GO HOME  BACK

水戸市内の店 INDEX 《あ》〜《か》

>>《さ》〜《な》>>《は》〜《ま》>>《や》〜《わ》

ここでのコメントは僕自身がその日に食べた「印象」であり,今現在の味を表すものではありません。
参考程度にとどめ御自分の舌で判断されることを希望します。人の好みは人それぞれですから・・・

<TOP>
 水戸市内の店 《あ》 《か》 > AREA INDEX

《あ》

あいラーメン@酒門水戸藩ラーメン葵@河和田 青い灯@大工町 青木屋@大工町 赤とんぼ@河和田 亜砂比@笠原 味の一@南町あじ平@東原あじゃらん@米沢明日香@梅香 石田屋@柳町伊勢屋@下市 一番館@栄町壱和華@元吉田一兆拉麺館@千波射手座@五軒町うまかもん九州ラーメン@千波 うまかもん九州ラーメン@元吉田 えぞっ子@五軒町 えぞっ 子@東前 えぞっ子@見和えびす@見和俺の道@上水戸

《か》

花月@見川花月@水戸駅南華饌@萱場町かつ源@白梅 火土火土麺房@見川かなえ@千波頑固一徹@泉町元祖札幌や@水戸駅前北の国から@酒門 きでん@元吉田 きむら@水戸城南九一麺@住吉喜楽@東台金龍菜館@駅南 くまごろう@若宮 熊ちゃん@泉町くるまや@西原 黒船屋@上水戸玄海@堀町 活力 ラーメンげんき屋@元吉田 げんこつや@上水戸 小梅@吉沢光来@南町幸楽苑@元吉田幸楽苑@水戸住吉店

<TOP>

 あいラーメン@酒門:水戸市酒門1085 火休 昼のみ営業 <029-248-7583>

2001年10月18日(木)

R6の「酒門六差路」を南東に斜めに入ってすぐ左側にある店。店自体は居宅に増築したプレハブの事務所を改装したような造りで,白いカウンターに白いパイプ椅子。付け足しのような3畳の小上がり。調理場には大型の五徳コンロが並んでいるのが見える。店主は30〜40代の女性のようだ。全体的に雰囲気が雑然としていて,何となく「ラーメン屋でも」と始まった店が,何となくそのまま続いていると言う感じの元気のなさである。メニュー的には醤油ラーメン400円。味噌・塩は各550円。ラーメンを注文。こういう店の場合,一番安いメニューを頼むと,店の人がだいたい落胆するのがわかる。400円では儲けも薄いのだろう。スープは見事に濃い醤油色。わずかに油が浮きひと安心だが,でも値段通りの濃いめの味付け。麺は平凡な縮れ麺。しかもやわらかめ。店の規模と1杯の値段から考えれば,これはこれで全く予想通りのことである。女性経営者で一品料理もあり飲み屋っぽいイメージだが,聞くと昼のみの営業だそうな。午後2時くらいまで(?)らしい。でもそれでやっていけるのだろうか・・・。

<TOP>

 水戸藩ラーメン葵@河和田 :水戸市河和田町3840 無休 〜23:45(?) <029-254-7581>

1999年9月20日(月)

水戸市の南側を東西に走る50号バイパス。その河和田町立体交差のひとつ東側のにぎやかな交差点手前にある。典型的なファミレス系ラーメン店で,店内はかなり広い。6人がけボックス席×5,中央の柱を囲むように12席,カウンター4席,2人がけテーブル×4,さらに座敷に4人がけテーブル×4といったところ。「水戸藩ラーメン」というのが看板メニューだが,「濃厚とんこつ」というキャッチフレーズに惹かれ,とんこつラーメン・600円をオーダー。平縮れ麺に,チャーシュー・紅生姜,白ごまとあさつきが多量にふられている。肝心のスープは予想通り「濃厚」には程遠いさらさらなもの。業務用っぽいよくある「とんこつ風」スープ。メニューにギョーザ・唐あげ・春巻き・カレー・カツにコロッケとあるくらいの店だから,「とんこつ」に期待するほうが間違っている。素直に「水戸藩ラーメン」を食べて,薬味に「ふ〜ん」と言いながら話のタネにしたほうがよかったなぁ・・・。

水戸藩ラーメン」・・・「日本で初めてラーメンを食べたのは黄門さまです」というキャッチフレーズで,市内のラーメン店8店が共通の特注麺で再現した(スープは各店オリジナル,というかもともとのスープらしい)といういわば「観光用」ラーメン。
以下,「水戸藩ラーメン会」のパンフレットより原文のまま引用すると・・・
「水戸黄門さまこと徳川光圀公は『大日本史』編纂のために,中国から招いた儒学者・朱舜水から中国麺の教授を受け,小麦粉とオウ紛と合わせた異国の麺を作って食べていました。また,この麺を食べるときには『五幸』を添えています。『五幸』は,にら,らっきょう,ねぎ,にんにく,はじかみの五種類で,五臓之気を発すると言われています。また,『陰陽五行』の儒教の哲学の影響で,肉には必ず兄弟分の椎茸を用いています。元禄10年(1697年),西山荘に訪ねてきた日周,日乗というお坊さんや,家臣たちに中国麺をご馳走したという記録も残っています。光圀公は,当時では珍しかった牛乳,牛肉,豚肉などの料理も,誰よりもはやく食べていたという好奇心の旺盛な方でした。」

<TOP>

 青い灯@大工町 18〜翌3  日祝休

2000年3月17日(金)

水戸の代表的な歓楽街「大工町」で昔から有名なラーメン店。その大工町交差点・交番脇の路地を飲み屋街に入り最初の路地を右に入ってすぐにある。最近まるごとビルに建て替えられた。外壁はなんとうす紫。2Fにはスナックが入り,堂々と書かれた名前は「青い灯ビル」。なるほど歓楽街。旧店舗のときからの特徴だった「斜めの格子」が入った引き戸(一瞬建物が傾いて見える)はしっかり受け継がれている。しかも自動ドア。店内はすっきりと広くなり,左に一直線のカウンター,右にテーブル席が4台並ぶ。深夜12時近くなのだが店内は活気がある。厨房にもベテラン職人風の男性が3人も。客層はネクタイをゆるめた真面目な感じのサラリーマン客が多い。上司が若い部下を飲んだあとに連れてきたと言う感じ。カウンター席に座ったら小皿に漬物が出て来た。「ビール」と言わなきゃ悪いような雰囲気(時間帯?)。それでも,多種のメニューの中から,一番シンプルな正油ラーメン(650円と高め)だけを注文する。プラスチック製の大きなどんぶりに盛られてきた。しっかり醤油色のスープには多めの油の膜で,そこそこコッテリ感が出る。それにほどほど固めのストレート麺。具は小さ目の三角海苔にチャーシュー,普通の茹で玉子半分にメンマと典型的。それほどの特徴はないがしっかり作った「飲んだ後のラーメン」の王道のようなものと言うべきか。この店はなぜかコロッケ(二つで450円とこれまた高め)も有名で,一緒に注文するのが定番のようだ。連食だったので僕はパス。

<TOP>

 青木屋@水戸・大工町:水戸市五軒町3-6-4 <225-5465>

2002年9月03日(火)

水戸の大工町の飲み屋街の路地の奥にある。1人でしらふでここまで踏み込むのにはちょっと勇気がいるような場所。引き戸にのれんの外側からは店内の様子は窺えず,初めての場合はちょっと不安になる造りだ。4坪ほどの店内は古さ相応に雑然としていて,右半分がカウンターと調理場,左半分に小上がりでテーブルが3台。働いているのは店の古さからすれば意外に若い,頭にタオルを巻いた若い男性。特製と言う「つけめん」もあったので(700円・スタミナもあるようだ)ちょっと迷ったが,まずは基本メニューをと,ラーメン(550円)をいただく。甘目のスープはオーソドックスなもの。麺は平凡な麺。具は小振りだが厚めのチャーシューにナルトと言う構成。昔から口コミの噂は聞いていただけにちょっと期待していたのだが,「普通に古いラーメン店」と言う印象だった。場所相応の味と言うべきか。良くも悪くも飲んだあとにちょうどいいラーメンと言う感想。

<TOP>

 旭川ラーメン 赤とんぼ@河和田 :水戸市河和田3-2317-1 029-254-0105  深夜も営業

1999年9月17日(金)

50号バイパス沿いにある。深夜は,赤い縦長の「旭川ラーメン」の大きい看板がかなり目立つ。だが,東京の「旭川ラーメン」の味を間違っても期待してはいけない。「加藤製麺所の麺」も,「アジの丸干し」も使っているわけではない。旭川ラーメンが東京でブームになるよりはるか昔から,この店はこの名前で営業しているのだから,看板に偽りがあるわけではない。これはこれで正しいのである。小ぶりのどんぶりに盛られたここのラーメンは,濃い醤油色。透明な油が少し浮いているが,コクはない。ごく一般的な味。麺(細麺)はやわらかめで,あとチャーシュー・メンマも典型的なもの。まぁそういうものだろう。「旭川」と書いてなければ,たぶん入らなかったタイプの店だ。「どさんこ」という看板でもそのまま営業できそうだ。街道沿いによくあるタイプ。お決まりどおり,店内の壁にはずらっと演歌歌手の色紙が貼ってあった。

2000年11月10日(金)

「どんぶり会議」で情報をいただき再訪する。頼んだのは「味噌ラーメン・700円」。前回の反省から麺は「固め」で注文。油を「多め」ではなく「こいめ」と表示してあるのが面白い。表面を覆ったその油はほぼ透明。だからスープは熱い。具はキクラゲ・もやし・人参と言ったところ。麺はやや縮れのある中太麺。まぁ,前回の醤油のイメージよりはいい感じだ。でもこの内容で700円と言うのはちょっと高い気がする。

<TOP>

 亜砂比@水戸・笠原:〜22日休

2003年3月13日(木)

千波街道(旧6号)沿いに昔からある店だが,中華系の店のようなので入る機会がなかった。新しく作った赤い「麺」の看板に惹かれ入店。かなり年季の入った町の中華料理店と言う印象。はっきり言ってきれいではない。床を掃除している感じがないのだ。店内は右に小上がり,左手前に4人テーブルが1台。メニューはラーメン500円,みそ650円と言う基本線だが,おすすめという「タンメン・650円」を注文。「野菜たっぷり」というだけのことはあって、半分は野菜という感じだ。ゴボウまで入っている。でも本体は一般的な麺とスープ。さすがに飽きてきてキャベツの芯の部分がだいぶ残った。この店古い看板にもあるように「スタミナ」が売りのようで,塩味のスタミナと言うのも気にかかる。レデーィススタミナ700円というのもあるようだ。次の訪問の可能性を考えると,話のタネとしては「スタミナ」を食べておくべきだったなぁと後悔することしきり・・・。

<TOP>

 味の一@水戸・南町:水戸市南町2-6-51 無休(日祝昼のみ) 〜21<029-224-2107>

2003年11月25日(火)

ネットサーフィンしていて見つけたお店。情報では常陽銀行本店と東京電力ビルの間の路地とのことだったが,高校時代から何度も通っている場所にも関わらずどうもイメージが湧かない(そんな路地あったっけ?)。実際に行ってみると,隣は常陽銀行の敷地かと思いきや,たしかにその奥にしっかり路地があった。初めて知った道だ。ビルの谷間に取り残されたような一帯。年季ものの店が並ぶ。木枠の引き戸を開けて中に入ると,狭いL字型カウンターが10席。ラーメンは450円。それを筆頭に壁にメニュー札がずらっと並び,およそ考えつく中華系メニューはすべてある印象。普通に中華系の食堂という感じだ。さてそのラーメンはと言うと,ぬるめの和風スープにやわめの麺だから少々元気がないが,この店の古さでこの値段なら「まぁこれはこれでいいか」と言う気分になる。基本的に無休で日祝は昼のみ営業(14時まで)の模様。老夫婦の店で「この代限り」と言う雰囲気。だから店もメニューも昔のまま。常陽銀行の古い行員には昔からの馴染みの店なのかな?

<TOP>

 あじ平@東原:水戸市東原1-2-51 無休 11〜翌1 <029-226-6749>

2002年12月13日(金)

どんぶり会議の投稿(02/12/10)の中に,この店の「ネギ味噌」を薦める一文があったので早速訪問する。昔から店自体の存在は知っていたのだがいわゆるチェーン店なので特に興味をそそられないでいたのだ。国道50号を大工町から西(赤塚方面)へ向かい,偕楽園北口交差点の西側、スポーツセンター入り口の変形交差点の先左側にある。その「ネギラーメン・味噌味」(600円)を注文。はっきりした色合いの見た目は典型的なチェーン店のそれ。トウバンジャンであえた白ネギがのる。あともやしにワカメ。麺は黄色い太麺。黒ゴマの浮いたスープには軽く背脂も浮いている。ニンニクが効いたガツンとくる味でライスが欲しくなるが,積極的には「ライス無料」とは表示していないようだ。残ったスープはレンゲでひとくちひとくちと結構おいしくいただいてしまった。チェーン店だけどちゃんと作っているのだろう。『サッポロ一番』世代の僕はこういうガツン系の味噌はけっこう好きなのである。

2003年2月05日(水)

だいたいこの系統の店では味噌ラーメン系を注文しておくのが無難なのだが,今日は塩ラーメン(500円)を注文してみる(消費税+25円)。運ばれた来たそれは背脂の浮いたやや茶濁系のスープ。ちょっと期待したが・・・味が薄い。塩っけが不足気味。具が油炒めしたもやしとワカメだけにひたすら淡泊な印象だ。卓上の胡椒・唐辛子をかけてみるが効果無し。麺はこの手の店にしてはしっかりした太麺だけに残念だ。やはり無難にガツンと味噌にすべきだったかな。いずれにせよ,いろいろトッピングを追加して食べるべきラーメンだろう。スープがどうの,麺がどうのと言うラーメンではない。麺2玉の大盛りが550円で,ジャンボでも600円とかなりお得な印象。定食系もラーメンとセットで1000円以下と腹一杯食べたい人にはお得な値段だ。

<TOP>

 あじゃらん@米沢:水戸市米沢町89-1 ランチ11〜14:30/ディナー17〜23[029-247-0979]

20002年4月18日(木)

文化センターの交差点をひたすら南下し,50号バイパスの陸橋をくぐった先の右側。看板やチラシに中国融合的酒家「新アジアン料理」と書かれている。もともと「古潭」があった場所だが,形はそのままにオレンジ系の光でライトアップされ,外観は随分洒落た感じになった。メニューは采・酒・麺・飯・湯・炒・蒸・焼・煎に分かれる。虫ト仁湯麺シャーレンタンメン580円。店の雰囲気からするとずいぶん良心的な値段だなと思ったら「夜の部は量が少ないんです」と言う女子店員の言葉どおり,大きめのご飯茶碗程度と言う量(汗)。どうやら飲んだ後の仕上げの1杯という位置づけのようだ。「プリプリ海老のさっぱり塩味」と言うコピーだが、味がどうのと言う量ではない。ややトロみのあるスープに中細の中華系によくある麺。具は海老が2匹にチンゲンサイ。「麺は量が少ない」というから追加オーダーしたのが「小さな丼いろいろ・280円」。今日はセロリ・ニラと豚肉甘辛いため。こちらはチャーハンのスープ椀程度とさらにコンパクト。二つ合わせても値段からいって量的に不満が残る。他に麺類は坦々麺・ネギチャーシューメンがあったが、同じ値段だから同じような量なのだろう。ランチタイム(11〜14:30)は得々ラーメンセットなるものもあるようだ。チラシによれば、麺類は醤油ラーメン530円・味噌ラーメン680円・野菜タンメン680円・激辛ラーメン840円と言うところ。同じシャーレンタンメンが780円だったからもちろん昼は普通の量なのだろう。店内は薄ぐらいスポットライトに厚みのある鮮やかな赤いビニール椅子がずらっと並ぶ。それに渋い木のテーブル。店として雰囲気はいいと思うが,特に夜はラーメン目的で入ると場違いな雰囲気だ。23:30でオーダーストップになった。一品料理も安めだから(量も少ないのだろう)夜は飲み屋的場所なのだと思う。個人経営という規模ではないから、前にあった「古潭」と同じ系列なのだろう。

2002年5月11日(土)

前回は深夜だったので,今回は昼間。かなり趣が違う。写真入りの派手なメニューの中から「スペシャルチャンポン・780円」を注文する。具は海老・筍・チンゲンサイ・人参・白菜・豚肉千切り・ショウガ・キクラゲに溶き卵。麺はありがちな中細麺。スープは全体にとろみがついていて,本来のスープの味はちょっとよくわからない。食べ終わった頃,底のスープがやっと見えてきた。具の味のせいか,そのスープはかなりはっきりした味付け。色はけっこう薄いから,醤油ラーメン(530円)も薄醤油色だろうか。何となく想像できる。結局,店の名前は変えても「古たん系」の味なのだろう。具のバリエーションで勝負する万人向けの無難な味。でもそんなラーメンの方が一般には支持されるのもまた事実。

<TOP>

 明日香@梅香 : 水戸市梅香2-4-50 <029-232-8640>

2000年9月18日(月)

「どんぶり会議」で情報をいただいた店。さっそく行ってみる。50号線(つまり水戸の中央の本通り)の「太田街道入口交差点」のそば,旧ユニー(古くは東光・東急)脇,安田信託B/K横の狭い路地を入り(大工町方面から来ると入れない),狭い道を直進したつきあたり。長いこと水戸に関係してきたがこの路地を入ったのは初めてだ。クルマではほとんど路駐は不可能な場所だが,店前を左折して(一方通行)すぐに東水パークとか言った30分100円のパーキングビルがある。店はかなり年季が入っていた。カウンターのみの奥に深い店。昼食をしっかりとった後に行ったので,おすすめの「チャーシュー麺」ではなく,そのチャーシュー抜きがいいなと,壁のメニューを見たのだが,雑然としていてわかりづらい。店主に聞くと「半チャーシュー麺」(と言うのがあった)のチャーシューを少なくしたのが「とんこつラーメン」だと言う。「とんこつ」が基本型なのかなとそれをオーダー(実際はお好みでしょうゆorみそも選べるらしい)。白菜&もやしを炒めてスープを入れて煮込む大黒屋の大黒麺みたいなタイプ。醤油味のタンメンみたいなもの。少し酸味みたいなものを感じた。麺はよくあるタイプの麺。やわらかいバラ肉チャーシューが気前よくポンポンのって,さらにメンマも。どんぶり会議の「匠家とここがベスト」と言う情報から,勝手に「濃厚とんこつ醤油」をイメージしていたからちょっと予想していたタイプとは違ったが,あの界隈で飲んだ後に食べたりするとけっこう満足度が高いかもしれない。昼時だったので「ライスも食べる?」と聞かれた。表示してないけどサービスだそうだ。営業時間と定休日を聞いたら,本来,日休なのだけど年内は休まないとのこと(ホントか?)。2時から5時が中休みで,23時まで営業と言ってた。あまりきっちりした感じの店主ではなかった(笑)。マイペースと言う感じ・・・。

<TOP>

 石田屋@柳町:水戸市柳町1ー6ー23水休11〜20:30 <029-226-8966>

2002年10月17日(木)

水戸駅南を東西に走る通りのセブンイレブンと天狗納豆がある「柳町1丁目交差点」北上し2つ目の角を左折した路地裏にある店。カウンターのみの店内。ラーメン450円,水戸藩ラーメン730円,冷やし800円,チャーハン580円と言ったメニュー構成。ラーメン&チャーハンを注文する。魚介系(蟹?)を感じる辛目のスープ。やや太めの中細麺。具は鶏チャーシューが2枚に磯の香りの強い海苔,メンマ,ナルトと言うオーソドックスなもの。チャーハンにも鶏チャーシューが入っているが,ピーマンはちょっと合わないのでは。壁にぺたぺたと貼ったTVの取材が多数の割には活気がないかなと思う。水戸藩ラーメンの話題になるとよく出てくる店だが,それ以上の特徴は感じなかった。外観通り,普通の街角のラーメン店という観じ。

<TOP>

 伊勢屋@下市 :本町1-5-5 第1・3火,第2・4日休 9〜19 P3台

>>>【水戸のレトロなラーメン店】参照

<TOP>

一番館@栄町:水戸市栄町1-11-12 日休19:30〜翌4 <029-227-2527>

2001年11月07日(水)

水戸の大工町交差点を茨大方面に曲がって最初の信号(「どさん子」の交差点)を左に入ってすぐ右側にある。周囲はスナックのネオンが眩しい歓楽街。でも店前の道はそこそこ広い。古ぼけた看板には「札幌ラーメン」の文字。店もけっこう古く,ガラス窓にかけられた札には「朝4時まで営業」の文字・・・さすがに「これは期待できないよな」といったんクルマに戻ったものの,一応店の存在がわかった以上食べなければとの「使命感」に燃えて(?)入店。店はけっこう幅が狭く,左にカウンター6席,右に2人テーブルが縦に2台。奥の板の間にも小さな座卓が2台見える。スナックにいそうな感じの女性が,この時間(23時過ぎ)にひとりで仕切っていたが,応対はすれた感じはなく丁寧だ。メニューはみそ700円・しょうゆ600円・塩600円等々。スタミナ1000円と言うのもあった。「札幌ラーメン」なんだからとみそを注文。麺は予想に反して黄色みの少ないもので,結構固めでコシもある。油の浮いたスープは熱々でコクも感じる。薄っぺらな味ではない。具はモヤシにニラとタマネギ,あとニンジン少々。軽く炒めたのか茹でただけなのか判然としない歯ごたえ。この具では700円という値段は割高だろう。チャーシューとか一応欲しいところだ。でも場所柄しかたないかもしれない。いずれにせよ外観から「覚悟」したよりはよかった。店は,調理場を見たら業務用のコンロ周りは意外に綺麗に掃除されている。結構真面目にラーメンを作っているのかもしれない。こうなると「塩」とか「しょうゆ」もちょっと気になってきた。【23:30】

<TOP>

壱和華@水戸・元吉田

2002年5月11日(土)

DMで情報をいただいた店。R6からR50バイパスに入り,元吉田のライトオンの信号をラッキー飯店の方に南下してすぐの信号を西進して50M程走った右側。飲み屋の並びの右端の店。正式には「らうめん壱和華」と言う模様。入り口はサッシの引き戸で,その半分を「らうめん」と書いた赤いビニールの垂れ幕でふさいでいる。店内は一般の事務所を改装したというイメージ。丸木の椅子のカウンター席6席。店主は脱サラした人のような雰囲気。らうめん(500円)を注文。甘味もうま味も強いスープ。角のはっきりとした固めの麺。具はナルト・海苔・ほうれん草・メンマ・チャーシューと極めてオーソドックス。ちょっと期待させる感じだったが,ラーメン的には今的な工夫がないように思う。やはり脱サラ系の若い店は,今の東京の人気店を食べ歩くような研究心が必要だと思うのだ。その点この店は独学系の新店としては考えが甘いのでは?。テーブルのメニューはらうめんとちゃぁしゅうめん(600円)のみとこだわりを感じさせたが,奥のボードには天丼やカレーまでメニューとして書いてある。一応ラーメン単品で勝負しようと思ったけど,経営的な問題からメニューを増やしていったと言う感じ。失速している。セールスポイントが足りない。新しい店ならもう一工夫欲しい・・・。

<TOP>

 一兆拉麺館@千波 : 水戸市千波1440-9 <029-244-2385> 

1999年7月29日(木)

昼休みに行って来た。水戸文化センター前交差点から50号バイパスに向かう道の中間くらいにある。千波小前のバス停が目印だ。ただ,並木道から奥まった店なので見過ごしやすい。道沿いの看板もないのだ。そのせいか,車の往来は多いにも関わらず,昼1時半に客は僕1人だった。開店したばかりの数年前にも一度来たことがある。そのまま古くなった感じだ。カウンターと座敷の店だが,状態はよくない。カウンターと厨房との仕切が,ガラスも棚もあぶらっぽい埃で汚れている。座ると目の前の所なのに,掃除してないみたいだ。これは良くない。働き盛りの年代の店主だが,そのコック服も汚れていた。元気も感じられない。ラーメン・500円を注文する。系統的には中華料理店のラーメンだ。すっきりした色の少し甘めの(八角?)醤油味。ストレートの細麺は柔らかめ。チャーシュー・メンマ・ほうれん草・海苔がのる。スープには特長があると思うが,全体のインパクトは弱い。ラーメンのバリエーション(ネギ・チャーシュー・五目etc・・)で特長を出すラーメンか。麺は脇役といった感じである。たぶん中華料理出身であろう店主の実力は充分に出てないように思える。「拉麺館」と店名を付けた割には,麺そのものが中途半端な気がするのだ。もっと目立つように道沿いに看板を立てて,一般の中華料理店の外観・店名にした方が,全体のバランス(味やメニューも含めて)がとれるのではないか。ご飯ものはそこそこうまそうに思えるからである。

<TOP>

 射手座@五軒町

2001年3月22日(木)

入口の「和風ラーメン」と言う赤いのぼりが無ければまず入らないタイプの店。クルマ通りに面しているものの,外観がちょっと怪しげなのだ。とてもラーメンを食べる雰囲気はない。薄暗い店内はもっと妖しげ。ラーメンは600円。懐かしい感じ(古いと言うべきか)の小ぶりなどんぶり。全体の量は少なめ。醤油味も旨味も強いスープ。麺はニュルっとしたストレート麺。バラ肉チャーシューはかなり柔かい。ミジン切りの玉葱が浮いてるのが特徴的。で,なんと消費税をとる。こちらも飲んだ後のラーメンとしては,まぁ十分かもしれない・・・。

<TOP>

 うまかもん九州ラーメン@千波 : 水戸市中央2-4-3-A 

「文化センター前」交差点そば

1999年6月8日(火)

深夜まで営業・食券制・そろいのTシャツの若い店員に替玉制と,「博多っぽい」雰囲気はあるのだが,スープに博多らしさはない。業務用っぽくあっさりしている。そもそも店内に「とんこつ」の匂いがしないもの。麺はファイバー入りの特製麺というが,ツルツルしていてこれを「本場九州屋台の味」と称する意図が分からない。飲んだ後に勢いで入るラーメン店といったところだ。

2001年4月05日(木)九州ラーメン@水戸駅南

どうも最近平日のラーメンがめっきり減っている。今一歩気力がわかないのだ。と言うわけで,仕事の関係で水戸に出たついでに「とんこつ家@水戸・平須」を目指すも午後10時20分で灯りが落ちている。さてどうするかと考えて出た結論が「九州ラーメン@文化センター交差点」。先週,前を通ったときに看板の「うまかもん」が塗りつぶされていたのが妙に気になっていたのだ(チェーン店から抜けたとか?)。入ってみると前と同じく券売機でメニューも同じ様な感じ。ファイバー入りの麺というのもそのままだった。やはりとんこつ臭もない。さらったとした白濁豚骨スープ。でも旨味はかなり強い。辛子高菜(&紅ショウガ)を気前よく入れて一気に食べるのが正しい。替え玉も出来る。こってりとんこつ好きにはもの足りないが(このHP開始時期には上記のように書いている),2年経った今もなお水戸にはこの系統の店が無い以上,これはこれでもいいのかなとも思う。朝6時まで営業(水休)しているし・・・。

<TOP>

 うまかもん九州ラーメン@元吉田 : 水戸市元吉田1604-2 月休 11:30〜15/17〜翌3:30

1999年11月18日(木)

水戸駅南を東西に走る通りの柳町の交差点(「天狗納豆」がある)から南へ。道なりにR50バイパス(「Right On」の交差点)へ向かう,昔からの街道の中ほどにある。東西のバイパスを工事中の大きな交差点のところだ。千波にある「うまかもん」の元吉田店ということになるのか?。逆L字型のカウンターだけの店。店内は新建材の香りが残る。新しい。若い店主が1人。先客はなし。とんこつラーメン店ならシンプルなメニューでもよさそうなものだが,壁に覚えきれないくらいずらっとメニューが並ぶ。この店の「基本」だと思われる「屋台ラーメン・550円」というのを注文。店に「とんこつ臭さ」がなかったので,期待していなかったのだが,やはり白いさらっとしたスープ。粘度のない「とんこつ風スープ」。「うまみ」はあるのだが,タレを薄いスープで伸ばしたような感じだ。チャーシューは味はしみているものの,まだ若い感じ。プロっぽくない作り方。麺はストレート。千波店のように「ファイバー入り」などではないだけ,まだましである。目の前の「高菜」をいれれば味の変化が楽しめるか。チェーン店なのでしょうがないだろうが,「東京の博多ラーメン」と比較すると,もの足りない感じがするのは否めない。スープに対する基本的な考え方が違うのだと思う。

<TOP>

 えぞっ子@五軒町

> 【 えぞっ子 】の項参照

<TOP>

 えぞっ 子@東前(旧・常澄): 水戸市東前795 <029-269-3146> 11:30〜13/17〜18 月休

> 【 えぞっ子 】の項参照

<TOP>

 えびす@見和:水戸市見和2-266 

1999年7月15日(木)

岩間街道沿いにある。入口には「油そば」の暖簾がかかる。夜10時,モツ煮でビール飲んでる客が2組いた。つまりそんなラーメン店。だいぶ前に来たことがある。今日は確認のため。もちろん「油そば」は避ける。東京の有名店でも食べたことあるが,あれはラーメンではない。スープがなければ話にならない。この店は,店主1人でやってるが,この日は「やる気」が感じられない。奥の方で餃子づくりをやってて注文を聞きに来ないのだ。メニューの一番上にあった「みそラーメン・600円」を大声で注文。予想通り,麺もしばらくたってからゆで始めた。早く出そうという気はうかがえない。やっとできたそれは黄色い中太麺。茹でただけのモヤシがのる。それになぜか海苔が一枚。厚めのチャーシューがのるのはいいとして,スープは薄味でもの足りない。しかも麺はのび気味で柔らかい。前回食べた「特製辛味噌」の方がまだましだった。おそらく,中年の店主のこの日のやる気のなさが,明快にラーメンに出ているのではないか。昔はもっと元気があったのではないかとも思う。

2003年12月19日(金)

「どんぶり会議」の情報(2003/12/18)でこの店の「油そば」を薦める投稿があったので,久しぶりにこの店を訪ねてみる。水戸の西部,岩間街道沿いにあるラーメン店で,HP開設直後に水戸の店を片っ端から食べている頃に来店したのだが,それ以来の訪問である。考えてみれば入口ののれんには昔から「油そば」と書いてあるわけで,看板メニューであるそれを食べなければ正当な感想は言えないだろう(笑)。店自体は,やはり雑然としていて活気がない(=疲れている)感じ。「3度食べたら忘れられなくなる」とまで書かれた壁の手書きメニューの「油そば」は値段が書いていなくて少々ドキドキ。脇に「チャーシュー300円 もやし・ねぎ・メンマ100円 玉子50円」と書いてあったが,それらすべて入って550円だった。出てきたのは普通のラーメンどんぶりに,もやしとメンマ,ちょっと焦げ目のついたチャーシューの乗った「スープ無しのラーメン」。底に溜まった熱い油に最初からタレが混ざっているので,全体をかき混ぜて食べるわけだが,酢とかラー油で特に調整する必要もなく食べ切った。・・・結構インパクトあるラーメンで個性はあると思うが,麺がちょっともの足りない。太めの麺だけど,味噌ラーメンによく使うタイプの「業務用」という感じののスタンダードな麺で平凡に感じる。麺自体は駅南の店(めん家)の方が印象がよかったかなぁ。スープがない以上,麺の印象が大きい(すべて?)と思うのだ。「スタミナ」の麺のように,もちっとした感じだとけっこういいと思うのだが,この店ではあくまでメニューのバリエーションの一つという感じですからそこまでは期待できそうにもない。もうひと工夫あると僕もハマりそうな予感もするのだが・・・。メニュー的には「つけ麺」や「スタミナ」もあったが,だいたい想像できる。「ペペロンチーメン」なんてのもあって,気持ちは少々ひき気味(笑)。

>「どんぶり会議」の投稿(2003/12/19)参照

<TOP>

 俺の道@上水戸

2002年4月04日(木)

「どんぶり会議」の投稿(2002/03/26)で知った店。R123を茨大方面に向かい,「じゃんがら@上水戸」を過ぎて1つ目の交差点(黄色いマックハウスがある)を左折してすぐ左側にある。黄色い看板に赤い字で「俺の道」と夜はけっこう目立つ。前面はガラス張り(一応自動ドア)で開放的なのだが,右奥のトイレ部分(?)で調理場の横幅が不足気味。客席を稼ぐための逆L字型にカウンター席になっているが,角の部分がデッドスペースになり効率が悪い。右手前(入り口脇)にテーブルを置けるくらいのスペースがあるが,トイレのドアと入り口の自動ドアの引き込み部分にあたるためか,テーブルは置きづらいのだろう,麺箱が重ねてあった。コンパクトなラーメン店としては中途半端なレイアウトだと思う。メニュー的には味噌・醤油・塩の順番だったが、ちょっと変わった名前の「道塩麺」700円を注文。白ゴマと刻み海苔がかなり多量に乗るのが特徴的。チャーシューはバラロール。ニンニク油でちょっとこだわった感じのスープになる。麺はまぁ平凡かなと思ったら,最初出された麺が間違いだったようで,2種類の麺を食べる羽目になる。確かに後から出た極細麺(とはいっても麺の質は博多系ではない)の方が相性はいいようだ。茹で時間は短かったのだが,食べたらちょっと柔らか目だった。入り口には中橋製麺所の麺箱。麺はスープに合わせ3種類あるようだ。狭い調理場なのにずん胴鍋がかなり場所を取り,中間の台を置くと身動きがとれないようだ。そのせいかオペレーションは悪かった。和食風の白衣を着たかなり若い店主。動きはきびきびしているし受け答えもはきはきしているから印象がいい。味噌が売りなのかと聞いたらちょっと迷って「醤油ですね」との答え。若い店主の新店なのに,背脂こってり系ではなく正統派で「こだわりを感じさせる」と言う意味では貴重な新店かもしれない。深夜営業という営業スタイルなのがちょっと気にはなるが・・・。

営業時間を聞いたら「11〜14/17〜翌5(スープ切れまで) 定休日不定」とのこと。まだ詳しくは確定していないようだ。

2002年4月12日(金)

前回(2002/4/4)気になった醤油ラーメン・550円を。魚介系の味が濃い感じ。バランスは今一歩という感じだが、ほかの店には無いこだわりを感じる。麺は今回も柔らか目だっただがそういう麺なのかもしれない。道塩麺の極細麺と味は同じだった。太さだけを変えているのだろう。具はチャーシューメンマに青味とシンプル。

2002年4月19日(金)

茨城大学に近いという土地柄だろうか「学生ラーメン」と言うメニューがある(650円)。先客の学生が注文したのを見たのだが,温めたチャーシューに半熟玉子・キムチ・刻み海苔までついた豪華なもの。一方,学生ではない僕が注文した「味噌・600円」は単純にモヤシとタマネギを炒め,フライパンにスープを通したもので,ひき肉さえ入っていない。ちょっと落胆した。麺(中橋製麺所)は結構な太麺で期待させたが,1人でやっているため会計があって少し早めに上げられた印象。固めだった。他のメニュー(道塩が700円で醤油550円)ほどには特徴はなく,至って平凡な印象。学生ラーメンと同じ内容を800円でも900円でもいいから作ってほしいものだ。7つ席はあるが中央の角の部分はかなり狭い。調理場も効率が悪く,店全体としてどうにもレイアウトが悪い。入り口わきの部分は結構スペースがあるのだが,2枚開きの自動ドアと右奥のトイレの関係で使えないのだ。

<TOP>

  花月@見川:水戸市見川2-85-13 無休 11〜24 >地図

オフィシャルHP参照

2001年10月11日(木)

「どんぶり会議」の情報(2001/08/04)で,TVでお馴染みのこのチェーン店の水戸進出は知っていたのだが,偶然この場所(見川町の岩間街道沿い)を通るまで忘れていた。川尻店でしょうゆ味は食べているので「ニンニクげんこつラーメン塩・620円」の食券を買う。コンビニを改装したような立地構成で,駐車場は店前と側面に十分。前面はすべてガラス張りで,手前にソファ席4台,カウンター10席,左奥に座卓3台と言う構成のオレンジだらけの明るい店内が道路からまる見え。ティッシュまでオレンジでオリジナルなのは笑ってしまう。活気がある。具はゆでたまご半分にチャーシュー・海苔・メンマ・刻みネギ。背脂が層になって予想通り旨味もどっかん。ここまで明快に化調を効かせてあればもう潔いと言うしかない。それを承知で勢いよく食べるラーメンである。麺はやや縮れのある中太ストレートでけっこう固めだったから印象はいい。ただ旨味と背脂でよほどのこってり好きでない限りうんざりしてくるタイプだから,キャベツ山盛りの「どっかんきゃべつ・100円」をトッピングするのがいいかもしれない。二つの味が楽しめると言う「特製つけ麺620円」なんてのもあり気になった。【23:10】

2001年10月12日(金)

と言うわけで昨日気になった「特製つけ麺・620円」を食べてみたくて2日連続の花月。なんと午後10時過ぎで,10台以上とめられる駐車場が満杯だ。店内もほぼ満席。たいしたにぎわいだが,今まで良くも悪くもここまでガツンとくるラーメンが水戸にはなかったのだからしょうがないかも。チェーン店でも比較する「背脂ガツン系」がなければ選択肢はない。「特製つけ麺」の「つけ汁が2種」というのに惹かれたのだが,ひとつは普通の醤油味で,タレの味がストレートに出たかなり濃いめのもの。辛味とか酸味はない。もちろん背脂ものらない。もう一方は白味噌。これもストレートな味噌の味。濃い目の味噌汁という感じ。どちらにもチャーシューの切片とメンマに刻みネギが混じり,小丼ぶりで出てくる。麺は白い深皿。麺が盛り上がっているから,この値段ではスノコかなんか敷いてあるんだろうなと思ったら,そのまんまの量。これにはびっくり。刻み海苔がかけられた黄色い太麺。けっこうもっちりしていていい感じ。醤油の方に唐辛子と酢を入れたら多少それっぽくなってきたが,何分にも味が濃い。スープ割りしてもらいたいくらい。こうなると是非,つけ汁は1種類でもいいから「とんこつコッテリ系」のものが欲しいものだ。卓上にあるアンケートで本部にでも要望しようかと思ったほど。卓上のパンフレットのメニューにも「つけ麺」は掲載されていたから,全国共通のスタイルのようだが,どうして「ニンニクげんこつ」が売りの店なのにつけ麺は「ざるラーメン」っぽいのだろう???。【22:30】

<TOP>

  花月@水戸駅南:水戸市元吉田町一本松311-1 無休 11〜翌2 >地図

オフィシャルHP参照 

2002年1月23日(水)

花月@見川」に続き早くも水戸2店目である。しかも「幸楽苑」のすぐ南側。深夜営業のチェーン店同士,真っ向勝負という感じだ。水戸駅南からまっすぐに50号バイパスに延びる新しい道路沿いのこの店,正式には「水戸駅前通り店」だそうだが,地元の感覚ではここは「駅前通り」ではないと思う・・・。大正ラーメン(620円)と言う見慣れぬメニューも気になったが,なんか予想もできる味なので,にんにくげんこつラーメン(620円)の食券を購入。それにトッピングで「ドッカンキャベツ・100円」。見事に縁まで背脂が飛び散っている。これはまるで「土佐っこ」だ。旨味がガツンガツンとくるスープ。もし個人の店でこういう雰囲気ならば,水戸では貴重なのになとも思いながら食べる。店長(オーナー)が元気にフロア係をこなしている。キャベツはくどさの緩和にちょうどいい。この組み合わせは気に入った。もうすこし茹で加減を抑えればさらに好みである。

2002年10月06日(日)

大正ラーメン(620円)を。『昔ながらの正統派あっさり醤油味』と言うキャッチフレーズ。やや太めのストレート麺が特徴的。10/11より『醤魚2』と言う新メニューが出るそうだ。

2002年10月31日(木)

前回気になった新メニュー「醤魚2」(620円)をいただく。醤油味のスープにゆずが効いた熱々の煮干し系油が浮くもの。具や麺は基本的に全メニュー同じようだ。値段も同じ620円。新メニューが出るようで,11月中旬には「豚バラ肉と白菜,ニラの甘うま醤油ラーメン」と言う道「豚」堀ラーメン,12月中旬には「鶏のうま味が凝縮された澄み切ったスープの塩味ラーメン」と言うとりそばが出るようだ。もう何でもありと言う感じだが流行に敏感なことはいいことだ。やる気のないラーメン店よりよほどいい。

2003年5月15日(木)

この店,チェーン店のわりにはいろいろなメニューを出す(>オフィシャルHP参照)。当初,期間限定と言う「昭和ハイカラ塩ラーメン」(620円)にするつもりだったが,券売機の上の写真では,卵焼き・ナルト・チャーシュー3枚等々単に具だくさんなだけのようなのでやめる。新作の「醤魚2つけめん」が手頃な値段(490円)なのでちょっと迷ったが,なんとなく同じ新作で安めの値段の「とんこく屋台ラーメン」(490円)の気分になる。ゆでもやしに味付けの薄いメンマ。背脂は少々。そして「極薄」チャーシュー1枚。麺はほとんど縮れのないやや太めの麺でけっこう固め・・・確かに全体的に屋台風の雑さがある(笑)。スープは旨味が強く最後の頃はカップラーメンのスープを飲んでいるような気になった。やたら喉が乾く・・・。

2003年6月24日(火)

12時過ぎでは深夜の水戸にラーメンの選択肢は無い。と言うわけでまたこの店へ。花月ラーメンにキャベツトッピングを目論んでいたのだが,「期間限定メニューの復活」という見出しについつい惑わされて「道豚堀甘うまラーメン」(620円)の食券を買ってしまう。白菜・豚バラ・ニラが具で,メニュー名からして「神座@大阪」を意識したものなのは明かだろう。でも,スープはちょっと方向性が違う。しっかり醤油色のスープで,甘さとピリ辛が交わることなく,各々に突出しているもの(笑)。水戸的に言うならスタミナラーメンのホットのスープ風と言うべきかな。麺はほとんど縮れのないけっこう固めのもので,別皿でキムチにらがついてくる。でも十分辛いのであまり必要性は感じない。この内容で,期間限定とは言え620円はどうなんでしょ?。4/18のJWAVE主宰の「番組対抗ラーメンバトル」で,1位になったと言うチラシが卓上にあった。二郎,喜楽,九州じゃんがら,青葉まで抑えてだって・・・(笑)。

2003年12月05日(金)

ちょっと最近「東京1週間」の雑誌等で気になっていた「ブラック」が食べてみたかったのだがなんと売り切れ。それだけが目的でここまで来たのに・・・仕方なく「太麺になった」という「つけめん」の食券を買う。その太麺自体はそこそこコシがあり,量もそこそこ多い。つけ汁は味噌と胡椒の効いた醤油(表面に油の膜)の2種。どちらもかなり濃いと言うかしょっぱい。今の時代,もう少しつけ汁にも個性が欲しいところだ。食べ進んでいってふと気がつくと,刻み海苔と多量に浮いた刻み葱以外に具がない!!これで620円か・・・満足感という意味では評価は微妙なところだ。

2003年12月09日(火)

前回食べ損なった,にんにくげんこつラーメン『BLACK』(680円)にキャベツ(100円)をトッピング。基本的にとんこつ醤油の花月らしいスープなのだが,表面の油の膜に黒胡椒が多量に混じったスープはニンニク油(?)が効いて,茶濁し背脂の浮いたもの。麺も歯切れのいい固めのやや太めの麺で,このスープにはちょうどいい。この組み合わせ,いわば熊本ラーメンのイメージ。こってりした,明快に濃い味付けのスープなのでトッピングしたゆでキャベツが味の緩和に助かる。これは必須のトッピングだろう。僕的にはまた食べてみたくなる味だ。花月という看板がでていなければ,つまり個人の店でこのラーメンが出てくればうれしくなるような出来である。具は海苔・メンマ・チャーシュー。味玉1個がまるごと乗っているのが印象的だが,これを抜いて600円程度に値段を抑えてくれた方がうれしいかな。

2003年12月26日(金)

前回気に入った「BLACK」(680円)に今回もキャベツ(100円)をトッピング。大盛りはなぜかできないようだ。食べ進むとどんぶり内側にべったり胡椒の黒い粉がつく。スープ単体で飲んでみればその根本はやっぱり「花月の味」だとは思うのだが,このスープとざっくりした感じの固めの麺との相性はいいと思う。スープの味付けが濃く,油も多いのでさっぱりしたキャベツは必須だろう。1月までの限定メニューと書いてあったが固定メニューにして欲しいものだ。ちなみに,極薄のチャーシューはへたれで印象はよくなかった。

<TOP>

  華饌@水戸:萱場町985-28 水休11〜21(20:30LO) 029-251-4920

2001年11月13日(火)

「どんぶり会議」の情報で知った店。R50バイパスの「河和田町南」交差点(オートバックス&バーミヤンあり)を約3.8km南下
。内原町に入ってすぐの,セイコーマートのある交差点を右折してすぐ。「手打ちラーメン」の巨大な看板が否が応でも目に入るだろう。要するに水戸の南西のはずれで,道の向こうは内原町。その道の向こうの三角地もこの店の駐車場で,かなり広い。店は想像していたよりも古く,もうすっかり地元に根付いていると言う感じ。この日もほぼ満席。年輩の人がけっこう多く,かなり活気がある。メニューはラーメン400円・塩500円・みそ550円・タンメン500円等々麺類は約20種。ラーメンセットは750円と安めでその組み合わせもチャーハン・チキンカツ・もつ煮込みイカフライ・白身魚フライ・カレーライス等々多彩。丼物も一通りある。定食は600〜800円で750円が中心。けっこうボリュームがあって美味しそうだ。ただしすべて外税で消費税かかる。初めての店では基本はラーメンかなとも思ったが,「太麺」の情報に惹かれて僕も上から3番目の「塩ラーメン」を注文。この日は麺自体が少し柔かめだったのが残念。これがもっと固めだったら,以前から掲示版でリクエストの多い「二郎『風』」の太麺と言うことになるかも(笑)。具はモヤシ多量でタマネギ少々。ニンニク・ショウガで炒めスープで煮込んだもの。スープの味はたしかに濃いめで,コクは薄い感じ。味噌だとそれが緩和されるかもしれない。タンメンも500円だから,野菜の種類が増えて旨味が増すなら「塩」よりいいかも。会計時に聴いたら麺は太麺と細麺があり,どちらも注文時に言ってくれれば可能だそうだ。【13:30】

<TOP>

  かつ源@白梅 : 水戸市白梅2-6-13 年中無休 11〜15/18〜24 <029-231-6900>

2000年8月16日(水)

水戸駅南の通りの一本南側の幹線道路。名前通り店の形態は和風の,いかにも「とんかつ店」と言った造り。大小様々なテーブルが並び,店内はけっこう広い。醤油らーめんは500円。プラス半カレー(サラダ付)で800円。ラーメンにもけっこうこだわりがあるようで,メニューには「豚骨・鳥骨その他10種類の素材をとろ火でじっくりじっくり仕上げ,自家製のタレで調整した自慢の一品」と書いてある。チャーシューは奥入瀬ポークだそうな。平たいどんぶりに盛られ,具は生ネギの千切り,あとのり・メンマ。それにほぐれるチャーシュー。スープは肉系の味。熱いので勢いがある。黄色い中細麺はけっこう固めだから印象はいい。ルーが自家製という「半カレー」のライスも固め。ご飯はもう少し柔らかさがある方がいいかな。付け合わせのサラダの量はけっこう多かった。「ラーメン」の看板は出ているがここはやはり「とんかつの店」と考えるべきだろう。深夜11時過ぎでもかなり店内は賑わっていた。ラーメン食べている人はあまりいなかったが・・・。

<TOP>

らーめん火土火土麺房@見川 :11〜14/17:30〜10:30 <029-254-1112> 

茨城のうまいラーメン2】(2002/12)掲載店

2001年12月19日(水)

「どんぶり会議」の情報(2001/11/27)で知った店。その後,何度か店の前を通って場所を確認して,12/17(月)に営業開始を確認(9時過ぎで看板の明かりは消えていたけど)。満を持してこの日の昼に訪問。水戸市中心部から見川町・岩間街道をR50バイパス方面に向かい2/3ほど。左カーブにあるタイヤショップの先左側。コインランドリー(しゃぼん)の並びで駐車場はかなり広い。黒壁に描いた店名の文字が安っぽくて外観は怪しげだが,店内は思いの外スッキリしている。吉野屋式U字型カウンターの店で,TVが両サイドに2台ある。で,メニューがユニーク(多少ありがちなネーミングだが・笑)

火土火土らーめん(豚バラチャーシュー)600円
助さんらーめん(ロースチャーシュー)700円
格さんらーめん(角煮)800円
黄門様らーめん(全部入り)1200円
弥七らーめん(豚バラチャーシューダブル)800円
大盛り100円・おしんさん(あんにん豆腐)200円

丼も小振りで深めの今風なもの。基本的に醤油味でにごりがあるものだが,何というか洋風の味わいも(コンソメ風?)。ちょっと複雑で「〜系」とは分類不能だ。で,こだわった感じは随所に感じられる。つるつるの麺は固めでやや太めなもの。量は少な目かな。具は「水戸藩ラーメン」風のチンゲンサイに海苔。あと燻製の小振りなチャーシューが2枚。玉子もしっかり薫製のものだが,ちょっと香りがきついかも。その香りがスープにもかなり影響している。店内に燻製用のストーブがあったから手造りなのだろう。全体的な印象としては,いくぶん未完成な感じもするが,ちらっと見えた厨房のご主人は思ったよりも上の年代の人で,目的を持ってこだわって作っている感じがする。けっこう期待できると思う。「天天」と同じような雰囲気を持っているし,東京の有名店ほど完成したものではないにせよ,そう言う方向を目指して研究している感じがする。水戸近辺でこのタイプの新しい店はうれしいものだ。夫婦でやっているのかなと思ったら,昼の女性はパートのおばちゃんで聞いても営業時間がはっきりしない(笑)。「昼は2時まで。夜は8時か9時までかなぁ〜」などと言っていた。11時までなら,情報では「月休で夜11時まで」とか。夜に水戸を徘徊することの多い僕も行きやすいかな。「火土火土」の意味を是非聞きたかったのだが聞きそびれてしまった。

>「どんぶり会議」に投稿(2001/12/22)

2002年2月13日(水)

「茨城朝日」(2002/02/06)に情報が載っていた。オーナー(渡辺吉行さん)は54才。本職は塗装業で,ラーメン食べ歩きの趣味が高じて店を開くまでになったそうだ。60u・18席の店はオーナーの手作り(確かにそう言う感じだ)。スープは煮干しダシの醤油味で,具の蒸しチャーシュー&薫製玉子も自家製。店名の「火土火土」は「太陽の火と地面の土からエネルギーをもらえたら」と言う意味だそうだ。その記事に誘われて再訪。今日は「格さんらーめん・800円」(角煮入り)。窓際のベンチが喫煙所。チャーシューの代わりではなく基本の火土火土らーめんにそこそこ柔らかい角煮が5〜6個追加される。麺はピロピロの平縮れ麺。手打っぽい麺自体は悪くないと思うのだが,背脂・焦がしネギ油・チャーシュー&角煮の油(さらに燻製の香り)と言う「油の三重奏」の重いスープに負け気味か。こってり好き&油好きの僕もさすがに今日はもたれた。このスープ自体,飲みきることは前提にしていないように思える。赤味がかった黄身の半熟燻玉は見事だった。

2002年6月18日(火)

季節メニュー(?)の「火土冷やしそば・700円」を。ごまor正油ダレが選べる。ちょっと時間がかかったので何かと思ったら,結構具沢山なので驚いた。チャーシュー細切りに角煮の切片。細切りの白いショウガ・カイワレ・トマトに赤&黄ピーマン。椎茸に細切りの漬け物も。もちろんこの店の売りであるローストした半熟玉子もつく。麺はラーメンより細目のもので水で締められているからコシがある。白い横長の皿で量はけっこう多い感じ。タレは控えめ。と言うか,具の多さでタレの味をあまり感じない。マヨネーズの小袋がそのままつくのが面白い。普段冷やし中華は滅多に食べないのだが,ここのは具だくさんで面白いかもしれない。食べ甲斐があった。同行の妻は「豚バラチャーシュー」の「火土火土らーめん・600円」を。二つに割った半熟味玉とけっこう大きなバラロールチャーシューがど〜んと2枚のる。デザートは200円のおしんさん(あんにん豆腐)。初めて連れてきたのだが,けっこう評判はよかった。

2002年12月11日(水)

DMで情報のあった新しいメニュー,「くせのあるとんこつスープ」と言う「火土しろそば」(600円)が今日の目的。1時過ぎで客は3人。発売されたばかりの「茨城のうまいラーメン2」掲載店でもそれほどすぐに効果があるわけではないようだ。カプチーノのように細かく泡だった白濁スープが特徴的。けっこう博多っぽい,ざくっとした歯応えの歯切れのいい極細麺。具は万能ネギに海苔・紅ショウガバラロールチャーシューがどんと2枚。黄身がトロトロのくん玉も。冷やしに使った底の浅いどんぶりなのでスープの量は驚くほどわずか。そのせいかえらくしょっぱい。タレの味が濃いのだ。スープ割りしたいほど。ラーメン好きに受ける個性はあるが,一般受けはしないだろうなぁ・・・。でも独自の道を行くのは立派だと思う。

<TOP>

 かなえ@千波:水戸市千波 不定休 〜14:30頃/18頃〜21:30〜22頃まで。

2004年2月13日(金)

どんぶり会議の情報(2004/02/12)で知った新店。水戸駅南の千波大橋〜文化センター入口交差点〜千波小学校〜50号バイパス米沢町陸橋(ヤマダ電機の東側)を通過する昔からの並木道で,水戸中心部と新県庁を結ぶ路線。日中の交通量はかなり多く,立地条件は最高。山新の南側の坂を上ると「とんこつラーメン」の朱色の幟が目立つ。駐車場は店前に10台分ほどと十分広い。 元々は何の店?コインランドリーかな。横に長く,奥行きのない店はカウンター席が中心で左奥に小上がりがある模様。新しい木のカウンター。調理場には店名入りのそろいの黒Tシャツの若い男性が3人。今日の時点でメニューは「とんこつらーめん」(630円)と,それに「もも丼」を加えたセットメニュー(「ももこセット」だったかな?)があった(950円)。黒い厚めのどんぶりでスープは少な目。「とんこつ家@平須」と「とんこつ家@ひたちなか」の中間くらいの濃度かな(笑)。「家系」と「博多ラーメン」の中間というのも変だが,スープだけ見ればその印象。どちらかというと「ひたちなか」に近いが,「博多ラーメン」は意識していないよう で,紅ショウガや辛子高菜はなかった。その代わりに卓上の箱には赤唐辛子と白ゴマ。麺はまさに博多風ストレート細麺。歯切れがいい。量は少な目だが替玉(ここでは「麺のおかわり」と言うようだ)ができます(100円)。具は白髪ネギと海苔1枚。さらに厚めのチャーシューをぶつ切りにしたものが入っていて,柔らかくて美味しい。 これならチャーシュー麺とかにしてみたくなる。博多ラーメンに対する予備知識が不足気味の茨城においては,まだまだ 客を選ぶ(=好き嫌いの分かれる)濃厚スープだと思うが,水戸の新店としては,今のラーメンの傾向に対する「意識」が高い店と言えると思う。 この濃度でがんばって欲しいものだ。閉店時間はは21時30分〜22時頃で14時30分頃〜18時頃が中休みとのこと。2/7の土曜に開店したばかりで,昨日(木曜日)行ったら休みだったが,店休日は貼り紙等からは確認できなかった。

→どんぶり会議に投稿(2004/02/13)

<TOP>

 頑固一徹@水戸・泉町:水戸市泉町3-6-1 日休 17〜翌2(金土〜2:30) <029-233-0001>

2002年8月05日(月)

「どんぶり会議」の情報(02/07/31)で知った店。水戸の本通り(国道50号)泉町3丁目の交差点角(大成女子高への曲がり角)近くにあるのでとても目立つ。店内は右半分が調理場でそれを囲むようにL字型のカウンターがあり,左側がテーブル席と言うコンパクトな構成。木調の凝った内装。エアコンの効きは悪かった。醤油ラーメン(580円)を注文(塩も同じ・味噌は650円)。スープには背脂の溶けた脂の膜が張り,黄色いストレート麺は玉子の味のするすべすべ麺。見た目よりいい感じだ。味は濃いめでスープに厚みを感じる。具は万能ネギ・海苔にチャーシュー&メンマ。水戸ではかなり特徴的なラーメンとは思うが,東京レベルで考えればふた昔前のラーメンという感じだ。目新しさはない。つけ麺も背脂系のようで,これはちょっとそそられる。次回に試してみたい。

2002年8月08日(木)

前回気になった「とんこつつけ麺(650円・消費税をとるから682円だが)。前回(8/5)印象がよくて期待が高かったせいだろうか,どうしたんだろうと思うくらい今日はスープが「薄い」。スープ割りしなくとも飲み干せるほど。麺は(たぶん)ラーメンと同じ縮れ麺だが,前回感じた玉子の香りは今回は感じなかった。ちょっと拍子抜け。実はこの日,ラーメン本「茨城のうまいラーメン2」の打ち合わせが茨城新聞社であり,僕の提案で「県央の気になる店」として水戸地区のメンバー全員(6人)で食べに行ったのだが,結局,推薦する言葉は出てこなかった。この日のスープの出来不出来の問題としたら,実に惜しいことをしたと思う。

2003年1月30日(金)

「厳選大豆をじっくり醸造させた特製味噌」という味噌らーめん(600円)に手頃な値段に惹かれ「豚めし」(180円)をつける。「超人気」らしい。スープは濃い赤味噌で背脂と赤い油の浮いたガツン系。具はチャーシュー・メンマ・コーン・半熟味玉半分に刻みネギ&万応ネギ。麺は普通っぽい中麺だが,これが太麺になったりすればけっこういいかもしれないと思った。那珂インター手前の五差路に「麺屋一徹」ができる模様だ。>どんぶり会議の投稿(03/02/08)参照>「麺屋一徹@那珂町

<TOP>

 元祖札幌や@水戸駅前

2003年01月02日(木)

新年会が水戸のホテルであったので,その2次会のあとに何となくこの店へ。水戸駅北口駅前の道を千波湖方面に左折してすぐ左側にある。正月に限らず深夜では水戸駅周辺に営業しているラーメン店はほとんどないのである。この店については特にコメントの必要もないだろう。僕が学生時代の頃(25年前)に住んでいた寮の近くにすでにあった(「元祖札幌や@東海」参照)要するにチェーン店で,茨城にも各所にFC店がある(東海とつくば)。ニンニクの効いたうま味成分十分のきれいな味噌スープはそれでも1978年当時は珍しかったが,各店舗によって出来上がりに差があるから必ずしも今は同じ印象ではない。この日も昔の記憶とは違った味だった(僕の味覚の変化かもしれないが・・・)。

<TOP>

  北の国から@酒門 : 水戸市酒門3294-1-103 ?休 11〜23 <029-246-0587>

2000年8月27日(日)

50号バイパスと6号が交差する酒門の交差点(ケーズデンキがある)を水戸南インターに向かって東側に走り,まもなく右手にある。店前のスペースはけっこう広い(共用だが)。キタキツネの絵が描いてあったりと明るい雰囲気だがその分重みに欠けるかな。つまりラーメン店としてはそそられない外観。店前のノボリに「西山ラーメン」と書いてあるように麺は西山製麺所(札幌ラーメンの定番)直送なのだろう。もちろんその「みそラーメン・550円」を注文。白ゴマが浮くスープは,背脂らしきものも浮いているものだが,思ったほど油っこくはない。でも,味噌ではなくダシの味が強い感じ。固めの黄色い麺は典型的なもの。具のモヤシが茹で過ぎでかなり印象を悪くする。ワカメが少々入っているのも安っぽいかな。他に中華ラーメン・500円等々。定食類が多い。

<TOP>

 きでん@元吉田 : 水戸市元吉田320-1

>>>【 きでん 】の項・参照

>>> 2001/07 「幸楽苑」に改装

<TOP>

 きむら@水戸城南 : 水戸市城南3-15-1-102 <029-224-8977>

2001年5月18日(金)

HP開設前のはるか昔に来たことがある。「どんぶり会議」で話題になった(2001/05/01)ので久々に再訪。水戸駅南のパレスのある交差点を南下し城南病院の交差点を右折(西進)。その城南病院西側の公園に面した角地にある。夜はちょっとした飲み屋街の路地。格子の障子一枚の入口で窓はなく,看板も一応「支那そば」と表記されているものの,「やきとり」「居酒屋」とも書かれているからラーメン目的ではちょっと入りづらいかな。店内も思いっきり居酒屋。L字型に入った店内の左側にカウンター。右側に小上がりでテーブルが並ぶ。カウンター内にママさんひとり。正面の棚には焼酎JINROの緑のビンが並ぶ。メニューはまさにメモ書と言った感じ。ラーメンは600円。お約束のナルトに薄い色付けのメンマ,やわらかいチャーシュー,ホウレン草,海苔,大きめに切ったネギ。「熱いですよ」と差し出されたそれはたしかにかなり熱い。味的には和風でタレの味はけっこう強い。表現は悪いが「どんべぇ」みたいな感じ(僕は「どんべぇ」は嫌いではない)。麺は縮れ麺でそこそこ固め。「支那そば」と言うより典型的な飲み屋のラーメンという印象を持った。極めてオーソドックスなラーメンであり,一杯飲んだ後のラーメンとして,こってりが苦手な人にはちょうどいいのかもしれない。僕が酒を飲まないのが分かって,最後にお冷やを出してくれた。雰囲気的にはビールでも飲まなければ居心地の悪い店である。以前来たときよりも店内は明るくなっていた。

<TOP>

 九一麺@水戸・住吉:水戸市住吉町275-11 無休 【期間限定出店】3/1〜

2003年3月05日(水)

「どんぶり会議」の新店情報(03/02/27〜)で知った店。「日本初の大型ドーム型屋台で,主要都市を1ケ月単位で日本全国縦断中」と言うコンセプトの店(オフィシャルサイト参照)。国道6号線を水戸から茨城町に向かったオートバックスの南側の信号の先。骨組みを覆う外壁は透明なトタン板で,それにテントの屋根。高床式だから夜は遠目にもキラキラしていてよく目立つ。従業員は多く,接客はマニュアル化されている感じ。6人テーブルが7〜8台あって,店内はかなり広い。「マニア向け」と書いてある「九一豚骨ラーメン」630円を注文(消費税分が入っているのかと思いきや税別で662円)。「昔ながらの手法」とか「コッテリ感が特徴の本格豚骨」と言う名目から,通常の「博多豚骨ラーメン」(580円)との差を過剰に期待するとかなりがっかりすることになる。薄いし粘度もないタイプ。スープがこの時はかなりしょっぱめだったから,全体的な量は少ないものの,替え玉という気持ちもわいてこない。ただ,麺はざっくりしたかんじの本場風なものだから,まだまだ水戸では貴重かもしれない。全体としては(宝やほどではないにせよ)期待はずれかな。少なくとも「九州一番@環七・代田」で以前食べたときの,「あっ,そんなに悪くないじゃん」と言う感想にはほど遠かった。ただ,「豚骨塩」「こく味噌」「長崎チャンポン」等々メニューが豊富だから,一応あと何回かは来てもいいかもと思った。一通りメニューを食べ終わって,「もういいかな」と思った頃には次の土地に移動する,今のラーメン界にはちょうどいい商売形態なのかもしれない。>「どんぶり会議」に投稿(03/03/07)

2003年3月11日(火)

先週気になった「長崎チャンポン」(900円)を。一口目の印象は『薄目のリンガーハット』。丸断面の麺はいい感じの太さだが,煮込みすぎ(ゆで過ぎ?)で腰も何もないうどんのよう。具(野菜・エビ・イカ足・蒲鉾・キクラゲ・ちくわ)は山盛りで普通のラーメンと比べるとかなりボリュームはあるが900円と言う値段ならそれも当たり前だろう。その具はスープとなじんでいない感じで味的に最後は飽きてくる。キャベツの芯をひたすら食べているみたいだ。思わず紅ショウガを。残ったスープは甘めの印象。野菜の旨味という感じでもない。腹は一杯にはなったけど寂しさが残った。また来ることはあるだろうか・・・

<TOP>

 喜楽@水戸・東台:水戸市東台1-2-22 月休 夜のみ営業(18頃〜24頃)

>>>【水戸のレトロなラーメン店】参照

<TOP>

 金龍菜館@駅南:水戸市城南3-8-30 水休 11〜23 <029-226-2500> 

2000年8月06日(日)

「水戸藩ラーメン」の店として,たぶんマスコミ的(TVとか)には水戸で最も有名なこの店に,HP開設後初めて入ってみる。「水戸藩つけめん(温盛り)・880円」と言うのがあったので「高いなぁ」と思いながらも注文。つけ汁ににごった油の膜が張り,「おっ」と少し期待したのだが・・・とてつもなくしょっぱい(いつもこうなの?)。麺は例の「水戸藩ラーメン」で,少し深みのある大きなどんぶりに盛られてきた。具は肩ロースチャーシューが厚切りの短ザクで入る。それに鳥ササミ・シイタケ・メンマ・チンゲン菜と言った感じ。小さな皿にお約束の五香(ニンニク・ショウガ・ネギ・ニラ・エシャレット)・・・見た目的には面白いが,値段を考えるとちょっと納得いかない。

2002年3月05日(火)

以前店があった場所のすぐ隣の焼肉店だった場所に移転した。店前の駐車スペースにゆとりができ,看板塔も巨大になって店がグレードアップしたような感じだ。店内も広く,枠で仕切られた席が並び,奥も左奥もある模様。雰囲気はずいぶん変わった。すっきりして雑然とした感じはなくなったが,以前の店の方が活気があったような気もする・・・。中華一品料理の名前が並ぶ写真入りのきれいなメニューから「らーめん・480円」を迷わず注文。一番安いメニューだからか,店を仕切っていた若いマスターはちょっと不満げ?具はちょっと厚みはあるものの味をあまり感じないチャーシューに細かくきざんだ白ネギ。あと茹でタマゴに海苔・メンマ・ホウレン草と言う構成。麺は一般的なストレート麺で,それに控え目な味付けのスープ。どちらも脇役という感じ。中華系の具がのって完成されるタイプのラーメンなのだろう。

<TOP>

 くまごろう@水戸・若宮:水戸市若宮1-3-13 月休 〜22 <029-227-2460>

2003年9月03日(水)

「どんぶり会議」の情報(2003/08/10)で知った店。看板メニューは「納豆ラーメン」・・・泉町の飲屋街で何度も見た看板だが,行った時間がいつも深夜だったこともあり,どうにも怪しげで 行きそびれていた店だ。その店がここに移転したらしい。国号6号・水戸大橋南側の上り線側,大きなマンガ喫茶「ひまつぶし」(この店の場所はよく店が変わる)の北側。コンビニを改装したようなペットの店の隣の小さな店。年輩の夫婦の店のようで,店の内装はそこそこ新しいが,テーブル席(4人×1)・カウンター3席に小上がり(4人テーブル2台)のある構造は昔ながらのもの。課題の「納豆ラーメン」は650円で,味は味噌と醤油があるようだ。この店,メニュー的には基本のラーメンが400円で,その上に正油・味噌・塩(各500円)があるのだが,納豆ラーメンは,炒め野菜とメンマの上に細かい刻み海苔のかかったひき割り納豆がのるもの。要するに,サッポロラーメン系の店によくある正油・味噌ラーメンの形に,納豆がトッピングされたものと言う感じだろうか。最初は「何か納豆に特徴があるのでは」と具として納豆を食べたのだが,どうにもインパクトがない。要するに「普通の納豆」。そこで「よくかき混ぜてください」と言うおばさんの最初の指示通り,思いっきりかき混ぜて食べたら確かにスープは納豆の味に(当たり前・笑)。期待通り,ひねりもなく単純に名前そのままのラーメンだった(笑)。思いっきり混ぜればスープに多少ねばりが出るのが斬新かな。考えてみれば「水戸と言えば納豆」なわけだから,ある意味これが「ご当地ラーメン」的なものかもしれないが,ラーメンに明太子をのせれば「博多ラーメン」とはならないのと同じだろうし・・・でも納豆好きの人の,「一度,店で食べるラーメンに納豆を混ぜて食べてみたい」という夢(?)は叶うかもしれない(笑)。使用している納豆は白い四角い容器の一般的なものだったが(カウンター席から見えた),それを持参でラーメン店に行くわけにもいかないだろうし。情報では,この店の麺は「ひがの製麺所」とのこと。基本的に本体のラーメンのスープはオーソドックスなタイプだが,固めで歯切れのいい麺の感じは思ったよりよかった。会計時に確認すると月曜定休・夜10時頃まで営業とのこと。>「どんぶり会議」に投稿(2003/09/04)

<TOP>

熊ちゃん@水戸:水戸市泉町3-3-6 日休 17〜翌4 <029-231-3222>

2003年1月22日(水)

水戸の目抜き通りの一本北側の裏通り,普通の人はあまり足を踏み入れないような狭い路地の飲屋街にある。カウンター8席に2人掛けテーブルが1台のコンパクトな店内。メニューは醤油(600円)とんこつ(650円)鶏ラーメン(750円)つけ麺(550円)あんかけラーメン(冷・700円)と言うところ。覚悟の上で「とんこつ」を注文。薄茶色のスープは予想通り業務用ペーストを溶かしたような感じ。味付けははっきりとしていてかつ濃い目。やたら喉が乾く。カップラーメンのスープを濃いめに作ったような感じかな。麺は一般的な中麺。つるっとしていて固めだから,少なくともこのスープとは馴染まない印象。具はメンマ・海苔に万能ネギ。チャーシューは出す前に炭火であぶり焼きする手間のかけようが,やわらかいものの厚さが薄目で味付けは濃く,あぶった効果はわかりづらい。営業時間とスナックだらけの周囲の環境から言って,完璧に飲んだ後のラーメンだろう。これで650円ではちょっと昼間はつらいだろうと思う。

<TOP>

  くるまや@西原:水戸市西原2-16-4 無休 11〜翌2 <029-251-7501>

1999年9月01日(水)

大工町から水戸ICまで向かう,国道50号沿いにある。以前来たときは,やたら値段の安い(チャーハン200円といった感じ)別なラーメン店だった。中央にU字型の吉野屋のようなカウンター,両脇のの座敷にテーブル6台といったレイアウトはそのままだから,経営者だけが変わったのだろう。6月に市毛店にあった「とんこつ」を期待したのだが,一般的なくるまやのメニュー。無難に味噌550円を注文。ライスと,なんとギョーザもサービスでつくという。ギョーザはあまり食べないのだが,無料なら食べよう。味噌は濃いめで,ニンニクが効いた味付けはお馴染みのもの。麺は黄色い縮れ麺。やや固め。油で炒めた太めのモヤシ「だけ」がのる。全体としてはっきりした味付けだから,ライスと一緒に食べると丁度いいので,この手のチェーン店のなかではまぁ気に入っている。ただ,本来,味云々を問題にする店ではなく,良くも悪くも「チェーン店のラーメン」なのだ。もっとも,ジャンボさんの「ラーメン情報交換室」で少し前「くるまや」のことが話題になって,意外にも支持者が多かったのもまた事実である。しかし,本部自体はだいぶ前に倒産したと聞いているから,いまある「くるまや」は各店独自の味を出しているとの情報もある。でも,この西原店は昔ながらのもの。マニュアル通りに作ったという感じである。ギョーザはちゃんと一皿分(6個)出てくるものの,中身が水っぽく,あまり感心したものではない。無料だから文句は言えないが・・・。深夜おなかがすいて,ふと見つけたらとりあえず入るというラーメン店だろう。

2003年3月27日(木)

深夜になって,他に選択肢もなかったのでこの店へ。ちょうどサービス期間だそうで,550円のみそラーメンにライスと餃子までつくとはありがたいが,ニンニクバリバリの超ガツン系スープ。ここまで濃ければもう十分。チェーン店老舗のくるまやらしい味だろう。具は軽く油で炒めたもやしだけだからライスもつけなきゃ割高だろう。麺もくるまやらしい太麺。餃子はまぁサービスらしいそれなりの冷凍物。消費税577円。結果的にはそんなに満足感はなかった。

<TOP>

 黒船屋@上水戸:水戸市上水戸3-3-22 無休?11:30〜21<029-233-7181>

2002年12月05日(木)

どんぶり会議の情報(02/12/02)で知った店。12/4に開店したばかりの「黒船屋@東海」と同系列店。水戸中心部から茨大に向かうR118線の「じゃんがら」の交差点を南下した,要するに「松五郎」のホント隣。『熟成醤油の極めつけ』という「黒らーめん」580円をいただく。 基本的なものはもちろん「黒船屋@東海」と同じなわけだが,ここの豚マヨごはんは200円で実に良心的な量と値段。 気に入った。ちなみに他には「白らーめん」(味噌・630円),「赤ラーメン」(びび辛・680円) と言う構成。東海店にあった具無しのリーズナブルな「九条ネギらーめん」はなかった。替え玉は100円。>どんぶり会議に投稿(02/12/10)

2003年6月11日(水) リニューアル・メニュー一新

「どんぶり会議」で話題(03/03/26)になっていた店。リニューアルと言うことだったが,入り口上に「中華そば」の大きい看板がかけられ,西側の窓が素通しになりずいぶん明るい店になっていた。メニューはガラッと変わってシンプルに「中華そば」と「つけ麺」のみ。「中華そば」が小(1玉)600円,中(2玉)700円,大(3玉)900円で,「つけ麺」が小(1.5玉)700円,中(2.5玉)800円,大(4玉)1000円という構成。トッピングのチャーシューが200円でメンマ・海苔・煮玉子が各100円。つけ麺(小)を注文。『熱々スープのもっちり麺』と言うキャッチコピーだが,柚子の効いたつけ汁は表面に魚系の熱々の脂の浮いた,動物系+魚系。粉の浮く甘酸味の節系のスープでボリューム感もある。具はくずれるチャーシュー(薄めだからだが)にちぎったような長めのメンマ。金属の大きなボールに盛られた麺は粗く切った白髪ネギに,何故か梅干しがのっている。けっこうな太麺だが,固いと言うよりゆでが足りない感じ。『熱々スープのもっちり麺』と言うが肝心の麺が不完全。スープなんかは今の流行の雰囲気は出ているだけに,全体の詰めがちょっと足りないかな。ゆで加減のせいもあるかもしれないが,麺の食感はぱさついていて,ただ太いだけと言う印象をもった。「中華そば」だとどうなんだろう。前の店と同じ1割引きの割引券をくれたから,経営者は前の店と変わっていないようである。

<TOP>

 玄海@堀町 : 水休 〜21:00

【スタミナラーメン】の項参照

<TOP>

  活力ラーメンげんき屋@元吉田:水戸市元吉田1634-1 木休 〜翌1 <029-248-5278>

1999年11月19日(金)

昨日の「うまかもん」のすぐ先に,夜目にも鮮やかにこの店はある。「麺魂」なんて幕に書いてある。50号沿い内原あたりでも見たことあるから,たぶんチェーン店。おそらく「古潭」系。店内はファミレス風。左にボックス席(5組),右に座敷,正面がカウンター。メニューは豊富というか複雑。ぱっと見にはどれがお勧めなのかわかりづらい。「具」でバリエーションをつけるラーメンばかりである。はじに小さく書いてあった「ラーメン・530円」を注文。カウンターの中の「茶髪」のお兄さんが元気よく返事する。でも髪が落ちないか気になる。そのラーメンは,軽く背脂の浮いた和風だしのスープ。薄い醤油色。麺はほどよく固め。それが持続したから,のびづらい麺のようだ。チャーシューは脂身の少ない薄切りのもの。それに海苔とけっこうシャキッとしたメンマ。無難なラーメンである。これにのせる具を組み合わせていけば普通に満足するだろう。セットメニューが豊富で,ミニチャーシュー丼(380円だがセットにすると+350円)なんてのを頼んでみる。小どんぶりのご飯に,ほぐしたチャーシューにタレをかけ,白髪ネギにマヨネーズと言う組み合わせ。カロリー高そうだが,つい頼みたくなる量と値段なのである。「ラーメン」ではなく,ラーメンも含めた「食事」をとるために来る店というところだろう。深夜1:00まで営業しているようだ。

<TOP>

  げんこつや@上水戸

>【 げんこつや 】の項・参照

<TOP>

  ラーメンハウス小梅@吉沢:水戸市吉沢1075 隔水休(?) 11〜23:30 <029-247-9979> 

1999年8月26日(木) 

水戸市の東南部・住吉町,6号国道沿いにある。街道沿いの和定食店といった外観。正面にカウンターで6席,右にテーブル(4人)が2台,左側に座敷(板張り)でテーブル(6人)が3台といったところ。外観通り,ラーメン店というより定食物が豊富で(刺身まである)それとセットでラーメンをつけると言うパターンである。つまり味噌汁代わり。深夜11時頃だったので,ラーメン550円を単品で注文する。お盆に別皿(長細い皿)で三点盛のように具がついてきた。とはいってもメンマ・きざみネギ・漬物(キュウリ)に小梅だが・・・。ラーメンにはチャーシューとワカメがのるだけ。スープは透明な醤油色,油の膜が張っている。金属製のレンゲですくって飲んでみると,動物系の油でスープにコッテリ感がでる。麺は縮れ麺で,スープとのからみも良い。定食のつけ足しのラーメンではなく結構存在を主張しているラーメンだ。ただワカメは個人的に好みでない。安っぽくなってしまうと思う。このラーメンがランチタイム(11:00〜14:30)には,700円で定食物と組み合わせることが出来るようなので,お得かもしれない。とにかくメニューは豊富だ。みそらーめんは650円。定食物(通常は900〜1000円)に+100円でつけられる。

<TOP>

 光来@南町:水戸市南町1-3-40 日休 11〜15 <029-231-9161>

2001年7月10日(火)

平成6年に発行された「茨城ラーメン本」に掲載された店なのだが,実は今回が初めて。水戸の本通り,郵便局前の交差点を旧県庁側に曲がってすぐ左側。水戸警察署の真ん前のビルの2階である。急な踏み込みの狭い階段を上って入る店内は昔の喫茶店風。壁側をグルッとソファが囲む。一枚ガラスの締め切りの正面窓からは,窓一杯に警察署全体が眺められる。頼んだのは正油ラーメン。しっかり醤油色。透明度は低い。そこそこの「豚骨・鳥ガラ・煮干し」という感じで,味的には厚みはあるものの,結局「昔風」。麺は固めの縮れ麺。具はメンマ・なると・ホウレン草。やや厚めのほぐれるチャーシューも。全体としては平凡な感じ。本では「必ず違いが分かる」と言われていたが,当時はプラスαの違いがあったのかもしれないが,今の時代ではあまりアドバンテージは感じない。本にも掲載された,キクラゲ&野菜山盛りの「光来タンメン」(塩味・680&みそ味・730円)が売りのようだ。値段的にはそちらの方が満足度は高いのではないか。他にみそ・650円&塩・550円もある。厨房からも女性の声がした。平日の1時過ぎ,客層を見ていると近くのサラリーマンの定番の店と言う感じだが,県庁が移転して影響はかなり大きいだろうなぁ・・・。

<TOP>

  幸楽苑@元吉田 : 水戸市元吉田字一本松320 11〜翌2 <029-246-2072>

20001年7月05日(木)

水戸駅南口から50号バイパスにまっすぐ南下する通り沿いの「きでん」があった場所に,設備はそのままに看板だけがこの店に代えられた。知っている人は知っていると思うが,元々ここは「会津っぽ」があった場所。その親会社の名前が「幸楽苑」だから,そのままの店名と言うことになる。キャッチフレーズは『親父から受け継いだ雪国会津の中華そば』。『昭和二十九年創業・多加水熟成麺』の文字も『幸楽苑』の文字と一緒に至る所に書いてある。ガラスープに鰹と煮干しのダシを合わせたと言うスープは,「きでん」から甘めの油はそのままに,トンコツの成分を減らしたような感じ。きでんの弱点だった平凡な麺は変わらないから,ますます「会津っぽ」に逆行した感じ。つまり,せっかく「きでん」という形をとってチェーン店らしからぬスープで進歩したと言う印象を持っていたのに(実際「つけめん」は気に入っていた>2001/06/05),また後退したようなものだ。実はこの店,中華そばが390円,みそもしおも390円,ざるらーめんも390円とかなり戦略的。チャーシューパーコーめん等の上限も590円だから徹底した低価格路線だ。ギョーザは変わらず180円だし。でも牛丼は290円でもそこそこの味だと思う(僕だけか?)のだが,「チェーン店」で「390円」のラーメンはやはり不安になる。どこかでコストダウンしての値段だろうから,それがスープの材料に来たのなら命取りだと思う。180円の餃子やミニ丼をつけて6〜700のセットにするなら,まともな600円のラーメンを一杯食べた方がいいと思うのだが,そう考える僕の感覚は一般の人(ラーメンにこだわらない人)の感覚と違うのだろうか?具はメンマに海苔,薄切りのチャーシューは今日はパサパサだった。壁に大きく描かれた叙事詩は思いで深いが・・・。「会津で創業した昭和二十九年当時の味を復刻させた店  中華そばがご馳走だった時代の懐かしい味を再現」云々云々。小さな老舗店で安いラーメンを食べるなら(例えば「すずき@雷神前」とか)それなりに味わいも納得のしようもあるのだが,「オーダー入りました〜」などという言葉が飛び交う広々としたこんな店で,ファミレス並みの接待を受けて『懐かしい味』と言われてもなぁ・・・。

2001年10月05日(金)

今日はの目的は前回(2001/07/05)気になった390円の「ざるらーめん」。50号バイパスから一直線に水戸駅南口に向かう新しい道路沿いにあるこの店,「きでん」時代と比べると看板が低く地味になり(白地に筆文字のシンプルなもの),南側からは手前のビルに隠れかなり見づらくなった。前の無駄なくらいに高い看板の支柱をそのまま利用すればいいような気もするが,景気がいいのかな。黄色から白へのイメージチェンジを徹底するのだろうか。店の存在そのものが前ほど目立たなくなったと思うのだが,なんと,深夜0時近い(23:45)のに店内は満席。「きでん」時代はそれほどでもなかったのにどうしたのだろう?数えたらラーメンは18種類。ほぼ600円内で収めている。安めの値段設定が功を奏したか。さてその「ざるらーめん」,きでん時代は,つけめんの場合麺の量は標準で1.5玉だったが(もちろん値段も高めとなる),390円と言う値段ではもちろん麺の量は少ない(と言うか普通と同じ)ようだ。白い深皿にプラスチックのスノコを敷き,刻みノリがかけられる。冷水で締められているのだが,水切りが荒かったのか,やはり最後の方は短く細かく切れていた。スープは思ったよりきでんのイメージを残していて,細かい油が浮く茶濁したもの。チャーシューの細かい切片とメンマが混じった,「甘辛酸味」のガツンとくるスープ。値段から考えれば上出来。中華そばの方にさしたる特徴がなくなった以上,これからはこの店ではざるラーメンの「大盛り」かな。

2001年12月03日(月)

午後10時過ぎの訪問。「きでん」時代にはなかった(と思う)「しおらーめん・390円」にしようかと一瞬迷ったのだが,無難なところで「ざるらーめん390円」を。「オーダー入ります」と言うパートのおばさんの声に「かしこまりました」と言う若い(幼い?)声が調理場から返る。マニュアル化しているのだろうが,ラーメン店には,ましてやレトロな雰囲気を狙っている感じのこの店にはあまりそぐわないと思う(余計なお世話?)。つけ汁は強烈な甘辛酸味と「旨味」。つるっとした麺は水で締められているだけ印象がいい。白い平皿で麺を載せてあるプラスチックのザルは興ざめだが,値段が値段だししょうがないだろう。ところでこの店,メニューに大盛りの表示はないのだが,伝票にはしっかりその表示があった。注文は可能なようだ。「ざるラーメン」の場合,普通の食欲では普通盛は少ないだろう。夕食をしっかりとった後に食べている(笑)僕には丁度いいが,空腹でもないのにこうして義務のように食べている自分が怖い気もする。それにしてもこの店,南側から来ると看板がまるで目だたない。北からでは中央分離帯が障害になる立地条件なのだが,それでもけっこう賑わっているのは安さのせい?

<TOP>

  幸楽苑@水戸住吉店:水戸市住吉町97-1 11〜翌2 <029-246-2581>

2002年7月05日(金)

国道6号線沿いに新たにできた「幸楽苑」の支店だが,けっこう客の入りがいい。やたら明るい店内は,一人で行くとちょっと居心地が悪かったりもする。メニューは元吉田店とまるで同じだから,「しおラーメン」を注文してみる。・・・特にコメントすべき特徴はない。チェーン店の,390円と言う値段なりのラーメンである。損もないし得もない。

<TOP>


ホームはじめに茨城の麺東京の麺食べ歩き日記前のページへ戻る