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水戸周辺の店/食べ倒し日記 2003/10

ここでのコメントは僕自身がその日に食べた「印象」であり,あくまで僕個人の「感想」です。
参考程度にとどめ御自分の舌で判断されることを希望します。人の好みは人それぞれですから・・・

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2003年10月の食べ倒し日記 < > 2003年INDEX

☆日付はその日の日記,店名はさらに詳細な内容にリンクできる。

10月31日(金)一角や@ひたちなか・勝田駅前
10月29日(水)常総軒@水戸・駅南
10月24日(金)平蔵@東海
10月18日(土)えぞっ子@水戸・五軒町
10月16日(木)満志粉@ひたちなか・高場
10月15日(水)えぞっ子@水戸・東前
10月12日(日)よってこや@水戸・河和田
10月10日(金)丸屋多次郎商店@水戸・堀町
10月09日(木)浜田屋@水戸・浜田
10月02日(木)とんこつ家@ひたちなか・高場
10月01日(水)大宝@ひたちなか・湊

> ちなみにこの月の遠征は以下の通り ≫ 『食べ歩き日記 2003/10』

10月26日( 蒙古タンメン@池袋/二郎@堀切
10月13日( CHABUYA@護国寺/博多市場@渋谷/二郎@堀切/ゆう@荒川沖

2003/10

10月31日(金)一角や@ひたちなか・勝田駅前:〜22頃・水休の予定

ひたちなかのMLで知った店。勝田駅ロータリーの北側の路地を入った電鉄タクシーの先のビルの1階で,店自体はかなり奥まったところにある。手前は駐車スペース3台分ほどだが,道路からの段差があり少々駐車しづらい。店内はカウンター1本にに小上がりのテーブルが1台ととてもコンパクト。親子(?)でやっているような感じである。メニューはラーメン(400円)から,味噌ラーメン(500円),肉もやしラーメン(500円),チャーシュー麺(700円),チャーハン(700円)と言うところ。あと定食類で肉野菜(650円)生姜焼定食(700円)が固定メニューだが,黒板メニューでもつ煮定食(600円),カレイ煮定食(650円)と言うのもあった。つまりそう言う店。中華系の食堂。ラーメン専門店というわけではない。注文したのはMLで情報のあった「スタミナ麺」(600円)。具は白菜・人参・もやしにカボチャ・レバー。とろみは少なくアンがスープにとけ込んでいる感じ。中華の基本部分は丁寧な印象で,具としてレバーとカボチャがうまかった。麺は細麺。固めでいい感じ。店構えとメニュー構成からあまり期待していなかった分,食べた後の印象はよかったかな。ラーメンはどうだろう。肉もやしラーメンと言うのもちょっと気になる。

10月29日(水)常総軒@水戸・駅南

妻と2人で昼時に食べに行く。実は妻はこの店は初めて。午後1時過ぎで店内は8割方満席。中央のテーブル席も空いていたのだが,座りづらい窓際のカウンター席に案内されて妻は不満タラタラ。幅一杯・横一本のベンチ式の木製椅子なのでいちいちまたいで座らなければならないのである。これは確かに女性に対して失礼だと思う。スカートだったらどうするのだろう。そんなわけだから,中華そば(650円)を食べた妻の感想は芳しくない。妻の大勝軒経験値は「滝野川」「佐貫」「つくば」と言ったところなのだが,それらの記憶との比較の上での感想だから正直なところだろう。要するに元スープの濃度・麺の質(食感〜コシ)の問題。もりそばを食べた僕としては,まぁ水戸でこの雰囲気が味わえるならこれもいいかなと言うところ。言い方を変えれば,遠方から「東池袋大勝軒の味」を期待して来た場合はいろいろ差し障りがあるかもしれないと言うことなのだが・・・。ところで,9月頃の貼り紙にあった「麺を変える」「水を変える」と言う名目の効果は今回あまり感じなかった。微妙な差なのだろう。

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10月24日(金)平蔵@東海:那珂郡東海村 11〜15/17〜 定休日未定

「どんぶり会議」の情報(2003/10/18)で知った店。R245の原研前交差点を東海駅方面(6号方面)に向かって200mほど先、右側にある。元々は蕎麦やか居酒屋という感じで店前に駐車スペースがある。入って左側にカウンター13席,右側の小上がりにテーブルが3台。調理場は左奥の部屋なので(つまりカウンター内はスカスカ),全体的にゆったりしている。メニューの基本は「醤油とんこつ」でらーめん(600円),ねぎらーめん(700円),特製らーめん(800円)にチャーシュー丼(200円)と言ったところ。水戸の「平蔵」とは同系列のよう(=女の子に聞いたが今一歩はっきりしなかった)だが,メニュー構成はだいぶ違う。その水戸店にはなかった「特製辛口味噌つけ麺」(700円)を注文してみる。つけ汁には赤唐辛子が浮き,具はバラ肉とメンマ。辛くそしてこってりしていてボリューム感はある。辛味を抜くとどういう感じになるか興味があるところだ。麺は白ゴマのかかった中細縮れ麺。傍らに大きめのチャーシューと半分の味玉が2ヶ。量的には普通で,つけ麺としては少な目かな。このつけ麺を食べた限りでは,周辺(ひたちなか〜東海)の店にない個性とこだわりを感じてなかなかのレベルだと思う。今の流行のラーメンを意識している。基本的に若いスタッフの店のようで、接待の女の子2人は元気で感じがよかったが,調理場に私服で出入りしている人達を見てると,「ビジネス」としてラーメン屋を始めたような印象を持った。つまりラーメンが好きでと言うより「手段」としてラーメン屋を始めたようなドライな印象。店内の改装も粗い感じだが,まぁそれはラーメンの味には関係ないことだろう。入口の開店祝いの花に「ラサール石井」「林家こぶ平」の名前。店主の知り合いだそうだ。

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10月18日(土)えぞっ子@水戸・五軒町

もちろん家族4人で。生活の節目節目に訪ねるのがこの店。今まで大盛り3杯が我が家族4人の適量だった(大盛りを娘2人で分ける)のだが,今日は塩バター大盛りに味噌3杯を注文。つまり人数分。下の娘はまだ1人前はちょっと無理なのだが,その分を普通盛りに抑えた妻がフォローするという段取りである(笑)。子供たちは確実に成長している。思えばもうすぐ9才になる下の娘がまだ妻のお腹の中にいる時もこの店に食べに来ていた。眠ってしまった上の娘は僕が膝の上に抱いて食べていた。そんな時からもうすぐ10年になるわけだ。この店は,我が家とラーメンの思い出が詰まった店なのである

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10月16日(木)満志粉@ひたちなか・高場:ひたちなか市高野3267 火休 〜14/17〜19:30 <029-285-0031>

「どんぶり会議」の情報(2003/10/01)で知った店。とは言っても蕎麦店である。茨城新聞社発行の「蕎麦打ち名人が選ぶ50店」の著者が開いた店だそうだ。食べること専門のメンバーが書いた「ラーメン本」と違い,「蕎麦の本は実際に作る人が選んだ本だ」と新聞社の方から聞いてはいたのだが,2度目の掲示板の情報を得るまで両者は全くつながらなかった。この「どんぶり一杯の幸せ」と言うHPは,いずれ蕎麦・うどんにも展開しようと言うもくろみで作られたものなのだが(本当か?),蕎麦は奥が深いというか,ラーメンのように麺とスープのバリエーションを増やせない分(「極太縮れ蕎麦」とか「トンコツ醤油+魚系かえし」とかないもの・笑),粉とか素材とかを追求していって,その結果としてどんどん手間がかかり,それなりの店はそれなりの値段になっていくという構造。ラーメン好きの僕には「気軽さ」と言う点で有名蕎麦店は若干敷居が高いのだ。

さてこの店,常磐線・高場陸橋の東側の製紙工場が並ぶ環状道路の「工業団地中央交差点」の北側,JAの葬祭場の先左側にある。新築のいい香りのする真新しい店。駐車場は店前に十分だ。格子戸を開けて店内に入ると,正面にど〜んと石臼機があり,テーブルは大木を切り出した生木をそのまま加工したもので,和風の高級感がある。開店後間もないと言うことでお品書きは「もりそば」(700円),「おろしそば」(900円),「鴨せいろ」(1200円)三品のみ。まず「もりそば」を注文。最初にお盆に乗せたかえしと薬味が運ばれ,あとから蕎麦が丸いざるに盛られて出てきた。店の高級感から覚悟したよりは量は多いかな。白っぽいエッジのきいた細めの麺(「更科そば」と言うべきか?)。喉越しはいいもののその白い色の通り,蕎麦の味はあまり感じず淡泊な印象。かえしも少な目で僕の食べ方ではまるで足りず,蕎麦湯の分も残らなかった。もっともこれは僕の経験不足から来る個人的感想で,上記の「蕎麦の本」の巻頭特集をみるとわかるのだが,ソバ自体国内産と外国産で10倍以上の価格差があり,さらにソバ(玄ソバ)〜そば粉の段階で製粉工場に任せるか自家製粉にするかで手間に大きく差が出る。玄ソバ〜石抜き〜磨き〜粒揃え〜皮むきの行程を自分でやるかどうかだ。つまり「粉以前の段階」でも自家製のこだわりがでてしまう。これは「自家製麺」を謳うラーメン店でも,なかなか(まずほとんど?)無い部分(「大晟@栃木」は自家製小麦のようだが)。満志粉の入口正面にある石臼はソバを粉にする段階からのこだわりなのだろう。その上で「そば打ち」の技術の差が出るから,もう店によりレベルは千差万別なわけだ。あと,「かえし」についてなのだが,蕎麦の端をちょこんとつけて食べるという粋な食べ方ができないもので,僕にとっては量が極少量で,楽しみにしていた蕎麦湯分も残らなかった。麺自体を味わう蕎麦と違い,ラーメンはスープとのからみを重視するから やっぱり僕は根っからの「ラーメン人間」なのだろう。でもラーメンは,その手軽さと,「突き詰めているようでけっこう雑なところ」が 好きだったりする。そしてそれがラーメンだと思っている。これを機会に「蕎麦」も意識して食べ歩いていこうかなと思っている。年齢的には「蕎麦」の方が似合う年齢だし(笑)。

>「どんぶり会議」に投稿(2003/11/04)

>観点望気さんのサイトにこの店の外観&店内&蕎麦の写真あり(「どんぶり会議」の投稿参照)

10月15日(水)えぞっ子@水戸・東前

妻と2人で行く。大盛りを食べる妻にお姉さんがひたすら感心していた。昔から五軒町店で鍛えている妻には何でもない量なのだが,一般の人から見れば多いのだろう。確かに大盛りの見た目は女性向きの大きさではないもの(笑)。最近の法則通り,12:45で早々に「準備中」の札がかけられる。1時までに入店すればいいかななんて言うのは過去の話のようだ。

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10月12日(日)よってこや@水戸・河和田

前回もらった味噌半額券を有効利用すべく,家族4人で「ホロルの湯@常北」に行った帰りに寄ってみる。注文したのは味噌らーめん3杯につけめんを大盛りで1杯,それにこれまた半額の餃子を2皿。もちろんこういう店だから餃子は冷凍物だろうが,家族の評判は意外によかった。つけめんの平麺も概ね好評。では肝心の味噌らーめんのスープはと言うと,「インスタントの『サッポロ一番』の粉末スープをとんこつスープで溶いたような感じ〜」と言うのが上の娘の大胆な意見。僕は2度目なので,そう言われて改めてスープを飲んでみると,言い得て妙だと納得してしまった(笑)。妻は全体的に高めの値段設定が大いに不満の模様。「各品150円は安くしないと家族連れには高く感じる」と言うのが彼女の強い意見。でも今日は味噌も餃子も半額だったわけだから,もちろん通常の値段での話なのだが,半額の今日でも合計2300円。我が家の場合,味噌に関しては家族4人2000円強で満足できる「えぞっ子@五軒町」がすべてのラーメン店の基準なのでしょうがないのである・・・。

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10月10日(金)丸屋多次郎商店@水戸・堀町:水戸市堀町1026-1 不定休 11〜翌3 <029-254-8007>

「どんぶり会議」の情報(2003/09/22)で「とんとん亭@堀町」がリニューアルオープンしたという情報を得て行ってみる。丸屋多次郎ラーメン(520円)セットでチャーハンをつける(860円・高菜焼きめしだと830円)。スープはとんこつ白湯。極細麺はまぁ雰囲気は出ているが旨味十分のサラッとしたスープはどうも・・・。炭火焼きチャーシューはバラ肉1枚のほぐれ系で印象はいい。おばちゃんは昔のままだし,店の基本構造も以前来た時と同じなので,店名が変わっただけと言うことなのだろう。メニューは他にとんこつ味噌・とんこつ塩とかある。向かい側には24時間営業の深夜スーパー。この時点で表示は深夜1時までの営業だったが,どんぶり会議の情報(2003/11/07)によると,どうやら深夜3時までの営業になったようである。スーパーの営業時間に合わせたのかな。

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10月09日(木)浜田屋@水戸・浜田

「どんぶり会議」の情報(2003/09/30)につられて久しぶりに行ってみる。この店に行くのは2度目なのだが,駅南側から向かうと街路樹に隠れてしまい,場所がわかっていてもちょっと見つけづらい店である。通り過ぎそうな気がして思わずクルマを徐行してしまった。ラーメン店としてはかなり広い店だが,平日の昼過ぎで客は僕1人。大丈夫なのだろうか。課題の「こってり」の食券を買う。・・・普通の中華そばに強引に背脂を追加しただけのようだ。スープはその層になった背脂の甘みも加わってくどいほどの旨味。縮れ中麺の印象はいい(一般的なものではないと言う意味だが・・・)。東京で言えばかなり前のタイプの背脂ラーメンだが,水戸では個性があっていいとは思う。問題は水戸駅方面から来ると目立たない看板かな。

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10月02日(木)とんこつ家@ひたちなか・高場

今日もラーメンを極細麺で(550円)。会計の時気がついたのだが,「日休」になったようである。>「どんぶり会議」の情報(2003/10/21)参照

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10月01日(水)大宝@ひたちなか・湊

珍しく妻と2人で食べに行く。注文したのはラーメン&半チャーハンのAセット(850円)と五目ラーメン(750円)。麺はいいと思うのだが,スープには特に深みは感じない。さて,今回メニューの写真にそそられて注文した五目ラーメンなのだが,ラーメンとの差はチャーシュー・ナルト・カニ蒲鉾が増えたくらい?250円の値段差を考えると僕はラーメンでいいかなと正直思ったのも確か。

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