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2003年10月の食べ歩き

10月26日( 蒙古タンメン@池袋/二郎@堀切
10月13日( CHABUYA@護国寺/博多市場@渋谷/二郎@堀切/ゆう@荒川沖

2003/09 <<>> 2003/11

> ちなみにこの月に食べた地元の店は以下の通り ≫ 『食べ倒し日記 2003/10』

10月31日(金)一角や@ひたちなか・勝田駅前
10月29日(水)常総軒@水戸・駅南
10月24日(金)平蔵@東海
10月18日(土)えぞっ子@水戸・五軒町
10月16日(木)満志粉@ひたちなか・高場
10月15日(水)えぞっ子@水戸・東前
10月12日(日)よってこや@水戸・河和田
10月10日(金)丸屋多次郎商店@水戸・堀町
10月09日(木)浜田屋@水戸・浜田
10月02日(木)とんこつ家@ひたちなか・高場
10月01日(水)大宝@ひたちなか・湊

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10月26日()蒙古タンメン@池袋/二郎@堀切
懸案となっていた仕事上の目標に午前中で目処がついた。晴れ晴れとした気持ちで偶然通りかかった水戸の旧県庁庁舎の裏側で,なんとTVドラマの撮影をしてるところに出くわす。撮影していたのは柴田恭平と鶴田真由(遠目に見ても目がきれい!)。旧庁舎の裏手にはけっこう立派な入り口が残っていて,そこに「前橋地方裁判所」の札がかけられていたから,そう言う裁判もののドラマなのだろう。有料駐車場の奥にあって,普段,人はほとんど通らない場所だから,この手の撮影には便利なのだろう。それはさておき,やっとまた本来のラーメンライフを楽しめる環境になったので,とりあえずいつもの通り東京を目指す。あちこち寄り道して,秋葉原にも寄ったら,1杯目は夜になってしまった。今日は食べたいor食べるべき新しい店も思いつかなかったので,新店開拓ではなく,好きなラーメンを食べることにする。普通の人なら当たり前のことなのだが,HP開始以来どうもずっと追いかけられるように新規開拓してきた気がするし・・・。
まず選んだ店は「蒙古タンメン@池袋」。ここの太麺と激辛スープのことを考えたら無性に食べたくなってしまったのだ。当然の如く2階に上る階段には行列。覚悟し,かつ慣れているから抵抗はない。20分ほどで店内へ。今日はいつもと違うものをと「 湯麺」をいただく(580円)。ここの太麺ならとタンメンに合うのではないかと思ったのだが,スープはかなり濃い目の塩味。つまりショッパイ。麺はかなり固めだったが,まぁこれはこの店の標準だろう。スープの具となる野菜は,例のごとくスープでゆで込まれてへにゃへにゃ・・・。それで納得した。つまりこれがこの店の原点なんだろう。「味噌タンメン」が600円で「蒙古タンメン」が620円だから,タンメンに20円分の味噌を入れ,さらに20円分のマーボーを入れてこの形になったんだろうと思える。だからこの味で蒙古『タンメン』。湯麺自体の成り立ちは中華系の店によくあるスタイルだったから,上板橋の先代の店は元々普通に中華料理の店で,そのメニューの一つだった「タンメン」をアレンジしたのが「蒙古タンメン」だったのだろう。さて,初めて注文してみた「定食」は,片栗粉トロトロのマーボーがついた半ライスで150円。ちょうどいい量で,連食でなければ定食にしてみたいところだ。
もう一杯はなんと「二郎@堀切」。いつも以上にいつも通りなのだが,とにかく「二郎」を食べてみたかったのだ。コメントとか考えずに食べたい店なのである。で,今日はつけ麺。水で締められた分,固さがさらに増す感じ。ところで,今日「麺柔らか目」を注文している人がいた。できるなら僕もそうしたいものである。
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 10月13日()CHABUYA@護国寺/博多市場@渋谷/二郎@堀切/ゆう@荒川沖
いろいろと忙しい時期なのだが貴重な祝日。ぽっかり予定の空いた午後にいつも通り東京を目指す。
麺屋ゆう@荒川沖:土浦市荒川沖189-1 無休 11〜24 <029-842-9277>
「大勝軒@荒川沖」の場所に今夏オープンし,どんぶり会議で話題沸騰していた店(>どんぶり会議の投稿[2003/07/14〜]参照)。時期的になかなか食べに行く機会がなかったのだが,やっと食べることが出来た。行列かと思いきや,土砂降りの雨だったせいか店内は比較的空いていた。表の垂れ幕のおすすめは「味噌野菜つけめん」。ちょっとそそられたが,まずは基本メニューをと「ゆうつけめん」(550円)の食券を買う。ツルツルの噛みごたえのある太麺。魚系を強調したつけ汁は,具のメンマが底に沈み,チャーシューは少な目な印象だが,大盛りでも同じ値段だと言うことを考えれば値段的にはこれで十分だろう。卓上の小さい容器に入っていたのはなんと節粉。とことん魚系にこだわる店のようだ。入り口に茨城大勝軒の系図を兼ねた木札の系図が飾られていた。
貴重な祝日。ならば食べるべきは『日休』(つまり祝日は営業)のラーメン。選んだのはこの2軒。
CHABUYA JAPAN@護国寺:文京区音羽2-2-2 日休 11〜15/18〜23<03-5319-2818>
正式な名称は『CHABUYA JAPAN SIORAHMEN BRANCH』だそうで,その名の通りあの「ちゃぶ屋@護国寺」の2号店。店は入口から奥に向かって障子風の衝立で仕切られ,手前のカウンター6席だけが見え,奥の席は見えない構造になっている。鮮やかな赤いイスに黒いテーブル。女性の好きそうな雰囲気である。入り口の券売機で塩らぁ麺(700円)のチケットを購入。陶磁器の深く黒い丼に波打つ角皿で出てきた。この店のコンセプトは「塩ラーメン専門」。そう言うとあっさりした透明なスープを想像しがちだが,やはりそこは「ちゃぶ屋」,揚げネギ・揚げニンニクが効いた,見るからにボリューム感のある濁ったスープである。直接味付けしたというスープは実に濃い。麺はにゅるっとした細麺。ほぐれるバラロールチャーシュー。基本のラーメンが700円と,店の雰囲気通り高めで,かつ量も少な目なのだが,普通ではない「塩」と言うことで食べた満足感はある。ラーメン好きにも,そうでない一般の人にも勧めやすい店である。
博多市場@渋谷:渋谷区道玄坂1-19-10 日休 11〜15/17〜翌3 <03-5489-8420>
「はかたしじゃん」と呼ぶようである。ネット〜マスコミ上でまだあまり聞かない店なのだが,日休(=僕の場合祝日しか食べることが出来ない)と言うことと,その店名に惹かれて来てみた。ネタ元はAll About Japan>ラーメンの「2003年美味かった都内の新店」。この店,渋谷道玄坂の坂の上にあるのだが,昔からいつも百軒店(「喜楽@渋谷」がある)〜ヤマハあたりまでしか登ってこないので,さらにその上の方にあるこの一帯に目的を持って来るのは初めてである。その先はR246に出てしまうので,渋谷駅からの人の流れから言って商売的にあまりいい場所とは言えない一帯。店の間口は狭く,白のイメージで,カウンターのみの奥にかなり深い店。メニューも多彩。今風の「屋台」と言うイメージかな。でも,その高いカウンターに合わせたやたら高い丸イスが,グラスを傾けるにはいいのだろうが,ラーメンを食べるにはどうにも座りづらい。飲み客を想定していると思われるメニューは実に多彩だが,もちろん目的はラーメン。「市場ラーメン」(650円)を注文。濃・淡・辛が選べる。もちろん「濃」だ。甘目のスープの濃度も歯切れのいい極細ストレート麺自体も,一昔前ならもちろん今の東京でも十分水準以上と思うのだが,意外に空いていたのはやはり場所のせいだろうか?高菜は取り放題ではなくトッピング(100円)で,1000円で明太子・高菜・角煮・海苔チャーシュー増量と具だくさんになりお得。御飯物や餃子もある。営業時間が遅いので,日曜も営業していれば僕の場合よかったのだが・・・。
最後はお約束の「二郎@堀切」。4杯目だとさすがにうんざりしてきた。でも食べたいのである。結局食べ切れなくて少々残したのだが,それでも食べられたことがうれしいのである。

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