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2004年4月の食べ歩き

4月25日( 稲荷@経堂/たきたろう@三鷹/池谷精肉店@秋川
4月18日( 華悟空@綾瀬/子竜@北千住/二郎@要町
4月11日( 万年青@座間/能登山@藤沢/吉村家@横浜
4月04日( 二郎@一之江/大勝軒@滝野川/田中商店@足立

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> ちなみにこの月に食べた地元の店は以下の通り ≫ 『食べ倒し日記 2004/04』

4月29日(祝)黒船屋@東海
4月24日(土)満貫荘@佐和
4月23日(金)金龍館@水戸・南町
4月22日(木)常総軒@水戸・駅南
4月16日(金)八ェ門@水戸・見和
4月15日(木)じゃんがら@水戸・駅南
4月14日(水)沖縄そば かりゆし@日立
4月13日(火)がんこ@千代田
4月13日(火)角ふじ@つくば。
4月09日(金)とんこつ家@ひたちなか
4月06日(火)宝来@ひたちなか
4月05日(月)高野屋@水戸・駅南
4月02日(金)花月@水戸・駅南
4月01日(木)味の博士@桂
4月01日(木)かぶき@常北

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4月25日()稲荷@経堂/たきたろう@三鷹/池谷精肉店@秋川
家族サービスに徹する大型連休がもうすぐ。今日はその直前の日曜と言うことで自由行動を許される(笑)。ならばなかなか行けない都心の先(西側)の店を攻めてみようと,気合いを入れていつもより早めに自宅を出る。昼過ぎに都内に入れた。環七を超えて経堂へ。評価の厳しいラーメン仲間のM氏に「いいよ〜」と薦められてずっと気になっていたのがこの店。
稲荷@経堂:世田谷区経堂3-38-7 月火休 11:30〜20 <03-3425-9061>
経堂駅西側の,商店街からちょっと外れた普通の町中にある。日曜の午後3時過ぎ,行列こそ無かったが店内は満席。入口の前で1人で待つことになったのだが,暖簾や垂れ幕,「稲荷」と書いた大きな木札がかかるものの,平面的な店頭の造りなので,店前に立たないと何の店かわからない構造。その前にポツンと立っているのがちょっと異様に移るのだろう,歩いてきた通行人が不思議そうにのぞき込んでいく。1人だからすぐ空くだろうと思ったらなかなか客が出てこない。15分ほどでやっと入店。・・・入って納得。カウンター4席とテーブル席が2台一応あるのだが,片方はなんと1人掛け。とにかく狭い店なのだ。お薦めのつけめん(醤油味)を注文。麺が270gで750円とのこと。店内には手書きの蘊蓄がペタペタと貼られているのだが,当然のことながら注文してからも待ち時間があったのでそれをPDAに入力することができた。曰く,「鶏ガラ,豚背ガラ,ゲンコツ,丸鶏スープにウルメカタクチ煮干し,サンマ干しのダシ汁をブレンド。隠し味に伊勢海老の頭から抽出したエキスを少々加えコクと旨味を出す。タレは有機丸大豆醤油,本むらさき醤油など4種類をブレンド。つけめんは実生ゆずポン酢,京都山田ごまらぁ油を使用。麺は3種類の粉をブレンドし,シコシコツルツルモチモチ感を出す」等々。運ばれてきたそれは,けっこうな太麺でまさに能書き通り。見た目も食感も文句なし。減っていくのが惜しいほどだが,満腹感も加速して,実に幸せな気分になった。海苔が1枚無造作にのるつけ汁は,動物系と魚介系のバランスがとれたどっしりしたもの。それに辛みが足され,麺との絡みもほど良く,そのままでもスープ割りしても実に美味。メンマは「台湾産乾燥メンマを5日かけもどし,魚介ダシで味付けした」とのこと。これがホント「コリコリ」。国産豚バラのチャーシューは,標準では量は少ないが焦げ目がついて実に香ばしい。脂身が溶けるようだ。もうこれは,今考えられるつけめんで最高のもの。これなら是非家族で来て,妻や娘たちみんなに食べさせたいと思ったほど。日曜は4〜5時で売り切れるとのことだが,不可能な時間ではない。でも店の狭さがネックかな。経堂そのものも道が狭く入り組んでいるから,クルマで店前まで来るのは事実上困難だろう。店前の道はそもそも駐車できる道幅ではない。駅前の駐車場にクルマを預け徒歩で来るのが無難だろう。ラーメン好き,特につけ麺好きの「麺喰い」ならば絶対食べておくべき店だろう。
いつもより早い時間帯に食べることができた1杯目でここまで満足すると,2杯目以降の選択は実に楽。味の傾向に関係なく,そして空腹を気にすることなく,前々から気になっていた店をコースに入れることができるのである。そう言うわけで向かった先は「三鷹」。古くは「江ぐち」(「angle1978」参照),最近では「傾奇者」で来た町だ。
たきたろう@三鷹:三鷹市下連雀4-16-47 月休 11〜15/17:30〜21(土日祝11〜21) <0422-41-7101>
2004年版石神本」の掲載店。三鷹駅の南側,連雀通りとの中間点あたりを中央通りから三鷹通りに向かってすぐにあった。穴を開けた白壁に挟まれた狭い入口を覆うように,「たきたろう」と染め抜いた鮮やかな橙色の長い暖簾が掛かる。外観からイメージするよりは奥に深い店で,店内はけっこうゆったりしている。カウンターは奥に3席だが,その手前に6人はかけられそうな大きなテーブル席が4+4+4。食券制なので塩ラーメン(600円)の券を購入。白ゴマの浮いた半透明のスープははっきりした味付け。無化調ながらダシもコクも十分感じるもので,もちろんこれは水準以上なのだろうが,正直言って,今の東京ではさほど個性を感じることができないタイプと思ったのも確か。「どこかで食べた」と感じる味なのだ。でも,それは食べ歩きを趣味とする僕のような人間にとっての話。近場の人には十分以上の価値があるだろう。茨城から都心を超えて食べにくるほどではないと言うだけのこと。麺は固め好きの僕でも少々固めに感じるもの。具は海苔,ほうれん草に脂身の少ないほぐれ系大きなチャーシューが1枚。塩なので卓上の赤唐辛子で見た目と味の変化を楽しめる。
今日は調子がいい。せっかく三鷹まで来たのだから,あまり行けない都下西部に行ってみよう。クルマなら1時間もあれば十分カバーできる。と言うわけでカーナビ頼りに秋川まで。
池谷精肉店@秋川:あきるの市秋川2-10-8 月休 11:30〜15/18〜23(麺切れ終了)<042-550-6440>
2004年版石神本」の掲載店。秋川駅北口の駅前大通りを北上してすぐの横道にある。有名店の「特一富屋」の向かい側。カウンター席のみの狭い店ですえた醤油の匂いが籠もる店内。雑然としていて,お世辞にも綺麗とは言えそうもない。粉っぽい雰囲気はまるで「二郎」で,飄々とした応対の店主が,白い粉だらけの麺を手分量ではかって茹で鍋に入れている。つけそば(700円)は並が200gで多め(300g)も選べ,軽くゆでた野菜(もやし&キャベツ)が多量につくので,標準でも野菜つけ麺並。めんは極太で経験的には「堀切二郎」並に固い。200gでも多く感じる。ちなみに「特盛り」と言うのもあり,その量は500g。注文している人がいたが,これはもうげっそりするくらい多い。つけ汁のスープ本体は濁った豚骨系で,甘味とボリューム感がけっこうあるのだが,この麺にはそれでも負けてる印象。味はスープだけではちょっと飲めないしょっぱさ。スープ割をしてもらわなければ飲めないだろう。バラチャーシューが大きく1枚で,しょっぱさの残る茎ワカメと半熟味玉が標準でついてくる。・・・個性は十分以上にある。(僕は)面白いと思う。が,完全に客を選ぶ店だ。万人に薦められるタイプの店ではないが,僕自身はまた来てもいいかな(笑)。麺にせよスープにせよ,3杯目がこれだと胃に負担がかかり消化が悪そうと少々反省しながら店を後にした。
そのまま都心に戻り,ちょっと時間があったので「オートウェイブ@晴海」に寄り道。今日はラーメン的にはもう十分なはずなのだが,それでもなおふと『今日の締め』に「二郎@堀切」をイメージしてしまう悲しいサガ。でも「堀切二郎」が何故か閉まっていた。今までのラーメンがまだ消化できていないので半分ほっとした(?)が,すぐそばの「弁慶」が目に入るとそこで食べようかなと思ってしまったりする。「そこまでして食べることもないだろう」と自分を諫めながら帰途についた。
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4月18日()華悟空@綾瀬/子竜@北千住/二郎@要町
久しぶりの個人行動なので,ずっと気になっていた店をまわってみることにする。出発が遅かったので東京着は結局夕方。でも僕には十分時間がある。まずまわったのは下町のこの2軒。
華悟空@綾瀬:足立区綾瀬4-6-1 火休 11:30〜14(日祝〜15)/18〜22 <03-3629-8759>
常磐線高架下の飲食街の端の方にあったのでずいぶん迷ってしまった。竜宮城のような入口にまず違和感が。店内も中華系の店にしてはガランとしていて,O字型半分だけのカウンター10席のみとシンプル。元々中華料理店だったのを改装したのだろうか?装飾も音楽も中華料理店の雰囲気なのだが,メニューは麺類だけ。食べたのは醤油ラーメン(650円)。節系和風でコクのあるスープ。チラシによると三陸サンマ干し・南部有機野菜・北陸のマイワシ干し・ 東北の奥州こくみ鶏など厳選素材で取ったスープだそうだ。丁寧な感じのするスープ。麺は固めで喉越しのいい縮れ麺。具はチャーシュー・海苔・メンマにカイワレ・エリンギ・赤いクコの実。後者2点はラーメンには珍しい具だが,このラーメンにはよく合っている。週刊誌の記事がガラス戸や店内にたくさん貼ってあったのだが,客がいないせいかかえって場所と同じく寂しい雰囲気になってしまっている。味はいいと思うんだけど店に活気が無い分,満足度が薄れてしまうのだ。場所が地味なのかなぁ・・・。
子竜@北千住:足立区千住旭町2-1 水休 11〜21(中休みとる場合あり)<03-3870-1330>
北千住駅近くの線路沿いにこの店はあるのだが,日曜の夜のせいか人通りも少なく,周囲はちょっと寂しい場所。店内はゆったりしていてコンクリートの壁が今風。カウンターは木製だがアルミで縁どられしゃれたている。椅子もアルミ。ラーメン店と言うよりバーのような落ち着いた雰囲気だ。ラーメン(塩・650円)を注文。鶏と野菜の甘みを感じるあっさり系だが,コクありのまろやかなスープ。麺は加水率高めのつるっとした細麺。具は白髪ネギにほぐれるチャーシュー,そしてしっかり味付けしたメンマ。塩味だと卓上の赤辛子でかなり味が変わるのが面白い。いろいろ試しているうちに,スープをついつい全部飲み干してしまった。女性向けだろうか「半らーめん」(400円)と言うのもあるので,マニアの場合は連食にいいかもしれない(笑)。食後に出されるジャスミン茶はさわやかでうれしい心遣い。
3軒目に予定していた「框堂@中目黒」(目黒区上目黒3-1-8 無休 17〜翌2・日祝〜23)へ向かう。山手通りから路地をちょっと入った奥にあるのだが,照明にも凝った洒落た作りの分,ちょっと入りづらい雰囲気。前の道を何度か往復した後,意を決して大きなドアを開ける。が,22時15分過ぎでオーダーストップとのこと。拍子抜け。仕方なくあきらめたが,この店,店内はけっこう広めのパブのような造りで,若い飲み客で賑わっていた。つまり男1人で入店してラーメンだけを注文できるような雰囲気ではないのだ。僕には今後敷居が高そうな店だ。誰かと来ればいいのだが,家族で入れるような雰囲気でもないしね。
時間も時間だし、あとは食べたいラーメンを食べようと山手通をそのまま北上して「二郎@要町」(マルジ@板橋南)へ向かう。締めにこの二郎と言うのはあまりにも無謀なのだが、体が欲しているのだから仕方がない。ラーメンを注文。サービスの生玉子を入れると味がまろやかになることを発見。それなりに満足して帰途につく。この時すでに11時過ぎ。もちろん疲れるが,こういう日曜の過ごし方が僕にとってはストレス解消になるのだ。
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4月11日()万年青@座間/能登山@藤沢/吉村家@横浜
先週雨で断念した,家族恒例の『箱根の桜』(>「桜満開の箱根・日帰りで温泉とラーメン」<2001/04/22>参照)を求めて,常磐高速から湾岸線経由で東名へ。まずは1杯。横浜町田インターで高速を下りる。
万年青(おもと)@座間:座間市入谷1-192-1 月休 11〜22 <046-258-2100>
クルマ通りの多い街道沿い。Pは店前に4台分ほど。店内はカウンター10席にテーブル8席。情報では家系出身というこの店の基本メニューは「豚骨醤油」と「和風」の二本立て。まず「ラーメン」(600円)。深い焼物の丼のせいか量的には少な目に感じる。豚骨醤油の茶濁スープに海苔の立った見た目はまんま「家系」のそれだが,ライトで魚系が効いているのが特徴的。麺は中太ストレート。「羽田製麺」の麺箱があった。もう一方の目玉の「和風らぁめん」(600円)は普通に醤油色のスープ。味付けは薄く上品で舌に心地よい旨味。こちらの麺は縮れ麺。つけめん(700円)は麺が一番いい感じに締まってコシがあり,つけ汁は酸味が効いたライト系。具はメンマ・海苔・味玉で麺皿の方に盛られる。あとご飯ものとして「あぶりチャーシュー丼」(300円)も注文。家族で行くといろいろ楽しめていいかもしれないが,マニア的にはどっちつかずという気も・・・。
そのまま小田原に向かい箱根新道で箱根を一気に駆け上がる。が,桜がない!。これでははるばる茨城からここまで来た意味がないと,桜を求めて箱根峠から熱海側に南下し,途中で公園(姫の沢公園)をみつけ寄ってみたら,そこに少し桜があってホッとする。日曜午後ののどかな日差しの中,公園で遊び娘達もうれしそう。熱海まで下りて海を見てもしょうがないので(自宅は海のそばだもの),来た道で箱根に戻る。芦ノ湖湖畔で遊んだ後,箱根元町〜畑宿を経由して箱根を後にし,小田原から西湘バイパスで東に向かう。厚木方面に向かうのと違い,いつも混雑するコースなのだが,途中まではとても快調。しかし,やはり河口の手前でいきなり全く動かなくなる。カーナビで抜け道を駆使して目的地・茅ヶ崎に向かう。が,目的の「醤五@茅ヶ崎」には「本日夜の部営業無し」の貼り紙が・・・。目的を変更し,くねくねと続く高架下の道で藤沢に向かう。
能登山@藤沢:藤沢市本町4-9-22 木休 12〜15/18〜21<090-8101-5034>
カウンターのみの狭い店内。メニューは「丸」「角」「肉味噌」の3種が基本。「豚骨・鶏ガラ・動物脂完全不使用」と言うのがこの店の売り。スープの素材はすべて海のもので,「鰯・鯖・鰹・昆布・エイヒレ・帆立・海の塩」としっかり表示されている。こういう店は理屈が徹底しているから味に自信が持てるんだろうなぁ。メニュー的には「丸」が基本で,「角」は「丸」に干し海老を足して風味とコクを出し,「肉味噌」(800円)はねぎ味噌&チャーシュー3枚の足し算のようだ。ねぎ味噌でスパイシーな感じになる。基本のスープ&麺(中細の縮れ麺)は同じ。半熟の出汁入り玉子(50円)は注射器に入ったダシを目の前で注入してくれる。値段が値段だし,話のタネにもなるから是非注文してみたい一品だ(笑)。
そのまま横浜へ向かう。そして横浜まで来た以上,僕の場合「吉村家@横浜」は外せない(笑)。 ラーメン(590円)を。キャベツは売り切れ。今日は味玉が「人質解放を記念して1個10円」だった。麺固めで頼んでみたが,まさに家系の本流を感じさせる(本店だから当たり前だが)。味はかなり濃い目で,そのまま飲み干せるものではなかったが,接客等は清々しさを感じるくらい徹底されている。
夜景のきれいな「みなとみらい」を散策し,ベイブリッジ〜湾岸線経由で帰る。2時間程で自宅に着いた。日曜深夜に高速で帰れば,横浜は思ったよりも近いのである(笑)。
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 4月04日()二郎@一之江/大勝軒@滝野川/田中商店@足立
「春休み」と言うことで家族でお出かけ。例年だと桜を観に箱根に行ったりするのだが(>「桜満開の箱根・日帰りで温泉とラーメン」(2001/04/22)参照),雨のため断念。地元の桜ポイントも桜は咲いているもののなんか雰囲気がが暗かった。当然の如く東京を目指す。
順調に都内には入りまずは「二郎@一之江」へ。この店に家族を連れて来るのは初めてだが,妻も娘も「二郎」のラーメンそのものは十分理解しているので問題はないのだ。家族4人で並び,20分ほどで着席できた。この店はカウンター越しに調理の手順がよく見える。丼に白い粉をザッザッとかけて,チャーシューの汁をタレにして背脂満載のスープを寸胴鍋から平ざるで漉し入れる。ラーメンの成り立ちとしては単純なものだと思うが,ハマってしまっている。麺はもっちりとした極太麺。下の娘のために「麺少な目」で注文してみたのだが,見た目はあまり変わらないようだ。それくらい量が多い。持て余すと思いきや我が家族はさにあらず。「チャーシュー食べてあげるわよ〜」「食べられるからいいっ」とチャーシューをとりあう母と小4の娘に苦笑。カウンター席のみなので食べるのに時間がかかると後の客に嫌がられそうだが,普通の所用時間で食べ終わることが出来た。満足。食欲が十分以上に満たされたあと向かったのは「家族サービス」としてのこの場所。2回目である。
江戸東京博物館:墨田区横網1-4-1月休 9:30〜17:30(木・金〜20) <03-3626-9974>
ここに来るのは4年ぶりである(>『江戸東京博物館@両国』とお気に入りの3店 <2000/06/04>参照)。今回の目的は 「新選組 !!」展。香取慎吾主演のNHKの大河ドラマ「新撰組」で盛り上がっているこの時期に合わせた内容だが,今風の内容のドラマと違い,読み物(=文字)が多いカタい内容。子供にはちょっと辛かったと思うが,本物を観て感じたという記憶は娘達に残るのではと期待している。上の娘はこの4月から中学生になる。社会の勉強もより具体的になってくる。少しでも勉強の役に立てばと言う親心だったのだ(笑)。続いて前回好印象だった「常設展」も観ようと思ったのだが,常設展も観ることができる「共通券」だと思った入場券が,企画部分だけの券だったようで「常設展」は入場できなかった。大人1100円・小中学生550円で家族4人で3300円とそれなりの値段だったのだが・・・。まぁ前に見たものだし,閉館時間も迫っていたからこれでいいだろう。帰りにに2200円で買った厚口の企画本が想定内容共に秀逸。観たものが丁寧にカラーで掲載されていてすべて思い出せる。いい記念になった。
池袋に向かい「アムラックス」から「東急ハンズ」というあまりにオーソドックスな我が家の定番コースで時間をつぶし,ほどなく夕食の時間。時間の関係で池袋から近い店として選んだのは「大勝軒@滝野川」。待つことなく着席することができた。つけめんの「もりそば」が650円。麺の湯切りは雑な感じだが,まぁ大勝軒らしいと言えば大勝軒らしいか。「野菜もり」はなんと900円で野菜の量からすると高く感じる。盛のいい「つくば大勝軒」とかが良心的に思えてきてしまう。上の娘が食べた「中華そば」は麺がのびる分,早く食べないとだんだんツラくなってくる。
普通ならもうこれで十分なのだが, 少しお腹に余裕があったので(笑),「田中商店@足立」に寄ってみる。雨のせいか空いていたし駐車場も余裕があった。妻と子を待たせて大急ぎで一杯食べてくる。
買ったばかりのDVD「マトリックスレボリューション」を大音量で鳴らしながら(効果音に比べて声が小さめだから)雨の中をひた走り自宅へ向かう。「何故こういう生活をしているのだろう」と妻としみじみ話してしまった(笑)。

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