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水戸周辺の店 INDEX 《友部・笠間・桂村》 

ここでのコメントは僕自身がその日に食べた「印象」であり,今現在の味を表すものではありません。
参考程度にとどめ御自分の舌で判断されることを希望します。人の好みは人それぞれですから・・・

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《友部町》

三大菜飯@友部手打らーめん太郎@友部らーめんランド@友部 さしろ@友部

《内原町》

満る栄@内原

《岩間町》

金太ラーメン@岩間

《笠間》

壱番亭@笠間壱福家@笠間さのめん@笠間 みそ家 りき丸@笠間

《桂村》

みさお屋@桂

 《友部町》 

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 三大菜飯@友部:友部町住吉1569-55 月休 11〜14/17〜21(土日祝は通し営業)<0296-78-3441>

茨城のうまいラーメン2】(2002/12)掲載店

2001年6月29日(金)

50号バイパス河和田町交差点を岩間方面に曲がり(岩間街道)道なりに走る。常磐道をくぐり友部町に入ってまもなく左側に「伊勢甚友部スクエア」があり周囲が一気に賑やかになる。その中ほどの信号を右折してすぐ左側の店。居酒屋と並んだ造りで店前には駐車スペースが3台分ほど。どんぶり会議の情報(>「三大菜飯@友部」の投稿参照)では「おじいちゃん,おばぁちゃんがやっている」とのことなので古い中華料理系の食堂を想像していたのだが,店を見て思わず顔がほころんでしまった。煉瓦壁に,赤い枠の大きな木製ガラス戸。その上に大きな木の浮き彫りの看板。店名の「三大菜飯」が毛筆体で大きく描かれる。店内もナチュラル色の木を多用した意外に洒落た造り。中央の8人掛けの洒落たテーブルの中央にも看板と同じ字体でロゴがあしらわれている。その向こうが調理場で手前がカウンター。右側にコンパクトにまとまった小上がりがあり,座卓が2台と言ったところ。壁には大きな梅干し用ざる。配色を考えて作り込まれた充分に「今風」の店なのである。フロアには,この明るい店内にちょっと不似合いな感じの痩せたおばちゃんが1人。この人がおかみさん。一見気むずかしそうで愛想なさそうだがさにあらず。聞けばしゃべるしゃべる・・・。もともとはラーメン店はおろか飲食店の経験もないそうで,ご主人は元建築関係のお仕事とか。つまり定年退職後の一念発起と言うことになる?そもそもの始まりは,おかみさんが数年前に体を壊したときに作った野菜スープの評判がよかったこととか。それがこの店を始めるきっかけになったらしい。おばちゃんがこだわったのは「天然食材だけを使用した無添加ラーメン」そんな話をしていたら「スープを見ていって」と僕を厨房に招き入れる。中央の小ぶりな寸胴にあるのは昆布だけが残ったやや茶濁したスープ。豚骨と鶏ガラをベースにするものの,主役はやはり野菜(15種類だそうだ)のようで,油っ気はあまりない。それにさらに昆布やカツオ節,干しシイタケなどの戻し汁を足したのがこのスープ。おかみさんの話にも熱が入る(いつもこうなのか?)。苦笑いするご主人。「離乳食用に求める人もいるのよ〜」なるほどこれならわかる。まさに苦心の末に作り上げた味。メニュー的には,テーブルのメニューは「しょうゆラーメン・500円」から始まり,一方壁のメニューは「しおラーメン・500円」から始まっている。迷うところだ。おばちゃんに聞いてみると「そうなのよ〜」とよくぞ聞いてくれたと言う反応。「自然の素材にこだわってスープを作ったから・・・・タレも天然・・・」・・・しゃべるしゃべる(笑)。まぁそれなら「しょうゆ」より「しお」の方がより元のスープをわかりやすいかなと「しお」を注文。それについつい野菜もつけてしまう。最近野菜不足かなと思って・・・(笑)。つまり「しお野菜ラーメン・650円」を注文。麺は中華料理系の店によくあるやや縮れた細麺。固めでいい感じだが,主役はスープに譲っているという感じで控えめ。スープはわずかに茶濁し,一口飲めばその辺のしおとは一線を画すプラスアルファのコクがある。ただそれはトンコツとか油とかに頼ったものではなく,「野菜の甘味」。無化調でもこういう旨味が出るものなのか・・・。ただ今日の「しお野菜ラーメン・650円」は野菜炒めの塩味がやや効き過ぎているようで最後は少ししょっぱかった。普通のしおの方がそのこだわりをわかりやすいのではないかと感じた。入口に自家製の梅干しが(とは言え店名のロゴ入りのシールが貼ってある)500円で売っている。色は程良い梅干し色で,底にたまった梅酢にそそられて買ってしまった。ラーメンに対する想いと研究心を感じるいい店である。あとは麺とのバランスと「こってり好き」に対する対応かな・・・・。香味油とかネギ油とか足して「こってり味」もそのバリエーションに入れると,よりスープが生きてくると思うのだが・・・(これは全く個人的な希望)。

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 手打らーめん太郎@友部:西茨城郡友部町鯉淵6266-22月休 〜20 <0296-77-4265>

2002年1月20日(日)

旧茨城新聞社ラーメン本(1994年)に掲載されていた店。友部駅の南東側,県立中央病院に向かう幹線道路沿いにある(病院正門の東側)。駐車場は店前と左側にかなり大きなスペースがあるようだ。店内は左半分が厨房で,中央のカウンターに3席,右側の壁にテーブル2台と言う構成。奥に本来は居間だったようなカーペット敷の座敷がありそこにテーブルが4台きっちり並んでいる。メニューは上段の「オリジナル」と下段の「レギュラー」に大きく分かれる。看板メニューは「太郎ラーメン」で「野菜と揚げ豆腐」と言う太郎らーめんTが700円。Uは「ニンニクの芽」だそうだ。Tを注文。けっこう大きめの丼ぶりに6割ほど入ったもの。簡単に言えば「揚げ豆腐入の野菜うまにあんかけ」という感じで,そのピリ辛味でスープ本来の味は分からなかったが,旨味もそれなりな和風スープ。平凡な感じもするが,太めの縮れ平麺がコシがありいい感じで全体的には印象がよかった。本来のラーメン450円もこの麺なのだろうか。メニュー的には,さらに秋らーめん(700円・秋なすひらたけ野菜),冬らーめん(700円)等々あらゆる種類のラーメンがあるようだ。他にも中華系・食堂系のメニューが細かく並ぶ・・・数えたら30種類くらいあった。安定した地元の人気店という印象。

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 らーめんランド@友部 11:30〜24:00

1999年9月02日(木)

水戸ICから国道50号を笠間方面へ向かい,友部町に入ってすぐの右側にある。22:00過ぎで客は僕1人だった。正面にカウンター(10席くらいか),右手前にテーブル2台というガランとしたレイアウト。辛さの選べる「地獄ラーメン」なんてのを売りにしているチェーン店(昔,大工町にもあった)なのだが,基本となるランドラーメン550円をこってりにした「やみつきラーメン・650円」なるものを注文する。ちなみに「ばかうまラーメン・850円」というのもあって,違いを聞いたら首を傾げながら「具の違いですかねぇ」と言われた。なんか頼りない。具はチャーシュー・メンマ・青ネギ,麺が柔らかいとイヤだから,固めで頼んだらかえって固すぎた。甘い背脂が特徴的というか,しょっぱい(大工町で以前食べたのと比較してだが)スープだから,背脂で中和しないと辛いかもしれない。店主も店員のお姉さんもあんまりやる気がなさそうで,世間話とかしている。良くも悪くもチェーン店。マニュアル通りに機械的に作って,決められた手順で客に出すという感じ。ラーメンに対する「思い」というのは感じられない。なんと,消費税をしっかりとる。昼間は繁盛しているのだろうか・・・。

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 さしろ@友部:水休〜21:30

2002年1月11日(金)

「どんぶり会議」の情報(2001/12/18)で知った店。考えてみれば,友部駅前に行ったのは生まれて初めてかもしれない。友部駅前ロータリーの左側。山吹色のノレンがよく目立ち,そそられる。カウンター6席に4人テーブルが1台。左奥に券売機で食券制。ラーメン450円・みそラーメン550円・チャーハン550円と言ったところ。醤油は細麺で,具はかまぼこ,わかめ,めんま,海苔,チャーシューに味玉半分。一方味噌は太麺で,もやし・ニンジン・コーンにナルト風かまぼこ。上に乗った「揚げニンニクスライス」が特徴的だが,味的には強すぎる感じ。思ったより年輩のご主人で,丁寧で一生懸命な感じは好感が持てるがラーメン的にはオーソドックスなものだと思う。

>「どんぶり会議」に投稿(2002/01/16)

《内原町》

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 満る栄@内原:日休11:30〜14/17:30頃〜20:30頃。<029-259-5233>

 2002年1月10日(木)

R51から内原駅方面に向かい,駅東側の踏切を超え直進。常銀・水戸信金・県信を過ぎた先左側にある。普通の和食系食堂と言った外観。手前に空き地の駐車場あり。ラーメンは450円で「ほそめん」。「ふとめん」はみそ(650円)と塩(550円)の模様。メンチカツ+半ライスのラーメンセット800円と言うのでそれを注文。6人テーブルが3台と,奥に襖で仕切られた座敷がある模様。調理場にはエプロン姿の年配夫婦。店はそこそこ新しく,お食事処(食堂?)と言う雰囲気。定食類15〜6種類。・・・静かだ(客は僕1人だもの)。洒落た丼ぶりにすっきりしたストレート麺。固め。コリコリのメンマとナルト・海苔。薄めで小さめだけれどしっかりしたチャーシューものる。スープはうっすらと魚系の香りのするさっぱりしたスープ。インパクトはないが丁寧な感じがする。麺上げからスープ張り,メンチカツ揚げまで作っているのは娘さん(お嫁さん?)みたい。その女性に会計の時聞いたら,日休「日のいい土曜も休む」そうだ。どういうこと?営業時間も11:30〜14/17:30「頃」〜20:30「頃」と言う。なんとなくのどかである。

2002年4月02日(火)

内原役場前交差点南側,リリー文化学園北側。隣の写真工房と経営は同じ模様。それらしき男性がエプロン姿で手伝っていた。前回(2002/01/10)の印象がよかったので期待して行ったのだが,初回ほどのインパクトが無かった。と言うか,すごく平凡だった。スープの色も濃かったし,麺もよくある感じの麺に思えた。期待しないで食べるとよく見えて,期待して食べるとどうもインパクトに欠けてくるというところだろうか。ラーメンは難しい。

《岩間町》

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 金太ラーメン@岩間:西茨城郡岩間町泉大字平1563-2 月休11〜21<0299-45−0808>

2001年2月03日(日)

「どんぶり会議」の投稿(2002/01/27)で知った店。いつも通りの日曜「食べ歩き上京」(食べ歩き日記・2002/02/03参照)の序盤にこの店を選ぶ。岩間駅から見て南側のR355沿い。何の囲いもない駐車場はかなり広い。店自体はその奥にある。入口上には赤い「元祖ニラなんばんらーめん」の看板。開店直後の入店だったので客は僕1人。店主に愛想はあまりない(その分ちょっと期待させる?)。正面にL字型カウンターで10席。両サイドに小上がりで6人テーブルが2+1台。「中華そば」が500円だが,ここは看板メニューの「ニラ南蛮ラーメン」にしよう。味噌or醤油味で各650円。ちょっと迷ったがメニューの先にあった「味噌」を注文する。白髪ネギと軽く油炒めしたもやしがのっている。白味噌スープは熱々。麺は黄色いよくあるタイプの太麺。「・・・これって普通の味噌ラーメンじゃん??」と思ったら,別に容器に入ったニラキムチ&白菜キムチを差し出された。要するに「ニラ南蛮」をオーダーするとこのキムチが取り放題と言うことらしい(中の量は開店直後のこの時間でも2割ほどしか入っていなかったが)。もちろん「『ニラ南蛮』を注文していない人は取らないように」と言う注意書きも(笑・そりゃそうだ)。たしかに面白い取り合わせかとは思うが,完成された形で出された方が親切かな。量の差でけっこう味が激変してしまうし,それを「お好みで」と言われても(つまり味は自己責任),店の考える基準がわからない。卓上に各キムチがサービスであるなら+αの楽しみだが,メニューとして独立している以上ちょっと拍子抜けした。醤油味だとどうなんだろう。ただ,今まで情報のなかった岩間地区では,ちょっとこだわりを感じる貴重な店と言えるだろう。ニラなんばんの効用がいろいろ書いてあったが,まぁそれは一般的な唐辛子とニラの効用である。僕としては白菜キムチの方が好き(笑)。

《笠間》

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 壱番亭@笠間

 1999年8月22日(日)

正確には「旨さ一番ラーメン屋・壱番亭」と言うようだ。水戸から栃木・小山へ向かう国道50号沿い,笠間を超えたあたりにある。フランチャイズ店,本部は下館にあるらしい。下館あたりの50号沿いで入ったことがある(1998/10/26)から,だんだん水戸方面へ進出してくるのかも知れない。店舗自体は,木材を多く使った,水戸周辺で言えば「古潭」系の店によく似た雰囲気を持つ。看板の書体,イラストを入れたメニューの書き方を見て特にそう感じた。店内レイアウトはファミレス風,正面のカウンターは7席,まわりにボックス席が10組くらい並ぶ。深夜11時過ぎ,店長(たぶん)とレジの女の子2人でせわしく切り盛りしていた。メニュー左上は味噌(630円)からなのだが,3番目のしょうゆラーメン(530円)を注文する。意外なくらい早く出来てきた。一般的なしょう油色のものを予想していたのだが,皿の上に載せられてきたそれは濁ったしょう油色(うす茶色)。表面に薄く油の膜が浮いている。「とんこつしょう油」と言った感じである。これは期待させる。が,スープを飲んでみると思ったほどコクはない。サラッとしている。おまけに,スープのまま沸騰していたんじゃないかと思うくらい,やたら熱い。おかげで味がわかりづらい。舌に痛いのだ。麺は平麺,やや太め,縮れていてコシはある。ざるラーメンに丁度いい感じの固さだ。チャーシューはスライスした薄いのが2,3枚。味を感じようもない薄さ。ちょっともの足りないが,チャーシューメンを頼めと言うことなのだろう。多量にふられたきざみネギが丁度いい。メンマも程良く固く,少し油っぽくて好みだった。全体として,原型となるラーメンはけっこうこだわったつくりだったのかも知れないが,FC展開していく中で手作りの感じが薄れ,機械的に(マニュアルに沿って)作られたラーメンになったという印象を持つ。とにかくスープは熱すぎだ。せっせと食べていたら,上顎をやけどしてしまった。唐揚げ,餃子等との組み合わせのセットメニューが中心のようである。11時半をまわってもまだ営業していた。まわりをいろいろ見たのだが,営業時間・定休日等の表示はみつけられなかった。この手の店によくある,深夜料金・消費税をとらないのは良心的だ。

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 壱福家@笠間 : 木休 第1・3は水木の連休 11:30〜16/17:40〜22(売切終了)

茨城のうまいラーメン2】(2002/12)掲載店

「どんぶり会議」の情報(01/10/15参照)でこの店の存在を知る。

2000年10月20日(金)

国道50号線,笠間警察署の西側,シェルGSとマクドナルドの間をジャスコ側に南下してすぐ右側。養老乃瀧・メガネ店・100円ショップとつながった平屋のテナントの右端で(駐車場30台)夜は赤い看板がよく目立つ。実は一昨日(水曜)に行ったら臨時休業で,やっとこの日行ってきた。ゆったりしたカウンターのみの店。セオリー通りに行けばまずはラーメンを頼むべきなのだが,話題になった家系の「つけめん」に興味を引かれて,ついつい中盛を(750円・食券制)。「お好みは?」と聞かれたので反射的に「固めで」。 「長多屋製麺製」の中太麺は水で締めれ,つるつるでしっかりした食感。いかにも大量生産された麺と言う感じだが,これはこれで好きな麺だ。どんぶりと同色の藤色の平どんぶりに盛られ,海苔一枚とチャーシューは麺の方に盛られている。あとお約束のうずらのゆで卵。スープはけっこう酸味と赤唐辛子が強いもの。でも基本となるスープ本体には「家系」を十分に感じる。いりゴマが多量に浮いているのが特徴的。中盛1.5玉を楽に完食。スープ割は店主の方から「スープを割りますか?」と聞いてきたのでラクだった。なんかあっさり食べ終わってしまったので もう一杯今度は「ラーメン・並・550円」を追加するべきかどうかけっこう真剣に悩んだが,つけめん中盛のあとに ラーメンおかわりと言うのもなんか恥ずかしくて断念。店主に「やる気」が感じられ,奥さん(?)の接待もにこやかで感じがよくもう一度行ってみたい店だ。笠間方面に行くときの楽しみが出来た。

2000年10月25日(水)

前回あきらめたラーメンが心残りでまたもクルマを飛ばし笠間へ。1時間くらいかかるがなんてことはない。ところでこの店は,カウンター上の切り抜き記事にも出ているように「壱六家@横浜」のチェーン展開(フランチャイズ?)のようである。「サミットジャパン」がその経営指導母体。「とんこつ家@いわき」「とんこつ家@水戸」も同系統と言うことになる。100パーセント豚骨を少量の水で強火で炊きあげるのが特徴。臭みが出ないそうだ。大きな木製しゃもじで丹念にかき回す(その頻度は「とんこつ家@水戸」が一番多いように感じる)。麺は縮れのないストレート麺。スープは(家系にしては)あまりスープを吸わない感じである。スープはマイルド家系。壱六家系らしくクリーミーな感じ。一般の人にはクセが無くて受け入れやすいかも。食べ始まると目の前に置いてくれる「豆板醤入りニンニク」もひと味違う味わいを与えてくれる。

2000年12月25日(月)

今日は珍しくサイドメニューも注文してみる。「辛いですよ」と言う言葉とともに差し出された「ネギ丼(小)・300円」はラーメンのドンブリにご飯を盛り,ネギ・ゴマ・細切りチャーシューをのせタレをかけたもの。なぜかその食券はふせてあった。

2000年3月25日(

家族で・仕事の関係で「午後」の出発だったので「近場」で我慢(笑)。ラーメン中盛650円X2+つけめん750円&ネギ丼(小)350円。麺の茹で加減は指定できるが,標準でけっこう固めかな。先日(2/18)食してきた「壱六家」系独特のマイルド感も十分再現していると思う。近頃何かと注文の多い娘も妻もほぼ満足した模様。「ここって茨城だよね(つまり茨城でこのレベルなら充分と言うこと?)」とまで言う始末。特に「家系のつけ麺」を味わいたかったらここだろう。中太麺に辛酸味のとんこつ醤油のつけ汁で,実に食べやすい。もちろん最後は「スープ割」して違う味わいを楽しむのだ。若いお弟子さんが入ったようだが、応対も丁寧で「修行している」と言う感じで好感が持てる。

2001年12月17日(月)

今日は珍しく空腹だったので(笑),中盛ラーメン(650円)にネギ丼(小・・・と言っても「大」はない・350円)をつける。具は刻みチャーシューに白髪ネギを合えたもので,ちぎった海苔がかけられたもの。ラーメン用の小さな丼に入ってくるが,ご飯の量的には普通。ラーメンと同じ「具」なのだから,+100円で「ネギラーメン」にして「ライス」(100円)でもよかったかななどと考えながら食べていた(150円安くなるもの・笑)。スープの濃度は十分だったが,今日はタレの味が濃いめの印象。

2002年4月02日(火)

ラーメン・550円をいただく。注文すると必ずカウンター上に差し出されるのが「もみじにんにく」。生ニンニクだから,残ったスープに入れるとガラッと味が変わるので入れすぎには注意したい。ここはつけ麺も玉数で大中並の3段階になるようだ。内原のバイパスが完成し,より笠間は水戸から近くなったような気がする。水戸インターから夜なら10分ほどだろうか。

2003年7月01日(火)

久しぶりに笠間まで。今日は「つけ麺・中盛」(750円)。辛酸味のつけ汁の具はキクラゲと白ゴマだけ。麺の方に海苔・チャーシューにゆでたうずら卵。麺はちょっと乾き気味だが、まぁ茨城では不満はないレベル。21時で早くも閉店の札が出た。最近は早く閉まるようだ。

2004年2月03日(火)

いつもと違い空腹の状態で行ったので中盛りでも食べようと思っていたのだが,普通が550円で中が650円。でも2玉の大が700円だったのでついついそれにしてしまう。で,普通に食べてしまった。大盛りなので麺は固めにしたのだが,それでちょうどいい感じ。ほうれん草の代わりにキクラゲ細切りがのっていた。差し出してくれる豆板醤入り(?)のニンニクを入れたら,ぐっとスープが飲みやすくなって全部飲んでしまった。健康によくないなぁ・・・。前回同様,やはり21時で明かりが消えた。ちなみに向かいのジャスコは24時間営業である(笑)。

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 さのめん@笠間 :月休 〜24:00(週末は〜25:00)

2000年10月18日(水)

笠間市西部のR50沿い「飯合」交差点角にある。水戸方面から来ると笠間の入口に「さのめん」の看板がよく目立つ店だ。新しい看板だったから新店かなと思ったら,かなり年季の入った外観だった。店内も雑然としている。ストーブがそのまま。何となく活気もない。ラーメンは500円。「佐野ラーメン」の系統と看板には書いてあるが,平打ちの麺に特徴を感じるもののスープは濁った醤油味。強く旨味を感じる。他に客はなく,がらんとした店内にルマの通り過ぎる音が響いている。あとはTVの音だけ。深夜に1人で食べていてだんだん寂しい気分になってきた。会計の時に消費税をとられてさらにがっかり。

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 みそ家 りき丸@笠間:笠間市箱田2604 年中無休 11〜翌1 <0296-73-0377>

2001年4月19日(木)

日曜に笠間を通過した時に気になった店。50号沿い笠間警察署の西側,「壱福家@笠間」に曲がる信号のちょっと先である。チェーン店っぽい外観だが個人営業のようだ(と思ったら同名店が那珂町にもあった>2001/05/24)。駐車場は十分。夜10時過ぎでもけっこうにぎわっていた。メニューは「自家製オリジナル味噌使用」と言う「みそ系」がトップで、みそらーめん580円・ネギみそ580円・熟成チャーシュー830円と言ったところ(大盛り100円増し)。他に「しお系」 500円,「とんこつ系」(しょう油ベースの「りき丸風」とか)600円,懐かしい味と言う「しょう油系」500円,「スペシャル系」としてあさりバター鉄鍋(みそ味)830円等々かなり多い。「具が茹でもやしにコーンだけ」と言うこの手の店によくあるパターンでは辛いので,「熟成チャーシューみそ」を注文。小ぶりの黒いドンブリで運ばれてきたそれを見てちょっと驚く。みっちり入っているのだ。野菜山盛。キクラゲの入ったもので,程良く炒めたシャキシャキもやしがメイン。それに1センチ近い厚みのある手のひら大のチャーシュー2〜3枚隠れている。これがホグレルやわらかさ。スープは旨味の強い(アサリの味もした?混ざった?)ガツンとくる濃い目のもの。ニンニク系でいわば「くるまや」風。それに縮れのある黄色い太麺。この組み合わせ自体は特別目新しいものではないのだが,量・味とも「詰まった」感じで,空腹時にライスと一緒にガツガツ食べたりすると満足度は高いと思う。チャーハンもけっこうしっかりした感じで,セットメニューで食べるといいかも(850円くらいだったような)。

《桂村》

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 みさお屋@桂 : 東茨城郡桂村大字赤沢44 月火水休 12〜18まで

2000年7月14日(金)

エミーさんの『水戸食べ歩記』の掲示板で紹介された店。往復70kmを平日の昼休みにこなしてくる。とてもマニアックな店だ。だって店外に「ラーメン」のラの字もない。「御休処」と書いてあるだけで,白いレースの暖簾をくぐり店内に入るとなんと中のカウンター前に中華そばの赤い暖簾。メニューは「中華そば」のみ。「大盛」or「玉子入り」が選択の幅。チャーシュー麺なんてない。4畳半の畳の間と,6畳ほどの土間が店のすべて。テーブルが不定形に並び壁一面にはおつまみ袋,駄菓子,スナック菓子,はては缶詰からカラオケテープまで並ぶ異様な風景。なんかわくわくしてくるくらい変わった店。7月の暑い昼下がり。扇風機が3台,せわしなく首を振っている。「うちのはラーメンじゃなくて『支那そば』なのね」。小柄なおばあちゃんがなんと独学で20年以上も前から作り続けているその「中華そば」は煮干しのきいた思った以上にしっかりしたラーメン。油が浮いてけっこうボリューム感がある。麺も食べやすい細さ。支那そばだもの。情報ではタマネギのみじん切りが入っているタイプのラーメンと聞いたが,だとすると水戸の老舗系(すずきとか支那ラーメンとか)によくあるパターン。実際はそのタマネギはけっこう粗く切った物で,すずきとはちょっと趣が違う。でも濃い目のスープと一緒にいただくとその食感が心地いい。ちなみに「玉子入り=+50円」は煮玉子なんかではなく,湯に落として固めた生玉子であるところがご愛嬌(笑)。脂身のない縁に焦げ目のついた周縁がピンク色のチャーシュー3枚に感心して,「ちゃんと焼いてるんですか」と聞いたら「いつもはうちで作るんだけど今日は・・・・」と言うのもご愛嬌。那珂川・御前山の赤い橋の手前にある「道の駅」の向かい側,完全な釣具+雑貨屋の店の左半分の店。誰かを連れて行くのにとても楽しい話題を提供できるラーメン店だ。おばあちゃんの話を聞いてるだけで,なんか懐かしい気持ちになれる。

茨城県内の店・徹底攻略月間 【県央編】 参照


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