GO HOME  BACK

2003年3月の食べ歩き

3月30日( アルプス食堂@韮崎/とんとん@中巨摩/さんぷく@甲府
3月16日( カミカゼ@横浜/本牧家@横浜/覇隆@横浜/しんの助@横浜/伽藍堂@町田
3月09日( 大勝軒@荒川沖/田中商店@足立
3月02日( ぽーかろう@松戸/二郎@荻窪/地雷源@杉並

2003/02 <<>> 2003/04

> ちなみにこの月に食べた地元の店は以下の通り ≫ 『食べ倒し日記 2003/03』

3月27日(木)くるまや@水戸・西原
3月26日(水)むつみ屋@那珂町
3月15日(土)えぞっ子@水戸・五軒町
3月19日(水)とんこつ家@ひたちなか・高場
3月14日(金)寅さん@ひたちなか・田彦
3月13日(木)亜砂比@水戸・笠原
3月11日(火)九一麺@水戸・住吉
3月07日(土)ビストロ遊膳@ひたちなか・松戸
3月06日(木)麺や 亮@大甕
3月05日(水)九一麺@水戸・住吉
3月01日(土)平蔵@水戸・白梅

<TOP>
3月30日()アルプス食堂@韮崎/とんとん@中巨摩/さんぷく@甲府
>『山梨のラーメン』参照
例の如く従兄弟の結婚式が甲府であるので山梨へ向かう。甲府中心部の「談露館」での式・披露宴のあと,午後3時から山梨ラーメン巡り。一昨年が「国界@小淵沢」「青葉@甲府」(2001/03/04)と「夢乃屋@甲府」(2001/06/23),昨年(2002/11/24)が「蓬莱軒@甲府」「大勝軒@甲府」「青葉@甲府」 とまわっていたので,今日は甲府近郊をまわることにする。甲府市内を抜けて西へ向かう。
アルプス食堂@韮崎韮崎市中田町中条1027-1木休 11:30〜14:30/17(土日祝16)〜売り切れまで
「韮崎と言え『中田』だよな〜この町を高校時代歩いていたんだろうなぁ〜」と考えながら,国道20号線から韮崎中心部を抜けて北に向かう。佐久甲州街道R141沿い。JAりほく(梨北)直売センターの向かい側にこの店はある。Y字路のところだ。駐車場は広い。外観は普通の平屋の食堂然としていて実にそっけないが,遠くアルプスをバックにした店自体がいいロケーションだ。アルプスラーメン(500円)を注文。スープは濃い醤油色。甘めの肉系の油で覆われ,見た目ほどしょっぱくはない。麺は黄色い固めの細縮れ麺。具は脂身の多いバラチャーシュー2枚にメンマ。インパクトも強くさくっと食べられる量だ。古いラーメンマニアは好きなタイプだろう。こういう風景の中のこういう名前の店で食べられるのが一番の味なのかもしれない。
とんとん@中巨摩:田富町大田和1301-1 月休 11:30〜14/17〜20(売り切れまで)
富士川街道(R52)を南下し,笛吹川を渡る「桃林橋」を渡ると笛吹川沿いを走る笛吹きライン(R140)。すぐ市川大門方面に下がってほどなく右側にある。駐車場6〜7台分。外観はまるでそそられない。座卓4台・2人テーブル4台・カウンター8席という構成。おかみさんの接客はとても感じがいい。とんとん麺(550円・塩も同じ)。拉麺480円。厨房が丸見え。ガラス面積が大きくすっきりしている。キラキラした透明な油は結構浮いているのだが,かなりあっさり目に最初は感じる薄醤油色のスープ。15cm幅のバラチャーシュー2枚。トロトロの脂身で,縦に繊維状にほぐれるやわらかさ。メンマ共々味付けは控えめで,手うちの不揃いの太麺そのものの味をしっかり味わうような感じ。レンゲはない。スープ単体で味わうとけっこう味がある。これでいいのかもしれない。塩や味噌でも食べてみたい麺だ。この麺はクセになる。手打ち太縮れ麺にあっさりめのスープと言うちょっと今まで経験したことのないバランスのラーメンだった。
山梨のラーメン情報は「どんぶりリンク集」でもリンクさせていただいているなかむらさんの『豪麺列伝・男どアホウらーめん』の山梨編を参考にしている。笛吹きライン(R140)を北上し石和方面へ。目的は「麺太郎@石和」(石和町四日市場1820 月休 12〜14/18〜24)。10軒並びの集合店舗の一部なのだが,全体として廃墟になっている。閉店したようだ。次の情報「味一麺@甲府」(甲府市中央1-1-11 第1・3日休 11:30〜14/17:30〜24)を目指し交付し中心部へ。立派なアーケード街の中にあったが・・・休みだった。その手前にあった店が記憶に入っていたのでその店に決定。
さんぷく@甲府甲府市中央1-4-9 木休 11〜20
2Fにある店。日曜の夜で眼下のアーケード街は静かだが,店内はやたら活気のある「中華レストラン」。中央に大きなテーブル席があり,奥はソファー。アーケード街を見おろす大きな窓際にテーブル4×3に2×3台。つけそば700円がメニューの左上麺類のトップ。なかむらさんの『豪麺列伝・男どアホウらーめん』の山梨編でも高評価のつけそばを注文。麺は噛みごたえのある丸断面のツルツル太麺。東京の有名店と比べても遜色ない,かなりレベルが高い麺だ。細切りのチャーシュー&メンマの入ったつけ汁もいい「見た目」だが,これが圧倒的に酸っぱい。魔法瓶のスープ割でもなお酸っぱく,麺の出来を考えるとかなり惜しいと思う。「麺喰い」の人ならきっと納得してもらえる店だとは思う。
午後9時過ぎに甲府南インターから中央高速に。渋滞は全くなく3時間半ほどで自宅に無事着いた。
>めぐぞうさんの『MZ's Website』の掲示版『RamenBBS』に投稿(2003/04/01)
<TOP>
 3月16日()カミカゼ@横浜/本牧家@横浜/覇隆@横浜/しんの助@横浜/伽藍堂@町田
今日は(今日も?)単独行動。ある程度東京の『宿題のラーメン店』もこなしたので,この機会に今日はちょっと足をのばして「神奈川のラーメン」の宿題店をこなすことにする。
カミカゼ@立場:横浜市泉区中田西2-13-25 月休 11:30〜スープ切れ終了 <045-805-3051>
住宅街の入り口のなんでもない角地にあった。白いタイル貼りの古い店舗。コンパクトな造りの店は昼間は特に地味で見過ごしてしまいそうだ。狭い入り口に若い女性が2人ほど立っていた,つまり並んでいたのでかろうじてその存在を認識できた。10分ほどで入店。狭い店内はU字型のカウンターのみで13席ほどのスペースはあるのだが,物が置いてあって使えるのは8席分だけ。開店当初は手作りでレトロな感じを狙ったのだろうが,今は中途半端に雑然とした感じになっている。メニューは基本的に醤油と塩で各650円。焦がしネギ(+100円)orチャーシュー麺(+150円)が麺類の選択の余地だ(チャーシューライス・350円)。スタッフはみな若く,サーフィンでもやっていしょうなニットキャップの若いお兄さん達と言う印象。ラーメン作りは独学だそうで,「中村屋」以降の最近の傾向だ。きっちり3食分ずつ作るのが印象的。回転が悪いはずである。塩ラーメンを注文。無化調を全面に出したスープは薄醤油色でネギ系の香味油が浮いた見た目はコッテリした感じだが,飲んでみると実に淡泊。ガツンとは来ないがじんわりと来る旨味。麺は博多風のストレート極細麺。ざっくりしていて,この系統のスープとはおもしろい組合わせだ。このへんが個性か。あっと言う間に食べ終わり,水も飲まなかった。2時半で終了。僕の後の組が最後だった。4月からは日月休になるようだから間にあって良かった。
本牧家@下永谷:横浜市港南区下永谷3-1-5 無休 11〜翌7 <045-825-0722>
「家系ラーメン」の本流としての評判を耳にし,昔から気になっていた店。周囲はラーメン店だらけの片側3車線大きな通り(横浜伊勢原線)沿い。しっかり10台ほどの駐車スペースが確保されている。TVで見たときはすごい行列だったので,それなりの行列を覚悟したが,正面の調理場をぐるりと囲む20席ほどのカウンターとテーブル3台という広々とした店内に,日曜の3時半過ぎでは客は6割ほどだった。ラーメン(並)600円を注文。家系の標準からすれば量が多めに感じるスープは,その量のせいか期待したほどこの日は濃厚ではない。味も旨味も十分なのだがボリュームがない感じだ。飲み口がサラッとしている。麺は当然酒井製麺だから,結局はスープの差ということになるのだが,期待が高すぎたかな。ほうれん草の替わりの幅広に切った茎ワカメはいい味わいだった。佐野ジャスコのラーメン村に出店するようだ。スタッフを募集していた。
麺匠覇隆@横浜反町:横浜市神奈川区松本町3-24-7 水休 11:30〜14:30/17〜20<045-312-2376>
元・新横浜ラーメン博物館専務の店で,横浜市反町の国道1号線の一本裏通りの静かな商店街にある店。ガラス張りの落ち着いた店内。手前にL字カウンター奥に4人テーブル3台。板張りの床にきれいな調理場。全体は間接照明で大人の雰囲気だ。店舗の右側はガラス張りの麺打ち場。これも見せるための演出のようだ。醤油ラーメンは750円と強気な値段。濃い醤油色のスープはしょっぱさは控えめだが味は濃い。鶏の旨味をじんわりと感じるタイプ。高級食材からとるスープに28種の素材で作る醤油ダレだそうで,まろやかな味わい。全体的には揚げネギの印象が強いかな。麺は細麺。自家製麺でつるっとしていてやわらかめな印象だが,結構コシがある。見た目は平凡なバラロールチャーシューも厚めで肉そのものがいい味わいで旨い。ゴールデンポークだとか書いてあった。全体として昔ながらの鶏ガララーメンの現代の正常進化形〜ラーメンの王道という感じ。僕自身は「クセになる」ラーメンではないが「納得できる」ラーメンである。
しんの助@戸塚:横浜市戸塚区戸塚4710 火休 12〜14/18〜24 <045-871-6803>
カウンター8席のみの狭い店だが,枯れた味わいの木材を多用し,店内外とも暖かみのある雰囲気だ。メニューは中華そば600円を基本に,煮玉子(+100円)・ねぎ(+150円)・チャーシュー(+300円)と言う基本線。他に得そば(850円)・切り落しそば(800円)等々がある。当然中華そばを注文。基本となるスープはとんこつスープと,昆布・煮干し・かつお・さば等のダシを合わせて作る今流行の「ダブルスープ」系で「とんこつ和風味」と貼り紙に表記されている。見た目的には魚系の油に焦がしネギが浮き非常に食欲をそそられる白濁スープ。麺は角のある固めの細麺。具は海苔と,けっこう厚めなのに箸でほぐれるトロトロチャーシューが印象的。タレがベースという「つけそば」がおすすめらしい。太麺・小中大で650円〜850円。このスープ濃度ならかなりいけると思う。スープ割もできるし。次は是非そのつけそばを試したい。「今流行の」と言えばそれまでだが,それでも通いたくなるようなパワーを感じる店である。 
柳麺伽藍堂(がらんどう)@町田:町田市原町田6-29-4 無休 11:30〜21:30 <042-739-6933>
小田急線の線路沿いに静かに佇むこの店,外観は土壁に縦格子の入り口のみ。ちょっとした小料理屋風でとてもラーメン店には見えない。意を決して中に入ると,一直線に奥に続く白木のまるで高級寿司店のようなカウンター席。これで和服の女将さんでも出てくるとビビるところだが普通のお姉さんだったのでひと安心。「柳のようにしなやかなコシを持つ塩味のラーメン」と言う柳麺(900円)を注文。「東京軍鶏を合わせてとったこくと旨味のスープ」だそうで,そのラーメン本体はスープと麺だけ。三段重ねの箱に3つの小鉢が入り,各々に角煮・筍とサイコロコ形のンニャク煮物・ゴマ和え物が。これが具の代わりと言うことになるのだろうが,麺の上に乗せるわけにもいかないから付け合わせと言うべきかな。単品で味わえる料理だ。麺はざっくりしたストレート麺。醤油味は「源醤」。1年かけて抽出する「ひしお」をとるときに出るタレだそうで,50Kで1K出来るだけのの貴重品だとか。その源醤ラーメンは1000円とさらに高め。土鍋飯と水菓子のセット物がその組み合わせで伊・呂・波御膳となる(+300円〜500円)。いずれにせよ値段は高いが話のタネにはなる店だ。「お遊びの緊張感」がちょっと楽しめるかな?簾で隠された調理場の人はTシャツだったし,基本的にはやはりラーメン屋なのである。「キリン食堂@相模原」の系列だそうだ。こだわりの素材がずらずらと書いてあったので参考のために並べると,五島列島の「手塩」,比内鶏の鶏油,能登の「いしり」,魚沼産コシヒカリ,三条の「賀茂千鳥」(米酢),天然利尻昆布,枕崎産本枯れ節,土佐清水産の寒メジカ,枯割さば節等々・・・ありがたいことである。
はるばる神奈川まで来て,これだけバリエーションをつけて楽しんで食べられれば満足だ。来た甲斐があったと言うもの。やはり神奈川のレベルは高い。
<TOP>
 3月09日()大勝軒@荒川沖/田中商店@足立
今日は家族で行動。特に目的はないのだが,そんな場合はとりあえず東京に向かうのがお約束のパターン。ラーメンの間に何をするかはその場で考えるのが我が家流。目的がない以上,一般道でのんびりと南下する。
そうは言っても昼食時間はやって来る。「大勝軒@荒川沖」へ。通り道にあるこの店は便利だ。買った食券は中華そば・みそつけめん・特製盛りそば大盛・特製みそ野菜ラーメンで計2700円。ややこしいが「特製」は赤みそ,「みそ」は白みそで荒川沖店オリジナルメニューとのこと。ちょっと並んだが無事食べられた。こういう便利な場所でさほど待つことなく「大勝軒」が食べられるのはうれしい。
先月行った「パナソニックセンター@有明」やお台場〜銀座界隈で何となくヒマをつぶした後,締めの一杯は「田中商店@足立」。家族4人で赤オニに明太子ライスもつけ,その組み合わせでいろいろなバリエーションを楽しむ。これで今日の我が家の予定は終了。娘達はDVDを見ながら(ちなみに今日は『千と千尋の神隠し』),そして僕はそんな妻や娘達とあれこれ話しながら帰るのが我が家流の休日の過ごし方。これでいいのである。
<TOP>
 3月02日()ぽーかろう@松戸/二郎@荻窪/地雷源@杉並
単独行動のこの日,まずはあの「茨城大勝軒」の新たなる支店展開として話題の『こうじ@柏』(柏市柏3-8-10 月休 11:30〜スープが無くなるまで)へ。売り切れを考え完璧を期して12時過ぎに到着。行列を確認し,近くの駐車場にクルマを入れて店に向かう。・・・なんと行列の最後尾に「スープ切れ」の木札。この時12:20!!。開店1時間もしないで売り切れる店なんて今まで聞いたこと無い。あてが外れて次の店を探す。東葛で「未食の話題店」は・・・
麺ぽーかろぅ@新松戸:松戸市新松戸北2-19-8 水休 11:30〜14:30/18〜売切まで <047-309-1715>
カウンターのみ14席ほどの奥に細長い店内。一番奥のテーブルでもおけそうな広いスペースににどんとドラム&ギターが鎮座する。変わった店名はTOTOのドラマー故ジェフ・ポーカロに由来するらしい。そんなわけでBGMはDVD矢沢永吉。ドラムの上にあるモニターから画像が流れている。とまぁここまで条件がそろうとオーナーは長髪のミュージシャン崩れの風貌をイメージしそうだが,調理場の中には優しげな普通の風貌の店主。ちょっと意外。メニューは独特&多彩で(めぐぞうさんのサイト『MZ's Website』のお店のデータ>関東に写真が並んでいるので見てみるとイメージがわかりやすい)ちょっと迷ったが,「うめしそらーめん」(600円)と,黒米を使用したと言う「ミニ味玉チャーシュー丼」(300円)を注文。お盆に乗せて運ばれてきた。具はとろろこんぶに梅干しと紫蘇と極めてシンプル。チャーシューやめメンマはないのだ。紫蘇が浮いた透明なスープはかなりあっさりめだが,とてもまろやかな感じで,コッテリ好きの僕でももの足りない感じはしない。麺はやや太めの黄色い麺だが,余計な味に邪魔されることなくその固めの麺をしっかり味わえる感じだ。大きな梅干(紀州南紅梅)しがうまい。考えてみればとろろこんぶを食べるのも久しぶりだ。塩ダレにつけ込んだという「塩味玉」はトロトロで美味。ミニ丼はご飯茶碗程度の丼だが山盛り。小さめのチャーシューが幾重にも重なりメンマものるからちょうどいい量。月替わりの麺がありこの日は「田舎そば」。けんちん風のスープにけっこうな平麺なようで,傍目で見ていてうまそうだった。こってり好きでどうしても脂系のインパクトに走ってしまう僕だが,そんな僕でも満足してしまう淡白系の店である。メニューにバリエーションがあるから家族で来ると楽しいかもしれない。
1杯目に満足したので気分的に余裕が出来る。そのまま都内に入るが,あっさり系の反動でインパクト系が欲しくなるのはしょうがないところ?。・・・「二郎だな」(笑)。今の時間なら「二郎@荻窪」(日曜通し12〜20・木祝?休)だな。天沼陸橋交差点手前の目立つ店。17時過ぎで空いていた。ラッキー。出される前に「ニンニク入れますか?」と聞かれるのはお約束。ホッとする。楽に食べられた。完全にクセになっている。3杯食べるなら1杯は二郎系にしないと我慢できない自分がいる。あらためて二郎というラーメンはとんでもないラーメンだと思った(笑)。味噌味・800円と言う食券があったが「売り切れ」の赤ランプ。
地雷源@和泉:杉並区和泉1-39-10 金休 12〜15/18〜売り切れまで
環七外回り沿い,甲州街道を越してすぐの一方通行の側道地帯。すぐそこに環七のクルマの流れが見えるのに妙に静かな一帯だ。間口が狭く奥に深い店内は元々はバーかと言う大人の雰囲気。黒一色のカウンターに9席。BGMにはいい音でジャズが流れている。坊主頭の店主も強面でちょっと緊張感がある。回転は悪いが,ビールでも飲んでゆっくりと待つのにはぴったりの雰囲気だ。アルコール類もあり,つまみ系のメニュー(チャーシュー・メンマ・味玉の三品盛皿・500円等)も。カラーの写真入りメニューには洒落た名前のメニューが並ぶ。我流旨味ソバ(700円)・潮の旨味ソバ(700円)・肉ソバ(950円)等々。ご飯物も炙り焼きチャーシュー丼(400円)・豚めし(200円)等ちょっとそそられる。結局注文したのはそのメニューにない「潮つけソバ」(780円)。スープは今風の動物系+魚介系のブレンド。もちろん無化調。細かい海苔と香辛料がびっしり浮いたかなり濃いめのつけ汁。麺は「三河屋製麺」の平麺。固めで喉越しがいい。日本蕎麦よろしく,ちょっと汁につけて食べるのがいいかも。柔らかいのに噛みごたえのある極太メンマが印象的。微妙な味付けもgoodだ。香ばしく炙られたバラロールチャーシューに赤いクコの実。麺の上には糸状の削り節と海苔。見た目も洒落ている。最後にスープ割りすると本来の味に近づく(唐辛子があるけど・・・)。待ち時間を含めるとずいぶん店にとどまったが,そんなに客をこなしていないのに8時過ぎに閉店になってしまった。あまり数をこなして儲けようという意識はないようだ。

ホームはじめに茨城の麺東京の麺食べ歩き日記食べ倒し日記