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1999年2月の食べ歩き

2月11日( えるびす@池袋/りゅうほう@神楽坂/弁慶@堀切
2月14日( とら食堂@白河/えぞっ子@水戸五軒町
2月28日( 元楽@亀戸/大勝軒@永福町/伊江呂@北小岩
2月28日( 牛若丸@浦安

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2月11日()えるびす@池袋/りゅうほう@神楽坂/弁慶@堀切
今日は「祝日」,とくれば日休のラーメン店に行きたい。最近ラーメン禁断症状がすぐでるのだ。
午前中仕事して,3時近かったけど出発(遅いからひとりで)。池袋に着いたのは結局7時頃,一番の目的は麺屋ごとうだったんだけど売り切れで閉店していて,思いのほか近くにあって営業していた「えるびす」へ行ってみる。食べて納得,これはうまい。少し塩味がきつい気もするけど,背油が浮いたラーメンで後味がいいと思ったのも珍しい。豚ばら肉が苦手だがラーメン好きな友人が,許せる背脂の限度は「えるびす」と言っていたのがよくわかった。豚肉が苦手な人に「とんこつこってり」とか「ギトギト背脂」のラーメンをすすめても無理だよね。僕は何でもOK。おかげで肥満が加速している。
まだまだ日休のラーメンをと,神楽坂の「りゅうほう」へ。レタスに鶏肉の照り焼きがのった塩味のラーメンだけど(なぜか「東京ラーメン」という)いまいちだった。スープの味がもっとはっきりしていた方が僕の好みである。
仕上げに,尾道ラーメン(今年ブレイクするのではと言われている)を食べようと,広尾の萬友へ。しかし目の前で閉店(10時30分)。スープが切れたという。今日はついてない。銀座の「銀麺亭」に行くもやはり閉店していた。何か物足りなくて,葛飾・堀切の「弁慶」であっさりラーメンが好きな人が見たら顔がゆがみそうな背脂びっしりのラーメンを食べて帰る。このとき0時40分,自宅に着いたのは3時近かった。
最近僕が参考にしているラーメン情報源はテレビ。雑誌はどの本も似たり寄ったりになってしまった。「TVチャンピオン」はもちろんNTV「峰竜太のホンの昼メシ前」やフジ「新・諸国漫遊記」・テレ東「クイズところ変れば」とかいったところ。ビデオに録画して情報をぬきだし ,インターネットでチェックして決めるわけだ。おかげで行ってみたいラーメン屋があとからあとからできる。ただしテレビでやったところははずれる率が高いという印象。
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2月14日() とら食堂@白河/えぞっ子@水戸五軒町
いつも南に出かけるので,たまには北をめざそうと家族で大子を抜け白河へ。白河なら「とら食堂」〈白河市大字双石字滝ノ尻1 月休 11〜14:30/16〜18・日祝通〜売切〉ということで探すが,非常にわかりづらい所にあった。市街地から東へ行くのだがどんどん家がまばらになっていき,「行きすぎたかな」と思う頃にある。しかも街道から右折したところで目印もなかったと思う。雑誌の簡単な地図とカーナビがあってもわかりづらかったのだ。日曜は通し営業で「麺売り切れ次第閉店」と書いてあったが,4時頃着いてもまだやっていた。最近改築したような広い店内。「手打中華」(=ラーメン)を注文。油が浮いた醤油味スープだがくどくはない。麺はいかにもという手打ちの麺。妻と「うん,うん」と言いながら例の如くスープを飲み干す。はるばる来た甲斐があった。満足の一杯。近くの南湖という小さな湖(白鳥がいたが凍っていた)の湖畔でで子供と遊び帰途につく。
帰りに地元・水戸の「えぞっ子」でしあげの一杯を食べるのが我が夫婦のすごいところである。
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2月21日() 元楽@亀戸/大勝軒@永福町/伊江呂@北小岩
「元楽」の本店は日休なので,亀戸の大きなショッピングセンター(千葉街道沿い)の中にある「元楽」亀戸店へ。看板は2階にあり目立つが,店は西側の建物1階の丸い中庭の北側にありわかりづらかった。食券を店員が取りに来なかったので呼んだら,あとで店長らしき人が「先ほどは失礼しました。サービスです」といって僕のラーメンにチャーシュウを増量してくれた。細かい心遣いはやる気が伝わり気持ちがいい。もっとも今日も食べ歩く予定だったのでちょっと困ったが・・・。肝心のラーメンははっきりした醤油味の背脂ラーメン。本店の味は食べたことがないのでわからないが,「ふーん」という感じ。決してまずいわけではないが,同種の他のラーメンと比べて際だった特徴というのも感じなかった。近くに来たらまた食べたいと思うが車が駐車しづらい。S.Cのパーキングは日曜は行列だもの・・・中庭の広場で,子供のおみやげに「たれぱんだ」のミニマグカップを2個買う。
秋葉原・池袋とまわって念願のCD-Rを購入。「えーやん」(方南町)「一歩」(杉並区成田)とまわるが閉まっていた。
井の頭通りを何となく走っていたら,大勝軒(永福町)が営業していた。ずっと日休だと思っていたので思わず入る,というか並ぶ(夜9時過ぎに6人待ちだった)。なんと20年ぶりである。食べ歩きを始めた頃来た。1978年頃,平日の午後3時でも10人以上並んでいてずいぶん待った記憶がある。ラーメンは900円(!)だが量が多い。丼もでかい。隣のアベック2組のグループは「量が多いから2杯を4人で分けて食べては・・・」と店員のお兄さんにすすめられていた。親切だと思ったが,だったら600円でもいいから半分の量で出してくれた方がいい。醤油味のスープは油がはっていてとても熱く,口の中をやけどしてしまった。「うまい」と思った和風だしのスープも,不本意ながら残してしまった。ちなみに900円でおみやげもあり,買って翌日つくってみた。スープはそのまま容器に入っていて,説明書の通り湯煎してつくったら店で食べた味とほぼ同じになった。残ったスープはおじやにしろと書いてあったが,「そのまま味わいたいスープ」とは妻の感想。他の有名店のおみやげはたいていがっかりさせられるが(例えば「桂花」とか),ここのおみやげは2人前を家族4人で食べると考えればちょうどいいかもしれない。
あと1軒と,西小松川の「阿羅漢」を探すが,閉店していた(PM11:30頃)。「東京東部のラーメン屋さん」のHPに紹介されていた北小岩の「伊江呂」へ。居酒屋風の店で,通りがかりには入りづらいかもしれない。空いていた(日曜の深夜じゃ当たり前か)。大きな丼に背脂が浮いたラーメン。見た目ほどにはくどくなかった。全体的には「ふーん」という感じ。それにしても,あまり人通りもない街道沿いのこの場所で日曜も明け方まで営業するみたいだけど,どういう人が来るのかなあと考えながら店を出た。
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2月28日() 牛若丸@浦安
家族サービスで東京ディズニーランドへ。開園から閉園まで14時間ひたすら歩き,並び,どっと疲れる。朝一番でディナーショーを予約しようとしたがもうすべて売り切れていた。並んで待たされ,高い割に旨くないTDLの食事にはいつも悩まされる。
目一杯閉園時間まで遊んだ後,高速の渋滞を避け,「東京東部のラーメン屋さん」のHPで調べておいた浦安のラーメン屋を探す。おすすめの猫実地区「孫悟空」「マルバ」「牛若丸」の中から,すぐ見つかった「牛若丸」に入る 。ホープ軒系の背油ラーメン。思いの外おいしくいただく。ホープ軒@千駄ヶ谷よりしっかりスープに味がある感じ。気にいる。また来たい。TDLの食事より何十倍も幸せを感じた。「牛若丸」だから「弁慶」@堀切と関係あるのかなと考えつつ,妻と一緒にスープを飲み干す。

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