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県北の店  INDEX part2《太田・大宮・瓜連・高萩・北茨城》 

ここでのコメントは僕自身がその日に食べた「印象」であり,今現在の味を表すものではありません。
参考程度にとどめ御自分の舌で判断されることを希望します。人の好みは人それぞれですから・・・

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 県北の店 《太田・大宮・高萩・北茨城》 > > AREA INDEX に戻る

《太田》

うまか路@常陸太田 オクチャン@常陸太田昇龍@常陸太田桃山@常陸太田

《大宮》

大安@常陸大宮八珍@常陸大宮めんきち@常陸大宮

《瓜連》

栄楽@瓜連

《山方》

赤い紙風船@山方

《大子》

まるや@大子やま川@大子

《里美》

ようちゃん@里美

《高萩》

おいでん秋月@高萩九州ラーメン@高萩次郎八@高萩バスラーメン@高萩ロン@高萩

《北茨城》

光華@北茨城大雪@磯原利尻@中郷

《常陸太田》

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 うまか路@常陸太田・常福地 

2001年10月11日(木)

「どんぶり会議」の情報(2001/05/17)で知った店。常陸太田の市街地の東側を走るR349バイパスを北上し,「黄門の湯」を過ぎ,里川を超えた「常福地」バス停の先,右側にある。みそは合わせ味噌。とうふはもめん豆腐。電気焼けした白い看板に「うまか路」の文字。倉庫のような素気ない外観でちょっと入るのをためらってしまったが,意外に北側のそこそこ広い駐車場がクルマで一杯。賑わっているならと入店を決意する。たしかに店そのものは中途半端に古いが,入口の白いノレンがパリッとしていて好感が持てる。店内は正面にカウンター5席,テーブルが中央に2台,座卓が右側小上がりに3台,左側の小さな座敷に2台と言ったところ。それがほぼ満席。作業服の人がいっぱいだ。正油ラーメン520円・味噌650円・とうふ味噌650円。妻の頼んだ正油ラーメン(520円)の具はチャーシュー・のり・メンにうずらの卵。ひと味違うスッキリスープ。何の味か(しいたけ?)旨味は結構ある。僕は情報のあった「とうふ味噌ラーメン」(650円)を。「マーボードウフみたいなものがかけられるんですか?」と聞いたら違うと言っていた。説明してくれたが今一歩違いがわからない。期待して待つことしばし。程なく運ばれてきたそれには,5×5×1cmのなめらかな舌触りのもめん豆腐がどんどんと5〜6個のり,さらに5〜6cmの長ねぎのぶつ切りも。スープ自体にとろみはない。今まで見たことのないタイプのラーメンである。このネギ,煮込んだからだろうか,大きい割に甘味がありいい感じだ。熱いとうふでスープもさめないから最後まで熱々のまま。麺はやや太めで,ほぼストレートのもの。麺自体はさほど特徴のあるものではない無難なものだ。味噌は辛味(トウバンジャン?)の混じった合わせ味噌。こうじみその甘味に辛味が程良く混じる。あと挽き肉が少々。他に具はない。シンプルだが工夫を感じるラーメンだ。基本となるラーメンは平凡と言えば平凡だが,「豆腐みそ」と言う発想はオリジナリティがあると思う。店の外観から覚悟した割に満足してしまった。黒板メニューには肉ニラ定食790円等々ご飯ものも多く,全体的に100円くらい高いかなと言う印象と妻。国道沿いとはいえ,決してにぎやかとは言えない場所の割には値段設定は強気である。【13:10】

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 オクチャン@常陸太田: 常陸太田市金井町3610 木休 12〜15/18〜21 

>【 茨城のうまいラーメン 2001 】掲載店

2000年7月10日(月)

太田税務署近く,金井保育園前交差点を西に折れてすぐ。ヒゲにアイパーの店主はトラック運転手風の風貌。でも仕事は丁寧な感じ。意外に物腰も柔らか。みそラーメン(500円)が人気のようで,白みそにかなり キラキラした油が浮いて濃い目のこってり。茹で(or炒め)もやし等の野菜がのるタイプではないのでスープの味がダイレクトに楽しめる。麺は白い中太麺。店内は馴染み客で賑わっていたが,店主は見た目ほど仕切るタイプではなく寡黙で,僕のような部外者も居心地よかった。

茨城県内の店・徹底攻略月間 【県北編】 参照

2000年8月09日(水)=「茨城のうまいラーメン」掲載時の取材 より

実際に取材した時の裏話等もっと詳しく書いて,最後に各店のデータと実際に書いた紹介文も載せてみた。掲載された文面と比べてみるのも面白いかもしれない(ほとんど変わらないと思うが・・・)

「茨城のうまいラーメン」と言う以上,県北の常陸太田の店も入れたいところだ。しかしラーメンの情報はあるようでない。ラーメン専門店というとなおさらである。茨城新聞社の旧・ラーメン本掲載店のこの「オクチャン」(7月10日)と「昇龍」(7月17日),さらに情報のあった「桃山」(8月01日)をせわしく回り,その中からこの店を選んだ。取材当日は事前に電話して向かったものの,その応対(奥さんだと思う)は不満そう。忙しい時間に来られるのはイヤそうな口調。しかしこちらも仕事のある身。原稿の締め切りを考えると,この日を逃せば太田まで行くのは難しくなる。1日時間が使えて,取材先の都合に合わせられる本職ではないのである。とにかく店へ。普通の客のように注文し,「みそラーメン」をまずいただく。その料金を払ったあとに,今なら大丈夫だろうと取材である旨を告げる。ちょっと失礼な方法だが,なんとなくラーメン代はきちんと払って取材したかったことは確か。金儲けのために取材している人間ではないと言うことを,わかってもらいたかった。7月10日の時に感じたように,ご主人は見た目と違って物腰は柔らか。良くも悪くも力が抜けていて,記事のネタになるような決めの言葉がなかなか引き出せなくて苦労した。ところでこの店のご主人は「元祖札幌や@東海」の出身のようで,そう聞けばその味の系統は理解できるだろう。コピーと言ってもいいくらいの同じ味である。そう聞かせられると,オリジナリティの面でちょっとありがたみが薄れるが,常陸太田近辺で貴重な味であることには変わりはないだろう。

【店名】らーめん オクチャン
【住所】常陸太田市金井町3610
【電話】0294‐73‐0537
【営業時間】12:00〜15:00/18:00〜21:00
【座席数】24席(テーブル4*4,6*1,2*1)
【定休日】木休
【駐車場】有・10台
【掲載メニュー】みそラーメン500円
【主なメニュー】しおラーメン500円/しょうゆラーメン500円/ねぎみそラーメン670円/カレーうまにラーメン700円
【行き方】
常陸太田駅前交差点より税務署方面に北上500m「金井保育園前」交差点を左折してすぐ右側
【キャッチコピー】
地元の人に愛され続ける 白みそ仕立てのこってり味
【紹介文】
「オクチャン」は店主の愛称だそうな。でもそれに似合わぬいかつい体格にヒゲ面。ちょっと寡黙でこわもてだが意外に物腰は柔らかだ。仕事も丁寧な感じ。一杯一杯確かめるように作る。一番人気は「みそ」。開店当初の15年程前は「みそラーメン」と言えば赤みそにもやし入りばかり。だから,あえて白みそで勝負した。もやしはのせない。だからスープの味がダイレクトに楽しめる。表面にはキラキラした厚い油の膜。濃い目のこってりタイプだ。麺は白い中太麺。肩ロースのチャーシューは大きめ。好みで卓上の生姜ベースの辛味噌を入れると,また違ったあじわいだ。「安くて美味しいものを食べてもらいたい」と店主。優しい目だ。「近所の子供が姉弟で食べに来て千円札一枚で二杯食べられるように」と基本となるラーメンの値段にはこだわっている。白い喫茶店のイメージで作ったこの店,それなりに年季が入ったが店主の人柄を慕い,地元の馴染み客でいつも賑わっている。

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 昇龍@常陸太田:常陸太田市東2-2238 日休 10:30〜18:30 <0294-72-0248>

2000年7月17日(月)

以前のラーメン本掲載店。未食だったので確認のため平日昼間にクルマを飛ばす。常陸太田の駅北の高台,旧市街地の中心部にある。駅に向かう一方通行の道沿い,常陽銀行の手前だ。駅の方からクルマで向かうとぐるっと回ることになりちょっと見つけづらい店である。昔ながらの「食堂」と言った風情の店。天然のレトロ。開けっ放しの窓で,涼しげに風鈴がなる店内,先客はなく,テーブルに座っていた老夫婦が二人そろって「いらっしゃい」と迎えてくれた。壁にはおよそこの手の店で考えられ得る種類のメニューが札に書かれぶら下げられている。一番左端は「みそラーメン・650円」だったが,本に掲載されていた「五目そば・700円」を注文する。小さめのどんぶりで出てきたそれは予想通り昔風のもの。まさに「五目そば」。かまぼこ・しいたけ・豚肉・エビ・・・炒め野菜の旨味で食べる塩味のスープだ。にゅるにゅるした麺が印象的だった。これであと100円安かったらありがたみもあるのだが・・・。

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 桃山@常陸太田 : 月休 〜22:00

2000年8月01日(火)桃山@常陸太田

太田一高西側の平地のY字路交差点にある。外観は居酒屋。店内は調理場が全部見渡せる仕切のないカウンター。右奥に座敷もあるようだ。ちょうど昼休み時だったからか冷房が切られ,おまけに店主が買い出し中でだいぶ待たされる。野菜を抱え帰ってきた店主にやっと注文。ラーメンはなんと350円。出てきたものも昔ながらの鳥ガラスープの中華そばという感じ。クセになるような味ではないが値段を考えれば十分満足すべきかな。これを基本に他の麺のバリエーションで勝負という感じかな。店の形から行って客がみなこのラーメンだけでは経営的に苦しいだろうし・・・。店主の慣れた感じの鍋さばきを見ていて,思わず「野菜炒めライス・600円」も注文。時間はかかったが値段以上の満足感はあった。ラーメンにこだわらず食事全般を楽しむべき店なのだと思う。

【宿題の店】・・・RamenBankより

 雅夢舎来(がむしゃら)@常陸太田:中城町2995-1 <0294-73-2484> 11〜15/17〜21

 

《常陸大宮》

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大安@常陸大宮:火休10〜22<0295-53-3318>

2002年1月20日(日)

大宮町R118沿い,イエローハット〜シェルの北側(上り車線側)。「元祖大安名物!!山のとり肉スープ・奥久慈しゃもラーメン」との看板が目立つ。「しゃもチャーシューめん」が880円で(みそは+100円),単純な「しゃもラーメン」はない模様。具はメンマ・なると・きぬさや・茹で玉子半分に鳥(たぶんしゃもだろう)もも肉が輪切りで5枚。タレのしみた皮がついて味わいがある。やたら細かく刻まれた白ネギが多量に浮いたスープはオーソドックスな色のオーソドックスな味。当然,鳥ガラスープなのだろうが一般的な味で可もなく不可もなくと言う印象。麺も良くあるタイプの細麺で,「手打」と言うわりには不揃とか平麺とかそういう特徴があるわけではない。要するに醤油らーめん・500円という基本型があって(みそ600円・塩500円・チャーシュー720円),しゃもはチャーシューの替わりにしゃも肉がのって,それが1枚だけではかっこうがつかないので「チャーシューめん」として目玉にしているということだろう。奥に拡張したような造りで,けっこう広い座敷が2区間。その前に3人づつ向合わせのカウンターが6席。木のレンゲ。消費税をしっかりとられるから計924円。ラーメン目的の僕(別にチャーシューが食べたいわけではない)としては「高め」という印象は否めない。でも初めてだとやはり「しゃもチャーシューめん」になってしまうんだろうなぁ・・・。

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八珍@常陸大宮:那珂郡大宮町石沢1840 11:30〜14:30/17:30〜22:30(日祝通し)無休?<0295-54-0812>

2002年1月20日(日)

R118で大宮町に入り中ほど,スーパーかわねやの向かい側(下り車線・ダスキン北側)。店前に駐車場は十分だ。店は「ふぁみりー中華」と言う赤い看板通りの「軽い」外観。店内は中央の小上がりに座卓が3台。奥の壁にカウンターが4席。手前窓側にテーブル3台と言う構成。かったるそうに話すバイトの女の子。日曜の午後2時近く,けだるい空気が流れている。メニューは「昔ながらの屋台風」と言うしょうゆラーメンが500円。「だしがきいてる本格派」と言ううま塩ラーメンが500円。その他に野菜味噌680円,四川白湯710円,チャーシューメン800円,タンメン680円,八珍味噌800円,広東メン730円,激辛「やせる思い」ラーメンがデザート付きで880〜900円(中辛<5>から大辛<10>まで辛さ調節できる)。820〜950円のセットメニュー(スタミナ卵丼・チンジャオ・ニラレバ・餃子)もある。セットものの注文が多いせいか,客が少ない割に出来上がりは遅い印象。注文したのはもちろん基本となる「しょうゆラーメン」。スープは透明。味は平凡。麺も極めてオーソドックスなタイプでこだわりは感じられない。ちょっと柔かめだったから余計にそう感じるのかも。チャーシューは厚めだが小さめ。具はメンマ・ホウレン草・海苔・なると・・・。まさに「ふぁみりー中華」と言う名前通りで,デパートのレストランで食べているような気分になった。微妙な値段設定で内税かと思いきや,当然のことながら消費税をとられた。何をかいわんや・・・。

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めんきち@常陸大宮 : 大宮町栄1315 木休 11〜20 <0295-52-1788>

2001年1月03日(水)

新年会で義弟に勧められさっそく訪問。R118を北上し,左にオカザキ家具,右にハローマックのある交差点を右折。ほどなく右側にある。一昔前の郊外の喫茶店と言った外観。地元の人気店という感じで,いろいろな世代の人で中は賑わっていた。馴染み客が多いみたい。ラーメンは400円(半チャンのAランチは750円)と安めの値段設定。ナルトにメンマ,チャーシューに海苔と見た目は平凡だが,スープに独特の甘味がある。何かの香辛料だろうか?麺は自家製麺だそうで,やや固め。ちょっとそばのような食感でのど越しはいい。「極太麺・中麺・細麺」の3種類があるようで,ラーメンの種類によってあらかじめ組み合わせは決まっている。「極太麺」を使っているという野菜山盛りの「タンメン」なんて,ちょっとそそられる。それでも値段は550円。そう言う地元密着の良心的な店なのだろう。

2002年3月29日(金)

この店は2度目。R118からちょっと入ったところにある店なのだが,地味な場所にもかかわらず昼時で満席。しかも客層が広い。勤め人,家族連れ,お年寄り等々,地元の人気店なのだろう。カウンターの向こうの調理場は仕切りが無いので手元どころか材料まで丸見えだ。スーパーのパックに入ったバラ肉が無造作においてあるのが見える。狭い調理場にはいかにも叩き上げと言った雰囲気の年輩のオヤジさん。それを奥さんがサポート。ネットで何度か話題になっているのを見たことのあるタンメン(550円)を注文。麺は極太麺・中麺・細麺の中から選べるのだが,選んだ「極太麺」は折る前の割り箸の幅はあろうかと言う平縮れ麺。ちょっと固め。中麺でも家系並の太さ。丼の中央に盛り上がる山盛りの野菜。モヤシ・ニラ・キャベツ?バラ肉もけっこう多く具択山の印象。一方スープは平凡な野菜スープなのだが,食べ終わる頃にはほどよく感じてくる。とは言えインパクトはまだ弱いが・・・。ス一プはともかくこの極太麺は経験しておくべきだろう。

《瓜連町》

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栄楽@瓜連:木休 〜20頃まで

2002年3月29日(金)

太田街道・旧道の那珂町「ひばりが丘」交差点から瓜連街道を斜めに北上。木崎を過ぎて瓜連町に入り最初の信号(T字路)の右側にある。店前のスペースは全くなく,車道から即入口という感じ。店内外とも「レトロ」と言って楽しむにはちょっとつらいほどの古さ。しかも店内がかなり雑然としていて,化粧板のはがれたカウンターはほぼ「物置」状態。中央に4人テーブルが4台で,右奥の狭い小上がりに2人テーブルが2台。ラーメンは450円(一番高いチャーシューメンでも650円)。麺もスープもごく平凡なもの。値段と店の古さから言ったらこんなものだろう。こだわりとか感じる系統のものではない。具はナルト・海苔・チャーシュー・メンマ。帰り際に営業時間を聞いたらギョッとされた(笑)。「客が入れば何時までもやっているよ〜。でもまぁ8時くらいまでかな・・・」だって。ラーメン好きならこういう店もいい経験になるのかもしれないが,この店の古さは一般的にはかなり辛いレベルだろう。

《山方町》

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赤い紙風船@山方町:那珂郡山方町舟生 11〜14/17:30〜20:30 木休 <02955-7-2175>

茨城のうまいラーメン2】(2002/12)掲載店

2002年1月03日(木)

旧茨城新聞社ラーメン本(1994年)に掲載されていた店なのだが,その「そそられない」店名故に食べる機会がなかった。R118岩井橋交差点北側の山方トンネルを抜けて1km程先左側。店名通りのアットホームな外観。カウンター6席にテーブル4台,座卓2台。年季の入った店内はみっちり「詰まった」感じで喫茶店風。メニューは多彩で複雑。しょうゆスープ・辛いスープ・みそ・白い豚骨・うす塩(酢入り)に分かれ,しょうゆ500円,スタミナ550円,ごまみそずい550円,はひふへほ(中辛)600円,エンマ(大辛)600円,みそ550円,にんにくみそ600円,殿様550円,チーズ600円,ボンゴレ650円・・・書き写しているうちにわけ分からなくなってきた。半チャーハンセット650〜700縁。手もみ麺はかなり太めでそそられるが,ちょっと柔かめなのが残念。スープは薄めで淡泊な印象。ちょっとものたりない。ごまみそもさらっとしている。スタミナにはニンニクがきいてレバニラがのるもの。値段(550円)からすれば豪華である。とのさまは具沢山。ワカメ・メンマ・チャーシュー。「錦糸タマゴ」はすべてのラーメンに入るようだ。

我が家のお気に入りの日帰り温泉「三太の湯@山方」(山方町諸沢5071 第1・3月休 10〜21(入館は20まで)<0295-57-4126>700円<土日祝1000円・17時以降は500円・小人250円>P200台)の入口・R118「岩井橋交差点」のすぐ北側にあるので,県北観光とかにからめるといいかもしれない。

2002年4月29日(祝)

地元のメンバーでの県北食べ歩きオフ会で。僕自身は二度目なので,今日は「三種類の醤を使った」というサンジャンらーめん(600円)を注文する。赤いプラスチックトレーにのせられて運ばれてきた。スープそのものは「薄い」感じで,タレで差別化しているだけと言う印象は否めない。具はほうれん草・メンマ・ナルト・野菜・チャーシュー・海苔。錦糸玉子がのるのが珍しい。「高級小麦粉使用自家製麺」というキャッチフレーズの麺はやや柔らかめだが,太めでちょっとこだわりを感じる。同行のメンバーはトマトタンメン(600円)・みそらーめん(550円)等々各自違う種類のラーメンを注文し,一応各々味見をする。中辛のハヒフヘホらーめん(600円)を担当したメンバーは「特に積極的には推せない」と評価も辛口(笑)。たしかに全体としてスープはもの足りないとは思うが,そのそそられない店名から覚悟するよりは「個性・こだわり」を感じる店だと思う。周囲にこれと言ったラーメン店がない(店そのものがない)このあたりでは貴重だろう。

《大子町》

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まるや@大子:久慈郡大子町大字大子700 土休(&第二月休) 〜18:30くらいまで<02957-2-0145>

2002年4月29日(祝)

地元のメンバーでの県北食べ歩きオフ会でこの店に。常陸大子駅前通りを直進。商店街の中程で,常陽銀行大子支店の斜向かい側。店の前に立って年季の入った佇まいに思わずニンマリ。ラーメン好きがそそられる外観である。引き戸を開け,土間のある店内に入り,座敷に上がる。黒光りする梁と天井とかの渋さ(神棚まである)と,古い割にはある清潔感で,メンバーの顔もほころぶ。麺類のメニューは「ラーメン・400円」「チャーシューメン・650円」「冷やし中華そば・600円(夏季のみ)」の3種類。もちろんラーメンを皆注文。先に小皿(醤油皿?)に載ったイチゴのデザートが出てきて女性陣の評価が大幅にアップ(笑)。同じく小皿にのったレンゲも先に運ばれてきて,見た目的・ネタ的に楽しませてくれる。肝心のラーメンはしっかりしたチャーシューが2枚で,渋く三角形の卵焼きものっている濃い醤油色のスープとの対比が鮮やか。そのスープはしっかり魚系(煮干し系)。シンプルな構成ながら,中庭まである店の雰囲気と相まって,十分ラーメン好きを納得させる要素が詰まった感じだ。全員一致で納得。これほどハマるとは正直期待していなかっただけに,ホッとした。みんなではるばるここまで来た甲斐があったと言うものだ。

2002年7月28日(日)

実は前回(↑)の「県北食べ歩きオフ会」は「茨城のうまいラーメン2」候補店選定のためのもの。同行の県央のメンバーの評価はすこぶる高く,「県北」のしかも「大子」の店というのは本的にも貴重なので,当然の如く掲載依頼を出した。しかしあっさり断られる。でもそれであっさりあきらめるわけには行かない。どうしても掲載させてもらうべく,メンバーを代表して交渉に向かったわけだ。ひたちなかの自宅から2時間近くかけて大子に向かい,午後2時近くに着いて結局1時間以上いただろうか。まず客としてラーメン食べてから(今日はスイカのデザートだった),会計を済まし,「実は・・・」と奥さんと話しだす。10分ほど話したろうか,奥さん自信はは掲載してもいいような感じなのだが,僕が話し始めると早々に奥に引っ込んでしまった旦那さん。それを中庭まで追っかけてさらに15分ほど交渉する。高倉健のようなしゃべり方をする寡黙な旦那さん。2年前に脱サラして先代の後を継いだそうで,「オヤジの真似をしているだけで何の工夫もないもんですから」と言いながらも,そのまま記事になりそうなくらい「ラーメン観」とかいろいろなことをしゃべってくれた。が,結局何を言っても「勘弁してください」とにこりともせず目を伏せたまま繰り返すだけ。次の客が入ってしまい,最後に厨房の入口で暖簾越しにひと粘りしたのだが,ただひたすら「勘弁してください」・・・。怒り出すと怖そうなので,そこであきらめた。結局,同時期に来た商工会議所の「がんばる2代目」と言う系統の記事を,たまたまその時忙しかったので断ったことが,こちらにも響いたようだ。地元への義理を欠いた以上,他の媒体に今載るわけには行かないと言うことなのだろう。ほんと惜しいことをした。「ネットでは有名ですよ」と言ったら「そのお仲間さんがいらっしゃってくださるだけで充分です」と言われた。だからこうしてHPのネタにしている(笑)。

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やま川@大子:久慈郡大子町大字大子673 <02957-2-0014>

2002年4月29日(祝)

地元のメンバーでの県北食べ歩きオフ会でこの店に。旧々茨城本掲載の店だ。まるやのすぐ近所。こちらも店はかなり古いのだが,清潔感はあまりなく雑然としている。壁の魚拓やみっちりと古い床を眺めている内にラーメン(450円)がきた。昔ながらの濃い醤油色のスープに普通の中細麺。具はほうれん草・海苔・ナルトにバラチャ-シューが3〜4枚。とりたてて特徴はなく,何故本に掲載されたのか???だった。

《里美》

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ラーメン家ようちゃん@里美:久慈郡里美村 11〜14:30/16:30〜22 <0294-82-3182> P8台

2002年7月28日(日)

常陸太田から茨城街道(R349)を北上し,我が家のお気に入りの「ぬく森の湯@里美」入り口交差点の300mほど北側の国道沿いにある。駐車場が8台分,店外に涼みベンチがあるのが特徴的。「ツーリングライダー歓迎」の看板が示すとおり,頭に巻いたタオルの後ろから脱色した後ろ髪が見える若い店主は元(?)ライダーらしい。手前の小上がりに4人がけ座卓が2台で,奥にカウンターが8席の明るい店内には,あちらこちらにバイクの写真が飾られる。メニューはラーメンが500円,みそorしお(タンメン)が600円と言う基本線。この店,なんと「スタミナ」(650円・冷やしもある)と言うメニューがある。県央ではポピュラーな「スタミナラーメン」だが,半信半疑で注文してみると,キャベツ・ニラ・レバー・カボチャの甘辛あんかけの,形としては正式なもの(笑)だった。ただ,麺は一応太麺だが,この時はゆで時間が足りない印象。えらく固かった。スープはスタミナらしく(笑)単純な醤油味。一応「県最北(?)のスタミナ」として価値があるかな?この店を目的に里美まで来るほどの特色は残念ながら僕は感じなかったが,この一帯に来てラーメンが食べたくなったら,周囲(国道沿い南北)に手頃な店はなかったので,ラーメン店としては無難な選択になるだろう。日曜の夕方で店内は満席。地元の定番の店のようだった。

《高萩》

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 おいでん秋月@高萩:高萩市赤浜落ヶ沢1283-1<0293-20-0015>

2003年11月17日(月)

以前「どんぶり会議」で話題になった(03/01/29)店。と言うか,ラーメン占いの店として週刊女性に紹介されていたことを僕が紹介した店だ。日立市内を抜けて国道6号を北上し高萩方面に一直線。ラーメン的には「ロン@高萩」の先(北側)で,隣はゲームセンターなのだが,今風の華やかさはなくどこか荒れていて寂しい雰囲気に一帯。国道沿いとは言え西側は一面の畑地で周囲は何もなく真っ暗。店の前には雑草が生え,かなり怪しげに感じる。にもかかわらず店内には若い女性客が数組。空になったどんぶりを前にして,まるで喫茶店のように話し込んでいる。その傍らに黒髪を後ろで束ね白い帽子をかぶった店長が座っていて,僕が入店するや否や座ったままでいぶかしげに「ご飯物はないですよ〜」。食事目的の男の一人客は場違いと言うことなのだろうか?「ラーメンだから」と告げて一番奥の席に座り,「店長おすすめ」と言う「とんこつ味噌ラーメン」(750円)を注文する。注文をとってもなお「本当に食べるの?」と言う雰囲気だ。女の子としゃべっていた方がよかったのだろう。メニューは以下,黒ゴマラーメン〜白ゴマラーメン〜タンタンメンと続くのだが,値段はすべて750円。店の雰囲気からすればけっこう高め(強気)の値段設定である。さて,肝心の「とんこつ味噌ラーメン」は味噌を牛乳のような甘味のある「とんこつ風味のスープ」で割ったようなサラサラスープ。麺はよくある黄色みの強い典型的業務用麺。具は煮込みすぎのもやしのみで,なんと肉系のものは何もない。これで750円と言う値段設定の意味はどこにあるのだろう?スープの後味も悪くやたら喉が乾く。店長はまた客席で歓談中。ふと見るとメニューの中央に大きく『URANAI』の文字が。要するにそちらが本職なのだろう。ラーメンを目的に行く店じゃないと言うこと。会計時にしっかり消費税までとられたものだから印象は最悪になってしまった(笑)。

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 九州ラーメン@高萩 : 高萩市赤浜380-2 <0293-23-3400>

2000年7月16日(日)

6号沿い,高萩ICに向かう道の交差点の北側500Mくらいにかなり昔からある店。10年以上前に食べてあまり感心しなかった記憶がある。で,看板にもあり(「元祖」とまで書いてある),メニューのトップにもあるからと「九州ラーメン・500円」を頼んだのだが,なんとスープが白濁ではなく半透明。これを「博多ラーメン」と言っては,たとえば東京の人気ある店の博多ラーメンを食べた人は怒って箸を折るのでは?と思うくらいスープのとんこつの濃度がなかった。塩ラーメンみたい。年配の男性+女性の3人で手馴れた感じでやっていたから,「博多ラーメン店」ではなく普通のラーメン店と思えば怒る必要はないのかもしれない。活気はあった。

茨城県内の店・徹底攻略月間 【県北編】 参照 

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 次郎八@高萩:高萩市高浜町3-82-3 木休 11〜14/17〜20

>【 茨城のうまいラーメン 2001 】掲載店

2001年3月11日

さて,結果的に今ひとつ満腹ではないので「次郎八@高萩」へ(僕は予定通りだったりする?)。「茨城ラーメン本」掲載の店だが,実は初めて。娘二人も「本に載っている店なら食べたい」と言うので,けなげにおつきあい。ラーメンを「2杯」だけ注文したら,何を勘違いしたのか(不憫に思ったのかな?)「ひとつはサービスで『大盛り』にしときましたからね」と奥さんに言われ苦笑い。「今ラーメン食べてきたところなんです」とも言えないし・・・。一生懸命残さず食べる(笑)。6号沿いのこの店,見た目はかなり怪しげ。「うまいラーメン」と言う古い看板あり。ここもコンテナの外観で,「利尻」より圧倒的に年季が入っているけれど,応対がとても丁寧で好感が持てる。ラーメン自体は店の外観から想像するよりはかなり上等。特にチャーシューはラーメン本の写真から期待していた通り美味しくて,娘も「チャーシュー美味しかった〜」とにっこり。

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 バスラーメン@高萩 : 高萩市有明1-21-2-A104 <0293-23-8420>

2000年7月18日(火)

ここもどんぶり会議での「情報」で知った店。実は2日前にも探しに来た。屋台かなと思ったら電話帳にも載ってるし,簡単に見つかるだろうと上記住所のあたりを探してもまるでわからない。電話も出ない。有明1〜3丁目を「挙動不審車」と思われても仕方ないくらいうろうろしてしまった。でも結局見つからず。住所は店主の「連絡先」なのだろう。3丁目の酒屋さんで聞いても店の名前さえ知らなかったし・・・。で,この日に改めて電話で場所確認し行ってきた。国道6号を北上し,高萩市内に入ってまもなく左側「靴流通センター」の手前の空き地がそう。夜は「¥enむすび」の看板が目立つ。その空き地の奥のほとんど廃車のような黄色いバスがそれだ。「日休・19〜翌1」の営業だそうで,昼間見ればたぶんただの廃車にしか見えない圧倒的な古さ。中央の乗降口を恐る恐る手動で開けて入ると,前1/3が調理場のスペース。TV・水道(蛇口がある)・公衆電話まであって内部はかなり機能的。後部が客席で,窓を背にしてコの字型に座席があって(つまり昔の乗合バス)その前に奥行きのない高めのテーブルが固定してある。なかなかに面白い造作だ。狙ったレトロでなく天然レトロ(と言うか「古さ」)。店主は中年のおとなしい感じの女性の模様。1人で調理してた。平日午後10時頃の店内(車内?)はほぼ飲み屋状態。そういうメニューも多い,まぁ居酒屋的な店だ。ラーメン・500円はしっかり醤油色のスープに縮れ麺,具はバラ肉ロールチャーシューにワカメ・玉子・・・要するに典型的な「飲んだあとのラーメン」と言ったタイプ。でもこの店(バス?)の佇まいはかなり画期的だ(笑)。

茨城県内の店・徹底攻略月間 【県北編】 参照 

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 ロン@高萩: 高萩市赤浜692-1 <0293-23-7587>

2000年7月16日

国道6号沿い,高萩市内を抜けて永谷園の工場が右手に見えたらその2つ先の信号東側角地。野菜販売所がその東に折れた道路沿いにあり,どうやらその周囲に路駐している車はロンの客ばかりのようで,ひっそりした店の前とは裏腹に日曜の昼過ぎなんと25席ある店内は満席。涼麺,つけ麺と言った涼しげな麺を頼んでいる人がほとんどの中,醤油ラーメン・480円を注文(ほんとはざるラーメン・400円!にしたかった)。肉系の油の味のするスープはちょっと思ったほどインパクトがないかな。麺も平凡な感じ。店主は思ったより若い(とは言え40代か)やや長髪の人で(これが東葛のMZさんによく似てたりする)夫婦で調理場を仕切っているみたいだ。次々と来る注文を手際よくさばいている。麺の種類が多いから,そのバリエーションで回転する人気店といったところか。家族連れがやたら多かった。正式にはラーメンショップ・ロンと言うようだが,メニューも味もいわゆるチェーン店のその系統のものはない。

茨城県内の店・徹底攻略月間 【県北編】 参照 

 《北茨城》

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 光華@北茨城:北茨城市関南町里根川11-10火休4水休11〜14:30/17〜20(日祝11〜19)<0293-46-7277>

2002年4月29日(祝)

地元のメンバーでの県北食べ歩きオフ会でこの店に。すっきりした環境の静かな場所にあって(目印になる物がなくナビがなければちょっとわかりづらい),基本的に中華系の食堂という感じだが,奥に横一列のソファがあり,7台ほどのテーブルにはピンクのカバー。女性的なセンスの明るい店内だ。メニューは中華系食堂のもの。もともとあった食堂を若い人が改装したと言う感じか。先客はいなかった。ラーメン(480円)を注文(つけラーメン・580円もある)。油の浮いたスープに焦がしネギ。あともやし・メンマ・チャーシュー。味玉もあり特徴はあるが,黄色い麺がどうにも好みではない。全体の印象が平凡な感じになってしまう。地元の人の定番の店と言うところか。

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 大雪@磯原 : 北茨城市磯原豊田546 月休 11〜15/17:30〜21<0293-42-4987>

>【 茨城のうまいラーメン 2001 】掲載店

2000年7月18日(火)

以前どんぶり会議でライムさんからの情報があった店。平日夜,往復110kmの強行軍である。6号の磯原駅に入るT字路(カーブで歩道橋)を西進して陸橋を渡りジャスコの先,青いゼネラル石油のスタンドのT字路を南に折れてすぐ右側。磯原中の西側になる。そこそこ民家もあるのに街灯が少ない。人通り全くなし。 クルマもほとんど通らない。しかもこの店の看板は,道の側も店前も木彫り風で照明なし。白い一軒家の店の灯りだけが 暗闇にぼおっと浮き上がっている。閉店前でも車はほぼ満車。店の雰囲気はそそられるものがある。店の前とかまわりがすっきりとしていてきれいだったから。注文したのは当然「みそラーメン」600円。形としては典型的な昔からの「札幌味噌」のスタイル。具はメンマとコーンが多量,あと炒め野菜(もやし・ニンジン・タマネギ)。スープは赤みそで,味は濃からず薄からず油っ気はあまり多くない。おっと言うような特徴もないが,特に不満点もない。ただ,好みの問題として「もっと太麺だったらなぁ」と思って食べていた。 スープも「もっと油っ気があった方が好みかな」と。でも,そもそも現在のネット上で評価の高い「純連」を好む人が,その「純連」を「味噌ラーメン」の基準にしたら,たいていの味噌ラーメンはもの足りなく感じると思う(僕がそう)。茨城の,しかも北茨城の店としてはこの店はがんばっているかなと思う。決していい場所ではないのに店に活気があるからだ。僕が「みそラーメン」食べながら考えていたことは,隣のテーブルの人の野菜炒め定食がとてもうまそうだなと言うこと。この店のよさは炒め物に勢いがあることなのだ。みそラーメンの野菜もほどよく油っ気がありシャキッとしていていい感じ。濃い目のスープと一緒にハフハフと食べてしまった。普通のラーメン好きの人(僕は異常?)が,ラーメンにこだわっていない普通の人と一緒に食事に行く場合,こういうタイプの店が一番喜ばれるのかなと思った。「ラーメンライス」と言うメニューがあった(たしか750円)。

茨城県内の店・徹底攻略月間 【県北編】 参照

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 利尻@中郷 :北茨城市中郷上桜井1593 月休/11〜15・17〜21(土日祝通し)<0293-42-6988>

茨城のうまいラーメン2】(2002/12)掲載店

2001年3月11日)・・・「食べ歩き日記2001/03」より

昨年末に「どんぶり会議」で話題沸騰になった(>『ラーメン利尻@北茨城・中郷』のスレッド・参照)

常磐線を挟んで6号に平行して走る西側の道が基準だけど(中郷一小の南側で,サンユーストア北側の交差点を東へ入る)「どんぶり会議」の過去のスレッドにさとちんさんの説明がある。外観は工事の事務所のようなプレハブ(コンテナ?)製で,店前の駐車場(6台くらい)は満杯。期待が高まる。意外に中はこざっぱりとしていて,きれい。奥の畳席にテーブルがゆったり2台。店主夫婦と娘さん(?)で営業しているような雰囲気。家庭的な感じだ。満席で少し立って待つ。営業時間を確認。「月休/11〜15・17〜21(日祝通し営業)」だ。注文は「とんこつ醤油」と「とんこつ塩」。下の娘が小さい(6才)ので,初めての店で3杯注文するのは危険なのだ。そもそも,上の娘は気に入らないと半分も食べない(妻がいれば安心なのだが・・・)。バランスがくずれるから「大盛り」は避けたいし・・・。でもあっさり食べきってしまう。中華そばを食べてもよかったかな。とんこつのスープは「しっかり・こってり」で,うまみもはっきりしている。僕好み。系統的には「赤坂ラーメン@赤坂」のような感じか。東京を基準にすると「ひと昔前の味」と言う感じだが,茨城ではかなり貴重な味だ。具の炒めもやしの味付けがまた僕好みで,やわらかいバラチャーシューもいい感じ。黄色い麺は,見た目平凡だけど茹で方がいいのか最後までのびを感じずに食べられた。全体としてナイス。行った甲斐があった。そもそもこの場所,遠方から来てうっかりその前を通るような道ではない。上の娘(小3)も「ママと一緒にまた来たいっ」と言っていた(けっこう珍しいこと)。


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