●水戸周辺の店/食べ倒し日記 2003/01
ここでのコメントは僕自身がその日に食べた「印象」であり,あくまで僕個人の「感想」です。
参考程度にとどめ御自分の舌で判断されることを希望します。人の好みは人それぞれですから・・・>> 地区別インデックス
■ 2003年1月の食べ倒し日記 < > 2003年INDEX ☆日付はその日の日記,店名はさらに詳細な内容にリンクできる。
1月30日(金)●頑固一徹@水戸・泉町
1月28日(水)●とんこつ家@水戸・平須
1月25日(土)●たからや@水戸・南町
1月23日(木)●木挽庵@ひたちなか【そば】
1月22日(水)●熊ちゃん@水戸・泉町
1月21日(火)●えぞっ子@水戸・東前
1月18日(土)●とんこつ家@ひたちなか・高場
1月17日(金)●味無限@那珂町
1月16日(木)●じゃんがら@上水戸
1月09日(木)●ラーメン大将@東海
1月02日(木)●元祖札幌や@水戸駅前> ちなみにこの月の遠征は以下の通り ≫ 『食べ歩き日記 2003/01』へ
■ 1月25日(日) 松園@明野/大勝軒@荒川沖/じゃんず@練馬/a亭@下北沢/ばさらか@原宿 ■ 1月13日(祝) 多賀野@中延/はやし家@大久保/千ひろ@調布/オリオン食堂@南長崎 ■ 1月05日(日) 赤のれん@丸ビル/中本@上板橋/二郎@堀切 ■ 1月03日(祝) せたが屋@世田谷/九州じゃんがら@原宿 ◆ 2003/01
1月30日(金)●頑固一徹@泉町:17〜翌2(金土〜2:30)日休
「厳選大豆をじっくり醸造させた特製味噌」という味噌らーめん(600円)に手頃な値段に惹かれ「豚めし」(180円)をつける。「超人気」らしい。スープは濃い赤味噌で背脂と赤い油の浮いたガツン系。具はチャーシュー・メンマ・コーン・半熟味玉半分に刻みネギ&万応ネギ。麺は普通っぽい中麺だが,これが太麺になったりすればけっこういいかもしれないと思った。那珂インター手前の五差路に「麺屋一徹」ができる模様だ。>どんぶり会議の投稿(03/02/08)参照>「麺屋一徹@那珂町」
1月28日(火)●とんこつ家@水戸
ラーメン550円を。今日はネギがやたら多い。ほうれん草の代わりのカイワレは最近は慣れてきた。味的には濃度が落ちて旨味が強まったような印象。本来の家系からはますます離れていくような感じだが,水戸ではまだまだ貴重な系統と言うことで・・・9時30分には支度中の札が出た。売り切れたと言うよりそこで切り上げたという感じだった。
1月25日(土)●たからや@水戸:水戸市南町2-4-42 木休 9〜19 <029-221-8074>
今日は湯麺(550円)を注文してみる。具の野菜ははもやし・筍・キクラゲと言ったところだが,肉が無いのがつらいところ。400円ではなく550円なら少しは入れて欲しいところだ。麺は角のある歯切れのいい麺。灰色に濁った胡椒の効いたスープは普通の印象。野菜の旨みが出てと言う感じでもない。やはりこの店はオーソドックスに400円のラーメンが一番コストパフォーマンスが高いかな・・・。
1月23日(木)●木挽庵@ひたちなか 【そば】
たまには日本蕎麦でも食べようかと,茨城新聞社の「蕎麦打ち名人が選ぶ50店」で気になっていたこの店へ。場所はホントわかりづらく,かつ目立たない。国道6号と常磐線の間を南北に走る幹線道路の「東石川十字路」のちょっと西側の日立グラウンド脇の路地を入ったところにある。手作り感のある木造の凝った外装で,門も入り口も遊び心でいっぱいという感じだ。店内も昔風で実に風流。人を案内すると楽しい店だ。基本となる品は荒挽き太め平麺の田舎そば(800円)と,か細い細麺のせいろそば(700円)がだが,どちらにするか迷ったので,両方セットの「二色そば」(1300円!)を奮発する。蕎麦猪口も2つつく。薬味は大根おろしとわさび。両方ともみっちり中身が詰まった感じの蕎麦でありがたみがあるが,量は悲しくなるほど少ない。しかも大盛りがない!!満足するには何枚食べればいいのだろう・・・。ここのそば湯が特徴的で,山芋でも溶かしたのかと思うようなトロミのある白濁湯。茹で湯でこうなるものだろうか。元々少ない量のかえしだから,残った量もわずかで,その薄める割合を変えてちびりちびりと楽しむ。面白い店だとは思うが,有名な蕎麦店の常でそれなりに食べようとすると値段が高めになるのがつらいなぁ。普通のせいろ(700円)では量的に絶対満足できないもの。大盛りがないのは致命的。領収書をとると消費税をとられるのはちょっと面白い。
1月22日(水)●熊ちゃん@水戸:水戸市泉町3-3-6 日休 17〜翌4 <029-231-3222>
水戸の目抜き通りの一本北側の裏通り,普通の人はあまり足を踏み入れないような狭い路地の飲屋街にある。カウンター8席に2人掛けテーブルが1台のコンパクトな店内。メニューは醤油(600円)とんこつ(650円)鶏ラーメン(750円)つけ麺(550円)あんかけラーメン(冷・700円)と言うところ。覚悟の上で「とんこつ」を注文。薄茶色のスープは予想通り業務用ペーストを溶かしたような感じ。味付けははっきりとしていてかつ濃い目。やたら喉が乾く。カップラーメンのスープを濃いめに作ったような感じかな。麺は一般的な中麺。つるっとしていて固めだから,少なくともこのスープとは馴染まない印象。具はメンマ・海苔に万能ネギ。チャーシューは出す前に炭火であぶり焼きする手間のかけようが,やわらかいものの厚さが薄目で味付けは濃く,あぶった効果はわかりづらい。営業時間とスナックだらけの周囲の環境から言って,完璧に飲んだ後のラーメンだろう。これで650円ではちょっと昼間はつらいだろうと思う。
1月21日(火)●えぞっ子@東前
12時45分には終了の看板が出てしまう。だんだん早くなるみたい。常連なら顔パスで入ってくるから自分は常連だと思っている人はチャレンジしてみてはどうだろう。一人分だけ麺をゆでたので今日はしっかりゆでるかなと思ったら同じように固かった。もうこの麺の固さは確信犯。それを承知の人だけが来るのだろう。僕もその一人。
1月18日(土)●とんこつ家@高場
「博多直送の極細麺」が新たにメニューに加わった。+20円でラーメンは550円になる。当然のことながら茹で時間は恐ろしく早い。すぐ出てくる印象。今日気がついたのだが,この店は寸胴鍋からスープを網で濾すことなく無造作にどんぶりに注いでいるようだ。特にスープにカスもないから問題はないが,どういう処理をしているのだろう?開店直後であとからあとから客が入ってくる。入り口に待ち客5〜6人。茹で時間が短いので回転は早いからこの店の場合行列に尻込みする必要はないだろう。むしろ最近は「売り切れ」とか「本日夕方から営業」の札が出ることが多いので注意が必要。昼の部も2時前には売り切れることが多いようだ。
1月17日(金)●味無限@那珂町
珍しく妻と2人で行き極旨麺の醤油と塩(600円)を注文。手頃な値段なので炊き込みご飯(200円)も一緒に。メニュー的には極辛麺・温盛麺(醤油・味噌・各750円)もある。トッピングのメンマキ・クラゲは50円で,味玉・ねぎ・海苔は100円。大盛り150円で小盛もある(50円)。メニュー的には以前よりだいぶすっきりした印象を受ける。麺をえぞっ子と同じ「渡辺製麺所」に変えたようで,縮れ太麺に存在感が出て好印象。スープにゆずがきいているのが特徴的。塩は具にきくらげが入り味はマイルドな印象。チャーシューは縁が焦げたタイプで油っぽくなくて美味い。
1月16日(木)●じゃんがら@上水戸
先日水戸で行われた「ラーメン本」仲間の打ち上げででなぜか話題になった「じゃんがらのカレーラーメン」(680円)が今日の目的。「ガラムマサラ入り」とのことだがそれがどれほどの価値があるかはわからない(笑)。。具の基本は480円のラーメンと同じで,ルーがスープにとけ込んでいると言うだけで+200円と言うのは高い気もするが,スープ単体で飲むとけっこういいバランスだ。でも,やはりラーメンに半カレーをつけたほうがいいかな。半チャーハン280円ができたようで思わずそれを注文。けっこう具(チャーシュー)の割合は高いお得なものだが,味付けは薄い。でもそれがじゃんがら流?120円のおにぎりもあった(紀州梅・鮭)。
01月09日(木)●ラーメン大将@東海:那珂郡東海村大字舟石川571-47 <029-283-1917>
東海村を東西に横断する中心の通りの深夜営業の書店の向かい側にできた店。店内はがら〜んと広く,テーブル4台に座卓が3台,カウンターが5席と言うところ。ラーメン(500円)を注文。油の浮いた旨味のはっきりした濃い味付けのスープ。麺は黄色い色のよくある一般的な麺。脂身の多いチャーシュー。具は他にナルト・海苔・メンマにきぬさや。普通のラーメン店で何かにこだわっていると言う印象はない。魅力はない。太麺が+100円でみそ650円・タンメン750円と言うのも注文する前は気になったのだが・・・
01月02日(木)●元祖札幌や@水戸駅前
新年会が水戸のホテルであったので,その2次会のあとに何となくこの店へ。水戸駅北口駅前の道を千波湖方面に左折してすぐ左側にある。正月に限らず深夜では水戸駅周辺に営業しているラーメン店はほとんどないのである。この店については特にコメントの必要もないだろう。僕が学生時代の頃(25年前)に住んでいた寮の近くにすでにあった(「元祖札幌や@東海」参照)要するにチェーン店で,茨城にも各所にFC店がある(東海とつくば)。ニンニクの効いたうま味成分十分のきれいな味噌スープはそれでも1978年当時は珍しかったが,各店舗によって出来上がりに差があるから必ずしも今は同じ印象ではない。この日も昔の記憶とは違った味だった(僕の味覚の変化かもしれないが・・・)。