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県北の店  INDEX part1《日立》 

ここでのコメントは僕自身がその日に食べた「印象」であり,今現在の味を表すものではありません。
参考程度にとどめ御自分の舌で判断されることを希望します。人の好みは人それぞれですから・・・

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《日立》

味平@河原子いくよ食堂@日立市鹿和@鮎川いってんばり@大みか蝦夷@多賀夜来香@久慈花月@川尻かっぺらぁめん@金沢町きでん@多賀巨塩屋@田尻町喜楽亭@日立クーニャン@久慈くまもとラー メン@日立ラーメンコント@森山三四郎@大甕らーめんすずき@水木せんり@多賀千竜@鹿島町大吉@多賀たんぽぽの詩@多賀天下一@石名坂天天裕@日立とさや@茂宮町長浜ラーメン@日立浜の宮食堂@日立ふるさと@平和通芳月@日立ホームラン軒@鹿島満久@大沼萬福@日立・川尻麺吉@日立蘆山@金沢町和蘭@大甕

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 味平@河原子 : 日立市河原子2-11-9 不定休 17〜翌5 <0294-35-9726>

2000年3月09日(木)

R245沿いの深夜営業の店。「河原子十字路」交差点を坂を上がって北上し,左にコンビニが見えたらその先右側にある。昼に開いてるのを見たことなかったから,以前からこの店の存在はわかっていたものの印象の薄い店だった(名前が平凡なせいもある)。それもそのはず,この店は夜しか営業していないのだ。しかも閉店は朝の5時。どんな客がそんな時間に来るのだろう?店前のスペースは全くないから,道を挟んだ向かいの駐車場(空き地)にとめるしかない。入り口のガードレールの間隔が狭く入れづらい。夜間は皆スピードを出す国道(とはいえ普通の道幅)なので気をつけたほうがいい。店に向かい左隅の引き違いの戸を開けるとすぐテーブル席が二つ。その向こうに座敷が二つ。右奥にカウンター席。古いつくりである。でも店主夫婦は予想(年輩のオヤジをイメージしたいた)より若かった。カウンターの頭上に端から端までずらりと並んだメニューの中から,右端の「しょうゆラーメン・500円」を注文。外が黒で内側が朱色の大きめのおわんのようなどんぶり(プラスチックかと思ったらしっかり陶器製)に盛られたてきた。白ゴマが多量に浮いたスープはまさに醤油色。でもスープに厚みがあるので救われる。麺は固め。歯切れがよくサクサク食べられる(茹で過ぎるとすぐへなちょこになりそうだ)。具は三角海苔にメンマ,それにしっかりした厚みのチャーシューが一枚。全体として,店の外観からすれば意外にこだわりのある店かもしれない。情報に寄ればこの店には太麺もあり,みそやタンメンに使うそうな。

2000年3月16日(木)

前回(とはいえ1週間前)気になった「みそラーメン」を食べてみる。どんぶりはラーメンと同じおわんのような色の黒いもの。太麺はいいのだが,スープはさらさらの味噌汁系のもの。ちょっとがっかりする。この麺ならもっと濃厚なこってりした味噌味のほうがいいと思うのだが・・・。

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 いくよ食堂@日立 : 日立市若葉町2-1-22 木休 11:30〜15/16:30〜19:30 

2000年3月31日(金)

日立駅から平和通りを国道6号へ向かい,けやき通りを日立一高方面へ。橋の手前の左側にある日立では有名な「老舗」のラーメン店。外観は思いっきりレトロな「食堂」と言う風情だが,道路から一段上がった店内は意外なくらいこぎれい,すっきりしている。カウンター席等はなく,テーブルが不定形に5台並ぶ。左奥に昔風の小窓のある壁で仕切られた厨房が覗く。ラーメンは480円と実に庶民的な値段。どんぶりの枠一杯にスープが並々とつがれ,大きめのお盆に乗せらたラーメン。腰のまがったおばぁさんでも運んできたなら「雰囲気」出るが,「若奥さん」と言う感じの女性が丁寧に運んできた。予想通り透明な醤油色のスープ。甘い感じの肉系の味だ。麺は上品な感じの細麺ストレート。柔らかくってにゅるにゅるした食感。茹ですぎではなくそう言う狙いの麺なのだろう。とても懐かしい感じがする。具は海苔・ナルト・メンマそして脂身のないチャーシューと極めてオーソドックス。全体としてこれはもう歴史に裏打ちされたこの店の「ラーメン」なのである。要望することは何もない。孫や子供を連れた家族客,年輩の女性のグループ,労働者風の男性・・・多種多様な人たちが入れ替わり立ち代り入ってくる。「定番」の店なのだろう。メニューはその他も多彩で「小チャーハン・300円」なんてのもあったから,しっかり食べたい人にはちょうどいいかも。

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 市鹿和@鮎川:日立市鮎川町2-2-30 1・3月休 〜24 <0294-33-3996>

2003年2月14日(金)

「どんぶり会議」でだいぶ以前に話題(02/08/02)になった店だが,DMでも情報をもらったので訪ねてみた。水戸から国道6号を北上し日立の諏訪五差路を越えて少し先の右側。とんかつのとんの隣だ。駐車場は十分広い。店内はテーブル4台に座卓が3台,あとカウンター席と言う構成。けっこう広い。定食類が豊富で。麺類の基本メニューはラーメン・塩ラーメンが380円でみそラーメンが400円とイマドキずいぶんと安い値段設定。他にカニ塩ラーメン(750円)担々麺(600円)と言ったものもあるが,今日はDMで薦められた「ちゃんぽん」(680円)を注文。もっとも正確には薦められたのは「味噌ちゃんぽん」なのだが,まずは基本の味をと普通の「ちゃんぽん」にしたわけだ。その味噌ちゃんぽんも同じ値段。具沢山。具はエビ・イカ・豚肉・アサリ・しいたけ・白菜・人参。アサリが多くスープにそのダシが効いていて満足。麺は太麺でチャンポン用という感じではないが,黄色すぎることもなくけっこういい感じ。基本的には定食の比重が大きい店なのだろうが、この太麺なら麺類もいいかもしれない。細麺も選べるようだ。

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 いってんばり@大みか :日立市大甕4-23-26 無休 11:30〜15:30/17:30〜23(日祝〜21:30)

2000年4月18日(火)<0294-52-5838>

R245沿い,東海方面から日立港を過ぎ,日製大甕工場の坂を登ったところ(北側)にある。白い壁の外観はいかにもチェーン店っぽい作りだが,情報では個人経営の店らしい。東京・赤坂に昔から「一点張り」という札幌系の老舗店があるが,もちろん関係はないだろう。店内も畳席・BOX席・カウンター席があるチェーン店風。メニューはラーメンとのセットメニューが多数(ギョーザセット690円・カレーセット800円・焼肉セット900円・野菜セット980円等々)でご飯類(定食もの)がメニュー表の「上」にある。麺類はその下。この店の中心はご飯ものなのか?肝心の麺類も豚角煮ラーメン・850円,いってんばりラーメン(辛口味噌炒め)・800円等々のアレンジラーメンが上から並び,味噌・塩・中華(各580円)は下の方に付け足しのように書いてある。そう言うスタンスの店なのだろう。とんこつ味噌(本場九州の味)・600円などと言うメニューもあったがちょっと危険だ。メニュー表でスープの選択が「味噌または醤油」となっているから「味噌」が中心なのだろう。ここはひとつ基本を押さえるべく「味噌ラーメン」・580円を注文する。予想通りの縮れの少ないストレート麺。具は茹でて軽く炒めたような野菜とひき肉だが,味付けは特にしていないような感じ。それにワカメ・茹で玉子半分・唐辛子・・・。スープは油が軽く浮き白ゴマのふられたもので,そこそここってりしているが麺や野菜と絡みはよくない。基本となる「ラーメン」で勝負するのではなく,セット物の「お得感」で客を呼ぶ店なのだと思う。

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 蝦夷@多賀

2000年1月19日(水)

どんぶり会議」で紹介された店。国道6号「諏訪五差路」の南「河原子海岸入口」と245号の「河原子十字路」を東西に結ぶ線の常磐線より東側,常銀多賀支店・東多賀出張所西側にある。「どさんこの店・元祖蝦夷」「お食事・コーヒー」との看板だからちょっと不安になる。昼の1時半。縄のれんをくぐり店内に入ると左奥に大きめの座敷。正面に吉野家式のU字型のカウンター。中にいた年配の客5〜6人がいっせいにこちらを向く。「場違い」な感じ。ほどなく客の1人がマスターに番号を告げる。「何?」・・・カラオケなのだ。カウンター正面にはカラオケの器材(デッキ多種・CD等々)が山積み。その上にラジカセまで。器材に埋もれるようにして働く年配のマスターはカラオケにかかりっきり。曲名を記入したりしている。メニューは定食物など多彩だが,一番右は「ラーメン・400円」。半チャンセットで670円。それを注文。カウンター上の隙間(物で他は一杯なのだ)に差し出され,立ってとりに行く。典型的な醤油色のスープ。+アルファの甘味が特徴と言えば特徴だが,とりたてて興味をひかれるラーメンという感じもしない。麺はよくある縮れ麺でやわらかめ。具はメンマ・ナルト・そして「○○ハム」の「○○焼豚」そのままを厚めに切っただけのチャーシュー?なのだ。お,まけに食べる間にカラオケ4曲聴かされて,しかも昼間からベタベタの演歌。手前右のコーナーはステージになっているのだ。拍手は意地でもしなかった。昼の1時半。僕は食事に来てるのだもの。まさに飲んだあとの手頃なラーメンと言ったところ。夜の営業がメインなのだろう。それ以上でもそれ以下でもない。店主のラーメンに対するこだわりは・・・ほとんどないと思う。昼間からカラオケやらせる店なのだ。でも400円と言う値段を考えたら文句は言えないか・・・。

「いくよ食堂@日立」にいったら「しばらくの間休業します」と書いてあった。

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 夜来香@久慈 :日立市久慈町7-17-11 木休 〜19:30 <0294-53-6065> 

2001年10月12日(金)

「夜来香」と書いて「エーライシャン」と読むようだ。「どんぶり会議」の情報(2000/08/02)で知った店。1年以上前の情報で,その後DMですすめられたりしてずっと気になってはいたのだが,午後7時半までと言う営業時間がネックになってたどり着けずにいた。まわりは民家だらけの何でもない住宅地の中にひっそりとある。こんな場所で商売になるのかしらと言う場所だ。地元の人以外うっかり通るような場所じゃないもの。店は年季が入り,カウンター5席にテーブル2台で一杯と言う狭さ。昔懐かしい中華系ラーメン店のスタイル。メニュー的にもラーメン450円・チャーシューメン700円・タンメン600円・モヤシソバ650円・・・一般的な中華料理店のそれだろう。具はなると・ワカメ・チャーシュー・メンマ。スープはしっかり醤油色だが見た目ほどしょっぱくはない。懐かしい味だ。麺はこの手のラーメンにしてはやや太めの縮れ麺。なかなかにいい感じ。これならタンメンとかモヤシソバとかうまそうだ。だいたいこういうタイプの店は「炒め物系」はうまいのである。はきはきしたおばちゃんも実に感じがいい。営業時間を聞いたら「すみません早くて・・・(笑)」と返事が返ってきた。午後7時半に閉めるのだから,だらだらと酒を飲まれる客はあてにしていないのだろう。立派。近所にあったら馴染みになりそうな店である。問題はその場所のわかりにくさか。基本的には情報通りでいいと思うのだがもう一つの説明をしよう。R245日立港入口のT字路を6号方面に向かい西へ(R6からなら「からしまボウル」北側の変則T字路を日立港方面にに向かい東へ),6号寄り「出光」のスタンドの西側にある「ヤナセ日立営業所」と「酒」と大きな赤いネオオンが目立つ「たちばな酒店」の間の路地を入り「たての児童公園」の南側にある小さな畑(赤い防火水槽の標識がある)の先の細い路地を左折してほどなく右側と言うことになる。お試しを。【19:20】

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 花月@川尻

2000年5月30日(火)

花月と言うチェーン店の存在ははるか昔から知っていたのだが(松戸の6号沿いにあるし都内はホントあちこちにある)実は一度も食べたことなかった。「どんぶり会議」紹介され,この機会にとそこにレスをつけたあと夜10時に思い立って自宅を出発(妻にはちょっと出かけると言って・・・)。カーナビで計ったら花月まで片道約40km・・・我ながらよくやると思う。R245はもちろん空いていて,日立を抜け11時過ぎに花月到着。遠くからでもよくわかるオレンジ色の看板。店内も同じ。ひたすらオレンジ色でくらくらするくらい。先客は一組だけで,さすがにこの時間はがらんとしてた。初めてだから定番「にんにくげんこつラーメン・620円」を券売機で購入。雷文の入った小ぶりの古っぽいデザインのどんぶりに盛られたそれは和歌山ラーメンに背脂を溶かし,さらに層になるよう脂を浮かせたような「見た目」。麺はストレートで固めだからけっこう食べられる。ただタレの味が強いので濃くも感じる。「花月特製タレ」(レンゲに注いで舐めてみたら当然「濃い」)なんてのが各テーブルにあるようだから,もっとタレ薄めで好みで調整した方がいいと思うのだけれど,そうすると背脂の味だらけになってしまう気もするし・・・バランスが難しい。具は濃い味付けのチャーシュー。薄いがやわらかいもの。あとメンマにゆで卵が半分。まぁ茨城ではチェーン店「花月」と言えども貴重な背脂ラーメンだから,この店の価値は充分あると思う。ただ店の雰囲気がそこそこ売れてくるとだんだん雑になっていく気がするなぁ・・・

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 かっぺらぁめん@日立:日立市金沢町1-13-20 月・第一火休 11〜21 <0294-35-0021>

2002年6月27日(木)

国道6号線を日立方面に北上し,多賀駅に向かうY字路手前(南側)のオートバックスとマクドナルドの信号を右折(東進)してすぐ右側にある。店前にP8台ほど。「自家製手打ち麺」とか「自家製麺と地鳥スープの店」とかキャッチコピーがにぎやかだ。白く縮れた固めの麺に,油の浮いた甘目の旨味も強いスープ。熱々でインパクトはある。チェーン店風の外観から覚悟したよりは印象がよかったかな。店内もけっこうにぎわっていた。

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 きでん@多賀

> 【 きでん 】の項・参照

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 巨塩屋@日立:日立市田尻町5-9-17 無休 11〜24

2003年2月26日(水)

どんぶり会議で話題(03/02/15)になった店。その名前の通り「巨醤屋」系の新店と言うことになるが,なんのことはない,「巨醤屋@日立」の一角(同じ敷地ではなく同じ店内の左奥の一角)にある店なのだ(笑)。必然的に入り口でどちらにするか聞かれることになる。「醤油ですか?塩ですか?」。塩目的の今日は左。応対は完全にファミレスのそれ。注文したのは看板の「塩」(680円)。表面に油の層があるスープ。一口目にガツンとくる,旨味のはっきりした薄茶色に濁ったスープ。とんこつ塩(650円)だと白濁スープになるようだ。けっこう油っぽくなるので白髪ネギがありがたい。具は海苔・チャーシュー・メンマに半熟玉子までつくが(半分だが),680円という値段から考えれば当然かな。チェーン店にしては今の流行を考えた上での個性がありいいと思うが,もう少し麺に特徴があればありがたい。食事中もその後も,とても喉が乾いた。他にえび塩(700円),あっさり塩(550円)に巨塩屋オリジナルの醤油&味噌もあるようだ。連れと意見が分かれた場合のためらしい。なんと細やかな心遣い(笑)。現時点でいわき〜日立〜ひたちなかの支店展開のようで,味に対するこだわりの能書きはオフィシャルHPに詳しいので参考にされたし。この方法なら遅かれ早かれ「巨醤屋@ひたちなか」にも「巨塩屋」ができるのではないだろうか。

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 喜楽亭@日立

2001年9月18日(火)

R6日立南インター北側の大和田町交差点を右折(東進)してまもなく左側。そこそこ新しい食堂風の外観だが「ラーメン」の看板を大きく前面に出している点が気になり何の情報もなく入店。が,ご飯もの(750〜850円のラーメンと丼物の定食類多種)が中心のようだ。名前入のどんぶり(35-6413・看板には54-0570)に年季が入っていたから,他所からの移転かもしれない?。敷地は水田を埋めたような感じ。店主もベテランぽいが,和食っぽい雰囲気。ラーメン450円は細縮れ麺で固め。具はチャーシュー・のり・いんげん・ワカメ・めんまと典型的。普通に醤油色のスープはスープは平板で平凡。特にこだわりは感じない。ラーメンは底辺メニューで,セットもの・定食もののつけあわせで「スープ替わり」と言ったポジションのようだ。テーブルが7台,小上がりに座卓3台。ぎっちりつまっている感じである。食事目的ならともかく,ラーメン目的で入る店ではないと思う。

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 クーニャン@日立・久慈:日立市久慈町3-6-16 木休 11〜14(昼のみの営業) <0294-52-1500>

2002年5月22日(水)

R245を北上し,久慈川にかかる赤い橋を渡ってほどなく左側にある「サンピア日立」,その裏通り(旧道?)にある。凝ったドアのあるしゃれた感じの明るい店。店名には「チャイニーズハウス」と言う冠がつく。経営者は女性のようで,スタッフも女性ばかり3人。ラーメンは500円。800円と言うタンメンにもちょっとひかれたが,「Aセット・850円」を注文する。ラーメンにしっかりした半チャーハン,それに焦げ茶色の特製味噌のマーボー豆腐がつく。熱々の鳥ガラスープ。醤油の色は薄目。味はしっかりしている。縮れ麺はけっこう好みのタイプ。具はナルト・海苔に脂身はないがちょっと固めのチャーシューが1枚。看板にあった担々麺は720円。アットホームな感じの中華系レストランと言うところか。女性スタッフで昼のみの営業というのがこの店の性格を物語る。

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 くまもとラー メン@日立

1999年8月19日(木)

2時間の昼休みなのに,ラーメン店をさがして北上してたら日立まで来てしまった。時間切れで帰ろうとしたら,JR日立駅前のショッピングセンターのパーキングビルの入口角に,「くまもとラーメン大港店」というガラスに書かれた文字を見つけてしまう。「くまもと」と聞いては食べずにはいられないと,あわてて飛び込む。カウンター(5席くらい)に4人掛けテーブルが6台整然と並ぶ店内,先客は2人,広い分だけ拍子抜けするくらい活気がなかった。店員のお兄ちゃんに「食券を」と元気なくうながされて,選んだものはトンコツラーメン。なんと880円。でも太肉(ターロー)付ならしょうがないか。それにしてもこの店のメニューには節操がない。「くまもと」と看板に唄っていながら,しょう油・塩・味噌おまけにチャンポンまである。さらにチャーハン・カレー・・・。こうなると,少なくともトンコツ系の「味」は期待できまい。はたして運ばれてきたそれは,スープこそ白濁しているもののサラッとしていてコクがない(味は濃い)。マー油がかかっていただけまだ「くまもと」の雰囲気は出ているが,麺は普通の麺(たぶん各麺共通なのだろう)で,やや柔らかめ。肝心の太肉も煮込みすぎで,一部が固く,ほぐれるような柔らかさはない。これでは880円の価値はまるでない。太肉抜き,つまり標準のチャーシュー・メンマ・キクラゲでせいぜい550円が妥当である。もっとも,トンコツラーメンとカレー(またはチャーハン)とのセットメニューが850円だったから,トンコツラーメン(太肉入り)880円の値段設定は納得いかないところだ。昼時にセット物で,とりあえず満腹になりたいときに選ぶ店とでも言うべきか・・・

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 ラーメンコント@日立:日立市森山2-12-17 月休 〜22<0294-53-3428>

1999年9月18日(土)

どんぶり会議」で, ライムさんに紹介された店[99/07/18]。年中渋滞している国道沿いにあるため,だいぶ行きそびれていた。国道6号を北上し,森山町に入り,「森山団地入口」の信号の先の日石GSの前を右斜めに入った狭い道沿いにある。日立森山社宅の並び。一段高いところに,黄色い看板と赤提灯がポツンと浮かんでいる感じだ。正面に高いカウンター,手前に2人がけのテーブルが二つの狭い店。かなり造りは古そうだが,外には新しいよしず,店内の壁紙は新しく,そこそこきれいである。角刈りの,眉間にしわが深くきざまれたコワモテの店主(声は意外なくらいやさしいが)と,静かな感じの細身の奥さん(だと思う)がカウンターの中でせわしく動いている。たぶん若夫婦の店。ラーメン・550円を注文。透明な薄い醤油色で,油がうっすらと浮いている。ほうれん草とワカメ,メンマ少々とチャーシューが具だからかなりオーソドックス。一歩間違えば平凡なラーメンだと思うのだが,スープがきりりと熱く,縮れ麺も程よい固さ。ぎりぎりのところで好きな味である。いすず@秋葉原,地元なら宝来@ひたちなかにも通ずる「正しいB級ラーメン」だと思う。けっこう気に入った。ふとカウンターの上を見上げたら,別皿で炒めたもやしがついていた。忘れたからか,スープに混ぜたくないのかはよくわからないが,透き通ったきれいなスープだから,たぶん後者だと思う。餃子を「お持ち帰り」で買いに来た人がいた。自慢のものなのかもしれない。

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 三四郎@大甕

【 スタミナラーメン 】の項・参照

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 らーめんすずき@水木 10:30〜22 水休

2000年5月27日(土)

R245沿い,大甕・久慈浜の北の水木小学校入口交差点(歩道橋がある)の南側にある。ラーメン店と言うよりは街道沿いの大きな「食堂」。中央の入口からはいると正面から右奥に続くカウンター。左右にテーブル席があり,右奥が畳席。かなり広い店内である。ずらりと壁に並んだメニューはさしみからもつ煮,アジフライ,さば味噌煮,煮魚(カレイ),とんかつ,ひれかつ・・・とまさに食堂のそれ。一方麺類も14種,ラーメン(480円)を半チャン(半チャーハン)付で注文。濁った醤油色のスープはひと口目は厚みがありいい感じ。黄色い縮れ麺は固め。具はチャーシュー,メンマ,ナルトに三角形の海苔。プラス300円で半チャーハンをつけたのだが,たしかに「半分」で量的にはもの足りなく感じる。まぁ,基本的に定食中心の「食堂」なのであり,そのわりにラーメンもそこそこいけるといったところだろうか。たぶんそんなには「ラーメン」そのものに力を入れてはいないと思う。

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 せんり@多賀 : 日立市東多賀町2-9-3 月休 11:30〜14:30/17:30〜21:30 <0294-38-6670>

茨城のうまいラーメン2】(2002/12)掲載店

2001年3月31日(土)

「どんぶり会議」の,「茨城県の店【県北編】」スレッドでの報告とレスにそそられて,土曜の昼間にさっそく行って来る。昼休みは2時間。ひたちなかの自宅から2時間でしっかり2店(笑)。結果,いたく感動したので,どんぶり会議に『報告』。こういう店の情報が入ってくるたびに,HPと掲示板開設してよかったなぁと思う。まず「せんり@日立・東多賀」。国道6号「諏訪五差路」の南「河原子海岸入口」と245号の「河原子十字路」を東西に結ぶ線の常磐線より東側,常銀多賀支店・東多賀出張所の裏側(北側)の通りにある。卓上のメニュー板には「せんり『秋・冬』メニュー」の表題。と言うことは「春・夏」があるということかな?左上トップの青竹手打ちめん(太)の「せんりつけめん」は800円となかなかに強気の値段。洒落た平皿に竹製の簀の子の水切りを敷き,その上に刻み海苔のかけられた山盛りの麺。太目と言うより『極厚・幅広』の麺だ。ラーメンの麺でこんな太いの見たことない。それを普通と同じに箸でつまんで口に運ぶと噛むのに苦労する。コシがあるし,一本で普通の麺10本くらいの密度があるからだ。二郎以上の根性ありの『極太麺』。気持ちお上品に,少しずつつけ汁に運ぶのがよい。そのつけ汁は薄い醤油色の澄んだもの。大きめ小口切りのネギが入るだけと見た目はシンプルだが,運ばれてきただけでぷ〜んと魚系の香りがして,とてもそそられる。この組み合わせは衝撃的。県南の雄「大勝軒@佐貫」に対抗する,県北の雄になりそうな予感。同じつけ麺でもタイプはまるで違うが,東京の話題の店にも対抗しうるスタイルをもった店だと思う。平皿に載った具は煮豚のチャーシューに,その食感が楽しいコリコリのメンマ。「うんうん」と言いながらあっという間に食べ終わる。「スープ割りできるのかな」と考えている内に全部飲んでしまった。つまりそれくらいの濃度。でも割った感じも次は試したみたい。他のメニューは,玉子入り手もみ麺(中太)で「せんりしょうゆらーめん」800円。そば粉入り麺(細)で「支那そば」550円と言ったところ。次は是非こちらを試してみたい。メニュー右側には各種らーめん類(こちらは玉子入り細麺)。まわりの客(けっこう年輩の客が多い)はほとんどこちらを注文していた。こだわりをもとめつつ,大多数の客に合わせ一般的なメニューもそろえると言う苦心のあとかな。ちなみに,店前の垂れ幕(店内にも同様のものがある)の文句を紹介すると・・・『私の味へのこだわり』・・・らーめんが日本で発展をとげた背景には実に多くのらーめん屋店主の試行錯誤があったことは想像するに難しくない。各店のこだわりの味が今日のらーめんの百花繚乱の時代を生み出した。それらのらーめんを超える味を作り出そうとチャレンジし、実現する事が今の私の楽しみの一つである。・・・麺屋せんり店主・・・とまぁこんな感じ。その横に『麺:国産小麦粉自家製麺・青竹手打ち麺,水:アルカリ水,スープ:天然ダシ無添加スープ』の表示もある。店主はまだ若く(30代前半?),フロア係のてきぱきした女性(奥さん?)との連携もよく,とても活気がある。造りは和風で落ち着きもある。こってり系が苦手な人にも安心して紹介できる店だ。茨城にもこういう店ができることを待っていた。かなり期待できる。いつから営業していたのだろう。知っていれば是非「ラーメン本」に載せたかった店だ。

2001年4月30日(月)

先月末に食べたときのつけ麺の印象がすこぶるよかったので期待を持って再訪。月曜だが祝日だったので営業していた。今日の目的は普通のラーメンを試すこと。玉子入り手もみめん(中太)使用の「せんりしおらーめん・800円」を注文。普通のしおらーめんもメニュー右側にあるのだが,「せんりつけめん・800円」レベルの差別化を期待しての注文である。が,どうやらスープは同じのようで,麺が手もみになり具が増えたというのが800円という値段の理由らしい。その「具」とは,茹でタマゴ半分にチャーシューが2枚,コーン,もやし,メンマ,海苔,きぬさやにホウレン草と言ったもの。個人的には「揚げネギ」とか「半熟味玉」とか入れて,値段相応の「有り難み」が欲しいところである。期待が大きかっただけにちょっと拍子抜けしてしまった。肝心のスープと麺も,全体としては店売りのシマダヤの「タンメン」に似ていると正直思った。僕自身,自宅で作って旨いと思う生麺はこれだけだから,手打系の「しお」は結局この味に行き着くのかもしれないが,やはりこれでは有り難みに欠けるかな。「つけめん」を食べた時のような感動はなかった。残念。

この店発見のきっかけになった「よみうりタウンニュース・2001/3/15」(発行部数215000部だそうだ)掲載記事のコピーが置いてあったので,ここで紹介しよう。・・・『常陽銀行河原子支店の裏の通りにある。製麺業に携わっていた店主の藤田安夫さん「まねのできない自分だけの味を」と,満を持して開店した。売りは,経験を生かして自分で製麺するオリジナルめん。青竹手打ち(太)、卵入り(細)同手もみ(中太)そば粉入り(細)の4種,具だくさんの「せんりらーめん」には卵入り手もみを使う。加水率を高くし,低温熟成で仕上げためんは,口にすればしっかりしたコシとつるりとしたのど越しを感じる出来。豚骨と鶏ガラをベースに13種類の野菜,カツオ・サバ節を加えて作る天然ダシの無添加スープも甘味のある上品な仕上がりで,幅広い年齢層に受けている。「めんも手掛けることで,より自分の思い描くものに近付けるはず。家族連れの全員が満足するラーメンが理想です」と。』

2002年2月16日(土)

塩味のつけ麺」があるとの情報が入り久しぶりにこの店へ。家族で来るのは初めてである。初めて来ると迷うくらいメニューが複雑なのだが,麺の種類で整理すると,基本となるが玉子めんが,青竹手打で「太めん」だと「青竹」,低温熟成手もみで「中太」なのが「手もみ」,そば粉入りで「細めん」なら「支那」と言うことになる。デフォルトはただの「細めん」で玉子めん。メニュー的には「つけめん」が先にきている。麺の種類で各つけめん(しょうゆ・しお)が800円〜750円〜700円となり,みそ・カレーが+100円。あたたかいもの(=ラーメン)が−100円,チャーシューが+300円ということになる。大盛りは+100円(玉子めんのみ+50円)。注文したのは青竹しおつけめん800円・手もみみそらーめん750円・支那カレーつ けめん800円・しょうゆらーめん550円。すべて税込なのはありがたい。ちなみにお子様らーめん300円でセットにするとジュース・おもちゃ付いてくる(450円)。カウンター8席と右側と左手前2個所の小上がりに6人座卓が3+2台。土曜の午後7時過ぎでほぼ満席だった。そのせいか出来上がりはかなり遅かった。しかも,バラバラに出てくるのにはちょっとイライラしたが,この麺の種類では無理もないかも。「しおつけめん」のつけ汁は塩ダレの色がそのまま出たような濁った色で,細かい赤唐ガラシの浮いたピリ辛味。具はメンマ・茹で玉子半分・チャーシュー・ホウレン草。「しょうゆ」は甘めの味付け。「味噌」はミリンが効いているような感じ。日本酒の味がする。ダシがきいていないと妻は言うが,僕はこんなものだろうと思う。「青竹」は極太麺,「支那」の麺はまさに蕎麦の色と,こだわるだけあって各々の麺はそれぞれにコシがあり出来はいいと思うのだが,スープがあっさりめかな。それが「狙い」なのかもしれないが,ドッシリとした感じは薄い。つけ麺の場合は特に麺と絡まる感じが少なくなる印象。あと,水で締めた麺だからしょうがないのかもしれないが,「しお」も「カレー」もつけ汁があっと言う間にぬるくなってしまった。そそられるメニューに800円近辺が多いので,家族で行くとどうしても高めになるのが難点。妻はちょっと不満そうだ。

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 千竜@日立:日立市鹿島町1-14-1 水休 <0294-24-4676>

2002年6月27日(木)

国道6号線「日立駅入り口」交差点の3つ手前(南側)の路地を東に入ってすぐにある。外観は全くよくある中華料理系食堂。年季も入っているからあまりそそられないタイプ。乱雑に書いた手書きのメニューから選んだラーメンは400円と良心的。ナルト・メンマにバラチャーシューのオーソドックスなタイプの醤油ラーメンだが,縮れ麺はわりといい感じで,値段から覚悟するよりはまとまっていると思う。料理系のラーメン(野菜ラーメンとか五目ラーメンとか・各500円)はうまいかもしれない。左奥に麺打ち場があるようだ(餃子だけかもしれないが)。会計の時,店主が粉だらけの手で出てきた。

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 大吉@多賀

2001年3月31日(土)

次は「大吉@日立・多賀駅前」。国道6号「駅入口」交差点から多賀駅前に向かう中央の通り,駅のひとつ手前の信号(右手に水戸信金)を右折し,最初の路地(一方通行)を駅側に左折してすぐ左側にある。駅正面からは向かって左側の,進入禁止の標識のある路地を入ることになる。外観はよくある路地裏の中華系の店。入口の,「大吉つけ麺」と手書きされた貼り紙が妙にそそられる。店内は左右にテーブル席が並ぶ造りだが,間口が広く中央のスペースが大きいためゆったりと感じる。メニューは多彩。やはり中華系のよくあるパターンである。さて,その「大吉つけ麺」は550円。お盆に乗せた「麺」「つけ汁」「そば湯(スープ割り用スープ)」の3点セット。麺は小さめの平皿の山盛りの縮れ麺。物普通サイズのどんぶりに入ったつけ汁は,大勝軒系のように具沢山。でも,内容はかなり違う。野菜類に豚細切り・小エビ・ナルトを加えて炒め,軽くとろみをつけたもので基本的に「甘辛」。この形態は今まで経験したことのないパターンである。これに締まった感じの細縮れ麺がよく合う。最初から朱色の容器に入って出てくるスープ割り用のスープも,それだけでも飲めるくらいの味付け。ただ元のつけ汁の味が強烈だから,それをスープで割ってもあまり味は変わらない感じがした。つけ汁の具も,ちょっと野菜類が入り過ぎている感じがする(玉葱・人参・南瓜等々)。肝心のスープと麺の印象がぼやけてしまうのだ。でもユニークな解釈であることは確か。面白い「つけめん」である。

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 たんぽぽの詩@多賀無休11:30〜15 夜は週2回営業(月,木〜23)

>【 茨城のうまいラーメン 2001 】掲載店

2000年1月06日(木)

どんぶり会議」で紹介された店。かなり通行量の多い国道6号沿い,多賀町「諏訪五差路」の手前(南側)にある。道路から一段下がったところで,外見的にはひと昔前(ふた昔前?)の喫茶店風。白い木の壁が中途半端に古くて,そこに「ラ−メン」の赤いのれんが下がっているわけだから,とても飛び込みで入るタイプの店ではない。店内も雑然としている。左に低めのカウンター,右にテーブル席が縦に2台。一段高い奥のスペースにもテーブルがあるのだが,左奥には店主の趣味だろう,ノートパソコン・プリンタ等が堂々と一角を占拠している。メニューの基本は「醤油・500円」と「味噌・600円」でそれの胡麻味版が「たんぽぽ・650円」と「胡麻味噌・700円」になるようだ。辛さの段階を選ぶことになる。チャーシューめんにすると200〜250円アップと言ったところ。さらに「ゴジラーメン」などと言うメニューまであったりするのでややこしいが,シンプルな醤油味を頼むのも,この手の店の場合不安があるので「たんぽぽラーメン・650円」に決定。胡麻ダレで覆われた醤油味のラーメン。胡麻ダレの部分をよけてスープの部分だけ啜ってみると,けっこうしっかりした醤油味。薄っぺらではない。麺は細麺。中心の方が固めで食感がよく,のびた感じがしないのがよい。具は厚めのチャーシューが1枚。ほぐれるようなやわらかさとまではいかないが,味付け等,茨城のレベルではかなりの水準だ。それにメンマ・ほうれん草・ゆで玉子がのる。ラーメンの本流からすればこの「たんぽぽラーメン」は亜流のラーメンだと思うが,クセになる味である。で,帰り道でふと思い出した。「活力亭」(勝田泉町の方)の「活力ラーメン」に似ているのである。そう考えると,勝田の店で食べればいいとも言える。逆から言えば,県北の人は日立で活力亭の活力ラーメンが味わえると言うこと。ただこちらの店のほうが,いろいろなバリエーションを考えている部分をどう評価するかが分かれ目になるだろう。> この店の,たぶん手作りの素朴な HPがある(掲示板付)ので,営業時間・メニュー等参考にするといいだろう。

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 天下一@日立:日立市石名坂町2-2-7 月休 18〜翌1 <0294-53-7843>

2004年3月18日(木)

日立市南部の石名坂上,国道6号線沿いにある。以前通った時は無かった店なので新しい店かと思ったら,カウンター内のご主人は年季が入った人。他所からの移転or転職と言うところか。ラーメンはしょうゆ・みそ・塩で各600円,つけめんも3種で各650円と言う基本構成。野菜は+100円,チャーシューは+250円と言うことになる。「無化調の天然だし」とのことだが,ほんとに無化調?と言うくらい重めのスープ。やや縮れた細麺は固めで個性的。極太のメンマは噛みごたえのあるもの。そしてしっかり半熟の味玉が乗り,あと海苔にナルト。深夜営業の店なので覚悟したよりは印象が良かった。何となくチェーン店っぽい名前だがネットで検索しても情報はないので個人営業の店のようだ。店はテーブル席が作れそうな空間がありながらカウンター席だけなので比較的ゆったりしている。水はセルフ。入口脇のジュースケースに「ご自由に」と書かれたキムチとかがあったが,馴染みでもないとちょっととりづらいかも。

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 天天裕@日立:日立市東町1-10-13 ?休 11〜22 0294-23-1129

2002年7月08日(月)

「どんぶり会議」の新店情報(02/07/07)で知った店。けやき通りを北上し日立一高東側の信号を右折して(麺吉の前?)突き当たりを常磐線と平行に北上。最初の橋のある交差点を左折してすぐにある。駐車場はあるが間隔が極端に狭くどうにも駐車しづらい。元焼肉店だったようだが,その雰囲気が色濃く残る明るい店内。凝った字体のメニュー表から,看板メニュー(だと思う)の「重ね醤油らーめん・580円」を注文。背脂の浮いたかなりしょっぱめのスープ。麺は固めだが平凡な感じだ。一方,トロトロにほぐれる炙りチャーシューはなかなかのもの。「情報」から期待したほどのものではなく,ちょっと納得いかなかったので,よせばいいのに「源味豚骨ラーメン・600円」も追加注文。しかし,麺も具も一緒なので(当たり前?),スープの背脂の量が増えただけという印象。2杯目としてはかなり飽きた。ウンチクの貼り紙が多いが、初めにスローガンありきという感じ。「重ね醤油」とか言って名目上の個性はあるのだが,どうにも作っている人の顔が見えないタイプのラーメン。社員がマニュアル通りに作っている感じ。接客もファミレス風で今一歩そそられないタイプ。この味で個人営業だとまだ惹かれるのだが・・・。ただ県北の店としては個性があり,特色を出そうとしているとは思う。貴重なタイプの店だ。そのあたりをどう評価するか・・・。やはり消費税をとられた。あと「杏仁豆腐・230円」もあった。

>「茨城のうまいラーメン2」掲載店・・・しかし2002/11閉店サポート情報参照)

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 とさや@日立・茂宮町:日立市茂宮町799-3 日休 <0294-53-0152>

2001年10月01日(月)

ひたちなかからR245を北上し久慈川に架かる赤い橋を渡ってすぐの「留町十字路」を日立南インターに向かうように西へ。R6大和田十字路からなら日立港方面に向かうようになる。「お食事・ラーメン」の大きな看板。ラーメンがメインではないのは明らかで,普通入らないタイプだが,場所の割にはクルマがたくさんとまっているのが気になり入店。小ラーメンとのセットメニューで,750円のカレー〜焼き肉丼〜カツ丼〜950円のシューマイ・刺身(!)付きまで。なんと小付けが好みで選べるシステム(モツ煮・生野菜・山芋・しらすおろしからいか刺し・・さんま刺しまである)。スープは基本は醤油の一般的なものだが,肉系の油が浮きこってり感がある。麺は黄色い縮れ麺。そして肩ロースチャーシューにメンマとホウレン草。単品のラーメン480円だが小ラーメン300円と言うのもあり任意の定食にスープ代わりに追加してもいい。モツ煮はけっこう具沢山。そのスープはトンコツラーメンとしてもいけそうな感じだ。カレーは味的には普通のものだが,これだけのメニューの種類の店でカレーに期待する方が間違っているかな。食べ終わってこの文をポケットボードに打ち込んでいたら,熱いお茶が出てきた。これはうれしい配慮。店内はカウンター5席にテーブル席が4人×4台。奥の小上がりには座卓が4人×2台。それが1時半過ぎでほぼ満席。狭い調理場には50代の店主とパートっぽいおばさんが4人。忙しいのに慣れている感じだったから,昼時にはこうしていつも社会人でにぎわうのだろう。ラーメン的にはインパクトは少ないが,一般的な食事の場としては実にいい感じだ。値段設定がいいところをついている。7〜800円の定食類にスープ代わりの小ラーメン,日立港に向かう幹線道路沿いのこの店,働く男達の昼時の憩いの場と言えよう。

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 長浜ラーメン@日立 : 日立市弁天1-11-6 日休 〜翌2 <0294-22-5622>

2000年1月11日(火)

どんぶり会議」で紹介された店(2000/01/05)。国道6号「駅入口」交差点から日立駅に向かい,二つ目の信号右折(南下)50M位左側,「芳月」の北側にある。黄色いテント看板。似顔絵通りの店主(夫婦?)。店名の「浜ちゃん」は店主の名前?店内は新しい。オレンジのカウンターに白い壁。明るい。が,平日夜10時半頃で先客は2人。がらんとしている。隣のゲームセンターもがらんとしていたから,日立市全体が思ったより活気がないのは不景気のせい?で,メニュー右側の長浜ラーメン・550円を注文。麺の茹で時間が早いので,これはと期待した通りストレート細麺で固め。ほどよく芯がありこれはけっこう『博多』している。今まで食べた県内の「博多」と標榜する「博多ラーメン」の中では一番いい「麺の」感じかもしれない。ただスープは期待はずれ。しょっぱいと思う。タレの量が多い感じ。それに元のスープの濃厚さ(味ではなく濃度)がもの足りない。具のチャーシューの味つけは薄く,平凡。一方もやしは多いので余計スープが薄っぺらい印象になってしまう。加減の問題,スープの出来の問題(とんこつスープの宿命だが)かもしれないが,もっと重いスープでタレを抑えたら,今の東京の基準となっている「御天@井草」や「金太郎@足立」(環七外回り)のようなラーメンになると思う。そうするとせっかくある「替え玉」と言う気分にもなれる。口で言うほど簡単なものではないことは重々承知しているが,麺はけっこう『博多』してるので,期待を込めて。

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 浜の宮食堂@日立 :日立市東町3-1 木休 11〜20:30 <0294-22-3500>

>【 茨城のうまいラーメン 2001 】掲載店

2000年7月11日(火)

日立一高の西側を通る6号に向かう幹線道路の中ほどの「高野療術院」の交差点を東に折れて,常磐線超え右側。油が浮いて,その油っ気でこってりした中華そばは500円。キクラゲまでのって具だくさんな印象。固めの極細縮れ麺でとても食べやすく,けっこう特徴があると思う。地元の人に昔から人気があるのもわかる。「尾崎紀世彦」(←若い人は知らないレコ大歌手)の写真・サインがずいぶんあったから,馴染み客なのかな? 

茨城県内の店・徹底攻略月間 【県北編】 参照 

2000年7月30日(日)=「茨城のうまいラーメン」掲載時の取材 より

実際に取材した時の裏話等もっと詳しく書いて,最後に各店のデータと実際に書いた紹介文も載せてみた。掲載された文面と比べてみるのも面白いかもしれない(ほとんど変わらないと思うが・・・)

日立一高の東側を,6号に平行して走る幹線道路(最終的には6号に合流する道)の中ほど「高野療術院」の交差点を東に折れて,常磐線超え右側。 まわりは商店街でもなんでもなく,黄土色で三角形の店の前面の壁がよく目立つ。店内は中央に向かい合わせのカウンターがある変わった造り。日曜午後4時過ぎでも席は8割方埋まっていた。油が浮いて,その油っ気でこってりした感じの中華そばは500円。 キクラゲまでのって具だくさんな印象。 固めの極細縮れ麺でとても食べやすくけっこう特徴があると思い掲載決定。地元の人に昔から人気があるのもよくわかると思ったのだが,食べ尽くし隊県北メンバーのライムさん,さとちんさんは否定的だった。でも僕的には満足するタイプなので強引に(?)決定。取材のこの日も龍愛餐館からの連食でけっこうきつかったのだが,まさに「職人」と言った感じのご主人とじっくり話すことができた。店内には「尾崎紀世彦」(←若い人は知らないレコ大歌手)の写真・サインがずいぶんあった。聞いたら日立に仕事で来るたび寄るそうな。決して高級な感じのするラーメンではないのだが,ある年代の人(昭和20〜30年代生まれ)にはなんとなく懐かしい感じのするラーメンだと思う。茨城県内の店・徹底攻略月間 【県北編】 参照

【店名】浜の宮食堂(はまのみやしょくどう)
【住所】日立市東町3−1−18
【電話】0294‐22‐3500
【営業時間】11:00〜20:00
【座席数】32席(4人掛けテーブル*5台・カウンター12席)
【定休日】木休
【駐車場】有・8台
【掲載メニュー】中華そば:500円
【主なメニュー】ミソラーメン:600円タンメン:650円ワンタンメン:650円チャーシューメン:750円
【行き方】
平和通りから日立一高の西側を通り警察署に向かう幹線道路の中ほどの「高野療術院」の交差点を東に折れて,常磐線超え右側。
【キャッチコピー】
すべての素材に意味がある。 ラーメン職人の歴史を感じる一杯。
【紹介文】
「スープは生き物なんです。気が抜けません」いかにも頑固な職人と言った風貌の年配の店主が低い声で「ラーメン」を語り始めた。水をアルカリイオン水に変えてからは特にトンコツとトリガラのバランスに細心の注意を払うと言う。スープには油が膜を作り,その自然の甘味が,縮れの強い固めの細麺によくからむ。この特長ある麺は卵白の粉末を練り込み,生地を充分ねかせたもの。それに肩ロースを最後に蒸して塩分を抜いたチャーシューが2枚。短冊に切ったシナチクはそのコリコリ感にこだわったもの。店主が若い頃,浅草六区で食べた支那そばのイメージという。ラーメンがごちそうだった頃の話だ。キクラゲにキヌサヤが彩りを添える。変わった組み合わせだが,昭和30年代後半の開店当初40円だったものを「値上げするたびになんか申し訳なくてね」と増えていったもの。店名通り太平洋を見下ろす高台近くにある,潮の香りのするこの店。遠来の客が多いのもうなずける。

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 ふるさと@日立・平和通

2000年5月30日(火)

この晩,2杯目。目指すは「どんぶり会議」の貴重な県北の仲間Rさんがはまっているという「ふるさと@平和通り」。日立駅と6号を結ぶ広い並木通り沿いのこの店はまさに「古い」。店の外も中もトイレに至るまで実に年季が入っている。県北では昔からあるチェーン店。「加盟店募集」と言う「ふるさと商事」の本部はそう言えば石名坂にあった。県北だけのチェーンか?。いずれにせよ以前,夜に日立まで行って「ふるさとぐらいしかない」とそのまま帰宅したこともあった。そのくらい印象が薄い店。「みそラーメン・500円」を注文。スープは赤味噌で予想通りの味。「よくある普通の昔からの味じゃん・・・」と思っていたのだが,食べすすむうちに,うどんのようなここの太麺と,最初は炒めすぎと思っていたもやしとのバランスがだんだん心地よくなってきた。らくに完食してしまう。この麺なら「はまる」気持ちもわからないでもない。なんか昔懐かしい感じの店だ。タイムスリップしたような気分になった。

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 芳月@日立 : 日立市弁天町1-22-4 日休 18〜翌3 <0294-22-2003>

>【 茨城のうまいラーメン 2001 】掲載店

2000年1月03日(月)

国道6号「駅入口」交差点から日立駅に向かい,二つ目の信号右折(南下)100M位左側

元旦,二日と新年会(同窓会)が続いてさすがに三日目となるとラーメンが食べたくなってくる。さりとて4日から仕事だから東京に行くわけにもいかない。「どんぶり会議」でライムさんから情報をいただいた「たんぽぽの詩@多賀」を思い出す。水戸から北上し日立へ。滅多に「北」へは向かわないので,こういう半端な日に行かなけりゃ。しかし(予感どおり?)休店。ならば,エミーさんのオフで情報をいただいた「いくよ食堂@日立」だ。日立一高の手前にあるのだが,しかしこれまた閉まっている。もうあてはない。駅前からカーナビを頼りに商店街を行ったり来たり。情報もない町で飛び込みで入るラーメンと言うのも危険だよなぁと思い始めた頃,「芳月」と言うラーメン店を見つける。山吹色の鮮やかな長いのれんが目を引く。赤い字で「芳月」。ちょっとそそられる。「どうかなぁ・・・」と思ったが,入口前に「使用済みタオルおしぼり」のヤマ。古くは「ホープ軒@千駄ヶ谷」から,深夜こってり系の店に多い。これが決め手で入店。間口は狭いが奥に広い変わった造り。高めのカウンターがクランクに奥に続き,一番奥には12〜3人がけの大きなテーブルがどーんとある。「特製トンコツしょう油」ラーメン・600円が基本。系統的には「背脂」ラーメン。うす茶色のスープに背脂が大量に浮いている。醤油味より,「旨み」を強く感じるはっきりした味のスープ。粉っぽい舌触りが気になるが,茨城ではなかなかお目にかかれないしっかりした「背脂ラーメン」である。麺は固めに茹でたインスタントラーメンのような食感。悪い意味ではない,東京の有名店「めんめん(玄)@末広町」の麺もこんな感じだった。それにもやしとメンマ。チャーシューが「売り」のようだが,脂身の方はほぐれるが,赤身の部分は普通の固さだった。奥の壁にコピー記事があった。平成11年9月付けの「よみうりタウンニュース」。この店のことが紹介されていた。「開店8ヶ月」だそうだ。平成11年1月開店ということになる。営業時間もこの記事からのもの。正月だから昼間も営業していたと言うことだろうか。スープの粉っぽさと麺の食感が気になるが,全体としては「こだわり」を感じる面白いラーメンだと思う。日立でいい店を見つけた。

2000年3月07日(火)

夜になって,延々日立までクルマを走らせ,正月に食べて気に入った「ラーメン」を食べに行く。再びその貴重な背脂ラーメンに納得する。近くに選択肢がない以上,往復60kmの価値はある?。

2000年5月01日(月)

茨城県北でガツンとくる「背脂ラーメン」を食べたくなったらまず最初にここを思い出す(ここしかない?)。深夜ならなおさらだ。と言うわけでこの日も往復60kmのこの店へ。たまには違うメニュー(味噌とか)とも思ったが,やはり遠くの店だからと無難に「ラーメン・600円」をオーダー。満足する。

2001年5月23日(水)

深夜何となく日立まで。食べたのは「とんこつみそラーメン・700円」。茨城ラーメン本掲載のこの店,最初来たときに気に入って(2000/01/03)以後何度か来ているのだが,ここの「みそ」を試すのは初めてである。背脂が浮き,普通の店の味噌ラーメンとは一線を画すコクのあるマイルドな味。味噌のしょっぱさをあまり感じない。やや太めの縮れ麺はけっこう固め。全体として「こってり好き」も満足できるスープである。ただ,具のゆでもやし・コーン・ワカメが印象を悪くしているのが残念。味噌だからと敢えて入れる必要もないと思うのだが・・・。東京の人気店でコーンやワカメがデフォルトで入るってのは最近あまりお目にかからないのである。具を抜いて50円安くしてくれた方が価値は出ると思う。スープの味に飽きてきた頃,卓上の辛味噌を入れれば,また違った味わいが楽しめるのがいい。

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 ホームラン軒@日立:日立市鹿島町1-1-5 木休 11:30〜18 <0294-22-2320>

>【 茨城のうまいラーメン 2001 】掲載店

2000年7月11日(火)

佇まいが気に入った。平和通りから入ったタイル張りの商店街の角地。入口は角。その角に向いたカウンターのみのひっそりした古い店内。椅子は縄編みの角椅子。映画に出てくる飲屋みたい。でも店主は女性。「おかみさん」と言うほどはしゃいだ感じはなく余計なおしゃべりもない。暑い昼下がりにゆったりした時間が流れる。角地だから簾をたらした窓から自然の風が吹き抜けて不思議と涼しげ。ひっそりとした渋い店で「文章」が浮かぶ店だ(笑)。青葉@中野みたい。あっ,肝心のラーメン(500円)は,煮干し・鰹節のきいた意外にしっかりしたあっさりラーメン。チャーシューがほぐれるやわらかさ。

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 満久@大沼 : 日立市大沼3-27 月休 11:30〜1:30/17〜20<0296-36-2848>

2000年7月16日(日)

水戸方面から来る場合,国道6号を北上し,森山町に入り,「森山団地入口」の信号の先,右側に「コントラーメン@日立」。さらに北上し右手に自動車のアップルがある交差点を左折して,坂を登る途中左手にある(駐車場有り)。今まで3回ぐらいふられていて,今回が初食だったのだが面白いラーメンだ。味噌ラーメンは500円。そこそこ太目の麺で,スープは白味噌。すりゴマがかなり多量に溶け込んでいて,特徴あり。野菜もたくさんで,ハフハフと一生懸命食べざるを得ない。店内の張り紙は字体も内容も面白いのだけれど,「人手不足のためろくなサービスはできませんが水でも飲んでぐったりしてください」とか,冷やし中華が「松」たか子=900円,「竹」内まりや=1000円,「梅」宮アンナ=1100円(順番が逆?)とベタベタのオヤジギャグ。にもかかわらず,情報通り店主が奥さん(だと思う)をかなり強烈に罵るのでちょっとびっくりする。

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 萬福@日立・川尻:日立川尻町5-1-10 月休 11:30〜14/17〜20:30 <0294-42-2969>

2002年9月22日(日)

どんぶり会議の情報(2002/08/11)で知った店。R6川尻駅入口交差点から駅方面に向かい,左側にあるカスミの先の路地を左折してすぐ右側。日曜の午後7時でカウンター11席と小上がりの4+4+2が満席。雨の中外で待っている人までいるし,いかにもという感じの職人風おやじさんが無言で作っているし,家族4人期待して待つことしばし。ラーメン・450円&塩・450円をセットにすると半チャーハンがついて700円。それにニラレバ炒め定食・700円をつける。すっきりした色のスープに,いい感じの白い細縮れ麺と見た目はよかったのだが,旨味強く,スープ,チャーシュー,メンマすべてが味的に僕を含め家族にも不評となった。どうにも各々が薄っぺらな感じなのだ。塩を食べた上の娘はかなり不満で「インスタントラーメンみたいな味」とまで言う。チャーハンや,ネットで評判のレバニラの出来もかなり悪く(味がまわっていない)中華料理店としても???だった。あれだけ行列しているのだから,この日の状態がたまたま悪かったのだろうとは思うのだが,日曜にはるばる訪ねて期待が大きかった分,我が家的にはかなり冷めてしまった。実に残念。次の機会と言っても我が家からは距離的に中途半端で,営業時間から考えてなかなか再訪できそうもない場所なのだ。他にみそ・550円,チャーシュー麺・700円と言ったところ。

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 麺吉@日立:日立市東町1-4-8/TEL0294-22-2776 月火休11-14

茨城のうまいラーメン2】(2002/12)掲載店

2002年3月21日(祝)

日立市中心部を南北に走るけや通りを北上。日立一高脇の信号を東へ入ってまもなく右側にある。住宅地にある感じ。駐車場は手前と奥のちょっと離れた場所に,小さな家1軒分ほどの空き地が2箇所あり,そこに計12台分ほどのスペースがある。入り口部分を拡張したような造り。夫婦で営業?奥さんらしき女性がが仕切っているようだ。ラーメンは400円。塩ラーメンと言っても通用しそうな薄い醤油色。ちょっとしょっぱめ。味も化学的かな。手打ち風の平縮れ麺はちょっと柔らか目なのが残念。具はオーソドックスにナルト・メンマ・チャーシュー。醤油ラーメンがやはりお勧めのようだが,時期によっては肉そばががお勧めと言う情報もある。

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 蘆山@日立・金沢町:日立市金沢町1-1-2 <0294-33-3733>

2004年2月05日(木)

だいぶ以前から情報のあった店だが,昨日のどんぶり会議の情報(2004/02/04)をきっかけにして来てみた。日立の国道6号線沿いで,外観は店名から想像した中華料理店のイメージからすれば,むしろ「古い食堂」という風情。店内も一昔前という雑然とした感じで,なんか懐かしい。ラーメンは400円だが,情報で聞いた「タンタン麺」を注文(680円=税込714円)。「自家製ラー油・自家製芝麻醤で作った」と言うのが売り。スープは醤油色の本体の上に薄茶色の芝麻醤の膜という感じ。それが食べ進に連れ微妙な加減で混ざっていく。具のチンゲン菜・ザーサイ・筍を混ぜた挽き肉の食感や味も楽しめて最後まで飽きなかった。卓上に出された壷には自家製のラー油(?)が。粉っぽい感じでスープに入れると微妙な辛さの変化を味わえる。中華系の店の場合,麺が普通だったりするのだが,ここの麺はやや平べったい太さが不揃いの縮れ麺。固めで喉越しがよく好みの麺だ。まぁ,中華系の店に行けば「担々麺」ははずれはないものなのだが,値段相応の満足感は十分あると思う。麺がしっかり自己主張しているのがポイントが高い。家族でやっている店のようで,おかみさんの接客はアットホーム。各種ある定食も楽しみたい店だ。この場所でこの店でこの客の入りなら,まぁ普通に店を維持していけるだろう。

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 和蘭@大甕:茨城県日立市大甕町2-25-4 木休 11〜20 <0294-53-6763>

>【 茨城のうまいラーメン 2001 】掲載店

2000年7月08日(土)

大甕(おおみか)と言えば「シオン」なのだが(←地元の人しかわからないネタ),その駅前ロータリーの右奥の店。木の看板が小さくて近づかなければよくわからない店だ。店内は昭和40年代の洒落た喫茶店が何の手も加えずそのまま古くなったような感じ。店主が長崎出身だそうで,おすすめはちゃんぽん(たしか800円)。でも僕はラーメン(500円)を。麺が平べったい手打ち風。特に「手打ち」とか書いてなかったけど,「手打ち」と書いてある他のたいていの店より「手打ち風」の麺だ(笑)。色の薄いスープは塩っ気が多いかな。チャンポンが量も多くうまそうだった。

茨城県内の店・徹底攻略月間 【県北編】   


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