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1999年6月の食べ歩き 

■  6月06日()  横浜ラーメン@北浦 / 13湯麺@南流山 
    らーめん英@経堂 / よかろうもん@墨田・緑
■  6月13日()  まるきゅう@金町 / 永竜@渋谷 / のりや@大井町
6月27日( かっぱ亭@つくば/御天@井草/元気家@石神井 

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> 水戸周辺は「食べ倒し日記」へ 

6月6日() 横浜ラーメン@北浦 / 13湯麺@南流山 / らーめん英@経堂 / よかろうもん@墨田・緑
仕事の関係で出発は午後となる。今日は子供達は妻と近所の公園で遊ぶというので1人で出かける。行き先はTV東京の番組「愛の貧乏脱出大作戦」で月曜(5/31)に取り上げられていた「横浜ラーメン@茨城・北浦」へ。水戸での所用を済ませ,6号から鉾田町へ向かう茨城の典型的な田舎道を走り北浦に着く。やっと探し出したその店は,ビニールハウスの並ぶ何でもない畑地の中に建っていた。 しかし大行列。なんと,結局食べられなかったのである。>「愛の貧乏脱出大作戦」の店は大混乱
地元で適当な店をと,以前から気になっていた「三水@つくば」へ。> 茨城の背脂・「三水@つくば」
夕方5時を回っていたが,千葉に向かう。柏から流山に入り,住宅地の中の「13湯麺@南流山」を探しだししゃれた1杯> 「カズサントンミン」という南流山の店
7時過ぎなのに,それから東京をめざしてしまう。ほとんど病気である。秋葉原LAOX・新宿TSUTAYAで時間調整。
またも迷路のような道を通り「らーめん英@経堂」へ > 博多ラーメン連食・「英」
ついで仕上げにいつもの帰り道沿いにあり気になっていた「よかろうもん@墨田・緑」へ > 博多ラーメン連食・「よかろうもん」
今日は疲れた。
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6月13日()  まるきゅう@金町 / 永竜@渋谷 / のりや@大井町 
午前10時,今日は家族ででかける。この時点でどこに行くかはまだ決まっていない。しかし妻はラーメンを食べに行くことは決めていた。どこに行くかではなく,どこで食べるかが問題なのである。
結局最初の1杯はまるきゅう@金町」へ。水元公園に入る交差点ちかくにあるカウンター8席だけの狭い店。和食の職人風の店主1人でやっている。例の如く「醤油・味噌・油そば(各600円)」の3種を注文し一家4人で取り合うようにして食べる。「醤油」は深い味。少し油が浮き,コクがある。妻は一番お気に入り。細麺と太麺が選べる。「味噌」は白味噌,奥の方に乳製品(バターとか)の味を感じる。白味噌はみそ汁のようになりやすいが,微妙なところで一線を画していると思う。「まるきゅうそば」という油そばが人気のようだ。温かい太麺の上に細切りのネギとチャーシューがのる。ちまちま食べていたら「まぜてください」と店主からアドバイス。ぐちゃぐちゃに混ぜると見た目は悪くなるが,辛目の香油で食べやすい。全体として店主の見た目通りすっきりしたラーメンが食べられる店である。水元公園に遊びに来たらここがいい。(1999.6.13)
「家族でおでかけ」という本に載っていた「IBM情報科学館@大手町」を探すがすでに移転していて,跡形もなかった。それではと「HONDA WelcomePlaza@青山」へ。ここもわが家のお気に入り。今注文しても1年待ちという S2000 (330万位する2人乗りのオープンカー)に妻と二人で乗りお互い「似合わないねえ」と確認し合う。ちなみにわが家にもカプチーノというオープンカーがある。ただし軽自動車である。これで毎年11/25の結婚記念日に水戸のフランス料理店に行ってオープンにして帰ってくるのが恒例なのである。もちろんふるえながらである。ラーメン以外のものを食べるのもかなり珍しいのだ。
どこにいくか青山通り走りながら考えて,結局「永竜@渋谷」へ。渋谷駅南口からR246を超えた桜丘にある。「亜寿加」の奥だ。この店はもともとは「永柳」と言っていた。食べてみれば「桂花@新宿」コピーだった。しかし,その経緯はわからないが,「永竜」と店名が変わり,「永柳」は高田馬場にできた。「永竜」になったあとも「桂花」風だったと記憶しているので,家族で食べるときには無難なラーメンをとこの店に「桂花の味」を求めたのだ。しかしメニューにネギラーメンなんてのができ,おまけに「冷やし中華」までのっている。おかしいなと思ったが,案の定,全く別物になっていた。麺は一般的な中細麺。何の特長もない。スープの香油と太肉に桂花の面影が残るだけだった。スープも薄目。普通のラーメンとしてみればこれでもいいのかもしれないが,渋谷で「桂花の味」を求めた僕にすれば大いに不満である(道玄坂にも桂花はあるが,そこまで行くと「喜楽」に行ってしまう)。少なくとも茨城から,しかも家族で食べに来るようなラーメンではなくなってしまった。(1999.6.13)
ここから池上の久松湯に行く。なんか今日は効率が悪い。移動時間に無駄が多い。とにかく,風呂でゆっくりし,風呂上がりにロビーでみんなでアイスを食べてのんびりする。
最後は妻はまだ食べたことがない「のりや@大井町」へ。若いカップルがやたら多い行列に並び(20分くらい・子供はマックのポテト食べて車で遊んでいた),やっと食べたラーメンは妻に言わせれば「期待が大きかったぶん」,「?」な味だった。僕自身は開店当初に食べて,「まっち棒@池尻」ほどのインパクトを受けてなかった。でも最近見た雑誌に「開店当初は急に売れて味が一定しなかったが,最近は安定してきた」という趣旨のことが載ってたので,違う期待をしていたのだが感想は同じだった。「井出商店@和歌山」「まっち棒@豪徳寺」と最近食べてきたので,それらに比較するとスープにパンチがないのである。魚系のダシの味をあまり感じないのだ。無難な「和歌山風ラーメン」といったところである。先日「まっち棒」にチェーン展開をめざすパンフレットがあるのを見て「この味はチェーン店でも出せるのか」と思ったりしたが,むしろこの「のりや」の方がチェーン店化に向いている一般的な味だと,正直言って思った。少なくとも今日はそう感じるラーメンだった。妻は並んだぶんだけがっかりしていた。若い女性には人気の店のようである。でもそうなると味に突出したクセはなくなってきてしまうのかもしれない。> 人気ラーメン店の行列についての一考察(1999.6.13)
妻とラーメン論(?)を戦わせながら帰る。子供はいつも通り3列目の特製ベッドで寝ていた。こんな日曜の使い方でもわが家にとっては幸せなのである。
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  6月27日()  かっぱ亭@つくば/御天@井草/元気家@石神井 
先週は仕事の関係で日曜が潰れる。今日も午前中に仕事を済ませ,とにかく出かける。家族連れだ。
HPを見てメールをくださった方のおすすめの「かっぱ亭@つくば」を探す。これがまたすごい店だったのだ。 > 飛び込みではまず入らない「かっぱ亭@つくば」
雨の中,がんこ@江古田を探し江古田の町中をウロウロ。角の古い洋品店で聞いたら「あぁ,骨がぶら下がってるとこね。でも日曜は休みだよ」。聞いた店の場所のシャッターは下りていた。日曜営業を始めるのは7月からだったのだ。まぁ,車のとめ場所のめぼしがついたということで・・・
環七に戻り,早稲田通りに出て,「御天@井草」で高菜チャ−ハン(800円)ラーメン(630円)替え玉2回(130円*2)を家族4人でせわしく食べる。チャーシューは固いが,店員のお姉さんの感じはよかった。 > 「東京の博多ラーメン
日産アプリーテ@荻窪で新型セレナを見る。なかなかに車内の使い勝手は良さそう。でもエルグランドにも憧れる。妻と並んで座って先立つもののこと考えて,デリカスペースギア(先月2回目の車検をとったばかり・もうすぐ10万kmを超える)のままで我慢することに決定。もちろん最初から替える予定もなかったが,あれこれ考えているときが一番楽しい。
アプリーテの近くにある「秀の湯@荻窪」へ。最近の銭湯の定番通り,五つの風呂(座風呂・気泡風呂・電気風呂・薬草風呂・露天風呂)にサウナまでつく「銭湯」である。 > ラーメンと銭湯の熱い関係
北上し富士街道沿いの「元気家@石神井」へ。おかみさんはいなかった。妻と仕上げのラーメン(500円)を食べる。博多とも熊本とも違う独特の醤油色のとんこつスープ。博多と和歌山を足して2で割ったような感じだ。鹿児島ラーメンという。かなりこってりしているが臭みはなくサラッとしている。味付けははっきりしている。麺は細麺。柔らかい太肉のようなチャーシューが美味・小ぶりだがほどよく味付けされたメンマも気持ちいい。ザク切りの青ネギがこってりスープの口直しにちょうどよかった。調子がよければ「なんこつラーメン」っていうのも試してみたいと思った。「さっぱり塩とんこつ」っていうのもあった。妻はかなり気に入ったみたい。(1999.6.27)
なんとなく青山まで戻り,何処かでもう一杯とも考えたが,結局妻とあれこれ話しながらそのまま帰る。
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