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西日本旅の情報

名神高速道・多賀SAの賢い利用法道後温泉本館@松山」「としだ@道後温泉

 「名神高速道・多賀SAの賢い利用法」
仮眠休憩施設「レストイン多賀」 名神高速道路多賀SA(彦根ICと八日市ICの間)
サウナ付の風呂が24時間利用できる。簡単なベッドやリクライニングチェアーのある割とゆったりした休憩室が利用でき,2時間まで600円。追加1時間ごとに100円。深夜に着いて朝まで仮眠して1000円といったところか。1〜4人用の個室もあり(25部屋),こちらは2時間まで1800〜2200円。追加1時間ごとに250〜350円で利用できる。1人なら6時間2800円ということになる。8時間を超えると3500〜4600円に固定されるので,高速をおりてビジネスホテルを探すより合理的である。バス・トイレ付の2〜4人部屋でも1泊・1人4600円が上限と考えていい。ただし,休日前などは予約で埋まってしまうらしい。連休のこの日は満室。休憩室に40台くらいあるベッドも深夜3時では一杯だった。毎月1日に先の月の予約を受け付けるみたいだ。予約の方法(何ヶ月前から予約できるか)については電話で確認して欲しい(TEL 0749-48-1233)。(1999.5.1)

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 「道後温泉本館@松山」 愛媛県松山市道後湯之町5-6 TEL089-921-5141 6:30〜23:00 無休
小説「坊ちゃん」に登場して有名になったというから年季が入っている。そもそもここの温泉は「古事記」や「万葉集」にも登場する日本最古の温泉なのだ。現在の建物も,実に渋い堂々とした木造三層楼の城郭式建築で,明治27年に建てられたという。日帰り客専用の温泉だ。ずっと憧れていた。入口脇のチケット売場で雨の中並んで入場券を買う。「神の湯」300円と「霊の湯」980円。休憩室付だとそれが620円と1240円(個室)になる。個室が満室だったので「神の湯・休憩付」にしたがこれが実によかった。2階の休憩室は30帖ほどの大広間で,北と西の2面が縁側になっており開放的。仕切のガラス戸は木製。欄干の低い手すりで囲まれる。東側は受付と売店だが全て年季の入った木造なので,タイムスリップしたような気分になる。着替えを入れる籐製の低い四角の籠と座布団がずらっと並べられ,浴衣を貸してくれるので着替えてゆっくりできる。専用の階段で1階に下りると,木製の背の高いロッカーが並ぶ脱衣所は広々としている。風呂は東西に同じ物が二つ。中央の湯が出る円筒の部分以外は新しいみたいだ。全て花崗岩でできている。泉質は硫黄を含んだアルカリ性単純泉。さらっとしていて臭いも少ないが,入っているとじわじわと暖まってくる感じがある。のぼせそうだ。浴衣に着替えて2階に上がると炭火で沸かしたというお茶がサービスされる。外側の席だったこともあって,足を縁側に投げ出して実にくつろげた。小雨がふっていたが,縁側に出ると下から観光客が写真を撮る。浴衣というのが絵になるのだろう。これで620円は安い。実に気に入った。個室よりこの大広間のざわついた感じがむしろ風情があっていいと思える。また来たい。でも遠い・・・(1999.5.4)
この本館は道後温泉のかなり奥の方にあり車で近づくのに休日など混雑は必至である。西側(愛媛大側)より南側(道後公園側)から入るのが近いと思う。本館脇に利用者用の駐車場が10台分。その脇の坂の上に臨時駐車場が40台分くらいあるようだが,一杯だとぐるっと押し出されて戻ってこれなくなる。30分100円のコインパーキングがどちらから来てもあったので,そこで空き待ちをしてとめてしまうのが一番合理的かもしれない

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 「としだ@道後温泉」 松山市道後湯之町4-18 TEL089-945-7237 10:00〜16:00 木休
ラーメン店ではない。老舗のうどん店である。老舗のうどん店というと,すっきりした醤油味で上品だけどもの足りないというパターンが多い(と僕は思う)。しかしここの肉うどん(800円)は肉の味がダシにしみこんでいて,表面には白い脂が浮き,かなりこってりとしている。背脂チャッチャッのラーメンのような感じである。コシのあるうどんによく合う。うまかった。妻が頼んだ合鴨うどんも鴨の味が明快に感じられる透き通ったつゆの一品だった。娘の頼んだざるそばのかえしも関東での味とは違った(薄味ではない・濃かったのだ)。ガイドブックに載っているこの手の老舗店は高いだけで「ふーん」という店が多いが。この店の肉うどんははあたりだった。店内は満員で僕達が入ったすぐ後に売り切れになってしまった。午後2時前だった。(1999.5.4)

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