● 2000年3月の食べ歩き > 水戸周辺は「食べ倒し日記」へ
■ 3月05日(日) 丸長@つくば・麺遊記@新宿・じゃんがら@原宿・二郎@堀切 ■ 3月12日(日) とかの@佐野・おやじの店2号店@佐野・元町家@宇都宮 ■ 3月20日(祝) 味乃やまびこ@荒川沖・山手ラーメン@駒場東大前・じらい屋@武蔵小山 ■ 3月26日(日) 一風亭@つくば・いまの家@守谷・大喜@湯島・二郎@堀切
<TOP>
■ 3月05日(日)丸長@つくば・麺遊記@新宿・じゃんがら@原宿・二郎@堀切
● 今日は順番的に1人で出られる日。いろいろと所用をこなしてからのため,出発は11時半頃になってしまう。 ● まずは『宿題のラーメン・・茨城』で以前からの積み残しだった「丸長@つくば」へ。筑波大学の北側,学園西大通りから一本東側の裏通りにあるのだが,周囲はがらんとして人通りも少ないのに,店前には10人ほどの行列。待つ身の感覚かもしれないが,やけに回転が悪い。列が進まないのだ。外から見るより店内は広いが,テーブルのみの店で席の指定とかはなく4人テーブルに1〜2人で座ったりするので回転効率が悪いようである。さて,「元祖手打ちつけ麺・本店上池袋」と看板に唄ってある「つけ麺・550円」は,卵黄の味のする極太麺。辛いつけ汁で食べると幸せな気分になれる。 ● 今日の本来の目的は「とらさん」のトークバトル。会場は新宿ロフトなのだが,駐車場を探しているうちに「あと一杯」と言う気になってしまった。トークバトルは18時から22時まで。貴重な日曜の夜に4時間の「麺抜き」は辛いのだ。 ● 新宿のどこで食べようか。まず「二郎@小滝橋」を目指したのだが,なんと「売り切れ」。西新宿の「花火や@西新宿」奥の100円Pに車を預け,「博多天神@西新宿」にそそられつつも未食の「麺遊記@新宿」へ。別に意味はない。こぎれいな店内でファーストフードの店のようである。作っている人もそう。味はこってりでそこそこなのだが,マニュアル通りに機械的に作ったと言う感じで,僕の好きな「店主の顔の見えるラーメン」とは対極にあるタイプのラーメン店である。 ● 6時を過ぎてしまった。歌舞伎町のロフトは地下2階。その穴倉のような会場で4時間「ラーメン」のことばかり話しているわけだから「異常な集団」である。それに好んで茨城から参加する僕はもっと異常であろう。昨年の「とらさんクイズ」(結局,正月の「第6回TVチャンピオン」の出場者はすべてこの時のメンバーだったことになる)の時と同様,一番奥の一段高い「座敷」でくつろいで見ることになる。周りにはおなじみのMZさん,Kwさん,amさん。その前にはYちゃんもいてまるで昨年10月の「とらさん初心者オフ」のまんま。テレチャン出場者の裏話トークやを中心にみっちり4時間「トーク」だけで通す。HP主宰者は大変だなぁと,しゃべりっぱなしのOOSAKIさん(「とらさん」主宰者)を見ていてしみじみ思った。 ● おなかがすいた。そそくさと会場を後にして歌舞伎町を抜け,突然現れる「ホテル街」の前をとおり,妖しげなお姉さんの「お誘い」を振り切って小滝橋通りに戻る。駐車代は1400円。4時間半ではリーズナブル。 ● さてどこで食べようかと明治通りをとりあえず南下。原宿に近づいたら「九州じゃんがららあめん@原宿」を思い出す。そういや久しく食べてない。原宿駅前からゆっくりクルマを走らす。店の前(下?)に行列がない。さっそく入店し「ぼんしゃん」を急いで食べる。ネット上ではもはや話題にもならない店なのだが,一般的にはここは完全にスタンダードな「有名店」。田舎から誰か友人を連れてきて,何か話のタネになるラーメンを食べさせるなら最も面白い店かもしれない。何と言っても「原宿駅前・表参道沿い」の「博多ラーメン」なのである。話題性は今なお充分である。量は少ないのだが「替玉」はしなかった。「あと一杯」を考えていたからである。 ● 今日のトークバトルで話題になっていた「二郎@堀切」へ。限定20食(10食?)の「あつもり」が目当てである。11時半過ぎていたがまだあった(というか,本当に限定なの?)。髭の店主は2軒隣にオープンするダイニングバーの打ち合わせをしているのか歩道上で話しているのに店に帰ってこない。店の前で「ケイタイ」でお話中だった茶髪のおにいちゃんが作ったそれは例の極太麺に油をからませさめないようにしたもの。これを二郎風こてこてのつけ汁に絡ませいただくのだが,これがうまい。クセになりそう。新規開拓(「宿題」消化とも言う)で忙しく(?),滅多にリピートしない僕なのだが,ここのつけ麺だけは近いうちにまた食べたいと思った。ところで,「スープ割り」を頼もうと思ったのだが,おにいちゃんは作り終えるとそそくさとカウンターから出て「ケイタイ」モードに入ってしまった・・・。困ったものだ。 ● 例の如く6号を北上し自宅へ向かう。
<TOP>
■ 3月12日(日) とかの@佐野・おやじの店2号店@佐野・元町家@宇都宮
>ミカミさんの「栃木のラーメン食べ歩き」を参考に食べ歩いている
● ついに我が家のクルマが115000km走った「デリカ」から「エルグランド」に変わった。同じ1ボックスの7人乗りである。またもディーゼル。東京ラーメン食べ歩きを必然の趣味とする我が家にとっては5年後の東京都の「ディーゼル車規制」が気になるのだが,これほどの距離を走る以上燃費がいいことには代えがたいのだ。家族4人でデリカで東京往復しても,リッター8kmなら燃費は2000円くらいなのである。しかもエルグランドは「新世代直墳ディーゼル」と銘打って,黒煙の減少と燃費の向上を唄っている。今日は初めてのお出かけ。燃費に期待しよう。なぜ4人でそんなでかいクルマをとも言われそうだが,我が家は両親を含めて6人家族。父を乗せるときはクルマ椅子を積む必要もある。そもそも遠出の場合は必ず東京でラーメン食べて行き,親子4人なら高速SAでの車内泊もいとわない我が家には,1BOXのクルマは欠かせないのである。 ● 宇都宮は何度か行ったが(>「宇都宮ラーメン紀行」),まともに「佐野ラーメン」を食べに行ったことが久しくないことにふと気づいた。東京より近いだろうと言うことで「佐野」にしたのだが,以外に遠いことに茨城から栃木に入って初めて気がついた。 ● 50号線から北上し市内へ入る。旧道沿いの「とかの@佐野」に着いたら,店前に20人くらいの大行列。思わずめげそうになるが,これも話のタネと,近くの市営駐車場(1時間100円・安い・延長50円/1H)に車を預け親子4人で並ぶ。ところがこの列がなかなか進まないのだ。じりじり待って食べたその一杯はなるほど手打ちの塩味のような透明なスープ。 ● 1杯ではここまで来た甲斐がない。東産業通りに戻り,両毛線の陸橋を超えて北上。「おやじの店2号店@佐野」へ。左カーブの中ほどに手書きの看板があって入り口はすぐわかった。行き止まりの坂の上はこの店だけのスペース。駐車場も広い。つぶれたドライブインを改装したような荒れた外観。豪快な「おやじ」がやっているのかと思ったら,意外に若い女主人。しかも美人系(でも体格がいい・空手でもやりそう)。店員は妙に若い(高校生ぐらいではないか)男の子達。それをきびきびと仕切っている。麺の湯切りの腰の入れ方もただものではない。年季だろう(本店である「おやじの店」の娘なのかしら)。スープは「とかの」よりこってり感があり僕好み。妻ともどもけっこう満足してしまう。 ● クルマの中でサンルーフを開けて遊んで待っていた娘達も,さすがに飽きてきたようので(当たり前),適当な公園でもと思いさらに北上し田沼町方面に向かう。が,田舎道になるばかり。あきらめて南下する。 ● 我が家のもうひとつの楽しみ「日帰り温泉」だ。我が家と同じ,家族で温泉&キャンプ&ラーメンを楽しむ(我が家ほど「ラーメン」に比重はかけてはいないけど)HONOMAMAさんの「ちばきゃんぱーず」(ラーメン情報も豊富)の中の「日帰り温泉」で調べておいた「やすらぎの湯@佐野」へ。ここには「美人の湯』として知る人ぞ知る,馬頭温泉(栃木県)の「南平台温泉・観音湯」(去年の春に入った)から運んでくる湯を使った露天風呂がある。見た目は普通なのだが,肌にねっとりまとわりつくような泉質ですべすべになる。これはおすすめだ。何と言っても値段が大人490円(平日は390円)と銭湯並。我が家のようなエコノミー家族にはありがたい施設である。 ● すでに時間は6時近くになっている。早く帰らねば。でもあと一杯。カーナビだけを頼りに北東へ田舎道を進み,宇都宮へ向かう。 ● さすがに宇都宮の中心部は開けている。いつも東京に連れて行ってるからか,上の娘が「東京に来たの?」と言っていたくらい。その駅に通じる中心の通りの1等地に「元町家@宇都宮」がある。「栃木家@宇都宮」に続き栃木ではまだ貴重な「家系」の店。味付けは濃い目だが,鶏油も多量に入りまさに「濃厚」。「ワイルド家系」とでも言おうか。麺は「家系」のスタンダード「酒井製麺」。固さもほどよく,接客態度も「栃木家」のような「ワイルド」さはない。気に入った。娘も「おいしかった」と言っていた(またも本日2杯目なのに・・・)。 ● 例の如く,宇都宮から笠間へ向かう県道をジェットコースターのように飛ばして50号に出て,一路自宅へ。1時間半ほどで着いた。燃費はリッター9.5km。2トンを超える3ナンバー1BOX車の燃費としてはありがたい。
<TOP>
■ 3月20日(祝) 味乃やまびこ@荒川沖・山手ラーメン@駒場東大前・じらい屋@武蔵小山
● 我が家にとっては貴重な連休なのだが,自宅増改築中のため外泊はできない。そんなわけで昨日の日曜は茨城県北部の海岸沿い・十王町の国民宿舎「鵜の岬」に両親を連れて一家6人で食事をしに行って来た。自宅からなら常磐高速(日立南〜日立北)を使えば1時間もかからない。施設内のレストラン「しおさい」(ドーム型天井で明るく広い・11〜14営業)で珍しくラーメン以外のもの(「しおさい御膳」「はまなす御膳」とかね)を食べた。でも娘が手打ちうどんも食べたいと言うのでさらに追加してしまったあたりはやはり「麺家族」。父の体調を考え3時ごろには帰途に着いたのだが,いつも出かければ夜(深夜?)まで帰らないパターンが多いため娘は「もう帰るの〜」・・・。 ■ 茨城県立国民宿舎『鵜の岬』・・・多賀郡十王町大字伊師640/0293-32-2202 年間稼働率日本一(90パーセント以上)の「国民宿舎」としてよく話題になる・料金は1泊2食つき7800円からととてもリーズナブル・客室58室/収容人員204名と大きな施設なのだが予約は非常に難しい・3ヶ月前の1日から電話予約を受け付けるがその電話がほとんどつながらないのだ・しかも夏休み期間(7/20〜8/31)と年末年始(12/30〜1/5)は往復葉書による抽選・館内の温泉(8階の展望温泉風呂)で「日帰り入浴」はできない・休憩(食事つき3〜4000円位とか)も大人7人以上で1週間前に予約が必要という● と言うわけで,本日は本来の我が家らしいお出かけである。以前からその存在を聞いていて,「どんぶり会議」でも今話題になっている茨城の貴重な旭川ラーメン「味乃やまびこ@荒川沖」へ。家族で「しょうゆ」「みそ」「しお」そして「ぶた丼」を注文。スープはたしかに普通のラーメンとは一線を画す「旭川」系。 もっとも,「旭龍@高円寺」や「好@国府台」と比較するとひたすら「マ・イ・ル・ド」。麺がこの日はやわらかめで もう少し固めだとありがたい。チャーシューは美味い。なんと「土日祝」は小学生以下はファミリーサービスということで ラーメンが半額になる。家族連れにはありがたい。金曜はラーメンが150円引きというのもあった(ランチタイムだけだったかもしれない)。ところで,「味乃やまびこ」が相模原にあると聞いたことがあるから,あちこちにあるチェーン店なのかと思っっていたのだが,箸袋に印刷してある情報では,旭川以外では釧路とこの2店だった。つまり,かなり貴重な「旭川系」の店が「茨城」にあることになる。 ● 今回も「トステム・ショールーム@江東区」へ。前回と違いガラガラしていた。3階の広々としたスペースにあるテーブルの上で,「東京の夕日」を見ながら玄関ドアの検討会・・・。 ● 6時を過ぎた。「とらさんサブ会議室」で日祝休の「らーめん山田@恵比寿」が20日は営業しているとの情報を得て「このチャンスに」と喜んでいったのだがなんと午後7時では閉まっていた。親子4人恵比寿で意気消沈。途方にくれてしまう。 ● 以前からの「東京の懐かしのラーメン店」の宿題店「大勝軒@永福町」を思いついたのだが,行列するには時間がない。近場の「勝丸@目黒」もいいと思いついたが,せっかくなら日休の(つまり僕は祝日しか行けない)『宿題のラーメン店』をと「時代屋@渋谷」を目指す。渋谷・桜丘の狭い路地を右往左往してやっとみつけたらまたも閉まっていた。あせる。 ● 以前TVで見たことのある「山手ラーメン@駒場東大前」へ。麺吉さんの「うまいラーメン150選」にも掲載されている。いつも通る山手通りを上北沢方面に入ってすぐにある。カウンター席は満席だったが,奥の物置のようなスペースにビールケースの上に板を乗せた丸テーブルが3台。椅子も一升瓶のケース。お手軽だが屋台のような感じでこれはこれでいい感じ。「ゆきラーメン・大盛」「にんにくラーメン」「海鮮ラーメン」の3種を注文。麺に圧倒的な特徴があり,まるでスパゲティのアルデンテ。ちょっと今まで経験したことのないストレート麺。で,これが白濁とんこつこってりスープ(「ゆき」は背脂・「にんにく」は「揚げにんにく」・「海鮮」は激辛)によく合うのである。我が家の評価は高かった。「ホープ軒@千駄ヶ谷」で鍛えた一家だし・・・。 ● 僕的には例の如くとどめの1杯だ。山手通りを南下し,最近気になっている「凛@大井町」をやっと探し出すがやはり休店。「がん@五反田」に向かうが,途中でここは日祝休との情報を「150選」で確認。第二京浜・戸越あたりで再度立ち往生してしまう。今日はとことんついてない。 ● 頭の中のラーメンリストをフル稼働させて,ここから一番近い「じらい屋@武蔵小山」を思い出す。街道から駅自体が思ったより奥にあり迷ってしまうが,何とか見つけ出す。とても狭いカウンターのみの店(ぎりぎりに座って7〜8人で一杯)。「じらい屋ラーメン・600円」思ったより正統派(オーソドックス?)の醤油味なのだが,とにかくニンニクがきいている。注文の時にいちいち「ニンニクは入れますか」聞かれるわけだ。でも楽に完食。トッピングの「とりたま」を追加することを忘れていたことに店を出てから気がついた。なんかこの店の「話題」としてはあとひとひねりあったよなぁと思いながら食べていたのだ。 ● ちょっと「とどめの一杯」に手間取ってしまった。すでに午後10時近い。荏原から首都高に乗る。いきなり白金で「飲酒検問」。笑顔で「じらい屋」でたくわえた強烈なニンニク臭の息を「は〜っ」と検知器に吹き付ける。「ハイけっこうです・・・」。嫌な顔してた。妻と大笑い。後はわざと遠回りして(箱崎の渋滞を避けるのだ)東京タワー〜レインボーブリッジとお決まりのコース(>「帰り道のレインボーブリッジ」)。葛西JCTから北上し,四つ木でちょっと工事渋滞。 ● 三郷JCTから常磐道を快調に飛ばし,友部JCTより3/18(つまり一昨日)に一部開通したばかりの「北関東自動車道」で自宅すぐそばの「ひたちなかIC」へ。2950円(首都高分入れれば3650円)かかったが,品川から1時間30分で自宅に着いたことになる。これは画期的なことである。10時に東京南部にいて,11時半過ぎに自宅に存在できる時代になったとは・・・(涙)。
<TOP>
■ 3月26日(日) 一風亭@つくば・いまの家@守谷・大喜@湯島・二郎@堀切
● 朝5時おきで仕事をこなし,やっと11時をまわって自由となる。妻(と娘)の許可を得て,今日は単独行動。11時半過ぎに自宅を出発。 ● 「どんぶり会議」で今話題の(>『 い〜じゃないですか!!「一風亭@つくば」』論争)「一風亭@つくば」をまず目指すが,いつもの6号の上京コースから見るとだいぶ北西方面に入る気がする。カーナビの指示どおり125号線を下妻方面に向かうと「新治ラーメン」「どんたくラーメン」等々名前からちょっとそそられる店の名前が目に入る。 ● さてその「一風亭」はR125経由でつくばに向かうと,茨城ののどかな田舎道がつくば(学園都市)に入って急に開けて,また茨城ののどかな風景に戻った道沿いの店。午後1時過ぎで,なんと駐車場(12〜3台)は満杯。店内も満席。カウンターがない店なので,1〜2人客は効率が悪そうだ。「相席」はちょっとしづらい雰囲気だし,特に指示(席の指定)もない。4人掛けテーブルを1人で占領して「ラーメン」を注文。麺が細めだから雰囲気としては「和歌山ラーメン(井出系)」をマイルドにした感じ。スープに「こだわり」と「特徴」を感じる。個人的な好みとしては,麺があのスープをもう少し吸うタイプだと,からみもよくなって「僕好み」。あと,「煮たまご野菜つけ麺・800円」「特製野菜ラーメン・600円」と言うメニューにもそそられる。今度は家族で来ようかな。目元がキラキラした可愛いフロア係の女の子(娘さん?)に聞いたら,1/28に開店したばかりとのこと。けっこう新しい店なのだ。昔からの古い店を改装したのかと思うくらい「安定」した感じのする店なのだ。 ● 次もこれまた「どんぶり会議」で話題の(>『 県南最強の手打ち麺! 「いまの家@守屋」』論争)「いまの家@守谷」だ。ふれあい道路沿いの新しい住宅地の中にあるこの店は,白い壁のちょっと洋風な外観。でも店内は典型的なラーメン屋(人も装飾も)。麺は少し透明な感じの手打ち麺なのだが,手打ちでこの太さは珍しいのではないかと思うくらいの太さ。「つるつる」というか「すべすべ」した麺だ。人に薦めるに値する「麺」だろう。「連食」だったので,初めての店のセオリーどおりではなく2番目のメニュー「みそ」を食べてみたのだが,「麺」の特徴からするとスープはさらっとした「味噌汁系」のスープ。味は充分に濃いのだが,もっとこってりした濃度があると僕好みでだ。「醤油」はもっとさらっとしたものなのかも。メニューを見ると「夏の部」として「ざる」がある。この麺でざるの大盛を食べたらいけそうだ。夏が楽しみ。ところで「いまの家」ってどっかで聞いたことある名前だと思っていたら, 「どんぶり会議」の情報で「白河」にあったことに気づく。「とら食堂」は食べたがもう一方の雄「いまの家」は未食。珍しい名前だから何らかの関係があるのかもしれない。いずれにせよここにきて県南の店が次々と話題になってうらやましい限りだ。県央の僕は平日はなかなか行けないもの・・・。 ● 道すがら「メン・フィス」「がちんこラーメン」「喜多方ラーメン・里の蔵」等々,また新しい店の名前を見つける。いつもと違う道を通れば,また新しい店を見つけることができる。 ● 松戸から都内に入るあたりで,「大相撲」で幕尻・貴闘力の初優勝を聞く。優勝決定戦で郷土水戸出身の無双山&雅山の対戦を期待していたので少々がっかりする。 ● 都内に入り久しぶりに「大喜@湯島」へ。MZ氏の掲示板で話題の「煮干しびんびんラーメン」を試すため。「ラーメンをめ○ぞ○バージョンで」と店長に頼んだら,僕の発音が聞き取りづらいのか「ラーメン・ねぎチャーシューですか?」と聞き返されてちょっとあせる。しかも日曜は「め○ぞ○」は昼だけのようで売り切れ。で「ラーメン」を食べたのだが,昨年の秋に食べたときと印象が変わっていた。タレの味が濃くなっているような感じがしたのだ。聞けばいろいろ配分を変えているそうな。研究熱心といおうか。でも,美味い。特にバージョンアップしたと言う「煮たまご」は秀逸。3階で自ら打っていると言う麺も歯切れが良くてこだわりを感じる。本来恥ずかしがり家なので(笑),滅多に店の人と話さないのだが,話しかけられたので珍しくいろいろ店長と話をした。造りがとてもおしゃれな店だと言ったら「予算よりかなりかかってしまった」と笑ってた。でも,落ち着いた感じの店構えでありながら,敷居が高くない。それがこの店のよさだと再確認。会計の時,前と同じく腰をくの字にして挨拶された。相変わらず腰が低い。 ● 税理士の友人と会う予定を立てていたのだが都合が悪くなり,とりあえず都心を目指す。R246から渋谷へ。公園通りを横切って久々に「東急ハンズ@渋谷」に行ってみる。以前はよく寄ったところ。エレベーターで6階に上がりそこからぐるっと各フロアを見てあるく(特に目的がなくても)のが好きだった。今日は時間があまりなかったので,玩具のフロアで「怪獣ブースカ」の人形を子供へのおみやげに買う。僕が子供の頃にやっていた番組のキャラクターだが,土曜の朝にまた新シリーズでやっていて娘達が楽しみにしている。「ラーメン好き」の怪獣だから「パパの代わり」ということにするのだ。 ● なぜかちょっと体調が悪くなってきた(めまいがしてきた)。なんとなく新宿をぶらぶらして,「もう帰ろう,でももう一杯」と一応「二郎@堀切」へ。無理して「あつもり」食べようとした(しかも「野菜・ニンニク・脂多め」で)が,麺を食べようと頭を傾けると目が回ってくる。よほど残そうと思ったが,それも悪い気がして・・・なんとか麺は平らげる。 ● どうにか自宅まではたどり着いたのだが,次の日(月曜)は1日中目が回ってた。やはり,無理をするものではない。それなりの年齢だし(汗)。