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水戸周辺の店/食べ倒し日記 0002

ここでのコメントは僕自身がその日に食べた「印象」であり,あくまで僕個人の「感想」です。
参考程度にとどめ御自分の舌で判断されることを希望します。人の好みは人それぞれですから・・・

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2000年2月の食べ倒し日記 < > 2000年INDEX

☆日付はその日の日記,店名はさらに詳細な内容にリンクできる。

2月28日(月)大三元@ひたちなか・勝田駅前
2月26日(土)朝嵐@ひたちなか・勝田東石川
2月24日(木)一福@ひたちなか・勝田笹野
2月24日(木)き伝@水戸・元吉田
2月20日(日)甘辛三吉@ひたちなか・勝田馬渡
2月15日(火)げんこつや@水戸・上水戸
2月14日(月)匠家@水戸駅南
2月04日(金)代一元@ひたちなか・勝田駅前
2月02日(水)新新飯店@ひたちなか・東石川
2月01日(火)夢や@ひたちなか・勝田駅前

2月28日(月)大三元@ひたちなか・勝田駅前 

勝田駅前ロータリーを南へ。最初の路地を入ってすぐにある。看板には「中国料理・大三元」と書いてある。間口の狭い店で,右の壁沿いに2つある2人掛けテーブルと,左のカウンター席の間のわずかな空間を抜けて,奥の4人掛けテーブルにたどり着くと言ったレイアウト。壁にズラッと並べられたメニュー的には「セットメニュー」が豊富と言う印象。ちょっと覚えきれないくらい。夜の10時過ぎ,ネクタイを緩めた勤め帰りのサラリーマンが多い。ラーメンは500円,キラキラの油が浮いた透明な醤油色のスープ。タレの色は薄いが味はしっかりある。麺は軽く縮れたものでほどよい固さ。具は海苔にメンマ,あとしっかりしたチャーシュー。脂身は多いがやわらかくていい感じ。それに青ネギと白ネギ。どうだと言うような感じはないが,けっこうきりっとまとまっていて好きなラーメンである。セットものとからめて,ラーメンも食べると満足感は高いと思う。飲み屋街の入り口にある店なのだが,午後10時30分で看板の灯が消えた。

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2月26日(土)朝嵐@ひたちなか・勝田東石川 月休 〜深夜0時まで営業

勝田の昭和通りの南側,「石川運動ひろば」の東側の公園のそばにある。まわりにはまったく店舗がなく,深夜はこの店の灯りしかない。古いつくりで,入って正面に円形テーブルがひとつ。右にカウンター席,左に障子で仕切られた座敷席が奥へと続く。メニュー的には「中華料理系」の店。「朝嵐」というと韓国料理っぽい雰囲気もあるがこれは店主が「五十嵐朝男」さんだからみたい(名前の札があった)。ラーメンは500円。ナルトにメンマにチャーシューにほうれん草,それに刻みネギ。スープのタレの味は薄い。なんとなくもの足りなくて普段は滅多にかけないコショウをかけてしまった。麺は平凡なもの。ついつい頼んでしまった「チャーハン・500円」は具沢山で良心的な山盛り。そちらのほうが印象に残ったかな。全体としては「ラーメンが・・・」と言うより中華料理一般を当たり前に出す店といった感じ。単身赴任もしくは独身者と言った感じの男性客が多かった。ビールを飲んで最後に食事もという店だ。深夜このまわりに飲食店はないから近所の人にはありがたいだろう。

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2月24日(木)一福@ひたちなか・勝田笹野 火休 11〜2/17〜22(日11〜22)

勝田の昭和通り(33m道路)の中ほど,ひたちなか西警察署の東側の交差点の角にある。かなり以前から中華料理店だったところだが,代替わりか買い取りか定かではないのだが,店の骨組みはそのままに外壁を山吹色にして道側に素通しの一枚ガラスの窓。午後は日差しが強そう。その上に白い看板で「一福・いっぷく」。けっこう目立つ店。裏の駐車場に車を止めて,店内に入ると中央にテーブルがひとつ,道側が畳席(高め)になっていてすべて掘りごたつ風になっている。ちょっと効率の悪いレイアウト。そこに大きな窓だからなんか落ち着きが悪い。ラーメンは550円。注文した時は店内に喫茶店でもやっていそうな女性が二人。そのうちの1人がラーメンを作り始まったから「これは珍しい」と思ったらあとから店主らしき男性が出て来た。スープは濁った醤油色でタレの味は薄い。具は太肉っぽい角肉チャーシューにやわらかいメンマ。それにワカメと白髪ネギ。麺はやや太目の縮れ麺。全体の印象としてはすっきりはしているけれど「ラーメン」単品として考えると,う〜ん平凡かな。

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2月24日(木)●  き伝@水戸・元吉田

どんぶり会議」の情報で,この店の中華つけ麺が9〜2月の期間限定と言うことを聞き,とりあえず食べに行ってみる。つけ麺・580円を大盛り(+100円)で注文。情報では量が多い(標準で1玉半)とは聞いていたのだが,つけ麺だと大盛にしたくなるのが人情?でも皿に刻み海苔をかけて盛られて出てきた麺の量を見てちょっと後悔する。本当に多い。つけ汁には,薄切りのチャーシューとメンマに青ネギ。酸味のきいた甘いもので,一味唐辛子がアクセント。特徴あるラーメンのスープの面影はない。ところで,もともとこの店はスープの特徴ほどには「麺」に特徴がないと思っているのだが,水で締められている分少しましになるか?ちなみに,貼ってあったチラシでは

らーめん通が『うなる』理由・・・「麺」へのこだわり
「麺線20番の細麺です。これが麺と麺の間にスープをほどよく抱き込む,絶妙の太さなのです。コシが強くてのどごしなめらかな多加水熟成麺。丸2日から3日間,温度湿度を一定に保ってじっくり寝かせて作ります。」

とは書いてあった。茨城の「ラーメン通」の評価は如何。このチラシには他に「チャーシュー」「スープの張り」「スープ」「メンマ」「皿」等々各々へのこだわりが書いてある。ちなみに「スープ」は「豚ガラ・鳥ガラ・野菜・豚の生肉等々,普通の5倍にあたる材料を,8時間,酸素を送り込みながらじっくり煮込む」そうな。県内には,水戸のほか牛久・学園南・守谷・石岡・土浦(真鍋=24H営業)と増えてるようだ。

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2月20日(日)●  甘辛三吉@ひたちなか・勝田馬渡

常磐線・勝田駅からR245へ向かう昭和通り(通称・「33m道路」)の東寄り,「ビックエム」という大きなスーパーがある信号を東中根方面へ南下してすぐ右側。3軒の店が入った集合店舗の右端の店。スーパー「てらしま」の並びでもある。窓に貼った「甘辛・三吉」の大きな文字が目立つ。間口は狭い小さな店だ。いわゆる「寅さん」系の店で「スタミナラーメン」のみを出す。しかもだいたいの人が「スタミナ冷やし」を注文するようだ。入って右側のカウンターの上の壁に,何玉食べたかの記録がずらっと並ぶ。かなり以前からのものなのだろう。紙ではなくプラスチックのプレートに刻印された文字である。日曜の6時過ぎ,先客はなく,若いお兄さんが厨房に1人。「スタミナ冷やし・大盛(1.5玉)650円」を注文するが,麺を入れたのになかなか上げる気配がない。延々洗い物をしているお兄さんに,たまらず「僕の作ってます?」と聞いたら「あんは出来てるんですが,麺を茹でて仕上げるのに10分くらいかかるんです」との返事。「ほんまかいな」と思ったが,後で仕入れた情報によるとここの極太麺は水にさらすのも含めれば全体としてそのくらいかかってしまうそうである。さて,出来上がる頃に奥から年配の細身の店主登場。その店主が麺を水でさらして「盛り付ける」役目。ここでは,他の「寅さん」系の店と同じく,0.5玉刻みで麺の量を増やせて,最終的には4玉(900円)なんてのまであるのだが,誰が食べるのかと思いきや,後からきた若者が「4玉」注文してたから珍しいことではないようだ。事実,それ用の特大どんぶりも厨房の棚にはたくさんあった。もっとも基本となる1玉の量は,僕の「大盛=1.5玉」でも少なく感じる。グラムで1玉を決めているのかもしれない。これならば,4玉でも可能な気はする。ただ,この店は他店と比べて甘辛の「あん」の量が少ないように思う。麺との配分を気をつけなければ,麺が余ってしまうことがあることに気をつけたほうがいい。いくらもちもちの極太麺でも,味がなければつらいからね・・・。>【スタミナラーメン】の項へ

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2月15日(火)●  げんこつや@水戸・上水戸

これまたふと思いついて「げんこつや」へ。「ざるラーメン」が目的だ。背脂+酸味のスープはいいと思うのだが,麺がダマになりやすいのが残念。もう少し太麺で,もう少し水にさらしてくれたらいいなぁと思う。「ひがの製麺」の箱が置いてあった。「ラッキー飯店@元吉田」でもこの製麺所だった。茨城新聞社発行の7〜8年前のラーメン本にも広告が載っていた記憶があるから,地元では有名な製麺所のようだ。

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2月14日(月)●  匠家@水戸駅南

久しぶりに「匠家」へ。また,店主と一番弟子のお兄さんだけになっていた。この二人だと息も合っていて,仕事も安定している。スムーズな流れ。しばらくはこの体制が続くのだろう。味はもう「家系」らしく安定している。あとは「家系」の味が好きかどうかがこの店の評価の分かれ道である。

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2月04日(金)代一元@ひたちなか・勝田駅前

勝田駅前の常陽銀行交差点を表町商店街方面へ右折。最初の交差点の角・左手前にある。歩道沿いの「韓国ラーメン」ののぼりがやけに目立つ。店名は,正式には「ラーメン&らーめん・代一元・勝田店」と言うみたい(本店はどこ?昔東京・下北沢に「代一元」と言うそこそこ有名な店があったけど・・・)。入り口前の,白く長いのれんで中はよく見えない。中に入ると高めのカウンター。店員はそろいの店名入りのTシャツで,頭にバンダナを巻いている。元気はいい。これは「こってりラーメン」を期待するパターンだ。その「ラーメン」は550円。100円刻みで中・大と増やせる。平べったい藤色のどんぶりに盛られてきたそれは,残念ながらスープは一般的なタイプ。油が浮いた醤油色の濁ったスープだ。熱いことは熱いが,味はしょっぱい。というか塩っけが多いと感じだ。麺は縮れ麺。インスタントラーメン的な食感(いい意味で)。具は典型的。メンマ・海苔・チャーシュー。やっぱりこういう雰囲気なら「ぎとぎと・こってり」のラーメンが欲しくなる。この店,なんと消費税をとるのだ。ちょっと納得いかないなぁ・・・。

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2月02日(水)新新飯店@ひたちなか・東石川

常磐線の東を並行して走る東海への県道沿いで,昔から深夜(0時過ぎ)チェーン店以外で営業している珍しい店。いかにも「中華」と言う感じの見開きのしっかりしたメニューを見て選んだのは単純な「ラーメン・500円」。そのスープは,軽く油の浮いた透明な醤油色。味はしょっぱかった。タレではなく塩のしょっぱさ。麺は固めの縮れ麺。良くあるタイプ。具は小ぶりのメンマにほうれん草。脂身の少ない締まったチャーシューは薄めで固め。店名どおり「中華料理系の店」で,ラーメンはその基本形でしかない。具を載せて完成するタイプの麺だろう。デフォルトのラーメンではもの足りない感じになる。今日も,右側の座敷(畳にテーブル)で飲んでるグループ客が多かった。この時間(深夜0時近く)に1人で入り,一番安いラーメンを単品で注文すると,フロア係のおばちゃんに怪訝そうな(あっそれだけねとでも言いたげな)顔された。あと,会計は500円+25円。なんと消費税をとるのだ。気をつけたほうがいい。

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2月01日(火)夢や@ひたちなか・勝田駅前 日休 17〜翌2

勝田駅前の右側のビルの角,右斜めの壁面に入り口があるのだが,正面の入口(「元祖居酒屋・夢や」の看板の下)のシャッターが下ろされているから,ちょっと入りづらい。入り口ののれんで店内が覗きづらく,それ以外に窓はないのだ。その狭い入口から入ると,中が広い分なんかスカスカしている。テーブル席が3つ。あと正面にカウンター。奥の壁に向かうようにあと少し席もある。ラーメンは600円。油の浮いたそれなりのラーメン。けっこう熱い。麺はストレート。食感はツルツルと言うよりぬるぬるした感じだ。冷麺の麺のような感じ。チャーシューは脂身の少ないもの。メンマは特大。あとネギ。飲んだ後の一杯・・・場所的にもそういう店だろう。

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