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水戸周辺の店/食べ倒し日記 2001/06

ここでのコメントは僕自身がその日に食べた「印象」であり,あくまで僕個人の「感想」です。
参考程度にとどめ御自分の舌で判断されることを希望します。人の好みは人それぞれですから・・・

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2001年6月の食べ倒し日記 < > 2001年INDEX

☆日付はその日の日記,店名はさらに詳細な内容にリンクできる。

6月30日(土)バーミャン@水戸・柳町
6月29日(金)えぞっ子@水戸・五軒町
6月29日(金)三大菜飯@友部
6月27日(水) 三四郎@大甕
6月26日(火)えぞっ子@水戸・東前
6月21日(木)ファミリー中華本郷@水戸・小吹
6月19日(火) 豆の木@ひたちなか・田彦
6月15日(金)めんや@水戸駅南
6月13日(水 めん家@水戸
6月12日(火) 和華蘭@東海
6月05日(火) きでん@元吉田
6月04日(月) 現代@ひたちなか

> ちなみにこの月の遠征は以下の通り ≫ 『食べ歩き日記 2001/06』

6月23日( イレブンフーズ@品川/夢乃屋@甲府/中華徳大@荻窪/一心ラーメン@四谷
6月17日( 一本槍@大森/一丸@下丸子/喜神@中野/いごっそう@練馬/SHISENYA BAR@金町
6月10日( 壱福家@笠間/どる屋@宇都宮/支那そば響屋@石橋
6月03日( こうや@矢口渡/大勝軒@滝野川

2001/06

6月30日(土)バーミャン@水戸:水戸市柳町1-1-8 <029-222-2683>

所用で水戸日赤病院に行った帰りにちょっと食事でもと言うことになる。珍しく夫婦2人で子供抜き。実はこの界隈,最近話題の店が目白押し。どんぶり会議の「みとや」「平戸亭」(>2001/05/09参照),kimurakunさんの掲示板で話題になった「喜楽」等々である。以前食べたことのある,日赤東側のちゃんぽんの店「平戸亭」は次の機会に回すとして,他の2店,日赤駐車場ゲート前の「みとや」はこの時間(7時過ぎ)では閉まっていて,逆に夜のみ営業という「喜楽」は妖しげな赤いノレンをたなびかせて営業を開始したばかり。入口上の「タンメン・餃子」と描かれたえらく年季の入った看板等々,別な意味で「そそられる」マニアックな感じがあるのだが,夫婦2人で入るには危険が大きすぎる(後悔が2倍になる可能性があるということ)ので断念。後日1人で来ることにする。と言うわけで向かったのがパレスホテル前の「バーミャン@水戸柳町」。無難なところ(?)に決めたわけだ。メニューを見ながら妻と熟考して選んだのは,海鮮たっぷり湯麺・680円,チャーハン・480円,エビワンタン粥・580円,レバニラあっさり炒め480円の4種類(よく食べるわな・・・)。子供がいない以上、飲み物飲み放題のドリンクバーは当然パスである。ミネラルウォーターを飲もう(笑)。さてその「海鮮タンメン」は塩味でタケノコ・シイタケ・イカ足・エビ・ホタテ・・・と実に具沢山。でまぁ特に不満もない。むしろ値段から考えれば十分だ。中華料理店なら1000円以上しそうな具の量である。こうして食べてみるとラーメン単品にこだわる意味がわからなくもなってくる。ファミレスでもそれほど不満はないのだ。チャーハンもそう。これで480円なら量的にももうじゅうぶん。下手な店の半端なチャーハンよりもよほどうまい。もちろんそれなりの調味料とか食材とかを使っているのだろうが,こう言う値段設定である以上文句を言う気もない。それにしても夫婦二人で2300円ちょい。バーミャンで食べるといつも1〜2品余計に食べてしまう。

6月29日(金)えぞっ子@水戸・五軒町

家族で食べに行く。みそ大盛り2杯にしおバター1杯,それに餃子が1枚。2枚でもよさそうなのだが,餃子1人1コくらいが我が家の適量なのである。別に餃子で満腹になりたくもない。ところでカウンターのみのこの店,入店時に3個続きの席があり,とりあえず妻子を座らせ後ろの椅子で待とうとすると脇のカップルが席を譲ってずれてくれた。ありがたい。「すいません」と言ってありがたく席に座る。さて,待ちに待ったラーメンが来てさぁ食べようと思ったら,先のカップルの代わりに座った別のカップルの女性がメンソールのタバコを「ふーっ」。ちょっと口に運んではまた「ふーっ」。「そんな吸い方するなら吸うなよなぁ〜」とハフハフと食べたいところを微妙に呼吸調節しながら食べ始める僕。そうしないと麺やモヤシと一緒に煙を吸い込んでしまうのである。HP開設時に書いた「ラーメン屋でのマナーについて考える」そのままだなぁとずっと考えていた。つまり

あとタバコ。僕はタバコは吸うが,ラーメン店(を筆頭に食事をする店全般)では吸わない。カウンターで食べてるときなど隣の人にタバコを吸われると頭にくる。せっかくのラーメンの香りが台無しになる。注意したくなるが,「ここはラーメン屋だろう。何をエラソウニ」なんて言われそうだ。ただ,その時の答えは昔から用意してある。「タバコを吸いながらラーメン食べてみなよ。僕の今の気持ちが分かるから」。でも言ったことは未だ無い。ただ鼻から息をするのを止めるだけである。(「ラーメン屋でのマナーについて考える」より)

ついでに言うならカウンターの端のサラリーマンらしき2人連れ。奥の人が食べるのが遅く,手前の彼が食べ終わってもそのままタバコを吸いケイタイいじりながら座っている。見かねたおかみさんが,立って待っている人のために,その隣に空いていた一つの席にもうひとつ丸椅子を追加して座らせた。でも特にその彼に反応はない。それどころか,さらに待っている人もいるのに,やっと食べ終わった奥の上司がなんとタバコを吸い始めた。空いているときならともかく,立って待っている人がまだいるのにそうする感覚は僕には理解できない。それを受けて,手前の彼も2本目のタバコを吸い始めたのである・・・。2巡あとに食べ始めた僕たち親子が席を立つのとほぼ同時にその二人は席を立った。しっかり手書きの領収書をもらってである。いったい何に使うのやら・・・。<TOP>

6月29日(金)三大菜飯@友部:友部町住吉1569-55 月休 11〜14:30/17〜20:30(土日祝は通し営業)<0296-78-3441>

50号バイパス河和田町交差点を岩間方面に曲がり(岩間街道)道なりに走る。常磐道をくぐり友部町に入ってまもなく左側に「伊勢甚友部スクエア」があり周囲が一気に賑やかになる。その中ほどの信号を右折してすぐ左側の店。居酒屋と並んだ造りで店前には駐車スペースが3台分ほど。どんぶり会議の情報(>「三大菜飯@友部」の投稿参照)では「おじいちゃん,おばぁちゃんがやっている」とのことなので古い中華料理系の食堂を想像していたのだが,店を見て思わず顔がほころんでしまった。煉瓦壁に,赤い枠の大きな木製ガラス戸。その上に大きな木の浮き彫りの看板。店名の「三大菜飯」が毛筆体で大きく描かれる。店内もナチュラル色の木を多用した意外に洒落た造り。中央の8人掛けの洒落たテーブルの中央にも看板と同じ字体でロゴがあしらわれている。その向こうが調理場で手前がカウンター。右側にコンパクトにまとまった小上がりがあり,座卓が2台と言ったところ。壁には大きな梅干し用ざる。配色を考えて作り込まれた充分に「今風」の店なのである。フロアには,この明るい店内にちょっと不似合いな感じの痩せたおばちゃんが1人。この人がおかみさん。一見気むずかしそうで愛想なさそうだがさにあらず。聞けばしゃべるしゃべる・・・。もともとはラーメン店はおろか飲食店の経験もないそうで,ご主人は元建築関係のお仕事とか。つまり定年退職後の一念発起と言うことになる?そもそもの始まりは,おかみさんが数年前に体を壊したときに作った野菜スープの評判がよかったこととか。それがこの店を始めるきっかけになったらしい。おばちゃんがこだわったのは「天然食材だけを使用した無添加ラーメン」そんな話をしていたら「スープを見ていって」と僕を厨房に招き入れる。中央の小ぶりな寸胴にあるのは昆布だけが残ったやや茶濁したスープ。豚骨と鶏ガラをベースにするものの,主役はやはり野菜(15種類だそうだ)のようで,油っ気はあまりない。それにさらに昆布やカツオ節,干しシイタケなどの戻し汁を足したのがこのスープ。おかみさんの話にも熱が入る(いつもこうなのか?)。苦笑いするご主人。「離乳食用に求める人もいるのよ〜」なるほどこれならわかる。まさに苦心の末に作り上げた味。メニュー的には,テーブルのメニューは「しょうゆラーメン・500円」から始まり,一方壁のメニューは「しおラーメン・500円」から始まっている。迷うところだ。おばちゃんに聞いてみると「そうなのよ〜」とよくぞ聞いてくれたと言う反応。「自然の素材にこだわってスープを作ったから・・・・タレも天然・・・」・・・しゃべるしゃべる(笑)。まぁそれなら「しょうゆ」より「しお」の方がより元のスープをわかりやすいかなと「しお」を注文。それについつい野菜もつけてしまう。最近野菜不足かなと思って・・・(笑)。つまり「しお野菜ラーメン・650円」を注文。麺は中華料理系の店によくあるやや縮れた細麺。固めでいい感じだが,主役はスープに譲っているという感じで控えめ。スープはわずかに茶濁し,一口飲めばその辺のしおとは一線を画すプラスアルファのコクがある。ただそれはトンコツとか油とかに頼ったものではなく,「野菜の甘味」。無化調でもこういう旨味が出るものなのか・・・。ただ今日の「しお野菜ラーメン・650円」は野菜炒めの塩味がやや効き過ぎているようで最後は少ししょっぱかった。普通のしおの方がそのこだわりをわかりやすいのではないかと感じた。入口に自家製の梅干しが(とは言え店名のロゴ入りのシールが貼ってある)500円で売っている。色は程良い梅干し色で,底にたまった梅酢にそそられて買ってしまった。ラーメンに対する想いと研究心を感じるいい店である。あとは麺とのバランスと「こってり好き」に対する対応かな・・・・。香味油とかネギ油とか足して「こってり味」もそのバリエーションに入れると,よりスープが生きてくると思うのだが・・・(これは全く個人的な希望)。<TOP>

6月27日(水) 三四郎@大甕:木休・第2水休 11:30〜15/17〜21 <0294-54-3461>

6月17日に開店したばかりの店。R245(「大甕駅入口」T字路)と大甕駅を東西に結ぶ幹線道路沿い南側にある。さっそく「どんぶり会議」に投稿があり(01/06/21),どうやら本格的な「スタミナラーメン」を出すらしい,しかも「松五郎@上水戸」と関係しているらしいとのそそられる情報が続く。と言うわけでさっそく昼休みに行って来た。店に近づくにつれそんな予感はしたのだが(だって「松五郎」に「三四郎」だし),店に入るや否やご主人ににこっと笑われ「あっどうも〜,ヘンなこと書かないでくださいよ〜」と先制パンチ(笑)。ラーメン本取材の時とか茨城オフの時に何度もお会いした(>「疾風怒濤の茨城縦断オフ 2001」参照)あの「松五郎@上水戸」の方だった。ご主人と同じくらい貫禄があった(実際,上水戸店のご主人がどちらなのか最初迷ったくらいだったし)一番弟子の方がこの「三四郎@大甕」のご主人。松五郎での修行期間は5年くらいになったそうだから「満を持しての独立」と言うことだろう。当然メニュー的にも松五郎とまるで同じで,厨房設備やそのレイアウト,オーダーの取り方・伝え方を見ても,最初から本格的に「スタミナ」の店になっている。むしろ客の回転に余裕がある分,混んでるときの松五郎より「スタミナ」の出来は丁寧なように思う。キャベツも柔らかかったし,レバーも充分。麺(当然太麺)も,おそらく同じ川崎製麺なのではないかと思う(未確認)。今日はホット(600円)を頼んだのだが,スープはちょっとしょっぱかったかな。冷房設備がまだ入らない(近々入るそうだ)ようで汗だくだったから,塩分の不足でこうなるのかななどと考えながら食べていた。でもまぁスタミナの場合は許容範囲。いずれにせよ修行期間は充分なご主人だから,手さばきには年季が入っている。今の「松五郎@上水戸」の若いご主人の「一番弟子」として,県北の方にも安心してすすめられる「スタミナラーメン」の「本流」の店だろう。厨房からご主人が「よくわかりましたね」と言うから「もうネットで話題になっていますから」と言うと驚いた様子。だからか「(ネットとかで)あまりいろいろ書かれるのは好きじゃないですね〜」とも言っていた。「ドキドキしてしまう」とも。「人気のある店なら2割くらいは文句言う人がいますからね。でも話題にならない店はいくらでもあるんだから話題になるだけいいと思いますよ〜」と僕。「そんなもんですかね〜」ご主人が苦笑。たぶん納得はしてないだろうなぁ・・・。駐車場は店の裏に3台分,まわりはすっきりしているし,道は広いからすぐわかると思う。<TOP>

>「どんぶり会議」に投稿(01/06/28

6月26日(火)えぞっ子@水戸・東前: 水戸市東前795 <029-269-3146> 11:30〜13/17〜18 月休

昼休みに妻と食べに行く。12時50分くらいですでに「準備中」の札が。一歩先に親子連れが交渉していてそれに便乗するように妻が承諾を得る。注文したのは大盛り2杯。けっこうな量なのでそれを当たり前のように食べている小柄な妻をお姉さんが感心するように見ていた。

6月21日(木)ファミリー中華本郷@水戸:水戸市小吹町2829-2 日祝休 11〜20:30 <029-243-5858>

書店で茨城放送刊の水戸周辺に限定したグルメ本を見つけた。掲載されているラーメン店は4店で「天下一品」とか載っていたが,「ラーメン本」掲載店をあえてはずしているという感じ。その中に,新県庁北の国土交通省交差点を植物園側に折れてちょっと行ったところにあるこの店が掲載されていた。僕自身は初耳の店だし,写真掲載されていた「スペシャル本郷」と言うつけめんに惹かれてさっそく行って来た。「一度に塩味・醤油味・味噌味を贅沢に味わいながら食べる温かいつけ麺」だと言うのだ。でも「塩」はしょっぱめのタマゴスープ(日本酒が強かった)・「醤油」は中華うま煮の具入りスープ・「味噌」はペースト状のゴマ味噌ダレ(ネギとキュウリのヤクミ)だった。小ぶりなどんぶりに竹の水切をひき,やたら多量に海草が盛られた麺はやや平べったい縮れ麺。けっこう太麺で締まった感じでこれはいいかんじ。でも麺の絶的な量が少ない。ワカメばかり食べてる感じなのだ。フルーツ(アンニン豆腐)付きとは言え,1000円という値段もちょっとお高い感じ。他のセットメニュー(チャーハン野菜炒めモツ煮カレー等々)が800円前後でお手頃な感じで,普通のサラリーマン(ラーメンに特にこだわらない人)の昼食には,ご飯類のボリュームもあってもってこいという感じだ。雨が降るお昼時,けっこう賑わっていた。典型的な中華食堂。食事としての満足度は高いだろう。らーめんは480円,助さんラーメン(餅と梅肉入り・780円),格さんラーメン(餅と削り節入り・750円)と言うのもあった。<TOP>

>どんぶり会議に投稿(01/06/23

6月19日(火) 豆の木@ひたちなか・田彦:深夜まで営業

国道6号線「田彦交差点」(カー用品店・ピットワールドがある)を西側に折れてすぐにある。居酒屋等と3件続きのテナントの右端で駐車スペースが店前に6台分ほど(共用)。左側に小上がりで座卓が2台,右が奥へ続く黒いカウンターなのだが,上が雑然としていて使えない席もいくつかある。らーめん・480円を注文。他にチャーシューメン600円・角煮ラーメン700円・みそラーメン550円と言った具合。飲み屋のようだがその手の一品料理のメニューは少ないようだ。けっこうラーメン専門店?厨房には年配の主人が1人。すべてを取り仕切る。洒落たどんぶりで出てきた。値段からすれば量は多めかな。しっかり醤油色のスープはちょっと変わった味・・・タレが疲れて発酵しているような感じ。暑い時期でもないんだからこれは何故?醤油の違い?解釈の違い?・・・。麺はやや黄色いストレート麺。普通の固さ。具はホウレン草に茹でタマゴが半分,それにけっこう厚めの肩ロースチャーシューと豪華。そしてメンマなのだがちょっと味が変だったので残した。電話長ではこの住所には「ラーメン家族くいしん坊」と言う店が載っている。以前水戸に向かう枝川(水府橋の手前)に同じ「豆の木」と言う店があったから,その店が最近移転したのだろうか?

6月15日(金)めんや@水戸駅南

「どんぶり会議」の投稿(2001/06/14)につられ(「塩味のつけめん」という情報だったが「冷やしラーメン」だった・残念)。で,店前の垂れ幕に大きく書いてあったその「具沢山の冷やしラーメン(塩味)」を狙ったのだが,「昼限定メニュー」だった。そこで,看板メニューの「しおラーメン」は前回(2001/01/29)いただいたので,今日は「ざるらーめん・580円」を注文。幅広のきしめんのような麺。それでも色はけっこう黄色でそこそこかため。独特の食感だが,あとは何に使う麺なのだろう。ざる専用の麺なのだろうか。この平べったさでは使い回しは難しいように思う。黒いどんぶりに竹製のザルを入れて麺を盛り,雑にちぎった海苔がかけてある。つけ汁も専用の小どんぶりと「雰囲気」は出ている。つけ汁は醤油色は薄いがかなりしょっぱめ。基本的に和風の味に感じる。わずかに油が浮き刻みネギが多量に浮く。具はチャーシューのかたまりが2〜3コ。脂身のない部分だがけっこう柔らかい。具的に今ひとつもの足りないなぁと思ったらメンマがないのだ。メンマも欲しいところ。けっこう面白いと思うが,ボリューム感にはちょっと欠けるかな。名前の通りざるそばのノリである。<TOP>

6月13日(水)めん家@水戸 11:30〜13:30/18〜27(26:30os)日祝休

何度かこの店には来ているのだが,店主&店員はまさに今風の風体。ヒゲにニットキャップ。愛想も元気もない。深夜に行くと出迎える声にも脱力感があり,ボクのような年齢の人間が入ると実に違和感がある。馴染みばかりの若者の店にうっかり入ってしまったような,一種拒絶されているような居心地の悪さがあるのだ。今日も,テーブル席に座ろうとしたら,店内に先客は誰もいないのに1人だからと「カウンターに」と指示される。言い方もぶっきらぼうだったせいか,他の店なら言われても気にならないことなのに,なんか妙にひっかかる。ちょっと不愉快になったが,まぁそこはおとなしくカウンターに座り,一番人気という「油麺(ゆめん)」をダブル(2玉)で注文する(750円)。ちなみにシングルは650円でトリプルは850円(つけめん800円と気になったが,たぶん和風なのではと推測しやめる)。「油麺」とは要するに,白い大きな丼ぶりのスープなしのラーメンで,具のメンマ・茹でタマゴ・ちょっと厚めのバラロールチャーシューはラーメンそのままの模様。つけめんにしたらうまそうな太麺だが,冷水で締めるわけではないので温かいまま。そう考えると値段はちょっと高めだと思う。底に透明な油がたまっているのが見える。「食べ方,わかりますかぁ?」とお兄ちゃんが事務的に訊くので,「まぁあんな風に食べればいいんでしょ」と食べ方を書いた壁の紙を指したら「じゃぁ」と言って,棒読みのように(かったるそうにとも言う)目の前で説明を始めた。これがあるからカウンターに座らせたのかもしれない。その説明の内容は「ラー油を3周半〜酢を3周半〜ニンニク少々に黒胡椒をお好みでかけよくかきまぜる」と言う感じで具体的。言われた通りにせっせとビンを持ち代えて順番にやっている自分がなんとなくこっけいだった。麺が温かいのが違和感があるが,これもスタミナと同じで慣れの問題なのかもしれない。ひと通り具と麺を食べたあとに,底に残った油を飲んでみたのだが,あれほどいろいろ入れたのに味は感じなかった。ただの油?。おにいちゃんは「タレ」と言っていたが?<TOP>

6月12日(火) 和華蘭@東海 水休 〜24頃

エミーさんの掲示板の「ちゃんぽん」のスレッドで情報を仕入れた店。東海村の原研通りのR245寄り,「村松交差点」のすぐ西側の「白方小学校交差点」を南下してすぐ左側。看板には「九州の味」。「ちゃんぽん」ののぼりが揺れている。外観はかなり古く完全に居酒屋。ちょっと入るのをためらってしまう。店内もそう。入口脇に大きなカラオケがどーんと置かれ棚にはキープのボトルが並ぶ。酒を飲まないと悪いような雰囲気。それでも敢えて「長崎ちゃんぽん・900円」をいきなり注文(皿うどんは900円)。「お飲物は?」と当然のように聞かれたが飲む気はない。まつことしばし,ラーメンとしても小さな目の丼になみなみスープがあり,その上に野菜が山盛。「そびえたっている」と言ってもいいくらいだ。九州から取り寄せると言う麺は,まさにちゃんぽんのそれ。丸い断面の太麺で根本的に普通の麺とは味も歯ごたえも違う。しっかり固めですっきりストレート。具の中に緑とピンクのカマボコの細切りが入るのが圧倒的に特徴的。その他,キャベツ・ニンジン・キクラゲ・タマネギ・豚肉と言ったところ。最初もの足りなかったスープも,最後に単独で飲むとちゃんとチャンポンしていた。野菜の多さでどうしても最初は全体的に味が足りなく感じるのだろう。これで700円くらいならありがたいが,900円と考えると具的にもの足りないかな。やはり飲んだ後の締めのチャンポンと言う位置づけなのかもしれない。石鹸臭いおしぼりと,何かと話かけてくるおかみさんにはちょっと困った。九州弁なのだろうが,言っていることがよくわからないのだ。外観はかなり古いが内装はそれなりに新しいこの店,聞けば開店して1年くらいだそうだ。<TOP>

6月05日(火) きでん@元吉田

3〜8月期間限定のきでん特製冷やし中華580円(四川風激辛も同じ)にしようかと思ったのだが,やはり写真を見てもどうもそそられない。結局「中華つけめん・580円」を注文。「ギョーザいかがですか?」と必ず聞かれるのはマクドナルド風だ。180円だから「ポテトフライ」みたいなものなのだろう。白いやや平べったい丼に盛られ,刻み海苔のかかった麺は見るからに多め。1.5玉と聞いているが,ラーメンより100円高いしそんなものだろう。つけ汁は「中華風」と言うわりにはとんこつ醤油色の,細かい油の浮いたもの。見るだけでそそられる。味は甘辛酸味の今風のもので流行に乗っているかな(チャーン店だから当たり前?)。中にはくずチャーシューとコリコリメンマが混ざっていて,それがほどよくつけた麺と絡んでいい感じだ。ちょっとくせになりそうなつけめん。なかなかいいつけめんがない水戸地区では,チェーン店ながらけっこういけると思う。きでん最大の弱点である「麺の弱さ」が冷水で締めることによって緩和されからだ。ただ元々そうなのか,茹での過程でそうなったのかわからないが,麺が細かく切れていたのが大いに不満。箸で持ち上げづらかったのだ。<TOP>

6月04日(月) 現代@ひたちなか ひたちなか市元町1-10 <029-274-2338>

勝田駅東口から北に向かう飲屋街の角地にあるこの店(「大進」の向かいだ),薄暗い店内は昼時で8割ぐらいの入り。サラリーマン&学生が多い。今日は,前回(2000/03/23)気になった「マーボー冷やし・650円」が目的だ。大盛り(1.5玉)は50円アップでダブル(2玉)は150円アップだから,基本的に大盛りがお得だろう。ちなみにラーメン(450円)の麺は「細麺」のようだ。そのチャーハンセットが700円。但し5時まで(学生はオールタイム)。定食・丼物もひとそろいある。ラーメン中心ではないのは明らかだ。カレー皿のような白い浅めの丼に,やや黄色味がかった太麺。並盛りでもけっこう量は多く感じる。絹ごし豆腐?挽き肉少々。それが鮮やかに明るい橙色のあんに浮いている。思ったより味が単調で,これなら普通のレバー入りの「スタミナ」の方がありがたみがあるかな。値段も50円安いし。実際食べ進うちに豆腐がくずれてきてしまい,どんどん水っぽくなってしまうし・・・。<TOP>


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