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水戸周辺の店/食べ倒し日記 9911

ここでのコメントは僕自身がその日に食べた「印象」であり,あくまで僕個人の「感想」です。
参考程度にとどめ御自分の舌で判断されることを希望します。人の好みは人それぞれですから・・・

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1999年11月の食べ倒し日記 < > 1999年INDEX

☆日付はその日の日記,店名はさらに詳細な内容にリンクできる。

お気に入りの えぞっ子@五軒町匠家@水戸・市役所交差点 は食べても変わったことなければ書かないのであしからず。

11月24日(水)き伝@水戸・元吉田
11月20日(土)楽楽@水戸・元吉田
11月19日(金)活力ラーメンげんき屋@水戸・元吉田
11月18日(木)うまかもん@水戸・元吉田
11月17日(水)大宝@ひたちなか・湊中前
11月12日(金)屋台ラーメン@水戸・市役所前
11月10日(水)ラーメン専科@ひたちなか・高場

11月24日(水)き伝@水戸・元吉田

なんとなく「みそラーメン」を食べてみたくなってきたのだが,思ったほど特徴はなかった。もともとこの店は,麺が平凡なだけに,スープに「醤油ラーメン」のようなインパクトがないと,全体の印象はパッとしなくなるということだ。> (1999/07/30

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11月20日(土)楽楽@水戸・元吉田 : 水戸市元吉田町1486-5 [029-247-8665])

50号バイパス「ライト・オン」の交差点を南下,「吉沢北」バス停のところ(左側)にある。外観は一般的な中華料理系のラーメン店のもの。右にカウンター,左にテーブル席だが奥がちょっと深い。老夫婦の店。いかにも「職人」と言った感じの主人と,気の弱そうなおかみさん。昔からどこの町にも必ずあったタイプの店である。ラーメンは400円だったが,ちょっと気が変わって「水戸藩ラーメン・700円」なるものを注文してみる。大き目のどんぶりに盛られたそれは,チャーシューが2枚と柵に片側だけ切った名刺大のメンマ。椎茸が丸ごとのり,ニラと刻みネギがかけられる。別皿でニンニクとショウガ,お新香もついてくる。これで「五幸」と言うことかな(>「水戸藩ラーメン」の項参照)。きわめて和風の味付けで,醤油の味が強い。かろうじて浮いた油でラーメンらしさを保っていると言う感じだ。麺も一般的。最後に,別皿のニンニクとショウガを入れてみたら,全くラーメンの味ではなくなってしまった。基本となるラーメンの味はわからないが,だいたい想像はつく。店主の調理の手際はよく,年季が入って枯れた感じもあるから,麺類に限らず,手軽な「中華の食事」を楽しむ店なんだと思う。

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11月19日(金)活力ラーメンげんき屋@水戸・元吉田 : 木休

昨日の「うまかもん」のすぐ先に,夜目にも鮮やかにこの店はある。「麺魂」なんて幕に書いてある。50号沿い内原あたりでも見たことあるから,たぶんチェーン店。おそらく「古潭」系。店内はファミレス風。左にボックス席(5組),右に座敷,正面がカウンター。メニューは豊富というか複雑。ぱっと見にはどれがお勧めなのかわかりづらい。「具」でバリエーションをつけるラーメンばかりである。はじに小さく書いてあった「ラーメン・530円」を注文。カウンターの中の「茶髪」のお兄さんが元気よく返事する。でも髪が落ちないか気になる。そのラーメンは,軽く背脂の浮いた和風だしのスープ。薄い醤油色。麺はほどよく固め。それが持続したから,のびづらい麺のようだ。チャーシューは脂身の少ない薄切りのもの。それに海苔とけっこうシャキッとしたメンマ。無難なラーメンである。これにのせる具を組み合わせていけば普通に満足するだろう。セットメニューが豊富で,ミニチャーシュー丼(380円だがセットにすると+350円)なんてのを頼んでみる。小どんぶりのご飯に,ほぐしたチャーシューにタレをかけ,白髪ネギにマヨネーズと言う組み合わせ。カロリー高そうだが,つい頼みたくなる量と値段なのである。「ラーメン」ではなく,ラーメンも含めた「食事」をとるために来る店というところだろう。深夜1:00まで営業しているようだ。

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11月18日(木)うまかもん@元吉田 : 11:30〜15/17〜翌3:30・月休

水戸駅南を東西に走る通りの柳町の交差点(「天狗納豆」がある)から南へ。道なりにR50バイパス(「Right On」の交差点)へ向かう,昔からの街道の中ほどにある。東西のバイパスを工事中の大きな交差点のところだ。千波にある「うまかもん」の元吉田店ということになる。逆L字型のカウンターだけの店。店内は新建材の香りが残る。新しい。若い店主が1人。先客はなし。とんこつラーメン店ならシンプルなメニューでもよさそうなものだが,壁に覚えきれないくらいずらっとメニューが並ぶ。この店の「基本」だと思われる「屋台ラーメン・550円」というのを注文。店に「とんこつ臭さ」がなかったので,期待していなかったのだが,やはり白いさらっとしたスープ。粘度のない「とんこつ風スープ」。「うまみ」はあるのだが,タレを薄いスープで伸ばしたような感じだ。チャーシューは味はしみているものの,まだ若い感じ。プロっぽくない作り方。麺はストレート。千波店のように「ファイバー入り」などではないだけ,まだましである。目の前の「高菜」をいれれば味の変化が楽しめるか。チェーン店なのでしょうがないだろうが,「東京の博多ラーメン」と比較すると,もの足りない感じがするのは否めない。スープに対する基本的な考え方が違うのだと思う。

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11月17日(水)大宝@ひたちなか・湊中前

那珂湊中学校の正門斜め前の鉄工所の空き地にあるのだが,平屋の,客席と調理場だけの小さい店。通りがかりにそそられるタイプの店ではない。が,僕自身は昔から好きな店である。メニューはかなり豊富なのだが,いつも頼むのは「もやしラーメン・550円」。醤油色は強くない和風だしのラーメンなので,もやし炒め(もやし・ニンジン・玉ねぎ)の炒め油が加わると僕ごのみなのである。それにオリジナル(メニューにはない)でチャーシューをのせてもらう(700円になる)。脂身の少ないしっかりしたチャーシューが3枚のってきて満足感がさらに高まる。麺は手打ち麺。金上の「暖宝」とメニュー的に見て同系列だと思う(白みそラーメンなんてのもあるし)のだが,「暖宝」ほど不ぞろいのいかにも「手打ち」と言った麺ではない。若い夫婦でやっている店だが,店の外観はもちろん,内装にもメニューにも「今風」のところはない。その,見た目の派手さを追い求めず,黙々と働く若い二人(僕から見てだが)に昔から好感を持っている。

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11月12日(金)屋台ラーメン@水戸・市役所前 :  18〜翌1(金土〜翌3)日休

水戸市役所西側の駐車場で,小型トレーラーで営業している。三方がベンチ。ひげ面でタオルを頭に巻いた無愛想な若い店主(だと思う)を見上げるように座るようになる。ラーメンは600円。岩海苔が溶けた感じのスープは醤油の味が強い。深みのある味ではない。しかし麺は固めで,こういった感じの店によくあるべちゃっとしたものではない。バラ肉ロールチャーシューは厚め。けっこうやわらかい。メンマも元気だ。屋台で食べる仕上げの一杯としては上質であると思う。エミーさんとの食べ歩きオフ(「アラビアンOff&おまけラーメン」)の時に見つけたのだが,イラストがあるので,この店の雰囲気がよくわかると思う。

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11月10日(水)ラーメン専科@ひたちなか・高場

高場の常磐線陸橋・東側の交差点を東海方面に少し北進した左側にある。夜行くと,道沿いにうすぼんやりと浮かんでいる感じの店。外も中も疲れた感じだ。正面にカウンター,意外に広い左奥の部屋にテーブル席がある。みそラーメンは550円。油といりゴマが浮くスープは化調の味が濃い。はっきりした味付けだから,ライスと一緒に食べるといいのかもしれないが,「無料ライス」と書いてあった紙が茶色く変色していたのでためらってしまう。麺はやや平打ちの麺,具はゆでもやしとワカメ。ほとんど水切りをしないのはいただけない。あと,いわゆる「肉」の具(チャーシューとか挽肉とか)が,基本のみそラーメンにはつかないので,ボリューム的にもの足りなく感じる。チャーシュー麺を頼めと言うことか。タバコを吸いながら麺を茹でるのはどうか。「はっ」と気がついたように,タバコをもみ消して麺あげをするのは,見ていて気持ちのいいものではなかった。

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