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天天@ひたちなか

 天天@ひたちなか:高場855-1 月休 11:30〜14:30/17〜22(土日祝11:30〜21)<029-202-6533>

水戸に移転しました(2005/08)。水戸市笠原町976-28 月休 11:30〜14:30/17:30〜21(スープ・麺切れにて終了)<029-244-3706>。新県庁西側を南北に走る旧6号(千波街道)沿い・牛丼すき家の南側。>どんぶり会議の情報(2005/06/29)参照

茨城のうまいラーメン2】(2002/12)掲載店

2001年10月06日(土)13:15

どんぶり会議」で情報(2001/10/04)をいただいた新店。ひたちなか市北部の「高場陸橋」(斉藤自工のところ)の西側の交差点(「高場陸橋西」交差点)を佐和駅方面に400mほど北上した左側。コンビニを改装したようなすっきりした平屋で,駐車場は店前に十分。店内も広く,正面奥にカウンター,手前にテーブル席,左奥に座卓のある小あがりと,全体的にゆったりしている。お昼過ぎで6割くらいの客の入り。基本メニューの「醤油らーめん」は550円でキャッチコピーは「丸鶏ガラとたっぷりの野菜を煮込んだスープで作る昭和の中華そば」。一方この店の看板メニューの「魚こく醤油らーめん」は630円で「天然醸造醤油と秘伝魚介スープで作る究極平成の中華そば」。「味噌味」は+50円で「つけ麺」600円と言うのもあった。やはりここは「魚こく」だろう。それに+100円の「味玉」もつける。調理場は右端の狭い入口の暖簾の奥で,店主の顔は全く見えない。「武蔵@新宿」風の柄物の丸い玉丼に,しっかり醤油色のスープ。水戸周辺の店ではかなり期待させる「見た目」である。「とんこつ」プラス「魚介系」のダブルスープなんて期待しそうだが,こちらも鶏ガラスープが基本の模様。こってり感はなく,単体で飲むとやや醤油が立っている感じだが,それでもこだわりを感じさせる。「煮干し」とか「鰹節」と言った単純な分類はできない「魚介系」のプラスαの味。麺とのからみで食べるとちょうどいい印象だ。その麺が意外なくらいの太麺。しかもかなり固め。色が黄色いのが見た目的に残念だが,噛み応えのある麺でかなりインパクトがある。。これで味玉が半熟だったりすると高得点だったのだが、まわりは茶色いものの中身はしっかり茹でた卵だった。ちょっと残念。かなりあっさり食べ終わってしまったので,しばし(一瞬?)迷った末に「つけ麺」を追加注文。フロア係のお姉さんにかなり意外な顔をされたが(当たり前か),調理場に言って先に作ってくれたようだ。ありがたい。ラーメンとの値段の差(50円)から考えると,刻みノリと白ゴマがかけられた麺の量は意外に多め。冷水で締められて固さが更に強調される。ぼりぼりと言う感じだ(いい意味だ)。噛むのに苦労するくらいだ。つけ汁にはチャーシュー・メンマ・ナルトの切片が混じる。味的には「大勝軒」のような「甘辛酸味」があるわけでなく,麺の勢いで食べ進む感じ。いわば蕎麦のかえしのようなタイプだが(基本は「魚こく」ではないのかな),これに最初から容器に入ってついてくる「スープ割用のスープ」を入れると俄然ラーメンらしくなってくる。そば湯ではなく甘味のある鶏ガラスープだ。量は十分だから,余った分をそのまま飲んでみると,この店の基本の味が分かる。いずれにせよこれからが期待できる店だ。

2001年10月26日(金)13:30

昼休みに妻と行く。今日は「味噌らぁめん・600円」(「辛味噌らぁめん」は700円)を試してみる。キャッチフレーズは『厳選味噌と特製スープのハーモニーが香り高い自信作』。なるほど合わせ味噌に白ゴマのそのスープは,じんわりとダシがきいていて,その辺の一般的な「味噌ラーメン」とは一線を画する出来。メンマにチャーシューの切片が入るのもボリュームがあってありがたい。そうなると固めの太麺がやたら黄色いのが残念になってくる。店の右端のスペースは「餃子麺工房」となっているから,自家製麺と言うことになると思うのだが,そのあたりの麺に対するこだわりはないのだろうか。卵黄の黄色とも思えないのだ。妻の注文した「醤油らぁめん」は鰹ダシの和風スープ。『丸鶏ガラとたっぷりの野菜を煮込んだスープで作る昭和の中華そば』のコピー通り,前回食べた「魚こく醤油」と比べるとさっぱりした印象だ。麺も一般的な細めのもの。醤油に太麺という組み合わせは「魚こく醤油」だけになるようだ。丁寧に作った感じはするがインパクトは弱いかな。

2001年12月12日(水)13:30

久々にこの店へ。今日は「魚こく醤油らーめん」。煮干し油が効いていていい感じ。でもちょっとタレの味がストレートかな。味は濃く感じるのに厚みがない。でも全体のバランスとしてはこだわっている雰囲気があって十分だと思う。昼過ぎの時間で客はまばらだったが,何とか工夫してがんばって欲しいものだ。あと,「どんぶり会議」でもあった意見だが,調理場が奥まっていて,作っている人の顔も雰囲気も全くわからないのはちょっと残念だ。文字通り作っている人の「顔が見える」ラーメンが好きだから・・・。それにしてもこの店,昼間に南側から行くと,道路から奥まっている上に道沿いに看板もないため,非常に店の場所がわかりづらい。今日が3度目なのに,通り過ぎて佐和駅の方まで行ってしまったほど。そう言えばDMで紹介した友人から「見つからない」と返信をもらったことがある。夜は灯りで何とかわかるものの,もう少し目立つ看板でも立てた方がいいと思うのだが・・・。

2002年2月05日(火)

今日はつけ麺・600円(+30円・消費税)を。ここの太麺は実にいい。つけ汁も具沢山でいい感じだが、和風の味わいはしょっぱさだけが目立ってやや単調と言う気もする。甘味・酸味・とんこつ濃度とか欲しいところだ。もっともそれでは違うラーメンになってしまうか・・・。

2002年3月07日(木)

「どんぶり会議」で話題再燃のこの店へ。今日と明日の2日間は新作メニュー登場でなんと全品半額!メニューを変えたのかと思ったら,今までのメニューの「魚こく」系に新たに「塩」が加わり,さらに「新作こってり系」として「天天らぁめん」(豚骨醤油&豚骨塩)が追加されたから,一気にメニュー倍(以上?)に増えたことになる。新メニューの「塩」系は「自然天日塩をベースに十数種類の厳選素材を合わせじっくりと熟成された秘伝塩タレで作る」と言う能書き。「塩らあめんのイメージを変えて見さます!!」と言うチラシの言葉通り,魚系の油の浮いたそのラーメンは,ちょっと今まで茨城にはなかったタイプのラーメンである。スタイルとしては東京でも通用しそうな「今風」の味。僕が注文したのはつけ麺(魚こく塩つけ麺・650円)だったのだが,同行の妻が食べていたその「魚こく塩」の「こってり」(その後選べなくなったがこの時は「あっさり・こってり」が指定できた)の方にショックを受けて(まさに僕好みだったのだ)そちらを食べたくてしかたがなかった。つけ麺はかなりしょっぱめのつけ汁だったが,まさに極太麺とがっぷり四つという感じで麺が負けていないから食べ応えがあった。これもかなり好みである。

2002年3月09日(土)

前回,貼り紙で気になった「新作こってり系ラーメン」目的で再訪。「豚骨・丸鶏・利尾昆布等数十種類の厳選素材を軟水にてじっくり炊き込んで作るスープと天然醸造醤油,自然海塩,古式醸造味噌等で作る秘伝のタレを合わせたらぁめん。」と言う能書きの天天らぁめん・600円をいただく。軽く背脂の浮いた,きれいな白濁豚骨スープ。白ゴマ・アサツキが表面を覆う。歯切れのいい麺に厚めのほぐれる柔らかさのチャーシュー。そしてメンマ。僕の好みとしては「魚こく」系の方が好みだが,この「天天」系も悪くない。茨城では十分以上のレベルだと思う。でも,「魚こく」系のような「東京レベル」ではないかな。いずれにせよ「自家製麺,スープ,タレ,具材等まだまだおいしさを探求中です。『らぁめん天天』の味の進化にご期待ください」と言う,貼り紙での店主のセリフには,かなり説得力を感じる。開店当時の印象とだいぶ変わってきたのは,今もなお進化している,つまりさらに研究し,前進している証拠だろう。

2002年4月03日(水)

「新鮮な豚骨を大量に使い当店独自の製法にて臭みをぬきじっくり煮込んだクリーミーなスープを女性向けにアレンジした創作らぁめん。豚骨から出る本物のだしのコク,旨味をご賞味ください」と言う能書きの「白豚骨らぁめん・700円」をいただく。「女性にオススメ」だそうだ。当然白濁しているスープは少なめではっきりした味付け。甘みと胡椒が利いてる感じ。暖宝の白味噌のイメージか。ちょっと他のメニューとそぐわない感じだがこういうニーズはあるのかもしれない。具は多彩でナルト・チャーシュー・メンマ・バター・半熟味玉・もやし・コーンに万能ネギ。バターとコーンを抜いて600円位の方がいいかな。相変わらず昼時でも客はそこそこである。もう少し入ってもいい店だと思うのだが・・・。

2002年5月24日(金)

各ラーメンに「ピリ辛ちゃーしゅー飯」がついたBセットが900円。これがランチタイム(〜14:30)は800円になる。ちなみにラーメンを「魚こく」にすると+80円で「天天」だと+50円。Aセットは餃子ライスだ。その「ピリ辛ちゃーしゅー飯」は,小さめのどんぶりご飯に刻み海苔,ピリ辛の白髪葱,あさつき,白ゴマ,刻んだチャーシューがのる。透き通ったきれいなスープの「魚こく塩」は一回り太めの白く丸い麺。固めで十分に個性はあるものの,まだ未完成な感じもする。自家製でまだ試行錯誤しているような印象だ。行く度に微妙に印象は違う。具は白髪葱にほぐれ系のチャーシュー(小)。九十九里産の自然水耕栽培の「一寸法師ネギ」と言うのを使用しているようだ。

2002年6月25日(火)

魚こく塩らーめん・630円のピリ辛チャーシュー飯付きのBセットをいただく。

2002年8月02日(金)

今日は「魚こく醤油つけ麺」をいただく。「中盛・大盛り650円」と壁のメニューに書かれていたから大盛りでも650円かと思ったら+100円だった。消費税を入れると787円になる。具は半熟味玉半分にメンマとチャーシュー片。つけ汁は粉っぽい感じで温度も低め。甘味は出ているが酸味はそこそこ。僕としては好みの味なのだが,一般的にはこのタイプは意見が分かれるだろうなぁ・・・。一方麺は,コシがあるというかありすぎて噛むのに苦労するような極太麺で,それも僕にはいい感じなのだが,やはり一般には固すぎるかも・・・。東京を基準にすると,今の流行から言ってこの方向性は決して間違ってはいないのだが,茨城ではまだ難しいところかもしれない。壁に俳優・阿藤快との対談記事が貼ってあった。業界紙のような感じだ。店主は店の近くにアパートを借りて自宅に帰っていないとか。今や超有名店になった「大喜@湯島」の店主もそうだった。いずれは「水戸への出店」を考えているとか。それはそれで楽しみである。

2002年8月28日(火)

店自体が少し奥まったところにあるから,何度行っても店そのものがわかりづらい。「高場陸橋西」交差点400m北上。セブンイレブンの先左側だ。今日は「魚こく塩・630円」を(+消費税で661円)。固め太めの麺は個性的で僕的にはかなり好みなのだが,客を選ぶ麺かもしれない。相変わらず客は少ない。もっと流行ってもいいと思うのだが・・・。

2002年9月07日(土)

家族で食べに行き,天天塩(600円)に辛みそ・背脂・生にんにをくトッピング(無料)。辛味噌は別容器で出てくるのだが,ほんのちょっとでかなり辛い。とろとろのチャーシューにかかった胡椒がけっこうきいてくる。麺は「魚こく」より細目のやや平べったい一般的な中麺。家族が注文した魚こく醤油・魚こく塩・塩つけも一通り味見。つけ汁を味見した後で魚こくのスープを飲むと,一瞬薄く感じてしまったりする。人間の味覚はかくもいい加減なものだ。

2002年11月26日(火)

ラーメン本(「茨城のうまいラーメン2」)が出る前にポイントとなる店を食べておこう。魚こく醤油つけ麺をいただく。つけ汁は甘め。縁に残る節系の粉。中盛1.5玉で大盛は2玉。

2003年8月19日(火)

久しぶりにこの店に来たら,「数量限定」と言う「海老塩香麺」(750円)と言うメニューがあった。が,案の定,午後1時過ぎで売切れだったので,家族4人で魚こく醤油(630円),魚こく塩,天天味噌,魚こく塩つけめん・大盛に、ランチセットA(餃子&ライス),B(ミニチャーシュー丼)の二つを組み合わせる(平日は+250円)。つけめんのメニューには「中・大」と書いてあるが,普通盛りがあるわけではなく,麺は中盛りか大盛りの選択になるようだ。各々のメニューに特徴があって、家族でいろいろな味を楽しめた。茨城ならこれで十分だろう。きれいに平らげる。

2004年1月28日(水)

けっこう久しぶりのこの店に。今日は午後1時過ぎで満席。注文したのは魚こく醤油と魚こく塩(各630円)でピリ辛チャーシュー丼セットにする。ランチタイムだけだが,+250円でこのセットは内容的に満足度は高いだろう。魚こく塩を食べた妻は今日のスープを若干薄く感じたようだが,まぁここは元々そういうものだろう。Wスープ系の濃いトンコツではなく普通に濃いものに魚こくと言うタレを加えたと言うべきかな。

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