● 横浜ラーメンとんこつ家@水戸・平須
■ 横浜ラーメンとんこつ家@平須 :水戸市平須1828-59 火休 11:30〜22:00 P充分 ★【茨城のうまいラーメン2】(2002/12)掲載店
水戸50号バイパス・サントル千波交差点南下し 平須のホームセンター「アンゼン」となり(北側)
●2000年8月24日(木)
実は,勝田にも「とんこつ家@高場」と言う店があって(こちらは一応「博多ラーメン」と看板に書いてあった)去年の6月に食べたのだが,こちらの「とんこつ家」もてっきりそのチェーン展開だとしばらく勘違いしていた。近づいてくじけたり,閉まっていたりで4度目の正直くらい。かなり食べ歩きをしている「味味@茨城町」の店主が平須の「とんこつ家」を気にしていたのでますます「行かなければ」と思っていた次第。結論はOK。2年前に「匠家」を見つけた時と同じくらいの感激だ。店内に入るとまさに「とんこつ臭」。これはかなり期待させられる。カウンターのみ15席くらいの新しい店内。夫婦でやってるみたい。味はたしかに家系のもの。匠家よりややマイルドかな。でもクリーミーなタイプなものではなくしっかりしたもの。麺を食べるとこれがまさに「家系」。思わず麺箱を目で探してしまう。会計の時にカウンターの中のダンボール箱をのぞきこむようにして確認したら「長」の文字が見えた。たぶん「長多屋製麺」。となると,この店がわざわざ看板で「平須店」と名乗るわけは,いわきにある同名店の支店(暖簾分け)言うことになるのかもしれまない。だとすれば安心できる。 いわきの店については仙台のtadonさんの詳しい情報(>どんぶり会議の過去ログ)が4月にある。参照されたい。具はもちろん海苔3枚にホウレン草。茹でたウズラの玉子が入っているのが珍しい。チャーシューはデフォルトでは今日のは半欠けくらいでもの足りないかな。僕はチャーシューはあまり問題にしないのでかまわないが,こだわるひとはチャーシューメンだろう。ただし家系らしく「煮豚」で少々固め(今日だけかもしれない)。僕は「匠家」ではいつも「麺固め」なのだが,最初だから一応標準で頼んでみた。ちょうどよい固さ。「固め」にする必要はないと思う。【横浜ラーメン・とんこつ家】・・・これで「匠家」だけに頼らなくても水戸で「家系」が午後10時30分まで食べられるようになった。めでたしめでたし(笑)。(・・・但し,最近は22時頃で閉めることが多いようである・2001/08記)
●2000年9月20日(水)
平日夜にお気に入りの店,しかも同じ家系の店を匠家からの連食。ちなみに匠家のこの日のスープは,味は濃いものの元スープが薄い(=粘度がもの足りない)感じがした。一方こちらは,スープはそこそこ濃かったものの海苔がイマイチもの足りなかった。もともと海苔はそれほど好きでもなく,いつも持て余し気味なのだから,その質が気に入らないと完全に余計なものである。まぁそうは言いながらもしっかり食べてしまうのが,悲しい性(サガ)なのだが・・・。
● 2000年9月27日(水)
またもとんこつ家。10時30分まで営業しているこの店は,匠家が早じまいする(9時過ぎで閉まっていることもある)今となっては貴重な夜の「家系」の店なのある。で,10時半近くに入店。何となく気配を感じ隣席を見ると「茨城のうまいラーメン」担当のkさんがにこっと笑っている。ネクタイ姿のまま。編集が押してこんな時間まで仕事だったそうである。元々ラーメンがそれほど好きな方ではないのだが,「どんぶり会議」で話題になっている(>茨城県内の店・徹底攻略月間 【県央編】 参照 )この店に参考のため来たのだという。さすが熱心なことである。さて,そんな日なのに,この日(この時間と言うべきか)の出来は今一歩。コクが足りないように感じたのだ。息切れしているのかな・・・。
● 2000年10月12日(木)
閉店近くの10時過ぎで店内は満席。長いしゃもじで寸胴鍋を何度もかき回すのは,とんこつを少ない水で炊きあげるようにして作るからだそうだ。そうすると臭みが出ないらしい。で,今日の出来だが,コクはあったものの味は少ししょっぱめ。かつ麺はやわらかめ。混むときはこんなものなのかなぁ・・・。
● 2000年11月16日(木)
今日は麺固め・味濃いめ・油多めで頼んでみる。最初ちょっと違和感があったが食べている内にちょうど良くなってきた。
● 2001年8月30日(木)
夏休みにがんばった娘達へ「ご褒美」をあげるべく,平日の夜に水戸に家族で出た。目指すは「トイザラス@河和田」。で,まずはその近辺でラーメンと言うことで,平須の旧6号沿いのこの店を選ぶ。新しい家系の店として気に入っている店だが,考えてみれば家族で来るのは初めてである。注文したのはラーメン大盛りとラーメン中盛りを2つ。うち一つは娘のリクエストによりネギラーメンにする。家族4人で3杯だが,下の娘には特に何も言わなくても海苔とウズラの玉子が入った小どんぶりが出てきた。これは好印象。基本的にこの店も「壱六家」系の店だから,「壱福家@笠間」は経験済みの妻の反応も良好。問題は「ネギ」。僕的にはここのトッピングのネギは,単なる「白髪ネギ」ではなく,チャーシュー切片を混ぜ豆板醤等で味付けしたもので,プラス100円のトッピングとしてはお得かなと思う。ただし,ノーマルなスープの状態(味)を知った上で,そのバリエーションとして楽しむことをおすすめする。妻には豆板醤の影響でスープの味がかなり変わるとかなり不評だったからである。普通に家系のとんこつ醤油のスープを味わいたいなら「ノーマル」(=トッピングなし)が無難だろう。
●2001年11月28日(水)
夏以後この店には2〜3度ふられているのでけっこう久しぶりである。珍しく「空腹」だったので(笑・夕食後に来ることが多いのだ),「ねぎラーメン」を中盛りで(750円)。山盛の白髪ネギにゴマとチャーシューの切片が豆板醤で和えてある。さらに厚めの立派なチャーシューが加わるのだから,かなり立派な「見た目」になる。値段からの満足度は高いと思う。今日は,麺は「固め」と言ったのだが通らなかったようだ。2番目に出てきて柔らかかった。麺はあまりスープを吸わないタイプ。さてそのネギも,苦みで最後は飽きてくる。持て余す。やはり普通のラーメン(トッピングなし)かなぁ・・・。
●2002年2月07日(木)
今日はラーメン(550円)を。
●2002年6月07日(金)
昼。麺固めで。何故かほうれん草の代わりにカイワレと粗目に切ったネギが。スープは独特のうま味成分があり,これが「家系の本流」(「吉村家@横浜」〜)が好きな人からみれば受け入れ難い点かもしれない。
●2002年8月26日(月)
今日は「中盛ネギチャーシューメン・750円」。「麺固め」のオーダーはは守られたようだが,中盛にしては麺が少々少な目に感じた。
●2002年10月10日(木)
午後9時過ぎで満席。活気があった。例の輸入野菜の問題で,ここでもほうれん草の代わりにかいわれがトッピングされていた。とんこつ醤油のスープの味は家系としては独特だが,水戸周辺では貴重であることに変わりはない。
>地域的・系統的にに「壱福家@笠間」とダブるので微妙なところだったが『茨城のうまいラーメン2』掲載が決定した。
●2003年1月28日(火)
ラーメン550円を。今日はネギがやたら多い。ほうれん草の代わりのカイワレは最近は慣れてきた。味的には濃度が落ちて旨味が強まったような印象。本来の家系からはますます離れていくような感じだが,水戸ではまだまだ貴重な系統と言うことで・・・9時30分には支度中の札が出た。売り切れたと言うよりそこで切り上げたという感じだった。
●2003年6月02日(月)
ネギラーメン・並・650円を。この店の「ネギ」は単なる白髪ネギではなくて細かく刻んだチャーシューと混ぜてタレであえたもの。量的にも手間的にも+100円ではお得な印象だ。ただしスープの味はそのタレの影響をかなり受ける。最後の客だったせいか,今日はやけに煎りゴマ多量だった。一面にゴマの浮いたスープを飲んでると違うラーメンのよう。9時20分で早々に「商い中」の札が裏返しになった。
●2003年8月29日(金)
どんぶり会議で話題(2003/08/15)になっていた+100円の「塩とんこつ」を中盛りで(750円)。券売機にはないので,食券に100円を追加してカウンターに置くシステムのようだ。元々旨味は強いだけに,塩とバターで味がマイルドになると全体的に物足りない感じになる。もっとしょっぱさが欲しくなるのだ。やはり基本は「とんこつ醤油」かな。久しぶりに具のほうれん草が復活したのがちょっとうれしい。やはり「家系」の青みはほうれん草でなくっちゃ(笑)。午後2時で準備中になった。
どんぶり会議で情報(04/01/23)のあった「和だしとんこつ」が今日の目的。新メニューだが食券は同じで,食券を出すときに口頭で「和だし」(もしくは「塩だれ」)と伝えることになる。基本はとんこつ醤油で見た目は通常と変わらないが、ひとくちでわかる「和だし」。「塩だれ」の時と比べるとその差は分かりやすい。「おっ」と呟きながら食べ進める。もっとも麺や具はまるで同じだから,食べ進むうちにあまり差は感じなくなったのだが・・・