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水戸周辺の店/食べ倒し日記 2001/05

ここでのコメントは僕自身がその日に食べた「印象」であり,あくまで僕個人の「感想」です。
参考程度にとどめ御自分の舌で判断されることを希望します。人の好みは人それぞれですから・・・

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2001年5月の食べ倒し日記 < > 2001年INDEX

☆日付はその日の日記,店名はさらに詳細な内容にリンクできる。

5月31日(木)昌隆@水戸・笠原
5月30日(水)蓮華@水戸・小吹町
5月29日(火)じゃんがら@上水戸 
5月28日(月)味名味@ひたちなか・金上
5月24日(木)りき丸@那珂町・後台
5月23日(水)芳月@日立
5月23日(水)大進@ひたちなか
5月18日(金)きむら@水戸城南
5月18日(金)一代元@ひたちなか
5月12日(土)えぞっ子@水戸五軒町 
5月10日(木)にんにくたまごらーめん@常澄

> ちなみにこの月の遠征は以下の通り ≫ 『食べ歩き日記 2001/05』

5月27日( 真品@つくば/庵@練馬/ゆうひ屋@赤羽/いち@千歳烏山/スズキヤスオ@田園調布
5月20日( じゃんがら@原宿/八雲@中目黒/大喜@湯島
5月13日( しらかば@千代田/二郎@府中/藤平@幡ヶ谷
5月06日( なんでんかんでん@金沢
5月05日( 第一旭@京都/しるそばたか@京都
5月04日( 神座@心斎橋
5月03日( 彩華@天理
5月02日(水) 匠屋@新小岩/湯澤軒@経堂

2001/05

5月31日(木)昌隆(チャンロン)@水戸・笠原水戸市笠原町600-35 無休 11:30〜23:30 <029-243-7027>

笠原小学校西側たつ蔵の奥。水明館と言う4軒(定食・そば・小料理店)並びの平屋テナントの一番奥の店だ。キャッチコピーは「本場中国大連家庭の味」。その「大連ラーメン」が基本のようで,それにチャーハン・お新香・杏仁豆腐を加えたチャーハン・ラーメンセットが890円。セットは他にもいろいろあり,「回鍋肉セット」なんてうまそうだ。メニューを見ると主力は一品料理のようで,要するに中華料理の店なのである。お昼時で店内はほぼ満席。右側にテーブルが3台,左側に小上がりで座卓が3台。店内に窓はなく,ちょっと閉鎖的。中国語の大きな赤い札が壁に貼られ,赤いボンボリ型照明が4つぶらさがっている。フロアの女性も,調理場から聞こえるご主人の声も,片言の日本語。中国の人の経営だろうか?「大連」ラーメンと言う表現に興味をひかれたが,醤油味のスープはよくある平凡なもの。具もわかめ・メンマにバラロールチャーシューと一般的。麺はストレートでやわらかめ。それにかぶの漬物。チャーハンはパサパサで量は少ない。味付けもはっきりしない。変わりにメニューにはないギョーザがなぜか5個ついてきた。ギョーザをラーメンとセットで考える人にはありがたいだろうが,僕はそうではないのでちょっと持て余した。やはりこの店はご飯もののほうがよさそうである。麺類を頼むとしたら料理としてうまそうだった「昌隆海鮮ラーメン・1280円」かな。メニューにあった「ふかひれラーメン」はなんと4800円。どんな人がこの店で食べるのだろう?<TOP> 

5月30日(水)蓮華@水戸・小吹町月休 営業時間は看板に未記入

「どんぶり会議」で話題になった(2001/05/28)店で,50号バイパスを千波から水戸インター方面に向かい,桜ノ牧高校交差点東側の三菱GSのある「小吹町入口」交差点を右折してすぐ左側にある。開店間もないという感じの明るく新しい店内。正面にカウンター&調理場で右側にテーブルが2台,左手前にL字型のソファ席,左奥の床材張りの小上がりに座卓が2台と言うレイアウト。基本となるのは「らーめん480円」のようだが,掲示板での報告は芳しくなかったので,ちょっと目立つ(看板メニュー?)「五目蓮華そば・800円(+消費税)」を注文してみる。実に具沢山。列記してみると玉子・筍・チンゲンサイ・ハム・シイタケ・豚肉・マッシュルーム・白菜・ニンジン・イカ・エビ・ピーマン。何目だろう?ややとろみをつけてかけられ,色はしっかり醤油色。けっこう甘めの味付けで,旨味も強い。麺は中華料理の店によくある細めのストレート麺で,思ったよりは固めでよかった。と言うか無難だった。たぶん中華出身の主人が独立した店で、看板に書いてある「ファミリー中華」の表現が全てだろう。ラーメンを目的にではなく,ご飯物のランチ目的でラーメン「も」食べたいときにはいいかも。向いのうまいもの屋「チャンセロ・チャンセラ」と言う店が気になった。<TOP>

5月29日(火)じゃんがら@上水戸

久々に上水戸店へ。深夜11時過ぎで8割方の入り。じゃんがららーめん(480円)に半カレー(280円)を注文。今回は「じゃんがら」なしでもけっこう「味」を感じた。わかりやすい味になった?最近はこうなのだろうか。厨房内には中国系の留学生(?)らしき片言の若い男性。1人でせわしく作っているのだが,二人で麺上げと具乗せを分担してやればもっと早く効率的に出せるだろうにと,目の前のカウンター席から眺めていた。隣の客が替え玉を注文していたのだが,だいぶ時間がかかったようだ。あれではスープが冷めてしまうだろう・・・。<TOP>

5月28日(月)味名味@ひたちなか・金上 : ひたちなか市大平3-5-17 <029-276-3586>

茨城交通湊線金上駅の踏切を左に見て湊大橋方面に向かう幹線道路沿い右側,大きなパチンコ屋の駐車場の先にある。午後11時過ぎに入店。「ラーメンの店」と看板に書いてあるものの,完全に飲み屋の形態の店内。カウンターはあるもののカウンター席はなく,小上がりにテーブルが5台。そのカウンターまわりも雑然としている。普通のラーメンもあるのだが「こくのあるダシ」と言うキャッチコピーの「横浜しょうゆラーメン・500円」を注文。てっきり酒を飲むと思ったのだろう,注文を聞きに来た奥さんらしき中年女性は一瞬言葉につまっていた。「飲まないの?」と不満そうな感じ。ラーメンの単価は安いしね。でもその前にビールを飲むという習慣は僕にはない。ところでメニュー(壁に貼られたものだが)の「横浜しょうゆ」のとなりには「本場九州の最高味・とんこつらーめん・550円」と言うのがあるから,「横浜しょうゆ」と言われれば「トンコツ醤油」と思うのが妥当だろう。でも普通のラーメンと同じ値段というのが不安にさせる。オーダーを店主に伝えるときも「ラーメン」と言っていただけだから心配。案の定運ばれてきたラーメンは全く普通のラーメン。しっかり醤油色のスープの旨味が強い。具はのり・ワカメ・メンマ・茹で玉子・チャーシュー・ナルトとあまりにオーソドックス。結局「横浜〜」の件はオーダーミスなのか確信犯なのか,はっきりはしないままだが(確認する気力がなかった),まぁこういう雰囲気の店ならラーメンはこんなものだろう。昼はともかく夜はラーメンだけでは場違いな感じがする。<TOP>

5月24日(木)りき丸@那珂町・後台 :  11〜翌1 。

旧太田街道と勝田・田彦から那珂インターに向かう幹線道路が交わる「後台十字路交差点」にある。以前はチェーン店だった(「くるまや」だったか「あじ平」だったか「専科」だったか・・・)場所。先月笠間の同名店で食べてけっこう納得し,個人営業の店かと思ったが,全く同種の看板がここにもあるから,前にここにあったいずれかの店の新たなるチェーン展開なのだろう。だいたいこういうチェーン店系で食べるときは「味噌」が無難なのだが,注文したのはちょっと気になった「りき丸とんこつ・600円」。この手の店で「とんこつ」系を頼むのは無謀なのだが「りき丸」と言う表現に少し期待を抱いたわけだ(話のタネという意識も過分にあったが・・・)。メニューのキャッチコピーは「しょう油ベースのりき丸風」。「とんこつ醤油」と思いきや,スープを覆う一面の背脂と白い脂の膜。一瞬「白濁とんこつスープか」と思ったが,下はしっかり醤油色。きっちり両者は分離されている。スープ自体は全体的に甘めの味付け。よくありがちな黄いろい麺はやわらかめ。万能ねぎがけっこう多量にのる。それに,ちょっと柔かめのメンマとほぐれるチャーシュー,しっかり染み込んだ味玉半分。店内は赤と黄色の壁でけっこう派手。ラミネートパックされた小さなメニューがテーブルの脇にぶら下がっている。メニューは多彩である。この地域で1時までの営業は貴重。駐車場はかなり広い。消費税をとる。<TOP>

5月23日(水)芳月@日立 : 日立市弁天町1-22-4 日休 18〜翌3 <0294-22-2003>

深夜何となく日立まで。食べたのは「とんこつみそラーメン・700円」。茨城ラーメン本掲載のこの店,最初来たときに気に入って(2000/01/03)以後何度か来ているのだが,ここの「みそ」を試すのは初めてである。背脂が浮き,普通の店の味噌ラーメンとは一線を画すコクのあるマイルドな味。味噌のしょっぱさをあまり感じない。やや太めの縮れ麺はけっこう固め。全体として「こってり好き」も満足できるスープである。ただ,具のゆでもやし・コーン・ワカメが印象を悪くしているのが残念。味噌だからと敢えて入れる必要もないと思うのだが・・・。東京の人気店でコーンやワカメがデフォルトで入るってのは最近あまりお目にかからないのである。具を抜いて50円安くしてくれた方が価値は出ると思う。スープの味に飽きてきた頃,卓上の辛味噌を入れれば,また違った味わいが楽しめるのがいい。<TOP>

5月23日(水)大進@ひたちなか

スタミナラーメン550円スタミナラーメン発祥の地(「スタミナラーメン」の項参照)と言われるこの店を久々に訪ねてみる(前回は1999/06/11)。勝田駅東口から北側に延びる飲み屋街の一角の交差点の角にあるこの店、その角を削って入口にしている分、更に店内は狭く感じる。正面から右奥に延びるカウンターと左手前の小さなテーブル席2つで店内はもうギュウギュウ詰めの状態。カウンター手前に座っている先客を体を斜めにしてよけながらその右奥に座る。ご主人の手元がもう目の前である。隠しようがない距離。目隠しを置こうなんて気はないようですべてが見える。メニューはセット物が多彩だが,内容的には地味な感じ。スタミナそのものとライスとラーメン,そしてギョーザの組み合わせが中心。「冷やし」を予定していたのだが,何となくホットが食べたくなる。目の前で作られる「スタミナ」のあんは具沢山な印象。かぼちゃ・レバは当然として(でも少ななめだが),にら・もやし・きゃべつ・たけのこ・キクラゲ・にんじんと言った具合い。麺はけっこう太め。奥さんが抽出しから目分量ですくいあげて,ハカリで計ってから深ザルに1人前ずつ入れる。その麺あげと,どんぶりにタレと化調らしきものをいれ,寸銅から透明なスープを注ぐまでが奥さんの役目。そのスープに麺を入れてから,店主が作ったスタミナの「あん」をかけるまでの時間差が気になった(麺がのびるんじゃないかと心配したわけだ)が,麺はけっこう固めだった。金属製のレンゲで熱々のスープをいただく。かなりはっきりした甘辛。全体としては中華料理店の料理系ラーメンのノリだ。ただ麺が太いことが異質。こうして改めて食べてみるとさすが発祥の地だけあって「基本に忠実に仕上げている」という印象を持った。<TOP>

5月18日(金)きむら@水戸城南 : 水戸市城南3-15-1-102 <029-224-8977>

HP開設前のはるか昔に来たことがある。「どんぶり会議」で話題になった(2001/05/01)ので久々に再訪。水戸駅南のパレスのある交差点を南下し城南病院の交差点を右折(西進)。その城南病院西側の公園に面した角地にある。夜はちょっとした飲み屋街の路地。格子の障子一枚の入口で窓はなく,看板も一応「支那そば」と表記されているものの,「やきとり」「居酒屋」とも書かれているからラーメン目的ではちょっと入りづらいかな。店内も思いっきり居酒屋。L字型に入った店内の左側にカウンター。右側に小上がりでテーブルが並ぶ。カウンター内にママさんひとり。正面の棚には焼酎JINROの緑のビンが並ぶ。メニューはまさにメモ書と言った感じ。ラーメンは600円。お約束のナルトに薄い色付けのメンマ,やわらかいチャーシュー,ホウレン草,海苔,大きめに切ったネギ。「熱いですよ」と差し出されたそれはたしかにかなり熱い。味的には和風でタレの味はけっこう強い。表現は悪いが「どんべぇ」みたいな感じ(僕は「どんべぇ」は嫌いではない)。麺は縮れ麺でそこそこ固め。「支那そば」と言うより典型的な飲み屋のラーメンという印象を持った。極めてオーソドックスなラーメンであり,一杯飲んだ後のラーメンとして,こってりが苦手な人にはちょうどいいのかもしれない。僕が酒を飲まないのが分かって,最後にお冷やを出してくれた。雰囲気的にはビールでも飲まなければ居心地の悪い店である。以前来たときよりも店内は明るくなっていた。<TOP>

5月18日(金)一代元@ひたちなか

以前一度来たことがある(2000/02/04)のだが,赤いノボリの「韓国ラーメン」の文字に引かれてフラフラと入店。奥に座敷もあるようだが、基本的にカウンターのみの店。基本となるラーメンの値段は並750円・中盛850縁・大盛950円とけっこう高めだ。どんぶりは共通の藤色のもの。さてその「韓国ラーメン」は刻んだ生ニラが多量にのるもの。あとシャキッと炒めたもやし&挽き肉。あとメンマが少々。スープは味噌味に多量のラー油と唐辛子を混ぜたと言う感じ。麺はチャルメラタイプの食べやすい形の縮れ麺。茹で方は普通かな。体で感じる辛さで,食べ終わる頃にはおびただしい汗が出ていた。そんなに手間がかかっている感じはしないが,狙いとしては面白いラーメンだ。ただこの量で750円(しかも消費税をとる)はとても割高な感じがする。結局味噌との違いはニラとラー油と唐辛子だけなのだろうかから。最近出版された旭屋出版のラーメン本に埼玉の「代一元」のことが載っていた。らしくない名前だが,フランチャイズのチェーン店のようなのである。そこで紹介されていたのもこの「韓国ラーメン」だった。看板メニューと言うこと?<TOP>

5月12日(土)えぞっ子@水戸五軒町

家族で食べに行くときの昔からの定番である(>「えぞっ子@五軒町」)。大盛りを3杯注文する。確かに味(スープのコク)にブレがあると思うのだが,まぁそれはそれで納得してしまうくらい慣れてしまっている。

5月10日(木)にんにくたまごらーめん@常澄大洗街道(R50)沿い 年中無休 11〜5

「水戸地区に久々の新店か」と,工事中から期待していたのだが,各地街道沿いにある「ゆにろーず」の支店展開のようだ。東水戸道路・大洗インター出口にある。大型魚販売店の「イエローポート」の西隣だ。奥半分はゲームセンター。深夜営業でそう言う若者層を狙っているのだろう。「自家製玉子麺と揚げにんにくをきかせたコクのあるスープ」と言うのが店のキャッチコピー。食券を入口正面の自販機で買うシステム。しょうゆ・塩・味噌は各480円と無難な値段。半チャーハン350円と言うのもある。具はもやし・のり・チャーシュー・煮タマゴに大量の背脂&ニンニクが浮いているのが特徴的。細かい固まりで,揚げ玉のようにもみえる。スープはガツンとくる濃い味付け。化調それなりと言うことか。麺は平凡な黄色い玉子麺。固めなのが救いだ。チャーハンはまるでだめ。具も少なく焦げた味がした。これで350円は辛い。基本的にセルフサービスで,番号札を呼ばれたらカウンターまで自分で取りに行くシステム。チュウボウには責任者らしき男性とおばちゃん5人。みんな赤いTシャツに草色のバンダナだ。入店時に他に客は1人で,深夜にこんなにスタッフがいることに違和感があったが,帰るときには結構賑わってきた。午前0時を過ぎると深夜ラーメン・200円なるものが始まるようだが,何となくどんなものが出るのかはわかる(笑)。<TOP>

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