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水戸周辺の店/食べ倒し日記 0007

ここでのコメントは僕自身がその日に食べた「印象」であり,あくまで僕個人の「感想」です。
参考程度にとどめ御自分の舌で判断されることを希望します。人の好みは人それぞれですから・・・

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2000年7月の食べ倒し日記 < > 2000年INDEX

☆日付はその日の日記,店名はさらに詳細な内容にリンクできる。

7月31日(月)げんこつや@那珂町
7月30日(日)浜の宮食堂@日立
7月30日(日)龍愛餐館@水戸・開江
7月28日(金)ラッキー飯店@水戸
7月28日(金)横浜ラーメン味味@茨城町
7月27日(木)大宝@ひたちなか
7月26日(水)龍愛餐館@水戸・開江
7月26日(水)一番ラーメン@那珂町
7月24日(月)屋台ラーメン@赤塚
7月24日(月)匠家@水戸駅南
7月23日(日)朝日屋@石岡
7月22日(土)雲仙@大洗
7月22日(土)おぬまや@大洗
7月21日(金)西海@美野里
7月20日(祝)元町家@宇都宮
7月20日(祝)どる屋@宇都宮
7月18日(火)バスラーメン@高萩
7月18日(火)大雪@磯原
7月18日(火)梅喜@那珂町
7月17日(月)昇龍@常陸太田
7月16日(日)満久@日立
7月16日(日)九州ラーメン@高萩
7月16日(日)ロン@高萩
7月14日(金)みさお屋@桂
7月11日(火)麺工房 たつ蔵@水戸・笠原
7月11日(火)ホームラン軒@日立
7月11日(火)浜の宮@日立
7月10日(月)唐龍@鹿嶋
7月10日(月)紀州路@鹿嶋
7月10日(月)オクチャン@常陸太田
7月08日(土)サブちゃん@神栖
7月08日(土)香月@鹿嶋
7月08日(土)麺王@鹿嶋
7月08日(土)和蘭@大甕
7月06日(木)松五郎@水戸・見和
7月06日(木)かつじゅん@ひたちなか・東石川
7月05日(水)麺工房 たつ蔵@水戸・笠原
7月05日(水)叙楽園@那珂町・後台
7月04日(火)味楽@大洗
7月02日(日)すすきの@石下・六國家@荒川沖・吉村家@つくば
                           > 『食べ歩き日記0007』 

7月31日(月)げんこつや@那珂町 ≫ 「どんぶり会議・00/08/22」も参照
7月30日(日)浜の宮食堂@日立
7月30日(日)龍愛餐館@水戸・開江
7月28日(金)ラッキー飯店@水戸
7月28日(金)横浜ラーメン味味@茨城町
7月27日(木)大宝@ひたちなか
7月26日(水)龍愛餐館@水戸・開江

「茨城ラーメン本」発刊までのいきさつ真夏の取材奮闘記 その2 参照

茨城県内の店・徹底攻略月間 【県北編】 参照  
茨城県内の店・徹底攻略月間 【県央編】 参照 

7月26日(水)一番ラーメン@那珂町:月休 〜23頃まで

那珂町菅谷の北部,R349(太田街道)バイパス沿い・那珂警察署隣にある。ラーメン550円。具はしっかり「煮豚」のチャーシューにカイワレ・ナルト・メンマと言ったところ。麺は細縮れ麺。オーソドックスに醤油ラーメンを食べる。おっと思うような感動があったわけではないが,平日の1時半過ぎでもかなり賑わっていたので,ご飯物を含めメニュー全般を丁寧に作って地元の人に支持されている店という印象を持つ。メールでの情報によると,50代のマスター(店主)がつくる時がより美味しいそうな。次の機会には味噌バターラーメンを試してみたいと思う。ランチタイム(〜13:30)は半ライスがサービスのようだ。他のメニューはみそ650円・塩750円と言ったところ。もちろんご飯物(定食物)は多彩である。

7月24日(月)屋台ラーメン@赤塚 :20〜0・日休(雨の日も)

赤塚駅南を東西に走る通りを西へ。茨城銀行のある交差点の角にある。らーめんは500円(チャーシューメン700円・大盛り700円)。脚場用パイプの骨組みにトタン屋根,壁はブルーシートを張っただけ。椅子は会議用のパイプ椅子で本体はリヤカーのまさに屋台。スープ自体は醤油ダレとラードそしてお湯と言う感じ。ストレート麺はかなりやわらかめだった。具はチャーシュー・のり・メンマ。外観はともかく,ラーメンとしてはさしたる特徴もないかな。飲んだ後に(飲みながら?)楽しむ普通のラーメンだと思う。

茨城県内の店・徹底攻略月間 【県央編】 参照 

7月24日(月)●  匠家@水戸駅南

「茨城ラーメン本」発刊までのいきさつ真夏の取材奮闘記 その2 参照

7月23日(日)朝日屋@石岡

「茨城ラーメン本」発刊までのいきさつ真夏の取材奮闘記 その2 参照

7月22日(土)雲仙@大洗

貴重なチャンポンの店として「ラーメン本」に掲載してもいいかなと思い再訪したのだが,前回(2000/03/04)ほどのインパクトがなかった。やはり基本的に海の幸の料理を作る「割烹風民宿」と言う印象を持つ。この店の中心は刺身物・アンコウ鍋等の「料理」で,「麺類」には(特にスープそのものには)あまり力点がおかれていないような気がした。チャンポン自体は悪くはないと思うのだが,何分にも僕自身「チャンポン経験」が浅い(有名店では石神本掲載の「来来来@三軒茶屋」くらい・「リンガーハット」でも満足してしまう程度)ので,料理として旨い(つまり具が旨い)と思ってもこのくらいなら他にもあるのではないかと考えたのだ。麺がもっと太ければなぁと言うのが個人的感想。海鮮料理が食べられるお手軽な料理店で,チャンポン「も」食べられる店と言うことで十分で,あえて「ラーメン」店50店の中に入れる必要はないかなと思った。

7月22日(土)おぬまや@大洗町

エミーさんの掲示板で紹介された店。初めて聞く店なので、名前も渋いしちょっと期待して行く。大洗駅前からほど近い店だが、たしかに町外の人がうっかり通るような路地ではない。名前通り「食堂」と言う外観。ラーメン自体は可もなく不可もなくと言うタイプ。他の丼物等の料理も含めて考えて、地元の人から愛されるやはり「食堂」と言うことか。それ以上でもそれ以下でもない。たぶん店の人も「ラーメン」単体にそんなに思い入れはないと思う。<TOP>

7月21日(金)西海@美野里

茨城県内の店・徹底攻略月間 【県央編】参照 <TOP> ラーメン本で取材

7月20日(祝)元町家@宇都宮
7月20日(祝)どる屋@宇都宮

ちょっと時間が出来たので,家族で宇都宮までクルマを飛ばし,妻のお気に入りの店(どる屋)と自分の気になっている店(元町家)を連食。地元の店ばかり取材の前提として食べてばかりいるので「安心して食べられる店」で「息抜き」なのである(笑)。

7月18日(火)バスラーメン@高萩 : 高萩市有明1-21-2-A104 <0293-23-8420>

ここもどんぶり会議での「情報」で知った店。実は2日前にも探しに来た。屋台かなと思ったら電話帳にも載ってるし,簡単に見つかるだろうと上記住所のあたりを探してもまるでわからない。電話も出ない。有明1〜3丁目を「挙動不審車」と思われても仕方ないくらいうろうろしてしまった。でも結局見つからず。住所は店主の「連絡先」なのだろう。3丁目の酒屋さんで聞いても店の名前さえ知らなかったし・・・。で,この日に改めて電話で場所確認し行ってきた。国道6号を北上し,高萩市内に入ってまもなく左側「靴流通センター」の手前の空き地がそう。夜は「¥enむすび」の看板が目立つ。その空き地の奥のほとんど廃車のような黄色いバスがそれだ。「日休・19〜翌1」の営業だそうで,昼間見ればたぶんただの廃車にしか見えない圧倒的な古さ。中央の乗降口を恐る恐る手動で開けて入ると,前1/3が調理場のスペース。TV・水道(蛇口がある)・公衆電話まであって内部はかなり機能的。後部が客席で,窓を背にしてコの字型に座席があって(つまり昔の乗合バス)その前に奥行きのない高めのテーブルが固定してある。なかなかに面白い造作だ。狙ったレトロでなく天然レトロ(と言うか「古さ」)。店主は中年のおとなしい感じの女性の模様。1人で調理してた。平日午後10時頃の店内(車内?)はほぼ飲み屋状態。そういうメニューも多い,まぁ居酒屋的な店だ。ラーメン・500円はしっかり醤油色のスープに縮れ麺,具はバラ肉ロールチャーシューにワカメ・玉子・・・要するに典型的な「飲んだあとのラーメン」と言ったタイプ。でもこの店(バス?)の佇まいはかなり画期的だ(笑)。 

7月18日(火)大雪@磯原 :北茨城市磯原豊田546 月休 11〜15/17:30〜21<0293-42-4987>

以前どんぶり会議でライムさんからの情報があった店。平日夜,往復110kmの強行軍である。6号の磯原駅に入るT字路(カーブで歩道橋)を西進して陸橋を渡りジャスコの先,青いゼネラル石油のスタンドのT字路を南に折れてすぐ右側。磯原中の西側になる。そこそこ民家もあるのに街灯が少ない。人通り全くなし。 クルマもほとんど通らない。しかもこの店の看板は,道の側も店前も木彫り風で照明なし。白い一軒家の店の灯りだけが 暗闇にぼおっと浮き上がっている。閉店前でも車はほぼ満車。店の雰囲気はそそられるものがある。店の前とかまわりがすっきりとしていてきれいだったから。注文したのは当然「みそラーメン」600円。形としては典型的な昔からの「札幌味噌」のスタイル。具はメンマとコーンが多量,あと炒め野菜(もやし・ニンジン・タマネギ)。スープは赤みそで,味は濃からず薄からず油っ気はあまり多くない。おっと言うような特徴もないが,特に不満点もない。ただ,好みの問題として「もっと太麺だったらなぁ」と思って食べていた。 スープも「もっと油っ気があった方が好みかな」と。でも,そもそも現在のネット上で評価の高い「純連」を好む人が,その「純連」を「味噌ラーメン」の基準にしたら,たいていの味噌ラーメンはもの足りなく感じると思う(僕がそう)。茨城の,しかも北茨城の店としてはこの店はがんばっているかなと思う。決していい場所ではないのに店に活気があるからだ。僕が「みそラーメン」食べながら考えていたことは,隣のテーブルの人の野菜炒め定食がとてもうまそうだなと言うこと。この店のよさは炒め物に勢いがあることなのだ。みそラーメンの野菜もほどよく油っ気がありシャキッとしていていい感じ。濃い目のスープと一緒にハフハフと食べてしまった。普通のラーメン好きの人(僕は異常?)が,ラーメンにこだわっていない普通の人と一緒に食事に行く場合,こういうタイプの店が一番喜ばれるのかなと思った。「ラーメンライス」と言うメニューがあった(たしか750円)。

茨城県内の店・徹底攻略月間 【県北編】 参照

7月18日(火)梅喜@那珂町:那珂町後台2728-1 無休 11〜14/17〜22

ここも以前のラーメン本掲載店。未食だったので確認のため行ってみる。勝田田彦から那珂インターに向かう幹線道路沿い,旧太田街道(R349旧道)の西側になる。店舗自体は一軒家と言う感じで駐車場も広いのだが,外観が蕎麦店という感じで地味目。白いラーメンという看板も控えめで通り過ぎてしまいそうだ。一方店内はまさに居酒屋。焼酎の緑の瓶がずらっと並び,カウンター上の壁には短冊に書かれたメニューがずらっと並ぶ。酒の肴の一品物が多いようだ。ラーメンは550円。濃い醤油色のスープにざくざくした固めの麺(日向野製麺のようだ),大振りなチャーシューがどーんと2枚入るのが特徴的だがあとは今の時代では平凡かな。店の雰囲気からいって,夜の「居酒屋」の方に経営がシフトしているのだと思う。煮しめたようなメンマも印象的だった。 

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7月17日(月)昇龍@常陸太田:常陸太田市東2-2238 日休 10:30〜18:30 <0294-72-0248>

以前のラーメン本掲載店。未食だったので確認のため平日昼間にクルマを飛ばす。常陸太田の駅北の高台,旧市街地の中心部にある。駅に向かう一方通行の道沿い,常陽銀行の手前だ。駅の方からクルマで向かうとぐるっと回ることになりちょっと見つけづらい店である。昔ながらの「食堂」と言った風情の店。天然のレトロ。開けっ放しの窓で,涼しげに風鈴がなる店内,先客はなく,テーブルに座っていた老夫婦が二人そろって「いらっしゃい」と迎えてくれた。壁にはおよそこの手の店で考えられ得る種類のメニューが札に書かれぶら下げられている。一番左端は「みそラーメン・650円」だったが,本に掲載されていた「五目そば・700円」を注文する。小さめのどんぶりで出てきたそれは予想通り昔風のもの。まさに「五目そば」。かまぼこ・しいたけ・豚肉・エビ・・・炒め野菜の旨味で食べる塩味のスープだ。にゅるにゅるした麺が印象的だった。これであと100円安かったらありがたみもあるのだが・・・。<TOP>

7月16日(日)満久@日立 : 日立市大沼3-27 月休 11:30〜1:30/17〜20<0296-36-2848>

水戸方面から来る場合,国道6号を北上し,森山町に入り,「森山団地入口」の信号の先,右側に「コントラーメン@日立」。さらに北上し右手に自動車のアップルがある交差点を左折して,坂を登る途中左手にある(駐車場有り)。今まで3回ぐらいふられていて,今回が初食だったのだが面白いラーメンだ。味噌ラーメンは500円。そこそこ太目の麺で,スープは白味噌。すりゴマがかなり多量に溶け込んでいて,特徴あり。野菜もたくさんで,ハフハフと一生懸命食べざるを得ない。店内の張り紙は字体も内容も面白いのだけれど,「人手不足のためろくなサービスはできませんが水でも飲んでぐったりしてください」とか,冷やし中華が「松」たか子=900円,「竹」内まりや=1000円,「梅」宮アンナ=1100円(順番が逆?)とベタベタのオヤジギャグ。にもかかわらず,情報通り店主が奥さん(だと思う)をかなり強烈に罵るのでちょっとびっくりする。

7月16日(日)九州ラーメン@高萩 : 高萩市380-2 <0293-23-3400>

6号沿い,高萩ICに向かう道の交差点の北側500Mくらいにかなり昔からある店。10年以上前に食べてあまり感心しなかった記憶がある。で,看板にもあり(「元祖」とまで書いてある),メニューのトップにもあるからと「九州ラーメン・500円」を頼んだのだが,なんとスープが白濁ではなく半透明。これを「博多ラーメン」と言っては,たとえば東京の人気ある店の博多ラーメンを食べた人は怒って箸を折るのでは?と思うくらいスープのとんこつの濃度がなかった。塩ラーメンみたい。年配の男性+女性の3人で手馴れた感じでやっていたから,「博多ラーメン店」ではなく普通のラーメン店と思えば怒る必要はないのかもしれない。活気はあった。

7月16日(日)ロン@高萩: 高萩市赤浜692-1 <0293-23-7587>

国道6号沿い,高萩市内を抜けて永谷園の工場が右手に見えたらその2つ先の信号東側角地。野菜販売所がその東に折れた道路沿いにあり,どうやらその周囲に路駐している車はロンの客ばかりのようで,ひっそりした店の前とは裏腹に日曜の昼過ぎなんと25席ある店内は満席。涼麺,つけ麺と言った涼しげな麺を頼んでいる人がほとんどの中,醤油ラーメン・480円を注文(ほんとはざるラーメン・400円!にしたかった)。肉系の油の味のするスープはちょっと思ったほどインパクトがないかな。麺も平凡な感じ。店主は思ったより若い(とは言え40代か)やや長髪の人で(これが東葛のMZさんによく似てたりする)夫婦で調理場を仕切っているみたいだ。次々と来る注文を手際よくさばいている。麺の種類が多いから,そのバリエーションで回転する人気店といったところか。家族連れがやたら多かった。正式にはラーメンショップ・ロンと言うようだが,メニューも味もいわゆるチェーン店のその系統のものはない。

茨城県内の店・徹底攻略月間 【県北編】 参照 

7月14日(金)みさお屋@桂 : 東茨城郡桂村大字赤沢44 月火水休 12〜18まで

エミーさんの『水戸食べ歩記』の掲示板で紹介された店。往復70kmを平日の昼休みにこなしてくる。とてもマニアックな店だ。だって店外に「ラーメン」のラの字もない。「御休処」と書いてあるだけで,白いレースの暖簾をくぐり店内に入るとなんと中のカウンター前に中華そばの赤い暖簾。メニューは「中華そば」のみ。「大盛」or「玉子入り」が選択の幅。チャーシュー麺なんてない。4畳半の畳の間と,6畳ほどの土間が店のすべて。テーブルが不定形に並び壁一面にはおつまみ袋,駄菓子,スナック菓子,はては缶詰からカラオケテープまで並ぶ異様な風景。なんかわくわくしてくるくらい変わった店。7月の暑い昼下がり。扇風機が3台,せわしなく首を振っている。「うちのはラーメンじゃなくて『支那そば』なのね」。小柄なおばあちゃんがなんと独学で20年以上も前から作り続けているその「中華そば」は煮干しのきいた思った以上にしっかりしたラーメン。油が浮いてけっこうボリューム感がある。麺も食べやすい細さ。支那そばだもの。情報ではタマネギのみじん切りが入っているタイプのラーメンと聞いたが,だとすると水戸の老舗系(すずきとか支那ラーメンとか)によくあるパターン。実際はそのタマネギはけっこう粗く切った物で,すずきとはちょっと趣が違う。でも濃い目のスープと一緒にいただくとその食感が心地いい。ちなみに「玉子入り=+50円」は煮玉子なんかではなく,湯に落として固めた生玉子であるところがご愛嬌(笑)。脂身のない縁に焦げ目のついた周縁がピンク色のチャーシュー3枚に感心して,「ちゃんと焼いてるんですか」と聞いたら「いつもはうちで作るんだけど今日は・・・・」と言うのもご愛嬌。那珂川・御前山の赤い橋の手前にある「道の駅」の向かい側,完全な釣具+雑貨屋の店の左半分の店。誰かを連れて行くのにとても楽しい話題を提供できるラーメン店だ。おばあちゃんの話を聞いてるだけで,なんか懐かしい気持ちになれる。

茨城県内の店・徹底攻略月間 【県央編】 参照

7月11日(火)麺工房 たつ蔵@水戸・笠原

「味噌たつ蔵らーめん」を試してみる。「ラーメン本」掲載店に入れるかどうかまだ迷っていたのだが,やはり『麺』の印象が弱い。これだけ特徴的なスープなのに,スープにこだわって麺は平凡と言うのはちょっと不思議だ。早くそれに気がついて欲しいと思うのだが,僕の好みが正しいとも言えないし・・・。もったいないなぁ。

茨城県内の店・徹底攻略月間 【県央編】 参照 

7月11日(火)ホームラン軒@日立:日立市鹿島町1-1-5 木休 11:30〜18 <0294-22-2320>

佇まいが気に入った。平和通りから入ったタイル張りの商店街の角地。入口は角。その角に向いたカウンターのみのひっそりした古い店内。椅子は縄編みの角椅子。映画に出てくる飲屋みたい。でも店主は女性。「おかみさん」と言うほどはしゃいだ感じはなく余計なおしゃべりもない。暑い昼下がりにゆったりした時間が流れる。角地だから簾をたらした窓から自然の風が吹き抜けて不思議と涼しげ。ひっそりとした渋い店で「文章」が浮かぶ店だ(笑)。青葉@中野みたい。あっ,肝心のラーメン(500円)は,煮干し・鰹節のきいた意外にしっかりしたあっさりラーメン。チャーシューがほぐれるやわらかさ。

7月11日(火)浜の宮@日立 :日立市東町3-1 木休 11〜20:30 <0294-22-3500>

日立一高の西側を通る6号に向かう幹線道路の中ほどの「高野療術院」の交差点を東に折れて,常磐線超え右側。油が浮いて,その油っ気でこってりした中華そばは500円。キクラゲまでのって具だくさんな印象。固めの極細縮れ麺でとても食べやすく,けっこう特徴があると思う。地元の人に昔から人気があるのもわかる。「尾崎紀世彦」(←若い人は知らないレコ大歌手)の写真・サインがずいぶんあったから,馴染み客なのかな? 

茨城県内の店・徹底攻略月間 【県北編】 参照 >ラーメン本で取材

7月10日(月)唐龍@鹿嶋

もう1杯かなと「アントラーズ選手が集まるとんこつ醤油ラーメンの店」というのを探した(店の名は「あかしや」)けど,それだけでは見つからずR51にクロスする産業道路(県道238号)をR124〜住友金属に向かって南下したところにあったのが焼肉店(七福)と一緒になった道に並行するカウンターのみの店。活気があったのでついつい入店。夜は遠目にもよく目立つんです。メニューの数が圧倒的。ラーメンだけで60種くらい。一品物も同じくらいあったから,基本的に「飲めるラーメン屋」?。ラーメン300円と言うのはさすがに危険な感じがしたので「だし丸醤油(煮卵入り)」という表現に惹かれてそれを注文(それでも450円)。スープはしっかり醤油色で味は濁った醤油味。量は多めだったけどこの晩3杯目だったので辛かった(笑)。チャーシューはけっこうしっかりした厚めのもの。麺は固めでのびにくいタイプかな。ラーメン的には他のちょっと嗜好の変わったラーメンのほうがいいかもしれません。基本となるラーメンの味で勝負と言う感じではないですね。ご飯類(定食類)を含めメニューのバリエーションを楽しむ感じの店です。消費税とります。

あとこのへんでは昔から有名(茨城新聞社のラーメン本にも載っていた)なのが

坂内@潮来 : 潮来町延方甲810 無休 11〜23(日祝〜22) ←但し旧データかも

この店のファンのTmrさんは今の時期「和風冷やしラーメン」がおすすめだそうな。あと前述の「あかしや」は「住友金属に向かって走って『泉川』という交差点を左折して2つめの信号のちょっと先の右側」だそうです。〜22:00?そう「支那虎」というお店が地元で評判らしいと言う情報も・・・。鹿行地区は神栖〜波崎に向かって奥が深く,国道も広くてその周囲は意外なくらい開けているからまだまだ可能性があるかもしれません。

茨城県内の店・徹底攻略月間 【県東(鹿行)編】 参照 

7月10日(月)紀州路@鹿嶋

和歌山系と聞いて期待して行ったらチェーン店だったのね・・・。鹿嶋市内から潮来方面に坂を降りたR51「大船津」交差点角。コンビニを改築したような外観。看板的にはちょっとそそられません(笑)。中華そばは480円。本場の味に比べると味は濃いけどスープそのものが『薄い』感じ。酸味のあるスープに強引に鰹ダシを混ぜたような茶濁スープ。たしかに一般的なラーメンとは一線を画するけれど,これを和歌山ラーメンと言っていいものか・・・すくなくとも「井出系」とは言えないと思います。もっとも値段設定が安めで,赤いふちの蒲鉾とチャーシューが3枚と良心的。280円のミニ丼(カレー・カツ・中華・玉子)もあったりして食事の店として家族で楽しめると思います。

茨城県内の店・徹底攻略月間 【県東(鹿行)編】 参照 

7月10日(月)オクチャン@常陸太田: 常陸太田市金井町3610 木休 12〜15/18〜21 

太田税務署近く,金井保育園前交差点を西に折れてすぐ。ヒゲにアイパーの店主はトラック運転手風の風貌。でも仕事は丁寧な感じ。意外に物腰も柔らか。みそラーメン(500円)が人気のようで,白みそにかなり キラキラした油が浮いて濃い目のこってり。茹で(or炒め)もやし等の野菜がのるタイプではないのでスープの味がダイレクトに楽しめる。麺は白い中太麺。店内は馴染み客で賑わっていたが,店主は見た目ほど仕切るタイプではなく寡黙で,僕のような部外者も居心地よかった。

茨城県内の店・徹底攻略月間 【県北編】 参照

7月08日(土)サブちゃん@神栖 :神栖町知手2927-12 無休 20〜翌4

「サブちゃん」「神栖」と言うネット情報だけで走り回って当然わからず,電話帳で見たらあっさり載っていた。R124「知手」交差点(T字)の西側。プレハブ小屋に家庭用冷蔵庫と言う設備で,言ってみれば「かっぱ亭@つくば」。ラーメン(500円)は,スープにひと味,今まであまり経験しなかった味があって(魚介類の何か?)特徴があったけど,あとは平凡かな・・・。でも店の外観から覚悟したよりはよかった。お客とラーメン論も。「味を変えるって言っても,来る客の好みがまちまちなんだから結局自分がいいと思う味で出しつづけるしかないんだよ〜」妙に納得してしまう。問題はその味をどれだけの客が支持してくれるかである。

茨城県内の店・徹底攻略月間 【県東(鹿行)編】 参照 

7月08日(土)香月@鹿嶋:鹿嶋市鉢形963-3 0299-82-6977

この掲示板でもちょっと話題になり以前から気になっていた店。R124を北に延ばした新しい「鹿嶋バイパス」の中程のにあり,近づいたら笑ってしまった。看板の装飾の赤青黄のネオン管の色までまんま「香月@恵比寿」の雰囲気。要するに完全なる支店の形態。どんぶりの文字「KAZUKi」も厨房の中の職人さんの格好もそのまんま。ただし店内はファミレス風。メニューもカラー写真入りで豪華。ラーメン(600円)は,例の如く大きな白いどんぶり。薄い醤油色のしょっぱめのスープにほどよい量の背脂。ちょっと麺は本店と違うタイプのような気がする(昔なので自信なし)けど,恵比寿の店を知っていれば納得できる背脂ラーメンだ。ただ初めての人はちょっと抵抗あるかも。「たれのこゆ味・うす味」と言う表現もそのままだから,初めての人は「うす味」がなじみやすいのかもしれない。

茨城県内の店・徹底攻略月間 【県東(鹿行)編】 参照 

7月08日(土)麺王@鹿嶋:鹿嶋市宮中3-7-18 月休 11〜15/17:30〜22<0299-82-7824>

国道51号「鹿島小前」交差点(キャラジャの看板が目立つ)南下してすぐ。黄色いテント看板が夜はよく目立つ店で店内はほぼ満席。土地柄か「アントラーズ」の選手の油絵がずらっと並ぶ広い店。(ジーコ,ジョルジーニョ・・・アルシンドまで)メインは「九州らあめんとチャンポン」の模様。「九州〜(550円)」はクリーミーでサラサラしたスープ。チャンポンのスープと同じ炒め鍋で火を通したからなのか,かなり熱めのスープ。しかも太麺と細麺から選べるからと「太麺」選んだら,これがもちもちしたいい感じの太麺で・・・でもこれじゃ野菜抜きのチャンポン?活気がある店で安定した地元の人気店と言う感じ。次はチャンポン(700円と安め)あたりを試してみたくなる店だ。

茨城県内の店・徹底攻略月間 【県東(鹿行)編】 参照 

7月08日(土)和蘭@大甕:茨城県日立市大甕町2-25-4 木休 11〜20 <0294-53-6763>

大甕(おおみか)と言えば「シオン」なのだが(←地元の人しかわからないネタ),その駅前ロータリーの右奥の店。木の看板が小さくて近づかなければよくわからない店だ。店内は昭和40年代の洒落た喫茶店が何の手も加えずそのまま古くなったような感じ。店主が長崎出身だそうで,おすすめはちゃんぽん(たしか800円)。でも僕はラーメン(500円)を。麺が平べったい手打ち風。特に「手打ち」とか書いてなかったけど,「手打ち」と書いてある他のたいていの店より「手打ち風」の麺だ(笑)。色の薄いスープは塩っ気が多いかな。チャンポンが量も多くうまそうだった。

茨城県内の店・徹底攻略月間 【県北編】  

7月06日(木)スタミナラーメン@水戸・見和

深夜11時過ぎで客は僕1人,スタミナラーメン(600円)を注文。最初にスープを一口・・・???。スープに味がない。あんが溶けてちょうど味が出てくる感じだが,甘辛は強め。しかも麺が固い。茹でが足りない感じだ。この店,こんな感じだったかなぁ・・・。<TOP>

7月06日(木)かつじゅん@ひたちなか・東石川

「ラーメン本」掲載店を決める前提として,気になっているこの店を再訪。でもスープがガツンとこない。トンコツが薄い感じだ。さらっと食べてしまう。3月に食べたときの最初の好印象がしぼんでしまった。このあたりでは貴重なトンコツ系の店なのに残念。

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7月05日(水)麺工房 たつ蔵@水戸・笠原:笠原町600-36 月休 11:30〜15/18〜23 <029-243-7730>

水戸50号バイパス・サントル千波交差点南下・建設省前交差点東進。新県庁北側・卸売り団地内(ローソン向かい)にできたばかりの店。水戸周辺ではかなり貴重なこってり背脂ラーメンで,茶濁したスープに かなりの背脂の量だけど,不思議と嫌な臭みがなくてそんなに くどくない(って僕だけかもしれないが)。とんこつ+魚介類(?)の複雑な旨味。かなりはっきりした味だ。でもスープのパワーに比べると麺が弱い(平凡)かな。歯切れはいいけど。メニューも醤油と味噌のみと「ラーメンで勝負している」と言う感じでなかなか期待できる。メニューは「たつ蔵ラーメン・600円」・「味噌たつ蔵・700円」。この2種が基本。

茨城県内の店・徹底攻略月間 【県央編】 参照 

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7月05日(水)叙楽園@那珂町・後台 11:30〜21(日祝〜20)月休 Pは裏側

R349で水戸から那珂町に入り,ほどなくの「後台南交差点」左側にある。まわりはがらんとしているから見つけるのは簡単。ただ,中が見える窓のないかなり疲れた感じの平屋建ての店なので,前を通っただけでは営業しているかどうかちょっと不安になる。が,平日の昼時で店内は男性客でけっこう賑わっていた。1994年の茨城新聞社の「ラーメン本」にも掲載されていた店だが食べるのは実は初めて。そこには「ザーサイ麺」が掲載されていたが,あまり写真がそそられなかったので,ラーメン(400円)と半チャーハン(400円)を注文(僕は「半チャン」に弱い)。スープは薄味でしょっぱさをあまり感じないが,白いストレート麺とは合っているのかもしれない。具は煮豚のチャーシューとナルトにメンマ。みな厚切りなのが良心的。値段を考えれば満足すべき。掲載されたのも納得できる。一方,半チャーハンは「半」とは言え普通の量でこちらは濃い味付け。刻んだチャーシューとナルトが入る。ラーメンとセットでちょうどいい感じだろう。食後にアイスコーヒーが出てきてびっくり(ランチタイムだから?)。

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7月04日(火)味楽@大洗

大洗のホームセンター「D2」の向かい側にある,個人経営のファミレス風の造りの店。ラーメン類は約20種。一応基本となる「ラーメン・470円」を注文(みそ600円・タンメン650円・とんこつ650円・・)。こういう雰囲気の店の場合,単純なラーメンは期待できないのだが,やはり化調それなりの旨味の強いもの。麺はそれなりに固め。具はお決まりのチャーシュー・ナルト・メンマ。良くも悪くも平凡なものだった。食事時に600円以上の麺類を注文して,何となく納得すべきラーメン店だろう。何とこの店消費税をとる。注意されたい。

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7月02日(日)すすきの@石下・六國家@荒川沖・吉村家@つくば
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