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例の如く仕事の関係で夏休みは全く遠出できない我が家にとって,待ちに待った9月の連休がやってきた。子供は既に週休2日制なので,午前中で仕事を切り上げてそそくさと出かける。常磐道を南下。目指すは「日祝休のラーメン」だ。まずは土曜の営業が3時までなので何度も振られているこの店。首都高は江戸橋あたりが混むので外環道・和光ICから川越街道に入り池袋へ向かう。 |
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梅もと@鬼子母神:豊島区雑司が谷3-7-10
日祝休 11〜20(土〜15) |
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電話で確認すると15時30分まで大丈夫とのこと。明治通から路地を入った奥にある。クルマで近づくのはちょっと難しい場所だ。創業25年らしいが,当時はもちろんつい5〜6年前までこの店の存在を知らなかった。建物自体はもっと年季が入っているような印象。路地裏の民家を改造したような佇まいだ。引き戸の狭い入り口を入ると左に調理場とカウンター。先客の後ろを体を斜めにして入った奥に畳敷きの小上がり。靴を脱いでビニール袋に入れて上がるほど土間は狭い。やはり民家である。その奥にある板の間を含めてもかなり狭い店だ。周囲の壁に雑誌の紹介記事がベタベタと一面に貼ってある。ネギ豚ラーメン(700円)は豚骨+鶏ガラのオーソドックスな甘味のあるスープ。つけめん(700円)はゴマの浮いた甘酸味のつけ汁。この店の特徴は麺の量が多段階に設定されていること。小盛り1玉・中盛り1.5玉・大盛り2玉から地球盛り3玉・銀河盛り4玉・宇宙盛り5玉・ビッグバーン盛り7玉・ブラックホール盛り10玉とコミカルなネーミングだが,最近は洒落でどんどん増えている印象だ。値段が変わらないのは大食いにはありがたいが,地球盛り以上は麺を残すと追加料金700円をとられるので注意。でもその普通サイズの縮れ麺が我が家にとってはやわらかめだったので,普通でも足りないことはなかった。現代の味の店と言うより,シチュエーションが懐かしい(いや,昔でもこんな店はなかなかお目にかかったことはないかな)ユニークな店と言うべきかな。 |
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山彦@末広町:千代田区外神田5-5-14
日祝休 11:30〜18(スープ切れ終了) <03-56881100> |
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秋葉原の電気街の北側,蔵前橋通りをJR御徒町駅方面に向かって路地を入った裏通りにある。奥の奥なので通りがかりに見つかるような場所ではない。実はこの店,鳥料理の老舗『鳥つね』の裏側にあり(中でつながっているらしい),この店が開いたラーメン屋とのこと。裏通りながら,けっこう外観はにぎやか。妻と行ったので看板メニューの「山彦そば」(塩味・780円)と「中華そば」(650円)を注文。名古屋コーチン・比内鶏・軍鶏と言った銘柄で作ったという「山彦」のスープは,煎りゴマの浮いたやや濁った薄茶色のもの。透明な油がけっこう浮いているが,油でごまかされている感じはしない。スープ単体で飲んでみると,淡泊な味でかなりしょっぱいが,しっかり出汁が効いているのがわかる。塩加減はあくまで麺との絡みを考えた確信犯だろう。その麺はザクッとした食感のストレート細麺。具のチャーシュー・青菜・半熟味玉に加え鶏団子がのるのがポイント。軽い歯ごたえで,スープに浸っているのがもったいないように感じるもの。別皿で食べてみたい味だ。「中華そば」はもちろん鶏ガラの醤油味で,鶏団子の替わりにナルトと海苔が乗り,極めてオードドックスな味。基本通りに丁寧に作った感じはするが,やはりこの店は「山彦そば」で,店のコンセプトと他店との差別化を感じるべきだろう。軍鶏肉がのる,1日限定20食の「軍鶏つけ麺」(800円)と言うのも興味深い。 |
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時間が余ったので,思いつきで「浅草雷門」へ。これほど東京に来ていながら実はここは初めてである。クルマで近づくとこの一帯だけ異常に人が多いのが印象的。親子4人で仲見世通りを往復。実に観光地気分。ついでに行ったのが老舗デパート「松屋@銀座」。実は学生時代ここで2ヶ月ほどバイトをしたことがあり,何となく懐かしいのだ。さらに「都庁」に行って展望台から夜景を楽しむ。もう,王道を行くような東京観光のコースである(笑)。そして僕は日休の店でもう一杯。 |
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好日@東中野:中野区東中野1-53-7
日休 11:30〜14:30/18〜21<03-3369-5914> |
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山手通から東中野駅の南側に向かう道路の中程にある(路地の奥)。女性店主というこの店,ガラス張りの入り口に,ナチュラル色の木製テーブルが並ぶ,実に明るい女性的な造り。ラーメン店としてはとてもきれいで開放的なので,女性客1人でも入れる。実際午後8時過ぎで女性だけの客が2組ほどいた。つけめん(700円)を注文。白い平皿に盛られたすべすべのストレート中太麺。見るからにそそられる。製麺機が調理場の奥にあるので自家製麺のようだ。つけ汁は濃い醤油色で甘酸味に唐辛子。鶏ベースながらボリュームがあり麺との相性がとてもいい。また来てみたい店だ。 |
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近くまで来たからと家族の定番「アクア東中野@東中野」へ。つかの間ゆっくりして,甲州街道から中央高速で西へ向かう。昔なら途中で「東京都下の有名ラーメン」をもう一杯いただくところなのだが,今日はパス。と言うのも,この時点で明日どこまで行くか決まっていないのである。ただ西へ向かうだけ。甲府の夜景がきれいだ・・・。 |
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駒ヶ岳。各務ヶ原経由で岐阜に向かう。予定では「大勝軒@岐阜」と「麻麻@穂積町」に興味があったのだが(どちらの店もめぐぞうさんの「MZ's
Website」の「お店のデータ」〜「中部」〜「岐阜」に写真入りで紹介されているので参照されたい),岐阜にたどり着くのに思いの外時間がかかってしまう。このあたりはまるで距離感がつかめないのだ。 |
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大勝軒@岐阜:岐阜市茜部菱野3-51-1 水休
11〜15/17〜21(売切終了)<058-272-8570> |
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国道21号線から茜部小学校に向かって500mほど南下,スクランブルの歩道橋の手前(北側)右側でコインランドリー・パチンコや駐車場の反対側にある。南は水田。クルマから目立つ看板がないのでカーナビがあってもずいぶん迷ってしまった。奥に駐車場がある。昨年(2001年)オープンしたばかりの店なのだが11:30で満席。すでに地元の人気店のようだ。外で待つことになる。焦茶色の木が基調の落ち着いた店内。紺のTシャツで頭に白タオルと言うおなじみの格好。そうここはあの「大勝軒@東池袋」の直系の店なのである。メニュー表記も全く同じ。中華そばが600円でもりそばも600円。もちろんあつもりもある。たまご+100円,メンマ+200円,チャーシュー+300円という構成。麺少な目もあるのがちょっとユニーク(−50円)。おそらく岐阜では初めての大勝軒スタイルなのだろう,メニューの裏に「もりそば」の説明があった。大勝軒の再現度は高く,自家製麺のもちっとした中太麺は実に満足できる出来。一方つけ汁は,茶濁に細かい具が浮いた見た目は大勝軒そのままだが,全体的に少々薄めかな。軽い感じ。もっともそれは「本店に比較すれば」の話で,一般的には(ましてや岐阜では)この程度の濃度&甘辛酸味で十分で,むしろとっつきやすいのかもしれない。 |
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とりあえず「岐阜城」をスピード見学して(クルマでざっと見て行こうと思ったらでロープーウェイでしか登れない小高い山の上にある),高速(東海北陸自動車道)を北上。「郡上八幡」へ。TVで視た子供たちの橋の上からの飛び込みが印象的だったからだ。紅殻格子の古い街並みが有名だが,クルマでは今一歩そのポイントがわからない。とりあえず中心部の「郡上八幡旧庁舎記念館」へ。そばの橋の上から向こうの橋をバックに記念撮影。もっと暑い時期にゆっくりと散策するといい街かなと思いつつ先を急ぐ。 |
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再度,東海北陸道を北上し,荘川ICから今回の旅のメインと言える「白川郷」へ。そうあの『世界遺産飛騨白川郷』だ。何と言っても「世界遺産」と言うのだから,かなり「壮大なもの」を期待して行ったのだが,立派な合掌造りと普通の民家が点在する山間の一帯で,中途半端な農村と言う感じだろうか。例えば「妻籠宿・馬籠宿@南木曽」のように「観光地」に徹しているわけでもない。その中では『明善寺・庫裡郷土館』(合掌造りの庫裡を部分が開放され屋内が見学できる・大人300円子供100円)が絶対のおすすめだが,そこの若い後継者が力を込めて言っていた「住んで守るから世界遺産なんです。住んでいなければただの箱です」という言葉が印象的。確かにそうだとは思うが,観光として行くしかない身にとっては何かもの足りなかった。雪の季節に俯瞰で遠くから眺められれば一番ありがたみがある場所かな。さて,夕暮れとともに白川郷の中心部の観光店舗もどんどん閉店してしまい,夕食の場所で困ってしまう。もちろんこんな場所にめぼしいラーメン情報なんてあるわけがない。「平瀬温泉」が次の目的だったので,途中で食べれれるところを探そうと白川街道を戻った(南下した)のだが周囲(白川街道沿い)はコンビニはもちろん普通の店舗も全く無い(灯りがない)のだ。 |
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次平@白川:岐阜県大野郡白川村平瀬231
木休 11〜19<05769-5-2200> |
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もう看板の灯りが落とされていたのだが,滑り込みでセーフ。助かった〜。当店自慢料理と言う「トロロのステーキ定食」(1200円)をメインに,次平ラーメン(550円)を定食(+300円)で。濃い醤油色のスープに,ちょっと今まで視たこともないような強烈な縮れの麺が浮かぶ。見た目は独特でちょっと(かなり?)期待したが,甘目の鶏ガラスープはちょっと・・・。麺も柔らか目で×。娘が注文したざるそば(550円)の方が旨かった。 |
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予定通り,「次平」の目の前にあった「平瀬温泉共同浴場」(木休
10〜22・冬季は12〜21<05769-5-2422>大人330円小人130円)で風呂に入る。もうすっかりさびれた銭湯風の共同浴場で,「趣がある」とも言えるが率直に言えば寂しい感じ(笑)。でもまぁ一息つけた。再度白川街道を北上して東海北陸道へ。富山に入る。当然「富山のラーメン」だろう。前回(>奥飛騨・高山・能登半島〜ラーメンと温泉の旅・その2)は「まるたかや@富山」で食べたので,今回は高岡の方に行ってみることに。 |
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一応,あらかじめチェックしておいた「富山県ラーメンマップ」と言うサイト(富山県全域のラーメン情報が地区ごとに分けられ評価付きでとても充実している)を参考に,21時過ぎのこの時間と評価の高さからピックアップしていたのが「一龍@高岡」(高岡市三女子147-3
火休 11〜23<0766-26-1455>)だったのだが,やっと高岡までたどり着いたのに22時前で売り切れ終了(閉店したばかりのようだった・泣)。それではと来た道を戻って次の「えっちゅう@砺波」(砺波市宮沢・砺波チューリップ公園近くの道の駅内
月休 11:30〜15/17〜24<0763-33-1922>)に向かうも,24時まで営業のはずなのに23時前でも灯りがすっかり消えていた。ここまで来て立て続けに振られると,ラーメン的にはさすがにショックが大きい。資料を見てもこの時間ではチェーン店っぽい店の情報しかないので,根も策も尽き果てラーメンは断念。何かしらHPのネタになるような一杯を食べてみたかった・・・。 |
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朝からやってるラーメン店なんてあるわけがないので,北陸道黒部ICから宇奈月温泉に向かう。今日はこれがメインイベントである。長野側から入る『黒部立山アルペンルート』はHP開設前の1998年5月に行っているのだが(>1998年の食べ歩き参照),その富山側である宇奈月温泉はあまりに遠く(自家用車では横断できないのだ),ずっと心にひっかかっていた場所なのだ。法学部的には「宇奈月温泉」はあまりにも有名な場所なのだが(>「宇奈月温泉裁判と権利の濫用」),僕的には『オレたちひょうきん族』の「うなずきトリオ」の方が印象に強いかな(笑)。その宇奈月温泉から出ているのがトロッコ電車で有名な「黒部峡谷鉄道」なのである。 |
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黒部峡谷鉄道@富山:富山県下新川郡宇奈月町字桃原483-4 |
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宇奈月温泉から終点の欅平まで平均36度の傾斜地を41のトンネルと28の橋を渡って進む鉄道。料金は往復大人1440円・小人720円で,しかも片道の行程はなんと1時間30分もかかるから,乗車するにはそれなりの覚悟が必要だ。パノラマ車・リラックス車と言う窓付きの特別車がある(もちろん1人360〜630円の追加料金が必要)のだが,トロッコなんだから窓無しでいいじゃんと思い普通車に乗ったら,これがけっこう寒いのだ。防寒と雨の準備は必須だろう。4人掛けのベンチシートが9列のトロッコ電車の側面はスカスカで支えは鎖だけだが頑丈なのでそれほど怖くはない。切符売り場は大混雑だったが,行きはけっこう空いていた。往路は進行方向右側が景色がいいので乗車場所は要注意。行程の3分の2の場所に途中下車できる「鐘釣駅」があるが,見る場所が少ない模様。徒歩10分のところに川原の露天風呂があるのでそれが目的ならいいかもしれない。そこから終点の欅平駅まではトンネルが多いので風景的には単調だが,ここまで来たんだという満足感がすべてなのだろう。欅平駅周辺は散策コースで,奥鐘橋を渡り黒部川沿いを歩けばとても気分がいい。「宇奈月が玄関なら欅平は2〜3歩奥に足を踏み入れたに過ぎない」そうで,徒歩で行くそこから先が本当の黒部峡谷なのだろう。10時間かかるそうだが・・・。当然のことながら復路も1時間30分かかるわけで,これはさすがに時間的に飽きた。宇奈月温泉駅の目の前にある入場無料の「黒部川電気記念館」を見学し出発する。 |
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黒部ICから北陸道を一路新潟へ。僕にとっては本来の目的の「ラーメン」に戻れるわけである。日本海を左に見ながら快適なドライブ。三条燕ICから燕市に入る。
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杭州飯店@燕:燕市西燕49-3
月休 11〜20:30 <0256-64-3770 > |
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繁華街でも中心街でもない町はずれの店。隣に広大な駐車場があり,入り口は雪国らしくガラスの二重扉。店内は普通の食堂っぽいレイアウトでそれなりに年季も入っている。「飯店」と来て「中華そば」なのだから,それなりのものを考えていたら,運ばれてきたのはうどんのような太麺に背脂がびっしりのった,いわば和風の『二郎』。粗目の玉葱がトッピングされチャーシュー2枚どんと埋もれている。もうそれだけで顔がほころんでしまう。スープをひとくち,そして麺をひとくち。うまい!。新潟まで来てこのインパクト。来た甲斐があったと言うものだ。かなりくどそうな見た目だが,和風ベースのコッテリ系だからか,けっこう後味はさっぱりしている。もっと食べたくなる味。次に新潟に来たらまたこの店に来てみたい。そう感じさせるパワーに溢れた店だ。いたく気に入った。 |
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まず第1候補に挙げたのが「来味@新潟」(新潟市紫竹1-17-8
火休
11:30〜14/17〜21<025-244-5355>)なのだが,新潟に着く前に早めに電話で確認すると,すでに売り切れとのこと。どうも夜の部もなさそうなので泣く泣くあきらめることに。次に来る機会が見えない場所だけに,ここまで来ての売り切れはかなり応える。とにかく「新潟で1杯」ともう一つの候補「東横@新潟」へ(>ここで挙げた新潟の店はすべてめぐぞうさんの「MZ's
Website」の「お店のデータ」〜「中部」〜「新潟阜」に写真入りで紹介されているので参照されたい)。 |
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東横@新潟:新潟市南笹口1-1-38
日休 11〜14/17〜22(土祝通しで祝は〜21)<025-243-2460> |
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新潟市内に3店舗あるようだが,新潟駅近くのこの店へ。とは言え表通りには面していないので周囲は静か。でも店内はけっこう広めなのにほぼ満席で,店員もうるさいくらいに元気だからかなり活気がある。カウンターに座り,看板メニューの味噌ラーメン(570円・消費税をとる)を注文。トンコツベースのスープにオリジナル味噌のかなり「濃いめ=しょっぱい」スープで,別どんぶりでスープが最初から出てくるから,当然その量は少ない。スープの濃さは自己責任と言うことか。でも考えてみれば好みの濃さに「薄めて」いくわけだから,薄めすぎても自分の責任になるわけで,かなり合理的なシステムである。味の変化も楽しめる。こってり背脂が浮くタイプなのでマイルド感があるのも○。トッピングの野菜(キャベツ・モヤシ等)の甘みが超濃い目のスープにぴったり合ってさらに好印象。麺はスープに負けない固めの黄色い極太麺。カウンター席から調理場が丸見えだったのだが,回転が早いなと思ったら,台の下からゆでておいた麺が出てくるシステム。それをとりわけるだけだから早いわけだ。でもこの固めの麺ならそんなことは気にならない。市内の他の2店は紫竹山店(新潟市紫竹山1-8-20<025-290-4770>と女池店(新潟市愛宕2-2-3<025-282-2838>)。 |
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湯ったり苑@新潟:新潟市女池6-1-11 無休 10〜24 <025-282-2683> |
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R8新潟バイパスに並行して北側を走る紫鳥線,ローソンとアルペンの間の路地を南に進んですぐにある。間接照明に浮かび上がるかなり高級感のある和風の建物。いわゆるスーパー銭湯系なのだろうが,こう言う演出は好印象だ。値段も手頃(休日大人600円小人300円)で家族連れにはありがたい。各種風呂の他,蒸し風呂(男湯)or塩サウナがある。旅の終わりをのんびりと過ごすことができた。 |
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体もさっぱりし,充実した気分で新潟中央インターから磐越道を西にひた走り常磐道へ。自宅まで約300kmだが,渋滞など全くないのでだいたい3時間強で行ける。新潟は近くなったものだ。 |