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2001年10月の食べ歩き

10月14日( 純輝@潮来/風@西千葉/マルバ@浦安/二郎@堀切
10月08日( 大勝軒@佐貫/陽陽@三鷹/熊王@調布

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> ちなみにこの月に食べた地元の店は以下の通り ≫ 『食べ倒し日記 2001/10』

10月28日(日)えぞっ子@水戸・五軒町
10月26日(金)天天@ひたちなか・高場
10月25日(木)飛竜@水戸・吉沼
10月24日(水)えぞっ子@水戸・見和
10月23日(水)美宝@水戸・赤塚中学校前
10月22日(火)大善@水戸・泉町
10月18日(木)あいラーメン@水戸・酒門
10月17日(水)とんこつ家@ひたちなか・高場
10月16日(火)めん吉@水戸・吉沢

10月12日(金)夜来香@久慈
10月11日(木)花月@水戸・見川
10月11日(木)うまか路@常陸太田
10月06日(土)天天@ひたちなか・高場
10月05日(金)幸楽苑@水戸・元吉田
10月04日(木)宝来@ひたちなか
10月01日(月)とさや@日立:茂宮町

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 10月14日(純輝@潮来/風@西千葉/マルバ@浦安/二郎@堀切
今週は「家族でお出かけ」の順番だったのだが,上の娘の都合(ミニバスの試合だそうな)であっさりキャンセルとなる。少し前まではこういう場合,喜んで「単独行動」を楽しんだものだが,最近は複雑な気分だ。子供が大きくなっていくと言うことは楽しみである反面,何となく寂しいものなのである。元々今日は,丁度今週開催されている「東京ゲームショー@幕張」に行って,娘達(ご多分に漏れずそこそこ「ゲーム好き」)を喜ばそうと思っていただけに残念・・・。と言うわけで先週に続きまたも寂しく単独行動。例の如く朝からの仕事を片づけ,出発は12時近い。今日は「千葉のラーメン」と決めていたので,今さら行き先は変更できない(と言うか,それ以外のアイデァがない)。東関東道に乗るべく,R51を南下。鹿嶋〜潮来方面を目指す。
この機会に県東の店を開拓すべきなのだろうが,先を考えると時間がない(ショーは5時まで)。R51沿いの「純輝@潮来」が丁度いい。1時過ぎに到着。駐車場はほぼ満杯だったが,店内は半分ほどの入りだ。今日は前回2001/07/08気になった「とんこつ醤油」(570円)を+もやしでいただく(630円・+消費税)。前回に気に入った味噌の「濃厚さ」から,家系タイプのとんこつ濃度を期待していたのだが,実際は薄茶濁スープに背脂の浮いた一般的なもの。味噌ほどの濃厚なインパクトはない。表面の油の膜でスープは熱々。全体的にはしょっぱめに感じた。具はメンマ・チャーシュー・ねぎと油で炒めモヤシ。これはシャキシャキですっきりした見た目。けっこう好みだ。自家製の麺はかなり固め。味噌より細い中太麺で,中身が「つまった」感じの歯応えだ。僕のあとから来た年輩の客が,席に着くや否や,いきなり「味を薄めにして」とオーダーしていた。戸惑う店員のお兄さん。調理場から坊主にひげのごっつい人(店主?)が「何をどう薄くしたらいいんでしょうか」と聞きに出てきた。「スープを薄くなのか,タレの味を薄くなのか・・・」と言いたかったようだ。いずれにせよ,漠然とした注文でいきなり味を変えるのは不本意なのだろう。ラーメン職人ならもっともなことだと思う。
利根川を渡り千葉県に入る。大栄インターから東関東道へ。1時間ほどで湾岸幕張インター到着。1250円(愛車カプチーノは『軽』なのである)。「東京ゲームショー@幕張メッセ」入場(1200円・駐車場は1日900円)は3時過ぎ。閉館は5時なので少々短いとは思うが,この際しょうがない。僕も娘達も,以前ほどゲームに入れ込むことはなくなったのだが,ことグラフィックに関してはゲームソフトの進化にいつも感心する。同じことをパソコンで実現しようとしたらどのくらいのスペックが必要なのか(ちなみに僕は未だにP3の500MHz)と考えてしまうのだ。今日も,もうすぐ発売されると言う「プロレスのソフト」のレスラーの動きと表情に,別にプロレスファンでもないのに感心してしまった。猪木と力道山を対戦させるあたりに我ながら笑ってしまったが・・・。前作が好評だった「鬼武者2」には,なんとあの「松田優作」のキャラクターが採用されているのだが,こちらは(見た目的には)期待したほどではなかったかな。あと,印象に残ったのはソニーの「ブラボーミュージック」。単純なので下の娘(小1)でも楽しめそうだ。そんなこんなで,若者ばかりで場違いな空気を感じながらも,5時の閉館までの時間を過ごす。東側の館はまるごと子供専用の遊びのスペースだったりするので,やはり娘達を連れてきたかった。残念。
お決まりの渋滞につかまりながらも,「パーコーラーメン風@西千葉」へ。千葉大の玄関口のような西千葉駅北口出てすぐ右にある。東西に走る幹線道路沿いだ。6時過ぎには着いた。先客は4組ほど。中央の調理場に背を向けて窓を向いて座るカウンターのみの不思議な造り。店名通りの看板メニュー「パーコーラーメン」を「清湯味」で注文。内側に柄のあるどんぶりにどんとパーコー(排骨・揚げたてのロース肉)とレタスだから,見た目はかなりにぎやかだ。スープ自体は想像していたような透明なものではなく,軽く濁った醤油色で煮干しの旨味がかなり強い。具は海苔とメンマ。それにチャーシューの代わりのパーコーとレタスがのるわけだから,味的には実にややこしい。衣はサクサクで満足感はかなり高いが,麺はザックリした感じのストレート麺で,ますますパーコーが場違いな気がしてくる。メニューをよく見ると,壁のメニューは「スタンダード醤油」(豚骨ベース)と「清湯」(魚介と野菜)のパーコーメニューが中心だが,卓上のメニューには両者をブレンドした「昭和の中華そば・550円」の他,「天然天塩清湯パーコーメン・700円」「Newあさりそば・600円」等々とまるで違った展開を見せる。どうやら本来のこだわりはこちらにあるようだ。パーコーのサクサク感も捨てがたいから,また違う組み合わせで食べてみたいと感じる店である。個人的には別皿でもいいからパーコーはいただきたい。
R14の渋滞を避けて,湾岸沿いにR357経由で浦安へ。「マルバ@浦安が目的だ。20:15着。店外に溢れる若者の行列。やたらカップルが多い。カウンターのみの店内。その壁側にずらっと並んだ椅子に座って待つ内に,次々と注文を聞いていくシステム。回転は速く,席に着くとすぐ麺が出てくる。その客の注文の復唱,味の説明,システムの説明と,ひたすら甲高い声でしゃべりっ放しの若い店主。実はとあるオフ会でこの店主に会ったことがあるのだが,その時の印象はしゃべり方も振る舞いも普通の今時の若者。「この人が最近話題のあの『マルバ』の経営者なの?」と意外に思っていたくらいだ。店の中では商売に徹している印象。しかも口調はとことん「丁寧語」で,それは従業員に対してもそうだから,客として聞いていて気持がいい。立派なものだ。注文はどんぶりを乗せるアルマイトの皿で色分け。赤皿が「こってり」(こちらは背脂をあとから振るようだ)。一方「ぶっちぎり」は「ふつう」ということになる。連食だから注文したのは「ふつう」の方(680円・赤皿でも料金は同じ)。白濁したスープは思ったよりサラッとしたもの。旨味は強い。タレは控え目だ。麺も博多直送というタイプではない。粉の配合がオリジナルなのかな。茹でかたは標準で40秒だそうだから,そういう早茹での麺なのだろう。「博多ラーメン」に似て非なるものと言うことになるが,何処にも「博多」とか「長浜」とか謳っているわけでないのだから文句を言う筋あいではない。その証拠に「紅しょうが」も「辛子高菜」もないもの。あるのは「トウバンジャン」と「ニンニク」と「タレ」。要するに,ここのラーメンはオリジナルの博多「風」トンコツラーメンなのである。具は海苔とキクラゲとチャーシュー。僕としては「こってり」の方が好みかもしれない。スープを飲みきったら底にお礼の文句が書いてあった。隣の女性2人組は「飲み切りありがとうございます〜」の声。喜ぶ女の子達。でも僕は言われなかった。小柄な奥さんが場違いなくらい清楚な感じなのが印象深い。いずれにせよ,人気があるのもうなずける「勢い」を感じる店である。太った店主のパフォーマンスが作り出す店内の雰囲気も,味の内と言うことか。総合的に見れば満足感は高い。理屈ではなく「ラーメンをサクッと食ってきた〜」と言う気持ちになる。
時間的には素直にここから茨城に帰ってもよい時間なのだが,そのまま湾岸線をなんとなくお台場へ向かう。9時過ぎでは「MEGA WEB@お台場」はすでに閉館。例の観覧車の行列はと言うと,意外に行列が少ないと思ったら,すでに10時の営業終了の1時間以上前に行列制限をしていて,その残りの人が並んでいた。列はそれなりにあったから。最後尾の人はやはり10時近くになる計算なのだろう。いつ来ても1時間以上並ばねばならないことにかわりはないようだ。娘達の希望はなかなか叶えてやれそうにない。西側の「ビーナスフォート」に初めて入ってみる。女性のためのテーマパークというこの施設,石ダタミの通路とリアルな天井の青空の下に18世紀のヨーロッパの街並みを再現したもので,両脇はブティックや雑貨ショップが並び,なるほど女性は楽しめるだろう。途中に広場や噴水まであり,妻や娘達は喜びそうだ。先々月(2001/08/25)に家族でちょっと廻ったのは1Fのサンウォークだった(こちらは今風のショッピング街)から,再度連れてこよう。奥に懐かしの名車を展示した「ヒストリーガレージ」もあるから親子4人でじっくり楽しめることだろう。
さて今日の締めは「二郎@堀切」。どうも最近,どこかの「二郎」をコースに入れないと満足できなくなってきている。23:40でカウンターのみの店内は満席。今日は「つけ麺」を「あつもり」で。調理場にはにこやかな長髪の若者。笑顔で接客をこなしているから,今までとずいぶんイメージが違う。トッピングもトウガラシが卓上に置かれ,辛味に関しては任意に調節できるようになったようだ。ありがたい。根性ありの太麺は相変わらず。きっちり背脂だらけのつけ汁につけて,ぼりぼりと麺を食らうことになる。まさに豪快の一言。茹でただけの野菜も油のくどさを調節するには丁度いい。脂身たっぷりの煮バラチャーシューも素敵なアクセント。一般の人には理解しがたい味の世界(=二郎の世界)がここにある。今日は周囲の人はラーメンが多く,それを見るとそちらが食べたくなるのもいつもの通り。でも1杯が限界なのもまたいつもの通り。いつもこの店にたどり着く頃は最後の(4〜5杯目の)ラーメンの時間帯だからだ。隣の50代の人が完食していたことに感心する。ここにも往年の二郎フリークがいるようだ。
満足して帰途につく。昔は好きなCDをガンガンかけて帰るのが好きだったが,最近はあまり聞かなくなった。夜の風景を見ながら何となく考え事をするのが好きだ。トシをとったかな?
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 10月08日(大勝軒@佐貫/陽陽@三鷹/熊王@調布
先週の日曜は子供の運動会,昨日の日曜は仕事の関係でどこにも行けなかった。今日も今日とて午前中仕事。午後からやっと自由になり,久々に単独行動。昼食の時間も惜しんででかける。
まずは久しぶりに「大勝軒@佐貫」へ。「どんぶり会議」で話題の「野菜つけ麺・750円」が今日のお目当て。実はこのメニュー,「滝野川大勝軒」では野菜の水分でつけ汁が薄まったような印象を持って,ノーマルなもりそばの方がよかったかなと思ったものだが,こちらはそんなことなかった。つけ汁の甘酸味は全然弱まらず,滝野川よりいい感じ。インパクトは十分。ただでさえ具沢山のつけ汁に,みっちりつまった野菜(モヤシ&キャベツ)が盛り上がり,これだけでも普通のラーメンのようにみえる。食べる前からわくわくだ。野菜の炒め方もしゃきしゃきしていて実に僕好み。それにスライスしたチャーシューが2枚。切片もある。麺は更に噛み応えのあるものになり大満足。どんどん減っていくのが残念なくらいだ。試行錯誤していた麺もついに完成の域に達したのかと感慨もひとしお(笑)。今日の出来のこの組み合わせなら,ちょっとうるさい東京方面のフリークの方々にも自信を持ってすすめらるだろう。これが東池袋大勝軒の現在進行形の味ではないかと。こういう店が茨城にあることを誇りに思う。ところで,調理場の奥からいつもの無駄なくらい元気なご主人の甲高い声が聞こえなくてちょっと心配したのだが,それは杞憂に終わった。お弟子さんだけでもできるようになったのかな?情報では今年一杯は年中無休,駐車場は向の住友生命Pとのこと(場所を示さず『声をかけてくれ』と書いてあったからまだ不確定かもしれない)。
当然の如く東京へ。まずは「勢得@町屋」へ。ちょっと前のNTV「ホンの昼飯前」で荒川区のベストに選ばれた店だ。ネット上ではよくその店名を見かけたものの,たぶん「ラーメン本」等にはまだ掲載されていない旬の店である。6号東向島から明治通りへ。さらに尾竹橋通り。このあたりは今まであまり近づかなかった場所。それはつまり,今までラーメン的には話題にならなかった地帯と言うことになる。小雨の町屋駅にほど近いはずのこの店,・・・ない。いやあった。でも閉まっている。「売り切れ」の貼り紙。何となく予感がしていただけにあっさり納得。こんなもんだろう。クルマに戻り,次なる店をここで初めて考える。今日のメインの店に振られてしまった以上,何か意味のある店に行かなければ。すぐ近くに「最強のラーメン・300軒」掲載の「原価堂@町屋」(荒川区町屋3-8-16 月休 11:30〜14/18〜翌1)もあったのだが,それはあとで気がついた。とりあえず西へ。考えてみれば今日は祝日,「宿題のラーメン店」の「日休の店」を狙えるからと課題の「千ひろ@調布」をめざす。池袋経由で山手通り〜甲州街道を走り調布へ。が,その周囲を1週回ったのだが見つからない。閉まっていたのだ。貼り紙さえない。「こういうこともあるさ・・・」と「二郎@仙川」へ。これまた駅近くだがクルマでは近づきにくい。案の定閉まっていた。そうここは月休。今日は祝日だが月曜なのである。笑うしかない。じゃぁ次は「大山家@武蔵境」だ。カーナビの指示通り北上し,三鷹経由で連雀通り。・・・ない。もしやと思ってよくよく見ればここも月休だったのだ。ついてない時はとことんついていない。もうさすがに空腹である。こんな日曜も珍しい。三鷹近辺でラーメン店と言ったら「江ぐち@三鷹」しか思い出せない世代だが,「最強のラーメン」「ラーメン伝説」を再度確認してみると,両方で紹介されている三鷹の店があったのだ。
その「陽陽@三鷹」へ。祝日の午後9時過ぎで先客なし。連雀通りから三鷹駅に向かい南北に延びる商店街から,ちょっと東に路地を入ったところにある静かな環境。変わった感じの店主。ちょっとしゃべり方とか不思議な印象(店主じゃないかも・・・)。カウンターのみの店内は,中途半端に年季が入っている。古くもなく新しくもなくと言うこと。僕自身は今まで,まるでこの店の話題は記憶になかったのだが,雑誌等に過去に掲載された記事が,けっこうたくさん壁一面にベタベタと貼ってあった。順に見ていくと,どうやら文芸春秋の「麺’sクラブ」あたりが最初のようだ。看板メニューの「陽陽ラーメン」は600円。茹で時間はけっこう短い印象。あっという間に出てきた。肉系の油の浮いた甘めの茶濁スープに固めのストレート麺で,記事通り「第一旭@京都」の流れ(正確にはその源流の「陽龍@名古屋」だそうな)を確かに感じる。特にスタイル的には目新しさはない。でももっと前に知っていたら新しい味として納得していたかもしれない味。つまり10年くらい前の懐かしさだ。こういう甘めのスープは味的に単調になってくるが,卓上の一味を入れるとまた違った味わいが楽しめる。甘さに飽きたらお試しを。具的には,スープにはもやしが混ざっているのが特徴的。チャーシューは4〜5枚入っていた。
実はわざわざ時間もないのに都心を抜けてこの近辺に来たのにはわけがある。それは「三鷹の森・ジブリ美術館」の下見。珍しく9/16に家族で「千と千尋の神隠し」を観て以来,娘達がうるさいのだ。ただこの施設,チケットはローソンでの事前予約のみで,しかも期日&時間指定で払い戻しができない。茨城からで,しかも仕事の関係で休日の出発時間に不確定要素が多い我が家では,よほど計画を立てていかないと無理がある。その一環としての下見。美術館自体には駐車場はないのである。井の頭公園は何度か行ったことがあるが,吉祥寺駅にかなり近く,公園の北側の道でクルマでは必ず渋滞に巻き込まれた印象しかないからだ。実際,公園の南側で緑は多いが,向かい側(西側)は当然のことながら普通の住宅街&商店街である。駐車場は公園との間に公営駐車場が1つ(20台くらいだろうか),南側にコインパーキングが1つ(10台くらいか)。かなり時間に余裕を持ってこないと駐車場の確保は難しそうだ。もっとも,いつかけてもローソンへ・チケットへの電話がつながらないから,チケット購入がいつになるかは皆目見当がつかないのだが・・・。
もう一つの宿題の店,「熊王@調布」へ。なんと日曜深夜の午後11時過ぎに,客が数人小雨の中,店の外に並んでいる。こんな時間帯にわざわざ食べに来る人間なんてそうそういないだろうから,みな確信犯,行列覚悟のリピーターなのだろう。極々当然のように笑顔で並んでいるのだ。しょうゆ(500円)しお(520円)みそ(550円)にチャーシュー(1枚100円)の組み合わせ。先客の注文のしかたを聞くと「醤油一枚」と言う感じだ。さらに「入り」でネギの混じったニンニク山盛が追加される。もっともこのニンニク,柔かいチャーシューの上に盛られてくるら,味が移るのがもったいない気もする。しかもカイワレと合わさるとかなり「辛い」感じになる。「入り」にするかどうかは他の店以上にスープや具に影響があることを覚悟した方がいい。油の浮いたスープと普通の固さの縮れ麺。たしかに水準以上の店とは思うのだが,少なくとも「しょうゆ」に関しては,正直並ぶほどの店には思えなかった。注文をミスしたかなとも思ったが,けっこう「しょうゆ」の注文も多かったから,びみょうなところである。いずれにせよ,スープとともに炒めた野菜の入る「みそ」や「しお」ならまた印象は違ったかもしれない。僕がイメージしていた京王線沿いの主要駅間の小さな駅のイメージはない。まわりは思ったよりもすっきりと開けていた。もっとも僕の「イメージ」とは学生時代(20年以上前)だから,当たり前と言えば当たり前だが・・・。
新宿に着く頃は深夜0時近く。さすがにもうまっすぐ自宅に向かった。
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