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水戸周辺の店/食べ倒し日記 9908

ここでのコメントは僕自身がその日に食べた「印象」であり,あくまで僕個人の「感想」です。
参考程度にとどめ御自分の舌で判断されることを希望します。人の好みは人それぞれですから・・・

1999/06-07 <<>> 1999/09

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1999年8月の食べ倒し日記 < > 1999年INDEX

☆日付はその日の日記,店名はさらに詳細な内容にリンクできる。

お気に入りの えぞっ子@五軒町匠家@水戸・市役所交差点 は食べても変わったことなければ書かないのであしからず。

8月26日(木) ラーメンハウス小梅@水戸・吉沢
8月24日(火) バーミャン&えぞっ子@水戸
8月22日(日) 壱番亭@笠間
8月20日(金) ラーメンちょっくら@東海・村松宿
8月19日(木) くまもとラーメン大港店@日立・幸町
8月18日(水) スタミナラーメン@水戸・見和
8月17日(火) ラーメンプラザ@東海・舟石川
8月16日(月) 麺亭@水戸・栗崎(常澄)
8月13日(金) 火の国大将@ひたちなか・枝川
8月09日(月) 寅さんラーメン@ひたちなか・田彦
8月08日(日) 森口家@東海村・照沼
8月06日(金) おとおラーメン@那珂町
8月05日(木) ミスターラーメン@水戸・桜川
8月04日(水) 匠家@水戸・市役所入口
8月03日(火) 謎のラーメン屋(ちゃんぽんや)@水戸・下市
8月02日(月) 活力ラーメン・ちゃぁしゅう屋@那珂町

8月26日(木) ラーメンハウス小梅@水戸・住吉 11〜11:30 隔水休(?)

水戸市の東南部・住吉町,6号国道沿いにある。街道沿いの和定食店といった外観。正面にカウンターで6席,右にテーブル(4人)が2台,左側に座敷(板張り)でテーブル(6人)が3台といったところ。外観通り,ラーメン店というより定食物が豊富で(刺身まである)それとセットでラーメンをつけると言うパターンである。つまり味噌汁代わり。深夜11時頃だったので,ラーメン550円を単品で注文する。お盆に別皿(長細い皿)で三点盛のように具がついてきた。とはいってもメンマ・きざみネギ・漬物(キュウリ)に小梅だが・・・。ラーメンにはチャーシューとワカメがのるだけ。スープは透明な醤油色,油の膜が張っている。金属製のレンゲですくって飲んでみると,動物系の油でスープにコッテリ感がでる。麺は縮れ麺で,スープとのからみも良い。定食のつけ足しのラーメンではなく結構存在を主張しているラーメンだ。ただワカメは個人的に好みでない。安っぽくなってしまうと思う。このラーメンがランチタイム(11:00〜14:30)には,700円で定食物と組み合わせることが出来るようなので,お得かもしれない。とにかくメニューは豊富だ。みそらーめんは650円。定食物(通常は900〜1000円)に+100円でつけられる。
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8月24日(火) バーミャンえぞっ子@水戸

夏の仕事が一段落して,家族で久々に外食である。妻の希望はえぞっ子,娘達はバーミャン(いずれにせよ庶民的)。迷ったあげくどうするのかというと,どちらも食べてしまうのがわが家の発想なのである。

バーミャン@柳町で,軽くお気に入りのチャーハン(480円)×2,ラーメン(380円),エビチリ(娘の希望・680円)をたいらげる。ただ,いつもほどのうれしさはなかった。チャーハンのチャーシューが細かくさいの目切りで,なんか冷凍物みたいな感じ。ラーメンも前回(99.7.5)ほどのこだわりを感じなかった(でも380円としては充分な出来である)。エビチリに至っては,具のエビ,イカ,ホタテ全てに張りがなくぐちゃっとしていた。ソースもケチャップの味が強い。やはりこの手の店で他では高いものを頼むとがっかりさせられるということか・・・

えぞっ子@五軒町で味噌ラーメン二つ(子供は寝てしまった),麺が固かった。スープも少し薄目か。食べてる内に慣れてしまったが,最初に今日のラーメンを食べたら「???」と思うかも知れない。店主のおじさんは中華鍋を持つ左手(腰も?)が痛むらしく辛そうだった。そのへんも味に影響しているのかもしれない。
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8月22日(日) 壱番亭@笠間

正確には「旨さ一番ラーメン屋・壱番亭」と言うようだ。水戸から栃木・小山へ向かう国道50号沿い,笠間を超えたあたりにある。フランチャイズ店,本部は下館にあるらしい。下館あたりの50号沿いで入ったことがある(98.10.26)から,だんだん水戸方面へ進出してくるのかも知れない。店舗自体は,木材を多く使った,水戸周辺で言えば「古潭」系の店によく似た雰囲気を持つ。看板の書体,イラストを入れたメニューの書き方を見て特にそう感じた。店内レイアウトはファミレス風,正面のカウンターは7席,まわりにボックス席が10組くらい並ぶ。深夜11時過ぎ,店長(たぶん)とレジの女の子2人でせわしく切り盛りしていた。メニュー左上は味噌(630円)からなのだが,3番目のしょうゆラーメン(530円)を注文する。意外なくらい早く出来てきた。一般的なしょう油色のものを予想していたのだが,皿の上に載せられてきたそれは濁ったしょう油色(うす茶色)。表面に薄く油の膜が浮いている。「とんこつしょう油」と言った感じである。これは期待させる。が,スープを飲んでみると思ったほどコクはない。サラッとしている。おまけに,スープのまま沸騰していたんじゃないかと思うくらい,やたら熱い。おかげで味がわかりづらい。舌に痛いのだ。麺は平麺,やや太め,縮れていてコシはある。ざるラーメンに丁度いい感じの固さだ。チャーシューはスライスした薄いのが2,3枚。味を感じようもない薄さ。ちょっともの足りないが,チャーシューメンを頼めと言うことなのだろう。多量にふられたきざみネギが丁度いい。メンマも程良く固く,少し油っぽくて好みだった。全体として,原型となるラーメンはけっこうこだわったつくりだったのかも知れないが,FC展開していく中で手作りの感じが薄れ,機械的に(マニュアルに沿って)作られたラーメンになったという印象を持つ。とにかくスープは熱すぎだ。せっせと食べていたら,上顎をやけどしてしまった。唐揚げ,餃子等との組み合わせのセットメニューが中心のようである。11時半をまわってもまだ営業していた。まわりをいろいろ見たのだが,営業時間・定休日等の表示はみつけられなかった。この手の店によくある,深夜料金・消費税をとらないのは良心的だ。
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8月20日(金) ラーメンちょっくら@東海・村松宿 11〜15/17〜21:30(土日祝11〜21)・水休

「ちょっくら」なんて言われても地元の人以外はピンとこないかも知れないが,この辺の方言で「ちょっと」と言う意味である。「ちょっくらラーメンでも食ってっか?」と言えば「ちょっとラーメンでも食べていこうか」と言う意味なのである。で,このベタベタの名前の店は,国道245号をひたちなかから北上し,旧動燃前の信号を超えてすぐ右側にある。正月など,村松虚空蔵尊の参拝客でごった返すあたりだ。国道沿いと言っても2車線で歩道もない狭い道路沿い。外観は定食屋風,だいたい疲れた中年の店主が,タバコをくわえスポーツ新聞でも読みながら座っていて,ごくごく普通のラーメンでも出すといったパターンが多い。それを覚悟して入店。見上げると,手作り風の木彫りの看板が入口の上にある。そこだけ若作りでちょっとミスマッチか。でもそのわけは店主を見てわかった。店の推定年数から見ておそらく2代目であろうその若い店主(?)は,バンダナを首に巻いた細身の若者。拍子抜けするくらいに優しい感じ(話し方も)の人である。内装はカウンター7席,座敷に4人掛けテーブルが4台。きっちりと掃除されていて印象は良い。厨房奥の棚に「真露」の緑に黄ラベルの瓶がズラッと並んでいたから,夜は内装のイメージ通り居酒屋になるのかも知れない(推測だが)。メニューはラーメン500円,味噌580円が主で,それにチャーシュー・ネギ・辛味噌などの組み合わせである。半カレー300円ってのもあった。あと餃子。で,ランチタイム(〜1:30)はセットメニューがあったので,半カレー+しょう油ラーメンのAセット・750円を注文する。店主の手際は良い。麺の湯切りをけっこうきっちりやっていたことに好感を持つ。出されたラーメンは典型的な醤油味。油が浮いていたり魚系のダシを強く感じたりとか言った今風の特徴はないのだが,角の見える固めの細麺ともどもすっきりしている。典型的和風ラーメンである。バラ肉をロールしたチャーシューはとてもやわらかい。それにのる,三つ葉と細長く切った白ネギが,さっぱりとした味をさらに印象づける。ただメンマは柔らかめで印象が悪かった(好みの問題かも知れないが・・・)。それに半カレーである。平皿に薄く広く盛られてきた。ライスは固め。あと小鉢(冷や奴にレタス・トマト)もつく。わずかにかかったドレッシングにセンスを感じさせる。しょう油はいらなかった。全体として満足していたところにさらにアイスコーヒーが運ばれてきた。充分である。ラーメンが目的の僕には,750円でこれだけ食べられれば文句はない。若い店主(?)には,ラーメンに対する突出したこだわりと言うのは少ないかも知れない。でも全体的に丁寧な作り方には好感を持った。ラーメンの系統的にいって,クセになるようなラーメンではないのだが,そのセンスと丁寧さを最大限に活用して,「こだわり」のある突出したラーメンを作ったらどうなるのかなぁと感じさせる店である
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8月19日(木) くまもとラーメン大港店@日立・幸町

2時間の昼休みなのに,ラーメン店をさがして北上してたら日立まで来てしまった。時間切れで帰ろうとしたら,JR日立駅前のショッピングセンターのパーキングビルの入口角に,「くまもとラーメン大港店」というガラスに書かれた文字を見つけてしまう。「くまもと」と聞いては食べずにはいられないと,あわてて飛び込む。カウンター(5席くらい)に4人掛けテーブルが6台整然と並ぶ店内,先客は2人,広い分だけ拍子抜けするくらい活気がなかった。店員のお兄ちゃんに「食券を」と元気なくうながされて,選んだものはトンコツラーメン。なんと880円。でも太肉(ターロー)付ならしょうがないか。それにしてもこの店のメニューには節操がない。「くまもと」と看板に唄っていながら,しょう油・塩・味噌おまけにチャンポンまである。さらにチャーハン・カレー・・・。こうなると,少なくともトンコツ系の「味」は期待できまい。はたして運ばれてきたそれは,スープこそ白濁しているもののサラッとしていてコクがない(味は濃い)。マー油がかかっていただけまだ「くまもと」の雰囲気は出ているが,麺は普通の麺(たぶん各麺共通なのだろう)で,やや柔らかめ。肝心の太肉も煮込みすぎで,一部が固く,ほぐれるような柔らかさはない。これでは880円の価値はまるでない。太肉抜き,つまり標準のチャーシュー・メンマ・キクラゲでせいぜい550円が妥当である。もっとも,トンコツラーメンとカレー(またはチャーハン)とのセットメニューが850円だったから,トンコツラーメン(太肉入り)880円の値段設定は納得いかないところだ。昼時にセット物で,とりあえず満腹になりたいときに選ぶ店とでも言うべきか・・・
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8月18日(水)スタミナラーメン@水戸・見和 11:00〜14:30,16:00〜22:00・木休

水戸の南西部・見川街道(岩間街道)の途中(サンゲツのT字路)から北側に折れた先の,住宅街の交差点にある。縦長の「スタミナラーメン」の看板が目立つ。カウンターのみ12〜3席の店内,若い夫婦(?)が元気よく働いていた。数年前に来たときは店名通りの風貌の年配の主人だった記憶がある。が,その経緯の詳細はわからない。そもそも「寅さん」系だと思う(勝田の寅さんラーメンは平麺)のだが,どういう関係なのかも不勉強でわからないのだ。茨城新聞で出しているラーメン本に書いてあったような気もする(もともとは勝田の駅前の路地にあった云々)のだが・・・(この点につきメールで情報をいただいた>「寅さんラーメン」の項・参照)。猛暑のせいか,先客も,後から来た客もみんな「スタミナ冷やし」を注文している。茹でた太麺を冷水で冷やし,レバー・カボチャ・キャベツ等をピリ辛で炒めあんかけにしたものをかけるのだ。水戸周辺ではポピュラーな形態なのだが,僕自身はスープがないともの足りない。頼むとしても温かいもの(ラーメンにあんかけ)の方が多い。で,今日は何かというと,「自信作」という文句につられて「味噌ラーメン・600円」を頼んでしまう。ちなみにこの店の麺類(と言っても3種類)は麺の量を0.5玉=50円きざみで増やしていける。冷やしの場合トリプル(3玉)で200円増しと言った具合だ。さて,その「味噌」なのだが,期待したほどの特徴はなかった。濃い赤味噌のスープに太麺,スープと一緒に炒めたモヤシが山盛りにのるのだが,炒めすぎ(茹ですぎ)でしんなりしすぎていて僕好みではない。えぞっ子@五軒町シャキシャキモヤシが僕の基準点になってしまっているので,少しもの足りないのだ。モヤシにかけられた青海苔と白ゴマが特徴ではある。無難にスタミナラーメンを注文するのがスジかもしれない。この近辺では安定した人気店のようである
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8月17日(火) ラーメンプラザ@東海・舟石川 11:00〜15:00,17:00〜22:00

国道6号沿い・笠松運動公園のさらに北側にある。たしか以前は回転寿司だったところだ。名前通り,外観もチェーン店・ファミレス風。しかし,店内は町の中華料理店風。カウンター8席,6人テーブル2台,座敷には2人テーブル4台・4人テーブル1台で,各々の間は余裕がある。カウンター内の厨房には,いかにも中華の職人風の年配の店主,メニューもそれ風。マーボー・広東・キクラゲといった単語が並ぶ。セット物が目を引く。A:牛モツピリ辛,B:牛丼,C:野菜炒め,D:マーボーの4種で,各々に任意の麺類がつけられる。ラーメンの場合800円。Cセットを注文。最近外食と言えば麺類ばかりで,ご飯ものを食べていなかったからだ。野菜炒めは皿に山盛り,ライスも中ぐらいのどんぶり,それに漬物(ザーサイ)がつく。これで+300円ならけっこうお得だと思う。モヤシがシャキシャキしていて僕好み。味付けも,いかにも中華料理店といった正統な味付けである。なんか懐かしい気がした。野菜炒めは中華の職人が作るものに限る。おっと,肝心のラーメンの方だが,チャーシュー・メンマにナルト・海苔・ほうれん草がのっているといえば想像していただけるだろうか。オーソドックスな,中華料理店のラーメンによくあるタイプのものである。しっかりとした醤油色の甘めのスープに,ストレート細麺(やや太めか)。とくに「ラーメン」そのものに対するこだわりと言ったものは感じられない。無難なラーメンである。でも今風の外観とは逆に,店主はベテランといった感じなので,昼時にセット物が食べたくなったら,良い選択かも知れない。野菜炒めセット・800円は量的に良心的だと思う。
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8月16日(月) 麺亭@水戸・栗崎 11:00〜21:00

大洗街道(国道51号)沿いにある。ラドンセンターの隣の民芸風店舗。チェーン展開していて,水戸市内にもう2店(見川と泉町だったと思う)ある。店内は広く,木製(大木の輪切り)のテーブルが6台,座敷にもテーブルが6台とゆったりとしている。外は猛暑。涼しげな「特製チャーシューざるラーメン(830円)」を注文。大盛り(160円増)は,今なら麺の量2倍という。こりゃいいと大盛りを注文したが,よく考えてみれば160円増しなら量2倍は当然かもしれない。つけ汁となるスープは熱く,中ぐらいのどんぶりに入れられ,油が浮いてこってりした(少なくとも最初のうちは)しょうゆ味,胡椒がきつめで辛い。すっぱさもある。つけダレだからこんなものだろう。「そば湯」(スープ?)もつく。麺は縮れた平麺。固めでコシがある。丸いザルに山盛りの盛られ,きざみ海苔がかけられる。スープとの相性はよさそうだ。大盛りにして「多いなぁ」と最初は思ったが,割とするすると食べることができた。チャーシューは厚め(ぶつ切り)が3枚。柔らかめでうまいが,普通のザルが610円だから,その差220円程にはありがたみがないか。「ざるラーメン」の1枚でも充分かもしれない。普通のラーメンは560円,「からみそラーメン」というのもあった。以前食べたときの印象はいい。その他,ミニチャーシュー丼・390円,ミニカレー丼(和風)・320円といったところ。消費税はとられなかった。開店したのはだいぶ以前になるが,すでに安定した人気店のようである。客がひっきりなしに入ったいた。
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8月13日(金) 火の国大将@ひたちなか・枝川

おそらく,水戸周辺で唯一の「熊本ラーメン店」である。国道6号から水府橋に向かう県道(旧6号)沿いにある。今は入口脇の壁に字のかすれた「長崎チャンポン」という看板があるだけだが,以前「火の国大将」といっていたところである。久々に入ったのだが ,メニューに「大将ラーメン」というのもあったから,同じ店だと思う。高めのカウンター(5〜6席)にテーブル席が2台ある。先客は5人。基本となる(?)熊本ラーメン(500円)を注文。味はどうかというと,東京の「桂花」や「火の国@下北沢」のイメージが僕の中の「くまもとラーメン」なので,白濁したスープは色自体はいいせんいってるものの,コクが足りないと思う。サラッとしている。「富士ラーメン@高田馬場」のような味だ。しかも,最初からそれに胡椒が目一杯かけてある。胡椒の味だけで,スープの味がよくわからないほどだ。麺は平凡,よくある普通の麺だ。良くも悪くも「桂花」ほどの特徴はない。家族経営の店のようだが,外装も特に意識して客を呼び込もうという感じもない(看板がないのだ)ので,このままそこそこに無難に行く(味も含めて)のが経営方針なのだろう。
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8月09日(月) 寅さんラーメン@ひたちなか・田彦

このHPを開設して,初めての訪問となる。地元では「定番」の店だ。平日昼の2時近く,席はほぼ満席だった。セオリー通りいけば,メニューの左上にあるラーメンを頼むべきだが,やはり「スタミナラーメン・630円」を頼んでしまう。メニュー下にも「スタミナ」がおすすめと書いてある。まわりの客の注文も,ほとんどがスタミナだ。今の時期,スタミナ冷やしを頼む人も多い。改めて食べてみてHP本文を丁寧に書き直してみた。麺は平凡なものという印象だったのだが,平麺でコシがあり「こだわり」が感じられたのである。スープは具の「スタミナ」(レバー・かぼちゃ・ニラ・キャベツの甘辛あんかけ)の辛さでよくわからない。次は「ラーメン」を頼んでみたい(と,いつも思ってはいるのだが・・・)
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8月08日(日) 森口家@東海村・照沼

前回(7月17日),気になった「こってり」ではない,普通のしょうゆラーメンを試してみたくなり,太陽がじりじりと照りつける日曜の4時近くに訪ねてみる。クーラーの効きが悪く店内もやたら蒸し暑い。後から来た客で,奥に座敷があったこともわかった。さてそのしょうゆラーメンは,スープに深みがなく(コクがない)期待はずれだった。太麺に特徴があるだけにスープの平凡さが目立つ。やはり「こってり」が基本なのかも知れない。
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8月06日(金) おとおラーメン@那珂町・菅谷

国道349号バイパスを北上すると,菅谷あたりで左側にスナック等の店が集まった地域がある。夜になると,その一帯だけ妙ににぎやかだ。その中で一番目立つのが赤地に白い字で書いた「おとおラーメン」の看板。19:00〜3:00AMの営業だから,完全に飲み客相手の店である。入って正面にL字型の高めのカウンター8席,その奥が厨房。店名からすれば意外にもきっちりした感じの50代の店主と若い男性(親子か?)が調理場にいた。仕事はテキパキとしている。動きが和食の職人風である。右側の座敷には6人掛けのテーブルが2台。深夜だったので,ビールを飲む客で満席だった。クーラーの効きが悪く,蒸し暑い。メニューの和風ラーメン(鰹節味)なんてのも気になったのだが,まずは基本をとラーメン500円を注文する。甘めのスープ,固めの細縮れ麺,チャーシュー・メンマと海苔,それにナルトとサヤエンドウがのる。店の立地条件通り,「飲んだ後の一杯」というラーメンという印象は否めないが,やわらかいチャーシューといい「こだわり」は感じられる。深夜遅く(午前3時)までの営業なので,へたなチェーン店に入るくらいなら,この店まで来た方がいいと思った。次は「鰹節味」というのを試してみたい。> 99.10.21再食
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8月05日(木) ミスターラーメン@水戸・桜川

水戸の駅南,桜川の北側にある(匠家の北の橋を渡った先)。店名は確定していない。店の入口の上には手打ちうどん・ラーメン「げんこつや」と書いてあるし,どんぶりには「手打ちうどん・ますや(だったと思う)」なんて書いてあった。そした入口脇の立て看板に「ミスターラーメン」。平日の昼だったが夏休みだからなのか,高校生がずいぶんといた。それもそのはず。ここの手打ちラーメンは300円なのである。もっとも,水戸には250円のラーメンを出す老舗「すずき」があるが,それにしても安い。ただし,他のラーメンは普通の値段だから,300円ラーメンは戦略的なものというところか。水戸駅南口に近い土地ではあるが,構造的に裏通りのため大変なのかも知れない。この日なぜか学生が多かったが,近くに高校があるわけでもないのだ。さて,運ばれてきたラーメンは四角いお盆にのせられ,立派などんぶりに盛られていた。しょうゆ味のスープは・・・はっきり言って「深み」がない。ストレートに醤油の味がする。手打ちの麺はストレート。微妙にふぞろいでいかにも「手打ち」とは感じる。少し透明がかっていて,不思議な食感。あまりラーメンという感じがしない。チャーシューの出来はよく「ほぐれる」チャーシューだった。全体として不満は残るが,300円ということを考えればあまり強いことは言えない。豚ロースの唐揚げ(排骨?)がのったラーメンがこの店の売りのようである(>1998.4.11)。手打ちうどんはどうなんだろう。
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8月04日(水) 匠家@水戸・市役所入口

久しぶりに家族で行く。今日は珍しく「ライス」100円を注文する。けっこう大きな茶碗ででてくる。いい米ではないと思うが,わりと固めで,こってりスープと一緒に食べてるとなかなかいいと思う。ラーメンそのものは,最近ずっと味は安定している。が,相変わらず1人でやっていた。固定した店員はいないものか。
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8月03日(火) 謎のラーメン屋(ちゃんぽん屋)@水戸・下市

水戸の下市,ジャスコの南側,一方通行の「ハミングロード」の中程を南側に折れたところに,おそろしく古いラーメン店がある。白い暖簾が目立つものの,入口上の看板のパネルははずれ,蛍光灯がむき出しになっている。店名はわからない。木枠のガラス戸は開けたままで,3帖ほどの「土間」に8人掛けのテーブルが1台。左の調理場側にカウンター(というか調理場にくっついた「台」)というシンプルな店内。水戸には「すずき」という似たような店があるが,あちらがノスタルジック(昭和30年代)なら,こちらは「終戦後間もない」という店である。とにかく古い。実は2度目。最初来たときには,調理場のわきの茶の間の入口に中年の女主人とおばぁちゃん(先代・90才近い?)が並んで座っていて,にっこり笑って「いらっしゃ〜い」。思わずびびって背中を向けて座ってしまったくらいだ。今日はその女主人が不在で,僕が入るとおばあちゃんがひとり。まわりをきょきょろして,「自分が作らざるを得ない」と観念して立ち上がるまでに30秒ほどかかった。フラフラしていてあぶなっかしい。「暑いねぇ」と言いながら,調理場中央にでーんと置かれた「家庭用」冷蔵庫から,ゆっくりと麺と具らしきものを取り出す。そして寸胴鍋に火を入れた。「大丈夫かなぁ」と心配になるゆっくりとした動き。蛇口から直接入れたお冷やは生ぬるい。もう,ひきつって笑うしかなかった。聞けば開業して45年,近所では「ちゃんぽん屋」で通っているという。ラーメンは400円,透明な醤油色。しっかり熱い。ただ化調は強い。麺は普通か(やわらかめ)。それに,チャーシュー・ナルト・ほうれん草・海苔とオーソドックス。よくあるラーメンだ。味はともかく,「店そのもの」が話のタネになるラーメン店である。<TOP>

8月02日(月) 活力ラーメン・ちゃぁしゅう屋@那珂町

国道349号バイパス沿い(五差路南側)にある。「活力ラーメン」と書いた看板がぐるぐる回っているが北進した場合は少し見づらいか。のぼりに「ちゃぁしゅう屋」と書いてあるのを見て,水戸周辺ではあちこちにある(東水戸にも 6号孫目にもある)「古潭」系の店であると気付いた。ファミレス系のラーメン店なのだが,この那珂町店は少し他の店とは違いあっさりした外観である。街道沿いによくあるチェーン店系の店(「くるまや」とかの)を,改装したような感じだ。夜10時過ぎ,客は先客が1人でガランとしていた。メニューの一番いいところ(左上)にあった「トンコツ味」・680円を注文する。茶髪のおにいちゃんがフロア係と何か関係ない話をしながら「片手間」に作ったラーメンが出てくる。東水戸店や孫目店でも食べたことのある,「炒めモヤシ」がのった熱いには熱いが味に深みのないラーメンだ。はっきり言おう。これは「トンコツ味」ではない。こんなトンコツラーメンは,このチェーン店以外では食べたことない。色の濃いタンメンといったところだ。東京でこんなのをトンコツですといって出したら怒られる。トンコツの入ったスープでつくれば「トンコツ味」と言っていいのかと聞きたい。他の支店と同じく,予想通り期待はずれだった。麺はよくある麺。チャーシューは「厚切り」というメニューがあるせいか,標準でのるそれは薄い。680円でこれでは不満だ。「味」も薄いし・・。しかも,僕が食べ始めて間もなく先客が帰ったら,店員3人はカルピスつくって奥の部屋で休憩に入ってしまった。ガランとした店に僕1人。スープが熱い上にしょっぱい(塩っけが強い)ので,お冷やのおかわりをもらおうにも誰もいないのだ。よほど残して出ようかと思ったが,悲しい性で残せない。頭の中で文句いいながら完食。会計に立ったらすぐバイトっぽい若い子だけが出てきた。何と,10時以降は「深夜料金」で10パーセントアップ,おまけに消費税までとられる。結局支払は782円だと。店員の声だけはでかいが,これでは「ラーメン好き」には敬遠されても仕方のない味だという思いを強くした。
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