● 水戸周辺の店/食べ倒し日記 0010
ここでのコメントは僕自身がその日に食べた「印象」であり,あくまで僕個人の「感想」です。
参考程度にとどめ御自分の舌で判断されることを希望します。人の好みは人それぞれですから・・・>> 地区別索引
■ 2000年10月の食べ倒し日記 < > 2000年INDEX ☆日付はその日の日記,店名はさらに詳細な内容にリンクできる。
10月26日(木)● まるよし@東海・石神外宿
10月25日(水)● 壱福家@笠間
10月20日(金)● 壱福家@笠間
10月18日(水)● じゃんがら@水戸・駅南
10月18日(水)● さのめん@笠間
10月17日(火)● いせ@那珂町・中台
10月12日(木)● とんこつ家@水戸・平須
10月08日(日)● げんこつらーめんつくもや@ひたちなか・笹野
10月05日(木)● 味無限@那珂町・菅谷
10月04日(水)● ラーメンランド@東海
10月26日(木)● まるよし@東海:東海村石神外宿2502-1 <029-282-9103>
この店に来るのは2回目(1999/10/20参照)。今日は看板メニュー(だって看板に大きく書いてある)のスタミナラーメン・680円を注文。とは言っても寅さん系のスタミナではなくニラ・モヤシ・タマネギ等の野菜に多量の豚バラを加え炒めたものがラーメンにのるもの。スープは薄い味噌味みたいな感じになる。麺は細麺。熱々でボリュームがあり,料理としてはいいとは思うのだが,「ラーメン」としてはどうなんだろう。ひたすら野菜ばかり食べている感じになってしまい,麺とスープの印象が残りづらいのだ。
10月25日(水)● 壱福家@笠間 : 木休+第1水休 11:30〜22
10月20日(金)● 壱福家@笠間「どんぶり会議」の情報(01/10/15参照)でこの店の存在を知る。国道50号線,笠間警察署の西側,シェルGSとマクドナルドの間をジャスコ側に南下してすぐ右側。養老乃瀧・メガネ店・100円ショップとつながった平屋のテナントの右端で(駐車場30台)夜は赤い看板がよく目立つ。実は一昨日(水曜)に行ったら臨時休業で,やっとこの日行ってきた。ゆったりしたカウンターのみの店。セオリー通りに行けばまずはラーメンを頼むべきなのだが,話題になった家系の「つけめん」に興味を引かれて,ついつい中盛を(750円・食券制)。「お好みは?」と聞かれたので反射的に「固めで」。 「長多屋製麺製」の中太麺は水で締めれ,つるつるでしっかりした食感。いかにも大量生産された麺と言う感じだが,これはこれで好きな麺だ。どんぶりと同色の藤色の平どんぶりに盛られ,海苔一枚とチャーシューは麺の方に盛られている。あとお約束のうずらのゆで卵。スープはけっこう酸味と赤唐辛子が強いもの。でも基本となるスープ本体には「家系」を十分に感じる。いりゴマが多量に浮いているのが特徴的。中盛1.5玉を楽に完食。スープ割は店主の方から「スープを割りますか?」と聞いてきたのでラクだった。なんかあっさり食べ終わってしまったので もう一杯今度は「ラーメン・並・550円」を追加するべきかどうかけっこう真剣に悩んだが,つけめん中盛のあとに ラーメンおかわりと言うのもなんか恥ずかしくて断念。店主に「やる気」が感じられ,奥さん(?)の接待もにこやかで感じがよくもう一度行ってみたい店だ。笠間方面に行くときの楽しみが出来た。(00/10/20)
前回あきらめたラーメンが心残りでまたもクルマを飛ばし笠間へ。1時間くらいかかるがなんてことはない。ところでこの店は,カウンター上の切り抜き記事にも出ているように「壱六家@横浜」のチェーン展開(フランチャイズ?)のようである。「サミットジャパン」がその経営指導母体。「とんこつ家@いわき」「とんこつ家@水戸」も同系統と言うことになる。100パーセント豚骨を少量の水で強火で炊きあげるのが特徴。臭みが出ないそうだ。大きな木製しゃもじで丹念にかき回す(その頻度は「とんこつ家@水戸」が一番多いように感じる)。麺は縮れのないストレート麺。スープは(家系にしては)あまりスープを吸わない感じである。スープはマイルド家系。壱六家系らしくクリーミーな感じ。一般の人にはクセが無くて受け入れやすいかも。食べ始まると目の前に置いてくれる「豆板醤入りニンニク」もひと味違う味わいを与えてくれる。(00/10/25)
10月18日(水)● じゃんがら@水戸・駅南
実はこの「駅南のじゃんがら」に来るのは今回が初めて。と言うのも,「R50バイパス店」や「千波店」で食べて,「上水戸店」と変わり映えしないどころか,もの足りなくも感じていたので,この「駅南店」もそんなところだろうとずーっと思っていたのだ。道路に沿ってカウンター席が横一列に広がる奥行きのない店内。メニューは全く共通のもののようだ。連食だったので,普通の「ラーメン」を頼んだのだが上水戸店のようなサラッとした感じではない,本格的な博多ラーメンのようなねっとりしたスープで醤油誰ダレの味(複雑な味=これが薬膳?)もちゃんと感じた(笑)。この店だけは系統が違うのかと感じるくらい。これはたまたま今日だけなのだろうか。上水戸店と違い,店員がバイト然としていないのもいい。今日は麺もそこそこ固め。具のチャーシューは固め,あとメンマ。モヤシは少々茹で過ぎかと思うが,これで480円なら十分だろう。じゃんがらと言えばまぁ上水戸店だと思っていたけれど,駅南店のほうが楽しめるかもしれない。いきなりそう感じた。いつも真夜中に時間気にせず上水戸に行ってたもので,営業時間が深夜0時までなのが難点かな。水戸駅南口出て右側。一番線路側の道沿い。例の如く2階はセガのゲームセンター(トイレもそこを利用)。たしか「年中無休」だった。
>「どんぶり会議」に投稿(2000/10/21)
10月18日(水)● さのめん@笠間 :月休 〜24:00(週末は〜25:00)
笠間市西部のR50沿い「飯合」交差点角にある。水戸方面から来ると笠間の入口に「さのめん」の看板がよく目立つ店だ。新しい看板だったから新店かなと思ったら,かなり年季の入った外観だった。店内も雑然としている。ストーブがそのまま。何となく活気もない。ラーメンは500円。「佐野ラーメン」の系統と看板には書いてあるが,平打ちの麺に特徴を感じるもののスープは濁った醤油味。強く旨味を感じる。他に客はなく,がらんとした店内にルマの通り過ぎる音が響いている。あとはTVの音だけ。深夜に1人で食べていてだんだん寂しい気分になってきた。会計の時に消費税をとられてさらにがっかり。
10月17日(火)● いせ@那珂町:那珂郡那珂町中台744-18 <029-295-0755>
最初にお断りしておくが「ラーメン屋」ではない。「てんぷら屋」だ。何かラーメンと関係しているわけでもない。何となくたまにはラーメン以外のものをと, エミーさんの「水戸食べ歩記掲示板」で話題になったこの店に,昼休み,妻と出かけてみたのだ。前に来たのは結婚した頃だから10年前くらいか。R349・太田街道を水戸から北上し,旧道との分岐点のある坂を上り陸橋が終わるあたり左側。分離帯があるので上り車線からは入れないので注意が必要。「いせ」と書いた白い看板があるだけの地味な外観。普通の民家をその敷地のレイアウトのまま改装したような感じだ。駐車場の入口も狭い。まず入口の貼り紙に注目。「子供禁止・しつけに自信のある方は可」みたいなことが書いてある。もちろん我が家は無理だろう(笑)。玄関から靴を脱いで入る畳の店内。右奥に調理場がありその前にカウンター席(椅子は箱形の畳敷きのもの)が8席。その手前に座卓が3つ並ぶが,基本的にカウンターでいただき座卓の方はそれを待つためのスペースのようだ。もちろん客の回転によって座卓にも運ばれていたが,昼時なのにてんぷら定食が1400円。松は1800円。天丼なんてなかった(と思う)。ひょっとしたら「松」の場合はカウンター席に行くのかもしれない。この際だからと「松」を注文した僕たちはカウンター席に移動。何でもない平日のお昼に夫婦二人で3600円・・・ラーメン何杯かなぁと考える僕は思いっきり庶民的(笑)。さてそのてんぷらはご主人がひとりで目の前で揚げていくもの。目の前におかれた角皿に揚げたてを盛られ,それを次々とありがたくいただくわけだ。そりゃうまいわな。最後にでてきた思いっきり厚めのかき揚げが圧巻。ぷりぷりのエビがぎっしり。衣はカリカリ,でも中は程良くしっとりしたそれを,ハフハフといいながらいただく。赤出汁のみそ汁におかわり自由の茶碗のごはん。値段相応の満足感はあるとは思う。店の形態も話のタネになるだろう。でも値段を考えれば当たり前?やはり食べ歩くならラーメンだよな〜(と妻に聞こえるようにつぶやいた)。
10月12日(木)● とんこつ家@水戸・平須
閉店近くの10時過ぎで店内は満席。長いしゃもじで寸胴鍋を何度もかき回すのは,とんこつを少ない水で炊きあげるようにして作るからだそうだ。そうすると臭みが出ないらしい。で,今日の出来だが,コクはあったものの味は少ししょっぱめ。かつ麺はやわらかめ。混むときはこんなものなのかなぁ・・・。
10月08日(日)● げんこつらーめんつくもや@ひたちなか・笹野
ひたちなか市の国立高専の北側の通り・東側すぐにある。4坪くらいの一戸建て。もともとはたこ焼き屋か何かだったような気がする。道側に窓とカウンターの跡のようなものがある。仙人のようなヒゲの店主。ちょっと期待させるが,何分にも建て付けが安っぽい。茶濁したスープに背脂が多量。タレの味は弱く旨味は強い。少し酸味も感じてやたらのどが渇いた。麺は平凡な感じだが固めで悪くはない。具は海苔・メンマそして多量のもやし。ほぐれるやわらかさのバラ肉チャーシュー。全体として思ったよりは特徴があるが,まだ未完成な感じがした。と言うか「完成」を目指しているかどうかがわからない雰囲気だ。営業時間を聞いたら「夜はだいたい23時くらいまで,基本的に無休だが用事があるときは休む」と言われた(笑)。
10月05日(木)● 味無限@那珂町・菅谷
こくうまみそらうめん・700円をいただく。黒と橙の洒落たドンブリ。スープには油が浮き,スープそのもの濃度は思ったより低いものの味(旨味)は強く感じる。麺はやや太目のストレート。固めでいい感じだ。具はワカメ・メンマ・チャーシュー・キクラゲ,それに油で炒めたしゃっきりモヤシ。最後まで熱々でいただいた。「こくうま」と名付ける以上,僕的にはもっと濃度(味ではなく粘度)があった方がいいと思うが,これは好みの問題なのかもしれない。高菜,鮭という炒飯が気になった。
10月04日(水)● ラーメンランド@東海 :舟石川812-23 不定休(10月は3回休み) 11〜14/17〜22
東海の駅西側を常磐線に並行して走る幹線道路沿い,大きな交差点の角地にある。店内はカウンターのみ。年季が入っていて生活感がある。調理場には慣れた感じの女性2人。てきぱきと仕事をこなしている。いつもこの人達なんだろうか?メニューは多彩で辛さの選べる1丁目ラーメンが売りだが(野菜が多かった),基本となるのは「ランドラーメン」でAが450円・B(こってり)が500円。当然Bを注文。スープは甘味と旨味の強いはっきりした味。背脂が浮く(油も多いかな)。麺はやや太目でそこそこ柔らかめ。具は海苔・メンマ,それに無造作に4〜5枚乗せられたチャーシュー。脂身の少ないしっかりした(固めとも言う)ものだ。基本的に「チェーン店」なのだが(昔水戸にあった・友部町にもある),立地条件もよく固定客もつかんでるという感じだ。メニューも多く実に無難な感じの店。<TOP>