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水戸周辺の店/食べ倒し日記 0003

ここでのコメントは僕自身がその日に食べた「印象」であり,あくまで僕個人の「感想」です。
参考程度にとどめ御自分の舌で判断されることを希望します。人の好みは人それぞれですから・・・

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2000年3月の食べ倒し日記 < > 2000年INDEX

☆日付はその日の日記,店名はさらに詳細な内容にリンクできる。

3月31日(金)いくよ食堂@日立
3月29日(水) がんこや@千代田
3月29日(水) 松五郎@上水戸
3月24日(金)ガドガド@ひたちなか・阿字ヶ浦
3月23日(木)現代@ひたちなか・勝田元町
3月22日(水)かつじゅん@ひたちなか・東石川
3月21日(火)寅さんラーメン@ひたちなか・市毛
3月17日(金)青い灯@水戸・大工町
3月17日(金) 元祖じゃんがららーめん@上水戸
3月16日(木)味平@日立・河原子
3月14日(火)匠家@水戸市役所前
3月13日(月)めん屋大黒@東海・二軒茶屋
3月11日(土)ラーメン工房かさみ@ひたちなか・勝田泉町
3月09日(木)味平@日立・河原子
3月07日(火)芳月@日立
3月04日(土)雲仙@大洗・東光台
3月02日(木)ラーメン大王@東海・石神外宿

3月31日(金)いくよ食堂@日立 11:30〜15/16:30〜19:30 木休 若葉町2-1-22

日立駅から平和通りを国道6号へ向かい,けやき通りを日立一高方面へ。橋の手前の左側にある日立では有名な「老舗」のラーメン店。外観は思いっきりレトロな「食堂」と言う風情だが,道路から一段上がった店内は意外なくらいこぎれい,すっきりしている。カウンター席等はなく,テーブルが不定形に5台並ぶ。左奥に昔風の小窓のある壁で仕切られた厨房が覗く。ラーメンは480円と実に庶民的な値段。どんぶりの枠一杯にスープが並々とつがれ,大きめのお盆に乗せらたラーメン。腰のまがったおばぁさんでも運んできたなら「雰囲気」出るが,「若奥さん」と言う感じの女性が丁寧に運んできた。予想通り透明な醤油色のスープ。甘い感じの肉系の味だ。麺は上品な感じの細麺ストレート。柔らかくってにゅるにゅるした食感。茹ですぎではなくそう言う狙いの麺なのだろう。とても懐かしい感じがする。具は海苔・ナルト・メンマそして脂身のないチャーシューと極めてオーソドックス。全体としてこれはもう歴史に裏打ちされたこの店の「ラーメン」なのである。要望することは何もない。孫や子供を連れた家族客,年輩の女性のグループ,労働者風の男性・・・多種多様な人たちが入れ替わり立ち代り入ってくる。「定番」の店なのだろう。メニューはその他も多彩で「小チャーハン・300円」なんてのもあったから,しっかり食べたい人にはちょうどいいかも。

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3月29日(水) がんこや@千代田

「がんこやのみぞれ,絶品です」と県南の方からメールをいただいたので,さっそく行ってみる。日休の店なのでなかなか行けないのだ(祝日は通り過ぎる頃開いていない)。つまりこんな平日の夜にわざわざこの店に行くため「だけ」に往復100km近く走る酔狂な人間なのである。何となく予感はしてたのだが今月17日に食べた「じゃんがら@上水戸」の「みぞれラーメン」と同じ「梅干+大根おろし」のラーメン。但しこちらのには「しその葉」ではなく細かく刻んだ「大根の葉(だと思う)」がのる。背脂の少ないトンコツスープに固めの麺。おろしと梅のすっぱさが続きいい感じだ。「じゃんがら」と違い基本となる具(海苔・メンマ・あと角のチャーシューがどーんとのってきた)があるのでお得な感じがする。ほかのメニューもこの店はこのあたりの人気店らしくしっかりしているので,具のトッピングのバリエーションのひとつとしておすすめである。ところで,この店の若い店員には活気がある。しかも深夜営業の店なのにダレてないのがいい。従業員教育と言うのを経営者が意識しているのだろう。そのあたりも「じゃんがら」とは違う。それにしてもこの「みぞれラーメン」はどちらのオリジナルなのだろう。おろしはともかく「梅」という発想があってなおかつ「みぞれ」と言うネーミングまで一緒と言うのは偶然ではないと思うのだが・・・。それとも他の店に原点があるのかも。

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3月29日(水) 松五郎@上水戸

東京方面のネット上で活躍しているSyさんが仕事の関係で茨城にいらっしゃった。そこで「水戸周辺のラーメンの中で『ひとつの文化』ではないか」と僕が考える「スタミナ冷やし」を紹介すべくこの店へ。「寅さん」系の店の中では,もっとも安定して基本的な味を出すと思ったからだ。「スパイシー」で「カボチャが具にはいっているところは、オリジナリティが高いと思う」との評価をいただく。ただ,僕としてはスープが入ってのラーメンではないので,やはり普通の形のラーメンで「水戸」の「ご当地ラーメン」となるようなラーメンが欲しいものである。よく東京の方から「水戸で美味しいラーメンってどんなラーメン?」と聞かれると答えに窮してしまうのだ。「水戸藩らーめん」では商業主義的でちょっと寂しいし・・・。

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3月24日(金)ガドガド@ひたちなか・阿字ヶ浦 11:30〜2:30/17〜23(土日通し) 火休(7・8月無休)

夏は海水浴客で圧倒的に賑わう阿字ヶ浦海岸沿い「阿字ヶ浦中央交差点」にこの店はある。昔からその存在は知ってはいたのだが,夏場の売店を改装したような店の外観にそそられずずっと近づかないでいた。そっけない形の建物の2階にあるが(1階はサーフショップ),狭い階段の上の狭い入り口から店内に入ると中は意外に広い。店内の装飾はひたすらトロピカル。若者向けの飲み屋のようでもあり,とてもラーメンの味を期待するタイプの店ではない。「ラーメン・650円」を注文。夏場の海水浴場の売店のように,プラスチックのどんぶりで出てきそうだが,陶製のそろいの皿に乗せたどんぶりで出てきた。意外に器に凝っている。味もそう。キラキラ油が浮いてキリリと熱いそのスープは,しっかり色は醤油色なのだがタレ自体はは醤油の味に頼っていない。コクはあるがけっこう薄味と言うのが狙いのようだ。麺は中細の縮れ麺。固めで量も少なめ(スープが並々と入っているので余計そう感じるのかも)だがスープともどもキリッと締まった感じがしていい感じだ。具は海苔・メンマ・ナルトに刻みネギが多量。そして脂身のない大ぶりなチャーシューが2枚。しっかりとやわらかい上等なもの。つまり全体として意外にしっかりとこだわった感じのするラーメンだったのである。値段が高め(あと100円安ければありがたい)なのがちょっと残念。チャーシュー麺は1000円を超えるのだ。店内の壁には「TOKYO WALKER(海水浴場特集)」「AG(茨城の中古車情報誌)」「よみうりタウンニュース」等に掲載された記事が貼ってあった。けっこうメジャーな店だったんだ。海水浴最盛期の7〜8月は無休と言うから,夏場に阿字ヶ浦に来た時は寄ってみたらどうだろう。高速道路が海岸まで開通して(北関東道〜東水戸道路)ずっと近場になったことだし・・・。サーフィンは年中無休の海岸である。

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3月23日(木)現代@ひたちなか・勝田元町

スタミナ」系の店。勝田駅前ロータリー・交番脇の路地を左側(北側)に入る。向かいの角ははやはり「スタミナ」系の「大進」。間口は狭く奥に深い店。右にカウンター(手前にも2席)左にテーブル席。夫婦で営業しているようだ。平日の昼過ぎだが,場所は表通りからそこそこ奥に入った場所にあるわかりづらい店であるのにもかかわらずほぼ満席。雰囲気からして馴染み客が多いようだ。カウンターの端に座り「スタミナ冷やし・600円」を注文(大盛は650円・ダブルは750円)。この店は甘辛のあんが麺とずらすように盛られて来るのが特徴。味も甘辛より醤油を強く感じる。鶉の玉子が2個,それにタケノコも入るのも独特。レバーの量も十分であんの量も多いから,ライスをもらえばさらにどんぶりが出来そうなくらいである。麺は太麺。冷やしで食べればその食感を十分に楽しめる。メニューの展開も多彩で「スタミナ定食」「マーボー冷やし」などと言うのもあり(一般的なラーメンメニューも一通りある),基本的な味がしっかりしているから,「スタミナ系」に限らず何でも楽しめそうな店である。

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3月22日(水)かつじゅん@ひたちなか・東石川 11〜15/17〜22(金土は〜23)

ひたちなか(勝田)の6号線「寅さん」〜「スバル自動車」〜「ビバミナミ」交差点を常磐線を挟んで東西に結ぶ道の6号寄りにある。最近(3月15日)新しく出来た店のようだ。まわりは住宅地なのだが道沿いには空き地が多くゆったりしている中に,「とんこつラーメン・かつじゅん」と書いた赤い看板がよく目立つ。いかにも新築の新しい店。外観内装とも和風。右側の入り口から入ると,正面にカウンター。高い壁で仕切られた左側スペースが畳席。テーブルが3台くらい。壁に貼られたオープン時のチラシによると,どうやらここの若い店主は「赤坂ラーメン」(※)の出身のようだ。ラーメンは580円。あとはチャーシューメン(780円)だけと,茨城の店としてはメニューが絞られていて気合が入っている。スープはやはり旨味のはっきりした白濁とんこつスープ。そこそこ背脂が浮く。麺は中細の縮れ麺。ほどよく固めで食感がいい(>2000/4/1の印象は違った)。具は固めのキクラゲと青ネギ,そしてほぐれる柔らかさのチャーシュー。全体としては「ラーメン一本で勝負する」と言う意気込みとこだわりが感じられ好感が持てるが,二つ並んだ寸胴鍋の新しさと同じようにまだ発展途上と言う感じである。たぶん店主自身も「赤坂ラーメンの味」を自分の思うようには出してないと思っているのではないか。これからに期待したい。ランチタイムは半ライスがサービスになるようだ。着席するとキムチのお通しが出て来た。

※「赤坂ラーメン」・・・もともとは東京溜池交差点あたりにあった行列屋台だが,現在は赤坂の外堀通り沿いにある,食券制の立ち食いラーメン店。旨みを前面に押し出したとんこつ白濁スープのコッテリラーメン。場所柄か店主の趣味かわからないが,店内には芸能人やスポーツ関係の有名人の色紙が並ぶ(貴乃花の写真も会った)。数年前店主が「TVチャンピオン」等の番組に多数出演し(「ラーメン職人選手権」で優勝したりした),その頃から都立大学・駒沢・渋谷等に支店展開している。もっとも現在のインターネット上では「過去の店」になりつつあり,ほとんど話題にはならないが,客は安定しているようである。僕も一頃はよく通ったが(日曜深夜も営業しているので便利だった),ここ一年くらい食べていない。

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3月21日(火)寅さんラーメン@ひたちなか・市毛 11:30〜15:30/17〜21

いつもこの店では「スタミナラーメン」(スープが熱いもの)を頼んでいたのだが,そう言えば「冷やし」を食べたことないことに気づく。で,今日は「スタミナ冷やし」(630円・大盛は120円増・それ以上の麺増量はないようだ)を食べてみる。ここの麺は平麺のストレート。あんはけっこう辛い。量は多いが汁っ気も多くなる。なんか最後はぐちゃぐちゃ状態。他のスタミナ系の店では麺の食感を楽しむべく「スタミナ冷やし」を注文する僕だが,この店の場合普通のスタミナラーメンを頼んだ方が素直かなと再認識する。

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3月17日(金)青い灯@水戸・大工町  18〜翌3  日祝休

水戸の代表的な歓楽街「大工町」で昔から有名なラーメン店。その大工町交差点・交番脇の路地を飲み屋街に入り最初の路地を右に入ってすぐにある。最近まるごとビルに建て替えられた。外壁はなんとうす紫。2Fにはスナックが入り,堂々と書かれた名前は「青い灯ビル」。なるほど歓楽街。旧店舗のときからの特徴だった「斜めの格子」が入った引き戸(一瞬建物が傾いて見える)はしっかり受け継がれている。しかも自動ドア。店内はすっきりと広くなり,左に一直線のカウンター,右にテーブル席が4台並ぶ。深夜12時近くなのだが店内は活気がある。厨房にもベテラン職人風の男性が3人もいる。客層はネクタイをゆるめた真面目な感じのサラリーマン風客が多い。上司が若い部下を飲んだあとに連れてきたと言う感じ。カウンター席に座ったら小皿に漬物が出て来た。「ビール」と言わなきゃ悪いような雰囲気(時間帯?)。それでも,多種のメニューの中から,一番シンプルな正油ラーメン(650円と高め)だけを注文する。プラスチック製の大きなどんぶりに盛られてきた。しっかり醤油色のスープには多めの油の膜で,そこそこコッテリ感が出る。それにほどほど固めのストレート麺。具は小さ目の三角海苔にチャーシュー,普通の茹で玉子半分にメンマと典型的。それほどの特徴はないがしっかり作った「飲んだ後のラーメン」の王道のようなものと言うべきか。この店はなぜかコロッケ(二つで450円とこれまた高め)も有名で,一緒に注文するのが定番のようだ。連食だったので僕はパス。

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3月17日(金) 元祖じゃんがららーめん@上水戸

ふと思いついて久々に食べにいく。いつも通りじゃんがらラーメン「B辛」くらいにしようと思ったが,新メニュー「みぞれラーメン」と言うのが目に入る。義務的に注文してみる。680円。具のないデフォルトのラーメンに大葉(しその葉)に盛られた大根おろし(意図的かどうかはわからないが粗めにおろしてある)。それに大きな肉厚の梅干しがどーんとひとつ。水戸の梅だそうな。しその香り,梅の味がここのとんこつスープに合うと言えば合う。というか,この店のデフォルトのラーメンはもともとスープの味が足りないから,しそと梅の味が足された分だけ味が出ると言うべきか。どちらかというと女性向のヘルシーなラーメンと言う感じだ。ただ,普通のラーメンが480円だから,そこからチャーシューやメンマを抜いているのに,しそと梅を乗せただけで680円になってしまうのは納得いかない。この梅干はそんなに高いのだろうか?もうひとつ,新メニューとして「カレーラーメン」と言うのもあった。ここのカレーはなかなかいけるから(半カレー・280円で試してみるといい),単純にカレーをかけたラーメンと言うことはないとは思うのだがどうだろう。あと,相変わらず私語の多い店員にはあきれてしまう。厨房内で堂々と大声で話しているのだ。おそろいの赤いキャップにエプロンをするようになったのはいいが,私語についてはそれ以前の問題だと思うのだ。

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3月16日(木)味平@日立・河原子  不定休 17〜翌5

前回(とはいえ1週間前)気になった「みそラーメン」を食べてみる。どんぶりはラーメンと同じおわんのような色の黒いもの。太麺はいいのだが,スープはさらさらの味噌汁系のもの。ちょっとがっかりする。この麺ならもっと濃厚なこってりした味噌味のほうがいいと思うのだが・・・。

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3月14日(火)匠家@水戸市役所前

「ラーメン」「固め」「ほうれん草」で600円。店内は2人体制。落ち着いている。

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3月13日(月)めん屋大黒@東海・二軒茶屋

何がすごいってこの店は,あのいまや全国的に有名になったJCOの建物が見える場所(東海村「二軒茶屋」交差点)にオープンしたのがすごい。僕も含め地元の人間は「安全」を信じてこの茨城で生きていくしかないわけだから,その心意気は買いたい。つくりは以前のラーメンチェーン店の造りのまま。横に広い店で正面にカウンター。右にテーブル席。壁に「当店イチおし」と貼ってあった「大黒ラーメン・500円!」を食べてみたが,「職人」と言った感じの年配の店主がつくるそれは,言ってみれば醤油味の「タンメン」,ほどよく固めの中細麺もいい感じで,「豚肉と白菜を煮込んだ」と書いてあるだけあって,野菜炒めの旨みがスープにこってり感を出して「予想外」に美味しくいただく。けっこう具だくさんで,しっかり味のしみ込んだチャーシューもつくのがうれしい。これで500円というのもけっこう良心的かな。この店では「東の国から」が醤油味。「北の国から」が味噌味。「南の国から」が塩味とのコピーをメニューに使っていて,さらに「五目」「スタミナ」さらには「トンコツ」まである(500円〜700円といったところ)。メニュー的には絞り込まれてなくて少々不安にさせるが,おそらく中華出身の店主なのだろう。ラーメンへの「こだわり」も少し感じさせる。営業時間は一応11:00〜23:00と表示されていた。店休日は不明。国道6号・東海村「二軒茶屋」交差点を北進しすぐ左側。ビデオショップと共用の駐車場はかなり広め。スタミナ・650円,五目そば・700円等々,僕的にはまた行って他のメニューも試してみたい店だ。

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3月11日(土)ラーメン工房かさみ@ひたちなか・勝田泉町

勝田の飲み屋街の一角に昔からある店。角の入り口から入ると,奥に続くカウンター。奥に畳席でテーブルが2台。薄暗い店内でスナックのようである。正油ラーメンは500円。透き通った醤油色のスープの味は浅い。麺は縮れ麺だが明らかに茹ですぎ。具はワカメに味のないチャーシュー,メンマは少し味がおかしかった。どんぶりはそこそこ立派なのだが,店の雰囲気そのままに,全体的に「やる気」が感じられない店だ。

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3月09日(木)味平@日立・河原子 不定休 17〜翌5

R245沿いの深夜営業の店。「河原子十字路」交差点を坂を上がって北上し,左にコンビニが見えたらその先右側にある。昼に開いてるのを見たことなかったから,以前からこの店の存在はわかっていたものの印象の薄い店だった(名前が平凡なせいもある)。それもそのはず,この店は夜しか営業していないのだ。しかも閉店は朝の5時。どんな客がそんな時間に来るのだろう?店前のスペースは全くないから,道を挟んだ向かいの駐車場(空き地)にとめるしかない。入り口のガードレールの間隔が狭く入れづらい。夜間は皆スピードを出す国道(とはいえ普通の道幅)なので気をつけたほうがいい。店に向かい左隅の引き違いの戸を開けるとすぐテーブル席が二つ。その向こうに座敷が二つ。右奥にカウンター席。古いつくりである。でも店主夫婦は予想(年輩のオヤジをイメージしたいた)より若かった。カウンターの頭上に端から端までずらりと並んだメニューの中から,右端の「しょうゆラーメン・500円」を注文。外が黒で内側が朱色の大きめのおわんのようなどんぶり(プラスチックかと思ったらしっかり陶器製)に盛られたてきた。白ゴマが多量に浮いたスープはまさに醤油色。でもスープに厚みがあるので救われる。麺は固め。歯切れがよくサクサク食べられる(茹で過ぎるとすぐへなちょこになりそうだ)。具は三角海苔にメンマ,それにしっかりした厚みのチャーシューが一枚。全体として,店の外観からすれば意外にこだわりのある店かもしれない。情報に寄ればこの店には太麺もあり,みそやタンメンに使うそうな。

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3月07日(火)芳月@日立

夜になって,延々日立までクルマを走らせ,正月に食べて(2000.1.3)気に入った「ラーメン」を食べに行く。再びその貴重な背脂ラーメンに納得する。近くに選択肢がない以上,往復60kmの価値はある?。

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3月04日(土)雲仙@大洗・東光台 水休 11:30〜21:30

  エミーさんの『水戸食べ歩記』の掲示板で話題になっていた貴重な「ちゃんぽん」の店。

大洗磯前神社の下の大きな鳥居のある交差点から,明治記念館方面に坂を上がる。ゴルフ練習場の向かい。駐車場(店前の空き地)は広い。古いごちゃごちゃした割烹のような玄関。入ると大きな水槽が右にある。正面は寿司店のようなカウンターのスペースがあるが,灯りはなかった(昼1時過ぎ)。「どうぞ」と言われ靴を脱いで玄関を上がる。どこに行ったらいいのかキョロキョロしてしまうが,右側の狭い廊下の奥が15帖ほどの座敷。普通の民家の座敷のようなスペースに,木製の衝立で仕切られたテーブル席が5台。当然のように大きなカラオケセットがある。定食類が多数だが,「アンコウ鍋3000円(2名様より)」と言うのもあり(実際に先客のカップルと後から来た家族連れが頼んでいた),刺身等も豊富だから「割烹」的な雰囲気はある。目的のチャンポン・800円を注文。野菜と魚介類が豊富。白菜・もやし・ニンジン・ピーマン・キクラゲ・エビ・イカ・ホタテ・アサリ・・・・。スープはその旨みがしっかりと出たもの。味は濃い目。もう少しとろみがあって味付けが薄ければ,より僕好みかな。つるつるのストレート太麺は◎。この店の情報を発信された方に,メールで「私はあのチャンポンこそが、水戸近郊で最も美味しい(正確には最も本場の味にちかいかな?)チャンポンではないかと思っています」と紹介されたが,同感である。僕のイメージするちゃんぽんに茨城ではもっとも近いものだ。先日,「ラーメン王」石神氏の本で紹介されている東京の「来来来@三軒茶屋」でも食べたが,その時より麺の印象がいい。欲を言えばスープにもうちょっとだけ濃厚さ(味ではなく濃度・厚み)があるといいなぁと思う。麺の量ももう少しあるとありがたい。具の種類・量的には充分だろう。800円と高めだから当然かもしれないが・・・。いずれにせよまた食べてみたい店である。

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3月02日(木)ラーメン大王@東海・石神外宿 月休 11:30〜15/16〜23

国道6号線沿いの笠松運動公園を右に見て北上,東海村「石神外宿」交差点手前右側にある。駐車場はドライブイン並に広い。以前は違う名前のラーメン店があった場所。店内は広く正面にカウンターとレジがあり,右が手前側に向かってU字型の畳席。左はゆったりとテーブルが5台並ぶ。他に客がいないとなんかどこに座っていいのか迷うくらいだ。壁のあちこちにめまぐるしいくらい貼られた手書きのメニューの中から,基本どおり「ラーメン・450円」を注文。しっかり醤油色のスープはしょっぱめ。麺はストレートでやわらかめ。ダマになっていて中心部はやたら熱かった。何故?具はナルト・ほうれん草・メンマに味のないチャーシュー。特に何の感動もなく食べ終わる。そもそも700〜800円の定食メニューが多数なくらいだから,シンプルなラーメンでは勝負していない店だろう。「半チャーハン・250円」と言うのには惹かれる(食べなかったが)。「酸辣(サンラー)麺・500円」と言うのも気になった。

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