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連休明けの最初の日曜。個人行動と言うことで12時出発。あちこち寄り道していたら時間がかかってしまった。17時でやっと都内に入る。まずは,ずっと気になっていたこの店。カーナビの指示通りにやってきたが,ラーメン的にも初めて来る地域だ。
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伊藤@王子:北区豊島4-5-3
不定休 11〜15/17〜21(土日祝11〜20)<03-3913-2477>
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秋田県角館にある有名店「伊藤」の暖簾分けとのこと。本店主人の弟がこの店の店主だそうだからまさに「直系」。静かな商店街の中にある店で,新店なのだが今風な装飾は何もなく,素っ気ない外観。白い暖簾がシンプルで清々しい。メニューはシンプル。そばが500円で肉そばが650円。肉自体はゆで豚で特に味もないので,同じ150円増しの値段なら大盛り150円の方がいいかも。麺は製麺機が見えるから自家製麺のようだ。歯切れが良くて,ぷりっとコシがある独特の丸ストレート麺。これはうまい。スープは茶濁して粉の浮いた豚骨醤油の節系魚系。しょっぱさはほとんどない。タレの味はあまり感じずダシの味が前面に出ている。スープの量は極端に少ないがこれも個性かも。薬味はネギのみと極めてシンプル。地方で確立したスタイルだけあって東京ではどこの店とも比較できない個性がある店だ。
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二郎@池袋:豊島区南池袋2-27-17
月休 11:30〜23 <03-3980-0210>
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数えてみたら15人待ち。「ガツン系香油ラーメン」(800円)と言うのがあったのでそれを注文。輪切りの青ネギの上にマー油のような焦がした油が多量にのる。広がる油は茶色。香ばしくスープに深みが出て,かつ野菜との相性がいい。基本の部分はラーメンと同じなので+200円は少々割高にも思えるが確かにクセになるタイプだ。かなり満足する。3月30日より「11:30〜23:00」に通し営業&時間延長とのこと。>「公式サイト」があるようだ
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もちもちの木@新宿:新宿区西新宿7-7-25
無休 11〜22 <03-3368-1751>
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いまやラーメン激戦区となった小滝橋通りにある店。埼玉にある同名の人気店の東京進出と言うことになる。店は地下にあり,ジャズが流れる店内は落ち着いた雰囲気。ラーメン店らしくない雰囲気=最初1人ではちょっと入りづらいかも。4人掛けの木の丸テーブル2台と壁に木のカウンターが9席。「中華そば」は「小」が1玉・140g・650円で「中」280g(750円)〜「大」420g(950円)と選べる。「つけそば」は「小」で200gで700円。「中」400g(850円)〜600g(1000円)の選択。スープは濁った濃い醤油色で節粉が浮く濃厚Wスープ系。で,これがとにか熱く,かつ,表面の油で全然冷めないので,中細麺に油が絡み常に熱々の状態。千切りのネギがありがたかった。水ばかり飲んで最後は汗だく。「なにもこんなに熱くしなくても」と言うのが正直な感想。埼玉はこんなだったかなぁ・・・。
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福福@松戸:松戸市本町16-5
無休 11:30〜14:30/18〜25 <047-331-0114>
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博多長浜ラーメンの看板。表通りと裏通りに面した奥の深い店。背後にゆとりがあるゆったりとしたカウンター席が並び,中央にテーブル席がある構造。ラーメンは600円。とんこつスープは甘味のある濃厚なもので田中商店と同レベル。麺はきれいな極細麺。最初固く感じたがそのうち気にならなくなってきた。日曜深夜の帰り道の松戸にこんな濃厚博多系の店ができたことは「仕上げの一杯」(「とどめの一杯」?)にありがたい(笑)。
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実に収穫の多い1日(半日?)だった。満足して帰途につく。
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