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水戸周辺の店/食べ倒し日記 2001/12

ここでのコメントは僕自身がその日に食べた「印象」であり,あくまで僕個人の「感想」です。
参考程度にとどめ御自分の舌で判断されることを希望します。人の好みは人それぞれですから・・・

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2001年12月の食べ倒し日記 < > 2001年INDEX

☆日付はその日の日記,店名はさらに詳細な内容にリンクできる。

12月30日(日)げんこつや@那珂町
12月26日(水)とんこつ家@ひたちなか・高場
12月23日(日)えぞっ子@水戸・五軒町
12月19日(水)火土火土@水戸・見川
12月17日(月)壱福家@笠間
12月13日(木)加満家@那珂湊・南神敷台
12月12日(水)天天@ひたちなか・高場
12月11日(火)加満家@那珂湊・南神敷台
12月07日(土)えぞっ子@水戸・五軒町
12月03日(月)幸楽苑@水戸・元吉田

> ちなみにこの月の遠征は以下の通り ≫ 『食べ歩き日記 2001/12』

12月24日( 来集軒@浅草/喜楽@渋谷/ホープ軒@千駄ヶ谷
12月16日( 蒙古タンメン中本@西池袋/竹麓輔商店@渋谷/二郎@堀切
12月09日( 百香亭@つくば/大勝軒@佐貫/よってこや@牛久

2001/12

12月30日(日)げんこつや@那珂町

年末の大掃除で忙しい中,妻と「年越しの一杯をどこで食べるか」という話になり,この店をチョイス。「上水戸店」には何度か家族を連れて行ったことがあるのだが,ここ本店は初めてである。夕方6時に電話で確認して,せわしい師走の街をひた走る。「遅くとも7時には閉店になりそうです」と奥さんに言われたからだ。案の定6時45分でのれんは下りていたが,一応覗いて確認したら先客は3組ほど。よほど僕が懇願調の顔をしていたのだろう,「ざるならば」と言うことでなんとか入店する。入るとラーメンも大丈夫ということでラーメン1杯にざるらーめん3杯注文。下の娘は食べきれないから,それを僕がもらう算段だ。妻は「暖かいもの」と希望してラーメン。つい先日「ホープ軒@千駄ヶ谷」で食べたばかりだからこの程度のこってりは慣れたものなのである。「うんうん」と納得しながら食べている。もちろん4杯をきれいに平らげ(上の娘はつけめんなら軽く1人前は食べる),今年最後の客となった。ひと頃の行列も解消され,最近は9時まで営業できるそうである。

12月26日(水)とんこつ家@ひたちなか

シンプルに博多ラーメン(500円)&替玉(100円)で。今日はちょっとタレが薄かったかな。僕としては珍しく,タレを何度かスープに足した。麺は例の如く固めでいい感じ。この麺は東京の有名店でも通用する博多極細麺だと思う。

12月23日(日)えぞっ子@水戸・五軒町

妻の強い希望により,クリスマスイブ前日の外食だというのにラーメンである。今日は大胆にみそ・しお・しょうゆの3種類を各大盛りで注文。手間が3倍かかるので混んでる時には遠慮するのだが,少し余裕がありそうだったのでそうしたわけだ。上の娘が「しょうゆ」で僕が「しおバター」と言うことになる。今日は僕的にはちょっと薄かったが,妻はちょうどよかっったという。しょうゆもいいと思う。

12月19日(水)火土火土@水戸・見川

「どんぶり会議」の情報(2001/11/27)で知った店。その後,何度か店の前を通って場所を確認して,12/17(月)に営業開始を確認(9時過ぎで看板の明かりは消えていたけど)。満を持してこの日の昼に訪問。水戸市中心部から見川町・岩間街道をR50バイパス方面に向かい2/3ほど。左カーブにあるタイヤショップの先左側。コインランドリー(しゃぼん)の並びで駐車場はかなり広い。黒壁に描いた店名の文字が安っぽくて外観は怪しげだが,店内は思いの外スッキリしている。吉野屋式U字型カウンターの店で,TVが両サイドに2台ある。で,メニューがユニーク(多少ありがちなネーミングだが・笑)

火土火土らーめん(豚バラチャーシュー)600円
助さんらーめん(ロースチャーシュー)700円
格さんらーめん(角煮)800円
黄門様らーめん(全部入り)1200円
弥七らーめん(豚バラチャーシューダブル)800円
大盛り100円・おしんさん(あんにん豆腐)200円

丼も小振りで深めの今風なもの。基本的に醤油味でにごりがあるものだが,何というか洋風の味わいも(コンソメ風?)。ちょっと複雑で「〜系」とは分類不能だ。で,こだわった感じは随所に感じられる。つるつるの麺は固めでやや太めなもの。量は少な目かな。具は「水戸藩ラーメン」風のチンゲンサイに海苔。あと燻製の小振りなチャーシューが2枚。玉子もしっかり薫製のものだが,ちょっと香りがきついかも。その香りがスープにもかなり影響している。店内に燻製用のストーブがあったから手造りなのだろう。全体的な印象としては,いくぶん未完成な感じもするが,ちらっと見えた厨房のご主人は思ったよりも上の年代の人で,目的を持ってこだわって作っている感じがする。けっこう期待できると思う。「天天」と同じような雰囲気を持っているし,東京の有名店ほど完成したものではないにせよ,そう言う方向を目指して研究している感じがする。水戸近辺でこのタイプの新しい店はうれしいものだ。夫婦でやっているのかなと思ったら,昼の女性はパートのおばちゃんで聞いても営業時間がはっきりしない(笑)。「昼は2時まで。夜は8時か9時までかなぁ〜」などと言っていた。11時までなら,情報では「月休で夜11時まで」とか。夜に水戸を徘徊することの多い僕も行きやすいかな。「火土火土」の意味を是非聞きたかったのだが聞きそびれてしまった。

>「どんぶり会議」に投稿(2001/12/22)

12月17日(月)壱福家@笠間:水休 〜22

今日は珍しく空腹だったので(笑),中盛ラーメン(650円)にネギ丼(小・・・と言っても「大」はない・350円)をつける。具は刻みチャーシューに白髪ネギを合えたもので,ちぎった海苔がかけられたもの。ラーメン用の小さな丼に入ってくるが,ご飯の量的には普通。ラーメンと同じ「具」なのだから,+100円で「ネギラーメン」にして「ライス」(100円)でもよかったかななどと考えながら食べていた(150円安くなるもの・笑)。スープの濃度は十分だったが,今日はタレの味が濃いめの印象。

12月13日(木)加満家@那珂湊・南神敷台:水休 11〜14/17〜22<029-262-3369>

情報確認のため一昨日に続き来訪。時計を見ていたのだが,麺は茹で時間4分でも固かった(茹で湯を取り替えたばかりで湯温が低かったのかもしれないが)。今日も正油をいただく。今日は前回と違いタレが少ない感じ。最後に豆板醤を入れるとちょうどいい感じになった。味噌は中華鍋に野菜を先に入れて煮込むタイプだが,炒め時間は少ない印象。

>「どんぶり会議」に投稿(2001/12/13)

12月12日(水)天天@ひたちなか・高場

久々にこの店へ。今日は「魚こく醤油らーめん」。煮干し油が効いていていい感じ。でもちょっとタレの味がストレートかな。味は濃く感じるのに厚みがない。でも全体のバランスとしてはこだわっている雰囲気があって十分だと思う。昼過ぎの時間で客はまばらだったが,何とか工夫してがんばって欲しいものだ。あと,「どんぶり会議」でもあった意見だが,調理場が奥まっていて,作っている人の顔も雰囲気も全くわからないのはちょっと残念だ。文字通り作っている人の「顔が見える」ラーメンが好きだから・・・。それにしてもこの店,昼間に南側から行くと,道路から奥まっている上に道沿いに看板もないため,非常に店の場所がわかりづらい。今日が3度目なのに,通り過ぎて佐和駅の方まで行ってしまったほど。そう言えばDMで紹介した友人から「見つからない」と返信をもらったことがある。夜は灯りで何とかわかるものの,もう少し目立つ看板でも立てた方がいいと思うのだが・・・。

12月11日(火)加満家@那珂湊・南神敷台:水休 11〜14/17〜22<029-262-3369>

ひたちなか(旧・那珂湊)にできた背脂ラーメン系の新店。まもなく西側から道路が開通するものの,今はまだ半端な場所で,僕自身あまり通らない道沿いなので,地元の店なのにDMの情報でその開店を知る。水戸方面(R50方面)からはR245を日立方面に北上し,那珂川を渡ったら(港大橋)那珂湊市街方面に右折。ケーズデンキの交差点を左折し湊線の踏み切りを渡り坂を上った先のセイブストアーの信号を右折。セイプストアーの裏手にある。勝田方面からなら,R245のひたちなかインター北側の部田野(へたの)交差点(サンクスと広域斎場がある大きな交差点)を那珂湊市街地に東へ向かい,道なりに南東へ進む。道が細くなり消防署・湊中の先のT字路信号を右へ行くと,セイブストアの手前右側(裏手)にある。地元の感覚で言うと,那珂湊中学校の南西側で市立図書館&体育館の向かいと言えばわかりやすいか。ラーメン店で言うなら「大宝@那珂湊」の近くと言うことになる。外観は敷地が一段高い和風の立派なものだが,これはその前の和食店(?)のものを改装したからのようだ。雰囲気的には正当派醤油味の雰囲気だがこれがギンギンの「背脂系」。すぐそばの公共施設(しあわせプラザ)に入浴施設があるせいか,年輩の女性客が2組ほど先にいたが面食らっていた(笑)。店主は若く,タオルを頭に巻いて気合いが入っている。確信をもって背脂ラーメンを作っている感じ。どこかでそれなりに修行をした雰囲気がある。ラーメン自体は茨城で言うなら「三水@つくば」のスタイル。系統的には正しい背脂系だと思う。背脂の量は十分過ぎるほど。表面はびっちり背脂で覆われている。僕としては元のスープのコクがやや薄い感じもしたが,背脂系の店ではくどくならないようによくあるパターンなので,「狙い」なのか「ブレ」なのか何とも言えない。タレもやや弱いかな。「スープは底の方からすくうように飲んでください」との指定があった。表面だけすくうと背脂だけ飲むことになるからだろう(笑)。麺自体は,やや黄色いものの,えぞっ子とかの麺を作っている渡辺製麺所製(額があった)。背脂系としては太めの麺だ。けっこう固め。具のモヤシが背脂のくどさを緩和してくれて心地よい。メンマも少々。バラ肉ロールのチャーシューは薄めだけど,+250円でチャーシューメンにでき,200円刻みでダブル〜トリプルと増やせるから好きな人は好きなだけと言うこと。ただしトリプルチャーシューメンにすると醤油らーめん(550円)+250円+200円+200円で1200円と立派な値段だ(笑)。大盛とネギは各+150円で味噌味は+100円。トッピングも味玉など各種。「味の濃さ」「麺の固さ」「脂の量」は3段階で注文できる。あと,しっかり柄が直角の木のレンゲ(味噌系の店によくあるやつ)は,僕のようにスープもまめに飲みたい人間にとってはかなり飲みづらかった。スープを飲みきると丼のそこには「感謝」の文字があるのはご愛嬌。背脂ラーメン自体,たしかに。完全に客を選ぶラーメンで,年輩の人は多分ダメだろう。でも,若くスタイルを持っている分,水戸周辺では期待できる店だと思う。ちなみに,若い店主は大洗の割烹「かま家」の息子さんだそうで,開店祝にその「かま家」のライターをレジでもらった(笑)。

>「どんぶり会議」に投稿(2001/12/13)

12月07日(土)えぞっ子@水戸・五軒町

空腹のせいもあったのかもしれないが,今日の出来は最高だった。何がどう違うのかうまく言えないけど,スープがうまかった。そのスープを残さず飲みきり,家族全員のどんぶりをきっちり重ねることができた(笑)。いつも微妙に感想が食い違う妻とも今日は意見が一致。上の娘も「美味しかった〜」とニコニコだった。現TVチャンピオン・ラーメン王のSさんが番組の最後に言っていた「もちろんいつも美味しいんだけど,5回か10回に1回くらい『すごく美味しい』ラーメンが出てくる店に通い詰めて,その5回か10回に1回の『すごく美味しい』ラーメンを食べるのが好き」と言うのはこういう感じかなと考えながら帰ってきた。

12月03日(月)幸楽苑@水戸・元吉田

午後10時過ぎの訪問。「きでん」時代にはなかった(と思う)「しおらーめん・390円」にしようかと一瞬迷ったのだが,無難なところで「ざるらーめん390円」を。「オーダー入ります」と言うパートのおばさんの声に,「かしこまりました」と言う若い(幼い?)声が調理場から返る。マニュアル化しているのだろうが,ラーメン店には,ましてやレトロな雰囲気を狙っている感じのこの店にはあまりそぐわないと思う(余計なお世話?)。つけ汁は強烈な甘辛酸味と「旨味」。つるっとした麺は水で締められているだけ印象がいい。白い平皿で麺を載せてあるプラスチックのザルは興ざめだが,値段が値段だししょうがないだろう。ところでこの店,メニューに大盛りの表示はないのだが,伝票にはしっかりその表示があった。注文は可能なようだ。「ざるラーメン」の場合,普通の食欲では普通盛は少ないだろう。夕食をしっかりとった後に食べている(笑)僕には丁度いいが,空腹でもないのにこうして義務のように食べている自分が怖い気もする。それにしてもこの店,南側から来ると看板がまるで目だたない。北からでは中央分離帯が障害になる立地条件。不利だと思うのだが,それでもけっこう賑わっているのは安さのせい?

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