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13湯麺@南流山

  13湯麺@南流山 : 流山市南流山3-8-6 不定休 18〜27

定休日月1回位(3日のことが多い)

「カズサントンミン」という。店名も変わっていれば,読み方も変わっている。そして店も変わっていた。
南流山の駅の近くにあるが,周囲は静かな住宅街である。店の前を車で通っても最初わからなかった。白い独立した平屋の建物で,遠目には住宅地によくある「クリーニングチェーンの取次店」のような外観である。奥に続くカウンターだけの狭い店だが,いわゆる普通のラーメン店の雰囲気ではない。洒落た明るいバーのような趣がある。ジャズが流れていた。日曜の午後6時半,他に客はいなかった。メニューはシンプル。基本となる「スープとそば」として湯麺(トンミン・400円)とねぎそばの2種,あとは具の組み合わせである。具はけっこう高めになる(角肉500円とか)ので,セット(チャーシュー・メンマ・青菜で200円)を注文する。具の中に「光麺・200円」っていうのもあったがなんなのだろう。
明るい感じの若い店主(?)が手際よく作る。でてきたラーメンは一つのどんぶりで,「だるまや@青山」や「チャーリーハウス@渋谷公園通り」のように別皿で具が出てくるわけではない。スープは透明,薄い醤油色だ。ただし味はけっこう濃い。それがつるつるした麺とよくあっている。その麺はいうなれば「コシのあるそうめん」みたい。悪い意味ではない。さっぱりしていて食感がいい。煮しめたようなメンマ,しゃきしゃきした青菜もスープとあっている。全体として上品な大人のラーメンである。僕は基本的にはコッテリ好きなのだが,仕上げの一杯にもってくるにはちょうどいいラーメンだと思った。ゆっくり酒を飲むのにも違和感のない雰囲気なのである。彼女とのデートでここにくれば,ポイントが高くなるかもしれない。逆から言えば,我が家のように子連れの場合(今回は僕1人だったが)は場違いな感じもするということだが・・・(1999.6.6)(1999.12.26=オフ2次会で)

@「13湯麺」につき,この店を紹介してくださった「めぐぞう@東葛」さんより詳細な情報をいただきました。
南流山店のほかに五香店があるそうです。五香店が本店のようです。>松戸市常盤平5-17-4。五香店は「店のひろさは2倍くらいありカウンター14席テーブル6席で凄くおしゃれなバーのような感じ」だそうです

2店の関係は「3年前に南流山店を始めてから、1年前に社長が亀有店を閉店し五香に店を移しました。」とのこと。(1999.6.27)

<麺類> <値段>
湯麺 (トンミン)  400円
炒葱麺(ねぎそば) 600円
光麺 (肉味噌和えそば) 200円 
 <単品>  
セット(チャーシュー、青菜、メンマ)  200円
チャーシュー 600円
角煮 500円
青菜炒め 400円
セロリの酢の物  200円
メンマ 200円
ザーサイ 200円
<飲み物>  
ビール 500円
ショウコウ酒

以下,「めぐぞう@東葛」さんのレポートです。

「光麺はつゆなしのにくみそ(台湾製、店長直聞き)で和えたあえそばで見た目は油そばのような感じですがたべるとあぶらっこくなくややこってりかな?くらいの上品なあじです、これがまたうまい(これで200円)。この日は湯麺+セットを注文し、出てきたらねぎ湯麺+セット(マスターいわく)に変身していましたが、湯麺より濃厚で妙なくどさやしつこさがなくこれもまたうまい!!!。いつも湯麺+セットかねぎそば+角煮というかたちでしかたべてないのでねぎそばにセットが乗っているのは初めてでしたがくせになりそう(ダブ完か?)です。ちなみに8日の17時40分頃南流山店でサンカンツ(湯麺、ねぎそば、光麺)した金町方面からきた爆食系の夫婦づれのひとがいたそうです。(すごい!!)」 (1999.6.10)

水戸黄麺・注) 「ダブ完」「サンカンツ」「爆食」・・・「ラーメン界」(そんなのあるのか?)の隠語で,同じ店でラーメンを2杯(3杯)完食することをいう。詳しくは「とらさん=東京のラーメン屋さん」の中の「とらさんダイジェストvol25」・「寅兄」さんの投稿(「ラーメンライフの麻雀役」)参照。傑作です。

「とらさんダイジェスト」 バックナンバー > http://www.hiryu.co.jp/ramen/digest/index.html

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