪華なもの,昼時はランチとしてご飯物と組み合わせた多種多様な品目が並ぶ。とんこつ醤油なんてものもあったが裏切られそうなので右上の一番目立つところに大きく載っている「華林ラーメン・680円」を注文する。写真は豪華なもので,こういう場合実物はひとまわりこじんまりとしていたりするのだが,運ばれてきた物は写真通りのラーメン。野菜(白菜・モヤシ・ニラ・ニンジン)にキクラゲ・マッシュルーム・豚肉,溶き卵に刻み海苔と紅生姜までのったタンメン風だが,具だけではなくスープ全体にとろみがついている。最初熱くて食べ辛かったが,慣れてくると面白いラーメンである。中華料理系のラーメン店なのだろう。基本的な中華メニューはうまそうだ。麺は平凡なものかと思ったが,けっこう太麺,コシもある。こだわりはあるようだ。具の刻み海苔と紅生姜がけっこうさっぱりしていて,「料理」として気に入ってしまった。ラーメンとしての基本的な部分は麺以外わからなかったが,少し期待させるラーメン店である。

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 げんき屋@那珂町:那珂郡那珂町菅谷2294-1 深夜営業&たぶん無休<029-298-9711>

2004年1月03日(土)

那珂町の太田街道バイパス(R349)沿いにある「古潭系」の店。元々は普通の形の店だったはずだが,極太の丸太に木の板トタンの目立つ外装。入口で靴を脱ぐのが変わっているが靴を脱ぐ意味は不明。くつろぐという狙いなのだろうが,入口床に段差があるわけでもないので少々面倒くさい気もする。店内は板張り。カウンター席で靴下だとどうも落ち着かないのも確か。メニューに「おすすめ」と書かれた「げんきらーめん」(880円)を「高いなぁ」と思いながら注文。すりゴマ味だそうで,スープは煮込み系の味噌スープ。好みからすると野菜はちょっと煮込みすぎと思うのだが,一般的には無難な味かも。麺は取り立てて特徴のない気持ち太めの縮れ麺。それにトッピングにすると150円也のラー油色のうま辛ネギがのっている。あとほぐれ系バラロールチャーシューが1枚。値段からするとちょっと物足りないが,基本の味噌が680円と立派なものだからしょうがないか。でも,炒め(煮込み?)野菜だけで680円は高すぎないか?(消費税もとるし)。それでもこうして家族連れでにぎわうのだから,これは立地条件の勝利か?

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 げんこつや@豊喰

>>>【 げんこつや 】の項・参照

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 コツコツラーメン@那珂町・・・閉店した模様

1999年6月 4日(金)

太田街道(R349バイパス)那珂町菅谷あたりの五差路にある赤い看板の「コツコツラーメン」に初めて行って来る。店名からの予想通り,このあたりでは珍しい「背脂」ラーメン。店は新しく広々としてたが,店主は意外に年配だった。チャーシュー,メンマ,海苔,ほうれん草,ナルトがのり,少し固めの中細縮れ麺,細かい背脂が浮いた東京で言えば「香月@恵比寿」系のこってりラーメン。ただしスープは「がんこ@松戸」並にしょっぱかった。前の駐車場はまわりの飲み屋と共用みたいで一杯だったが金曜夜10時で客は僕とあと1人といまいち。狙いはいいと思うんだけど,看板に「コッテリ」とか書いて,もっとしょっぱさを抑えてスープにコクを出していけばいい線いきそうなラーメンだと思う。ラーメン500円・午後11時で閉店した。

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 コタロ〜@那珂町・杉:那珂:杉647-1水休11:30〜14:30・18〜22

2002年3月28日(木)

6号孫目交差点から太田街道方面に向かって少し走った右側にある店。ラーメンは520円。軽く背脂の浮いたやや甘めのスープ。特に特徴はない。やや固めの麺も麺の系統的には平凡な印象。基本となる麺とスープで何か個性を出そうとしているわけではなさそうだ。ちょっと厚めのチャーシューはホグれる柔らかさで好み。あと具はナルト・海苔・メンマ・ホウレン草・茹で玉子。若い夫婦の店のようでアットホームな雰囲気。入ロには絵本がずらっと置ぃてある。奥さんの感じもにこやかでいい。店内は普通の造りたが、店主の趣味だろうかレトロなホーロ一看板で飾られている。ゴジラのポスターも。テーブルが4+4+2+6。小上がりに座卓が6人がけ3台。インターネット上にサイトを持っているようだ。http://www.gnavi.joy.ne.jp のURLが壁に貼られていた。

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 叙楽園@後台 : 那珂町後台785-1 月休 11〜21(日祝〜20)<029-298-6489> Pは裏側

2000年7月05日(水)

R349で水戸から那珂町に入り,ほどなくの「後台南交差点」左側にある。まわりはがらんとしているから見つけるのは簡単。ただ,中が見える窓のないかなり疲れた感じの平屋建ての店なので,前を通っただけでは営業しているかどうかちょっと不安になる。が,平日の昼時で店内は男性客でけっこう賑わっていた。1994年の茨城新聞社の「ラーメン本」にも掲載されていた店だが食べるのは実は初めて。そこには「ザーサイ麺」が掲載されていたが,あまり写真がそそられなかったので,ラーメン(400円)と半チャーハン(400円)を注文(僕は「半チャン」に弱い)。スープは薄味でしょっぱさをあまり感じないが,白いストレート麺とは合っているのかもしれない。具は煮豚のチャーシューとナルトにメンマ。みな厚切りなのが良心的。値段を考えれば満足すべき。掲載されたのも納得できる。一方,半チャーハンは「半」とは言え普通の量でこちらは濃い味付け。刻んだチャーシューとナルトが入る。ラーメンとセットでちょうどいい感じだろう。食後にアイスコーヒーが出てきてびっくり(ランチタイムだから?)。

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 宝や@那珂町:那珂町菅谷堀ノ内3792-2

2002年12月18日(水)

どんぶり会議で話題沸騰(02/12/08〜)の店。「東京・環七で常に行列のできる店」として12/9〜1/31の50日限定で国道349号沿いに開店した。その『行列店』の「宝や@野方」自体は雑誌Hanako(2002/02/06号)を見て 今年の2月に食べた店で,とても好印象をもった(行列はなかったが)。にもかかわらず,東京のネット関係では今一歩盛り上がらない店なのだ。今風ではあるけれど抜きん出たものがないと言うか・・・。でも茨城,ましてや県央ではかなり個性を発揮できるだろうと期待していたのも確か。実は開店直後の12月10日(火)にも来たのだが,午後8時で寒空の中10人ほどの行列。中年夫婦やOLのグループやとけっこう客層は広い。寒空の行列にくじけそうになったが,こらえて並んで中を見るとスカスカの広い店内の離れたテーブルに座る客が20人くらい。しかもその待ち客がみんな食べていない(つまり待っている状態)のを見て断念した。かなり回転が悪かったようだ。火力とかにアクシデントでもあったのか。それとも単に手際の問題か・・・。今日は十分時間をおいての再チャレンジである。真新しい仮設テント内に4人がけの折り畳み式レジャーテーブルが5台。壁際(壁と言っても透明ビニールシートだが)の会議テーブル4台に8人ほどが座れるという構成。つけ麺が基本のようで650円。もやしorのりつけが750円。人気No1と言うチャーシューつけ麺はなんと1000円になる。大盛りはなく替え玉が100円。時間がかかりそうなので替え玉を最初から注文する。食べ終わってから足りなくて替え玉を注文するとさらに席を占領することになる。ゆで時間がかかるから効率も悪い。席数とメニューの数の割に回転が悪いのはこの替え玉が原因かもしれない。つけ汁の具はもやしとメンマのみ。チャーシューはかけらもない!!。これは高い。肝心の麺も乾き気味。つけ汁も辛味だけが先に立って,本店で感じた独特の香辛料が弱い(入ってはいるようだ)。根本的につけ汁の量が少な目で,おまけにぬるめなのですぐ冷めてしまう。麺も標準の量では普通の人は足りないだろう。つけ麺だから多めということもないようだ。期待が多かった分がっかりしてしまった。その後の情報(03/02/22)では日立に移転したようだが,こう言う「期間限定」の出店で,「東京の有名店」と言うことで話題を盛り上げて,一通り食べられて話題が無くなった頃に移転していく商法は,その味がきっちり本店のものを再現していない限り,いくら茨城とは言え到底満足感を与えられるものではないと思う。

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 ちゃぁしゅう屋@那珂町

1999年8月02日(月)

国道349号バイパス沿い(五差路南側)にある。「活力ラーメン」と書いた看板がぐるぐる回っているが北進した場合は少し見づらいか。のぼりに「ちゃぁしゅう屋」と書いてあるのを見て,水戸周辺ではあちこちにある(東水戸にも 6号孫目にもある)「古潭」系の店であると気付いた。ファミレス系のラーメン店なのだが,この那珂町店は少し他の店とは違いあっさりした外観である。街道沿いによくあるチェーン店系の店(「くるまや」とかの)を,改装したような感じだ。夜10時過ぎ,客は先客が1人でガランとしていた。メニューの一番いいところ(左上)にあった「トンコツ味」・680円を注文する。茶髪のおにいちゃんがフロア係と何か関係ない話をしながら「片手間」に作ったラーメンが出てくる。東水戸店や孫目店でも食べたことのある,「炒めモヤシ」がのった熱いには熱いが味に深みのないラーメンだ。はっきり言おう。これは「トンコツ味」ではない。こんなトンコツラーメンは,このチェーン店以外では食べたことない。色の濃いタンメンといったところだ。東京でこんなのをトンコツですといって出したら怒られる。トンコツの入ったスープでつくれば「トンコツ味」と言っていいのかと聞きたい。他の支店と同じく,予想通り期待はずれだった。麺はよくある麺。チャーシューは「厚切り」というメニューがあるせいか,標準でのるそれは薄い。680円でこれでは不満だ。「味」も薄いし・・。しかも,僕が食べ始めて間もなく先客が帰ったら,店員3人はカルピスつくって奥の部屋で休憩に入ってしまった。ガランとした店に僕1人。スープが熱い上にしょっぱい(塩っけが強い)ので,お冷やのおかわりをもらおうにも誰もいないのだ。よほど残して出ようかと思ったが,悲しい性で残せない。頭の中で文句いいながら完食。会計に立ったらすぐバイトっぽい若い子だけが出てきた。何と,10時以降は「深夜料金」で10パーセントアップ,おまけに消費税までとられる。結局支払は782円だと。店員の声だけはでかいが,これでは「ラーメン好き」には敬遠されても仕方のない味だという思いを強くした。

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 ちゃいなちゃいな味香@那珂・・・木休 21〜22時頃まで営業とのこと。

2001年4月20日(金)

水戸市内からR118を北上し常磐道をくぐった先,右側の店。店内は広く10席ほどのカウンター席に4人掛テーブル席が6台,赤いカーペットの座敷にテーブルが4列と言ったところ。「当店おすすめ」と言う「デッカイ肉らーめん(大肉湯麺)880円」を注文。スープは醤油味で「自家製麺」というその麺は細麺。繊維(?)が透けて見える。黄色いストレート麺で固めでいい感じ。けっこう大きめの肩ロースで,てんぷら粉で揚げたような衣が付いている。脂身が無い分,熱いし噛みきるのにちょっと辛かった。写真と異なりカイワレの代わりにチンゲンサイがのっている。あと白髪ネギ。甘味・酸味・辛味のスープ(具の影響だろう)だが雑な感じはしない。食べてるうちに衣が溶けて,てんぷらソバと同じような感じ(甘さ)になってしまった。本来のスープの感じがわからない。柳麺(500円)にすればやはりよかったかなぁ。大きいカニらーめん(1380円・からつきずわいがにのタマゴ入りでしお味)。味香特製麺(1380円・エビ,イカ,カニ,ホタテ入りのしおらーめん)。四川味噌のザージャンメン(700円)。この時間,女性が作っているみたいだった。基本的に中華料理の店のようで,でもラーメンもちゃんと作っているという感じがした。

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 点心亭@かしま台 火休 11〜14:30/18〜22

2000年4月19日(水)

R349(那珂町のバイパス)沿いの「手打ちスタミナラーメン」の看板が目立つ明るい店。だいぶ以前に一度来たことがある。奥に畳席,右に白いソファーのBOX席,左には背付の回転椅子のある小さなカウンター。喫茶店のような洒落た雰囲気もあるが,店内は経過した月日相応に疲れた感じになっている。「点心亭醤油ラーメン」515円が基本のようだが「チャーハンセット」780円を注文してみる。わりと小ぶりなどんぶりで運ばれてきたそれは,スープはそこそこ厚みがあるもののタレの味が濃くしょっぱい。麺はやや太目の縮れ麺でかなり固め。あと,チャーシュー・メンマ・ワカメ・・・。店の名前をわざわざ冠につけたほどには「特長」を感じづらいラーメンだ。一方チャーハンは,ネギなしで細かく刻んだチャーシューが入っているものの,パラリというよりパサパサした感じ。メニュー的には30種くらいの麺類(ご飯ものも同じくらい)があるので,のせてある具で特長を出す店なのだろう。

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 なかラーメン@飯田 : 那珂町飯田2657-2 <029-295-3698>

2001年2月08日(木)

水戸市内からR118を北上し常磐道をくぐってすぐ左側にある店。北側から来ると「自家製麺」の看板が目立つ。何となく寒々した感じで外観的にはそそられない感じだ。店内もそう。ガランとした感じでなんか活気がない。何故か食券を買うシステム。買ったのは「なからーめん・400円」。みそ・しおも同じでチャーシューメンでも500円だからかなり安めの設定である。意外に大きなどんぶりで運ばれてきた。具も茹でモヤシ・鶉の玉子・厚めのチャーシュー(端っこだったからかもしれないが・・・)・色の薄いスッとしたメンマとけっこうにぎやかである。でもスープはそれなり。うどんのつゆにも似た浅い味わい。麺はさすがに「自家製麺」と言う看板を出しているだけあって、やや幅広の平べったいもの。固めでいい感じだ。400円と言う値段を考えれば上出来だとは思うが,100円高くして具を減らしてもそのコストをスープにかけた方がいいんじゃないのかなぁ・・・。年輩の夫婦でやっている店のようで,これでやっていけるのか心配になってしまう。今の時代100円くらい安いだけではなかなかうまく行かないと思うのだ。

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 日本一ラーメン@後台 :那珂町3061-6 無休  11〜24 <029-298-4837> 

2001年3月08日(木)

深夜0時近くにあいていたのでフラフラと入ってみる。ラーメンは500円,白く平たいどんぶりで出てくる。具は白髪ネギ・メンマ・海苔そして脂身の少ないチャーシューが1枚。メンは黄色いストレート麺でけっこう固め。スープは醤油味も旨味も強烈にはっきりした味付け・・・まぁ良くも悪くもチェーン店ですな。半カレーセット(800円)と言うのもあった。天然塩味の塩ラーメン(550円)も。

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 むつみ屋@那珂町:那珂郡那珂町菅谷字杉原5487-4 無休 11〜15/17〜22(土日祝通し)

2003年3月26日(水)

太田街道バイパス杉原交差点を西(那珂インター方面)に向かってすぐ左側にある。Pはゆったり25台分。店内も板で仕切られた席が細かくあり,カウンター15席に2×6卓,4名×3卓, 6名×3卓・・・60人近い収容力だからラーメン店としてはかなりの大型店である。 春豊ラーメン(700円)を注文。黒い小さめのどんぶり。スープは基本的に塩系で,750円のみそラーメンより安くなる。と言うかみそが高すぎか?旨味十分のやや粘度のあるスープ。ハルユタカと言う希少(らしい)小麦粉で作った麺は,最初だいぶ固めに感じたが,食べ進むうちにほど良くなってきた。具は小梅・白ゴマ・刻み海苔・チャーシュー・メンマ。チャーシューはちょっとプア。一緒に頼んだ チャーマヨ(200円)は軽く海苔で巻いたチャーシュー&マヨネーズの手巻き寿司が3個。「 北の恵みラーメン」(800円)はアスパラ・コーン・ベーコン・バターがのったクリーミーな味噌仕立て。普通の味噌と50円差でこれならちょっといいかもしれない。>むつみ屋オフィシャルサイト <029-295-7772>

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 麺屋一徹@那珂町:那珂町大字福田1972 11〜15/17〜21(日・通し営業)<029-298-9001>

2003年2月07日(金)

水戸店(「頑固一徹@水戸」)のポスターで開店を知り,「どんぶり会議」でも話題(03/02/08)になっているので昼休みに妻と早速訪問する。勝田田彦あたりから那珂インターに向かい太田街道(R349)を越えた先,インター手前の「町道五差路」交差点にある。角地なので駐車場はそれなりjに広い(5〜6台)。喫茶店を改造したような造りで入り口正面に小上がり,右側にテーブル席と右奥の調理場正面のU字型カウンター(椅子が高めなのに止まり木が無く妻には不評)。塩つけ麺を注文。刻み海苔がかかった麺は黄色くテカテカしたもので,背脂の浮いたうす茶色のつけ汁も旨味のはっきりしたガツン系のもの。甘辛酸味とかあるわけではなく,ラーメンとスープ的には差はないのかな?ならば,スープが冷めないと言う意味では,つけ麺じゃない方がいいかもしれない。全体的に,手作りというより,機械的な感じもするが,この近辺では特徴のある今風のラーメンだと思う。メニューは醤油・塩が580円で味噌が650円。一徹チャンポンと言うのもある(750円)。各麺大盛は+100円。麺が1.5倍のつけ麺(醤油・塩・味噌)が630円(味噌は700円)。トッピングはチャーシュー+200円,味玉orメンマ+100円,全部のせ+350円と言うところ。ランチタイム(月〜金・11〜15)があり,本日のランチは野菜炒めで880円。野菜炒めは通常480円だから+300円でライス・ミニサラダまでつくことになる。それを妻が注文したのだが,野菜はほどよい炒め加減。ランチとしては上々だろう。僕はBセット(680円・味噌・つけ麺は+50円)で豚めし&ミニサラダ付き。ごはん茶碗にもられた豚めしはチャーシュー片の混ぜごはん。ランチなら+100円だからこれも上々・・・ってこれではラーメンがと言うより,ラーメンも含めていろいろ食事が楽しめる店と言うことになるのかなぁ。

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 ラーメンビッグ@那珂町:11〜20 不定休 (月1回木曜)

2002年3月04日(月)

那珂インター南側の幹線道路(=広域農道バードライン)をR118を超えて御前山方面に向かう。すぐ先にある「鳥獣センター東交差点」の手前の十字路から左側にポツンとあるこの店がよく見える。黄色い看板の「石のやまと」向かい。看板はなく赤いラーメンのノボリのみ。駐車場は十分過ぎるくらい広い。普通の新築の住居のような建物。そのそっけないサッシ引き戸の入口に赤いラーメンンのノレンがかかる。店内は何の飾りもない,本来なら玄関に当たるような6帖程のスペースに4人掛けテーブルが2台置かれる。奥の小さな座敷に座卓が1台。年配の夫婦の店のようだ。ラーメンは500円(中600・大700)。ワカメ(+50円),みそ(+100円),つけめん・600円。チャーシューメン・700円と言う構成。具はワカメ・メンマ・ホウレン草・チャーシュー。旨味成分それなりの薄醤油色のスープ。淡い黄色の玉子麺はやや太めでやや柔かめ。つけめんのつけ汁はすっぱさがトコロテンのタレのようで,さっぱりしていると言えばそう言えるが厚みがない。冷やし中華のイメージかな。看板のない外観に「穴場的な店か」とかなり期待したのだが,特に特徴もないそれなりの普通のラーメンだった。残念。ちなみに月1回の休みは「病院通い」のためだそうだ(笑)。

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 藍藍飯店@那珂町:那珂町西木倉166-1水休11:30〜14/17〜21<029-295-4529>

茨城のうまいラーメン2】(2002/12)掲載店

2002年1月19日(土)

「らんらんはんてん」と呼ぶようだ。「みと食事典2002」で「台湾系」の店としてラーメンの項目の前に掲載されていた店。DMでその情報を得て「あぁあの店か」と思い出し即訪問。R118で水戸から那珂町に入り坂を登った途中左側(「木の倉T字路」南側)。隣は「途中駅」と言う店で、奥に共同の駐車場がある。「営業中」の手書看板はかんり安っぽいが,中は落ち着いている。右に学校のような靴箱。なんとこの店,靴を脱いで上がらなければならないのだ。店内は中央の広間を座敷がぐるっと囲む感じ。落ち着いている。その中央奥の5席ほどのカウンター席へ。その向こうが厨房になる。ランチタイムだからか本式メニューとは別に簡単なメニューがあった。麺類は15〜6種類。他にセットメニューのメニュー(880〜980円のセットが5〜6種類・酢豚ホイコーロー等々)も。その中からラーメンチャーハンセット880円を注文。四角いお盆で運ばれてきた。小さい陶製の容器に入った辛味噌と木製の容器のコショウがいちいち付いてくるのが面白い。さてそのスープ。醤油色は濃くない。単純なものではなくダシが出ている。味玉半分に独特の香りがあるチャーシュー。あとワカメ・かいわれ・メンマ。麺は一見よくある麺と思いきや喉越しのいい細麺。チャーハンは具沢山で少々油っぽいがはっきりした味付けで好みだ。量は普通の量で半チャーハンではないから,セットとしてはけっこう量がある。トマトがのった中華ドレッシングのレタスサラダ。基本のラーメン(老麺)は500円。メニューのトップは「藍藍老麺」。肉団子エビ煮卵入りで塩味のようだ(600円)。人気の牛カルビ麺が800円。消費税をとる。100円割引券をもらえた。知り合いと来るのにいい店だ。麺類も楽しめるし,ご飯物でもいい。最初抵抗があった靴を脱ぐ点も,けっこうくつろげて椅子席でもいいものだと思った。

2002年6月04日(火)

いろいろメニューを試そうと,「乾老麺」(ガンラオメン)と言う台湾屋台風麺・600円を注文する。勝手に昔,渋谷で食べた「台南担仔麺」を予想していたのだが,なんとここのはスープなし。独特の香辛料が効いている。バラロールチャーシューとニラ・モヤシ・挽き肉の炒めものがのったストレート細麺でなかなか面白い。デフォでレタスのサラダと(しょっぱい)ワカメのお吸物がつく。

2002年9月03日(火)

茨城のうまいラーメン2」への掲載が決定したので,その取材として食べに行く。昼時だったので,手が空くのを待つ間にまずは一杯。食べたのは「牛カルビ麺・900円」。これを掲載ラーメンにすることに店主も僕も異存はない。ただ,期待して食べると平凡に感じてしまうのはどうも宿命なようで,今日の出来は「単に辛いだけのラーメン」に感じてきた。スープにコクがないのだ。そうなると,前回いい感じに思えた麺も平凡なよくあるタイプに思えてきて・・・。「スープによって麺を変えているのでは?」と確かめてみても「1種類だ」と言うし,「麺へのこだわり」とか聞いても,普通に製麺所にもってきてもらう(つまり特別なレシピとかない)中麺のようで,重ねて聞いても記事になるようなコメントも出てこない(汗)。前回の「龍愛餐館@水戸・開江」に続き,穴場的な中華系ラーメンの店という位置づけをもくろんでいたのだったが,ちょっと掲載に不安になってきてしまった。店の造りはとてもユニークなんだけど,ご主人もおかみさんも他の中華料理やその具材ならともかく,ラーメン「そのもの」にこだわりを持っている」と言う感じでもないし・・・。ラーメンは難しい。

2002年9月20日(金)

茨城のうまいラーメン2」の紹介文がちょっと煮詰まってしまい,何かのネタがあればと初めて妻と行ってみる。麺類の基本となる叉焼麺(480円!!)と,肉団子エビ煮卵入りの藍藍老麺(塩味・700円)を注文。どちらも具は共通していて,ひき肉が入るのが特徴的。特に叉焼麺の方は480円という値段から考えれば「何かのサービスかしら」と思うほどの具の量だ。最初の印象と比べれば麺の印象は平凡だが(柔らかめだと思う),意外にも妻の評判はよかった。100円の杏仁豆腐を注文した妻ににつられ、貼り紙にあった台湾ジュースの中から台湾コーラをオーダー。なんのことはない缶ジュースでそれをコップについで飲む。コーラよりは薄い色で,なんか甘い薬のような味だが、考えてみればコーラなんて元々薬のような味だろう。ちょっと余裕があったのでオリジナルの『黒みそラーメン』も注文してみる。スープは合わせ味噌にあん肝とイカスミを加え,バターでまろやかさを出したものだそうで,他に例を見ない独創的なスープ。麺や具は先に注文した麺類と同じものだったが,結構飽きずに食べきってしまった。これはけっこういいかもしれない。

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 りき丸@後台:那珂郡那珂町大字後台2847-1 無休 11〜翌1<029-295-1971> 

2001年5月24日(木)

旧太田街道と勝田・田彦から那珂インターに向かう幹線道路が交わる「後台十字路交差点」にある。以前はチェーン店だった(「くるまや」だったか「あじ平」だったか「専科」だったか・・・)場所。先月笠間の同名店で食べてけっこう納得し,個人営業の店かと思ったが,全く同種の看板がここにもあるから,前にここにあったいずれかの店の新たなるチェーン展開なのだろう。だいたいこういうチェーン店系で食べるときは「味噌」が無難なのだが,注文したのはちょっと気になった「りき丸とんこつ・600円」。この手の店で「とんこつ」系を頼むのは無謀なのだが「りき丸」と言う表現に少し期待を抱いたわけだ(話のタネという意識も過分にあったが・・・)。メニューのキャッチコピーは「しょう油ベースのりき丸風」。「とんこつ醤油」と思いきや,スープを覆う一面の背脂と白い脂の膜。一瞬「白濁とんこつスープか」と思ったが,下はしっかり醤油色。きっちり両者は分離されている。スープ自体は全体的に甘めの味付け。よくありがちな黄いろい麺はやわらかめ。万能ねぎがけっこう多量にのる。それに,ちょっと柔かめのメンマとほぐれるチャーシュー,しっかり染み込んだ味玉半分。店内は赤と黄色の壁でけっこう派手。ラミネートパックされた小さなメニューがテーブルの脇にぶら下がっている。メニューは多彩である。この地域で1時までの営業は貴重。駐車場はかなり広い。消費税をとる。


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