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水戸周辺の店/食べ倒し日記 2002/09

ここでのコメントは僕自身がその日に食べた「印象」であり,あくまで僕個人の「感想」です。
参考程度にとどめ御自分の舌で判断されることを希望します。人の好みは人それぞれですから・・・

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2002年09月の食べ倒し日記 < > 2002年INDEX

☆日付はその日の日記,店名はさらに詳細な内容にリンクできる。

9月30日(月)黒船屋@東海・舟石川
9月26日(木)じゃんがら@水戸・駅南
9月25日(水)とんこつ家@ひたちなか・高場
9月23日(祝)翆芳楼@つくば・西武
9月22日(日)萬福@日立・川尻
9月22日(日)えぞっ子@水戸・五軒町
9月20日(金)藍藍飯店@那珂町・西木倉
9月18日(水)菜香楼@水戸・見川
9月10日(火)えぞっ子@水戸・東前
9月07日(土)天天@ひたちなか・高場
9月05日(木)たつ蔵ラーメン@水戸・千波
9月03日(火)青木屋@水戸・大工町
9月03日(火)藍藍飯店@那珂町・西木倉

> ちなみにこの月の遠征は以下の通り ≫ 『食べ歩き日記 2002/09』

2002/09

9月30日(月)黒船屋@東海・舟石川

東海村の国道6号線沿い,昔からある中古品専門店「せいみや」の北側の「舟石川」交差点T字路にある。元々はカラオケ店だったような記憶がある。黒と赤が基調の今風の店。客席部分と同じくらいの広さの広いエントランスに大きなカウンターがあり,窓もないため入店するとラーメン店としては異質な雰囲気。一番シンプルな「九条ねぎらーめん(450円)」に「豚マヨごはん(280円)」をいただく。魚系の油&背脂が浮いたスープはこのあたりではインパクト大。ただ基本のスープはあっさりした印象で醤油ダレが強く感じる。麺は固めのゆで加減でザクッとした食感だが平凡な印象。名前通り小口切りのネギ(=九条ネギ・山盛りと言うほどではない)がのったものだが,具がないので450円ではちょっと高めに感じる。一方,チャーシューの切片と海苔に,なんと刻んだメンマまでのる(半々かと思うほどの量)小どんぶりの「豚マヨごはん」は量的にリーズナブルだ。もっとも網目状にマヨネーズがかけられているのでそう言う味付けに抵抗がなければだが・・・(僕は平気・笑)。基本メニューは黒(醤油・580円),白(味噌・630円),赤(辛味噌・680円)で,大盛りはなく替え玉(150円)がある。消費税あり。「おいしい食べ方」として酢・一味唐辛子・黒こしょうを入れると指示されていたが,味ががらっと変わってしまうのでは?と言うか濃い味付けなのでそう言う「味の追加」の必要を全く感じなかった。

9月26日(木)じゃんがら@水戸・駅南

ここのスープは国産豚骨に新鮮野菜,利尻昆布に土佐鰹節と7種のスパイスに天然ハーブが素材だそうで,金華ハムのスープ・トムヤンクン・しょっるを研究したスープだそうな。麺は内モンゴル灌水に天然岩塩で作ったオリジナル麺。スープ単体なら味を感じるが麺との絡みではやはり味がない!!と言うのが正直なところ(駅南店はいい方だとは思うが・・・)。

9月25日(水)とんこつ家@ひたちなか・高場

昼時だったので。妻と2人でセットものを注文。野菜炒めもチャーハンも+350円のものとしては十分すぎる量だ。しかもそれらは単品では出さない。ラーメンを食べて欲しいという自信の現れだろう。営業時間の表示が深夜1時から「売り切れまで」になった。妻も今日はスープがよかったと納得。

9月23日(祝)翆芳楼@つくば西武::つくば市吾妻1-1311-5西武百貨店1F 不定休 10〜20

実はかなり以前(HP開設時)から,「ここの坦々麺がうまい」という情報は入っていたのだが,行ってみてびっくり,見事にデパートの食品売り場の飲食店というシチュエーションなのだ。つくば西武の食品階の奥の方。西武優勝のあとだったせいか,ここも行列(坦々麺とか100円引き)。番号札をもらい,カウンターから出てくるのを待つシステム。そのカウンター席に座り,機械的に次々と作っている様子をみて,かなり気持ち的に凹んできたのだが,実際食べてみるとこういう店の400円のラーメンとしてはけっこういい感じだった(笑)。スープはきりりと熱く麺の固さもいい感じ。チャーシューもそれなり。メンマも悪くない。とは言え,やはり,デパートにしては上等なと言う感じかな。どうやらこの店は「担々麺」が定番のようだが,今日のを見る限り作り方が雑な感じもした。

9月22日(日)萬福@日立・川尻:日立川尻町5-1-10 月休 11:30〜14/17〜20:30 <0294-42-2969>

どんぶり会議の情報(2002/08/11)で知った店。R6川尻駅入口交差点から駅方面に向かい,左側にあるカスミの先の路地を左折してすぐ右側。日曜の午後7時でカウンター11席と小上がりの4+4+2が満席。雨の中外で待っている人までいるし,いかにもという感じの職人風おやじさんが無言で作っているし,家族4人期待して待つことしばし。ラーメン・450円&塩・450円をセットにすると半チャーハンがついて700円。それにニラレバ炒め定食・700円をつける。すっきりした色のスープに,いい感じの白い細縮れ麺と見た目はよかったのだが,旨味強く,スープ,チャーシュー,メンマすべてが味的に僕を含め家族にも不評となった。どうにも各々が薄っぺらな感じなのだ。塩を食べた上の娘はかなり不満で「インスタントラーメンみたいな味」とまで言う。チャーハンや,ネットで評判のレバニラの出来もかなり悪く(味がまわっていない)中華料理店としても???だった。あれだけ行列しているのだから,この日の状態がたまたま悪かったのだろうとは思うのだが,日曜にはるばる訪ねて期待が大きかった分,我が家的にはかなり冷めてしまった。実に残念。次の機会と言っても我が家からは距離的に中途半端で,営業時間から考えてなかなか再訪できそうもない場所なのだ。他にみそ・550円,チャーシュー麺・700円と言ったところ。

9月22日(日)えぞっ子@水戸・五軒町:五軒町3-3-59

珍しく日曜の昼時に食べに行く。1時過ぎで満席。初めて見る年輩のおじさんが調理場に。手伝いだろうか?塩バター大盛りを注文。1時45分で「準備中」の札が出された。

9月20日(金)藍藍飯店@那珂町・西木倉

茨城のうまいラーメン2」の紹介文がちょっと煮詰まってしまい,何かのネタがあればと初めて妻と行ってみる。麺類の基本となる叉焼麺(480円!!)と,肉団子エビ煮卵入りの藍藍老麺(塩味・700円)を注文。どちらも具は共通していて,ひき肉が入るのが特徴的。特に叉焼麺の方は480円という値段から考えれば「何かのサービスかしら」と思うほどの具の量だ。最初の印象と比べれば麺の印象は平凡だが(柔らかめだと思う),意外にも妻の評判はよかった。100円の杏仁豆腐を注文した妻ににつられ、貼り紙にあった台湾ジュースの中から台湾コーラをオーダー。なんのことはない缶ジュースでそれをコップについで飲む。コーラよりは薄い色で,なんか甘い薬のような味だが、考えてみればコーラなんて元々薬のような味だろう。ちょっと余裕があったのでオリジナルの『黒みそラーメン』も注文してみる。スープは合わせ味噌にあん肝とイカスミを加え,バターでまろやかさを出したものだそうで,他に例を見ない独創的なスープ。麺や具は先に注文した麺類と同じものだったが,結構飽きずに食べきってしまった。これはけっこういいかもしれない。

9月18日(水)菜香楼@水戸・見川:見川町2131-1392 月休 11〜14/17〜22(LO21:30)<029-243-8748>

R50バイパスの「桜の牧高交差点」を北上したところ,市民球場の北側にある。店内に年季は入っているが,テーブルの配置はゆったりとしている。入って左奥が壁できっちりしきられた調理場で,左手前にゆったりとテーブルが5台並ぶ。右側のスペースが座敷。中華料理中心の店でセットものはなく,単純な「ラーメン」もなかったので「五目汁そば・800円」を注文。麺は固めの極細麺で好印象。スープは醤油ベースのうま煮風タイプで,基本的には醤油味だが,けっこう深みがある。単純ではない味だ。具はエビ・ホタテ・イカ・豚肉・青菜・タケノコ・椎茸。レタスにのった椎茸の煮物がつくのが特徴的。果物として梨と葡萄(ささやかだが)まで出てきたのがうれしかった。安心して入れる庶民的な中華料理店という感じだった。何を食べてもはずれはないだろう。>店のHPがあるようだ

9月10日(火)えぞっ子@水戸・東前

間にあったと思ったら目の前で「本日終了」の札が。この時12時45分。お姉さんの目の合図で入れたからよかったが,昼間はこの時間がボーダーラインと言うべきかな。

9月07日(土)天天@ひたちなか・高場

家族で食べに行き,天天塩(600円)に辛みそ・背脂・生にんにをくトッピング(無料)。辛味噌は別容器で出てくるのだが,ほんのちょっとでかなり辛い。とろとろのチャーシューにかかった胡椒がけっこうきいてくる。麺は「魚こく」より細目のやや平べったい一般的な中麺。家族が注文した魚こく醤油・魚こく塩・塩つけも一通り味見。つけ汁を味見した後で魚こくのスープを飲むと,一瞬薄く感じてしまったりする。人間の味覚はかくもいい加減なものだ。

9月05日(木)たつ蔵ラーメン@水戸・千波

午後9時過ぎで満席のにぎわい。裏通りのこの場所で,一品料理やご飯ものが多いことを差し引いてもたいしたものである。実はこの店今回の「茨城のうまいラーメン2」はもちろん,前回(2年前)の「茨城のうまいラーメン 2001」の時も話題になった店なのだが,微妙なところで選に漏れている。この人気なら掲載店に加えるべきだったかなと考えながら「たつ蔵ラーメン・600円」を注文。が,意外にも食べた印象は前より悪く,麺は固めと言うよりゆでが足りない感じ。前は「背脂ラーメン」と言う印象だったのに「とんこつ醤油」のような見た目。たまたま今日の出来がそうだったのかもしれないが,いずれにせよ微妙な店である。>美野里に支店が出来たという情報がある(2002/06/102002/08/09)が6号沿いに立派な看板は立っているものの,開店しているのをまだ見ていない。

9月03日(火)青木屋@水戸・大工町:水戸市五軒町3-6-4 <225-5465>

水戸の大工町の飲み屋街の路地の奥にある。1人でしらふでここまで踏み込むのにはちょっと勇気がいるような場所。引き戸にのれんの外側からは店内の様子は窺えず,初めての場合はちょっと不安になる造りだ。4坪ほどの店内は古さ相応に雑然としていて,右半分がカウンターと調理場,左半分に小上がりでテーブルが3台。働いているのは店の古さからすれば意外に若い,頭にタオルを巻いた若い男性。特製と言う「つけめん」もあったので(700円・スタミナもあるようだ)ちょっと迷ったが,まずは基本メニューをと,ラーメン(550円)をいただく。甘目のスープはオーソドックスなもの。麺は平凡な麺。具は小振りだが厚めのチャーシューにナルトと言う構成。昔から口コミの噂は聞いていただけにちょっと期待していたのだが,「普通に古いラーメン店」と言う印象だった。場所相応の味と言うべきか。良くも悪くも飲んだあとにちょうどいいラーメンと言う感想。

9月03日(火)藍藍飯店@那珂町・西木倉

茨城のうまいラーメン2」への掲載が決定したので,その取材として食べに行く。昼時だったので,手が空くのを待つ間にまずは一杯。食べたのは「牛カルビ麺・900円」。これを掲載ラーメンにすることに店主も僕も異存はない。ただ,期待して食べると平凡に感じてしまうのはどうも宿命なようで,今日の出来は「単に辛いだけのラーメン」に感じてきた。スープにコクがないのだ。そうなると,前回いい感じに思えた麺も平凡なよくあるタイプに思えてきて・・・。「スープによって麺を変えているのでは?」と確かめてみても「1種類だ」と言うし,「麺へのこだわり」とか聞いても,普通に製麺所にもってきてもらう(つまり特別なレシピとかない)中麺のようで,重ねて聞いても記事になるようなコメントも出てこない(汗)。前回の「龍愛餐館@水戸・開江」に続き,穴場的な中華系ラーメンの店という位置づけをもくろんでいたのだったが,ちょっと掲載に不安になってきてしまった。店の造りはとてもユニークなんだけど,ご主人もおかみさんも他の中華料理やその具材ならともかく,ラーメン「そのもの」にこだわりを持っている」と言う感じでもないし・・・。ラーメンは難しい。

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